継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

第７章 ふたたびの王都

第191話 別れ

「じゃあ気が向いたらまた来るからよろしく( ´_ゝ`)」






エレンはユーリが用意してくれた馬車に乗って、軽い感じで言った。

見送りにはユナとサナも来てくれていた。







「はぁ、エレン、今度来るときは立て籠ったりしないで、ちゃんと迎えるから。

エレンもちゃんとテオドアール辺境伯に断ってから来るんだよ。」









「ふっ( ´_ゝ`)

まぁ先のことなど誰にもわからないよ( ´_ゝ`)」







エレンは基本的にできない約束はしない。







「……かっこよさげに言ってるけど、皆きっとエレンのことを心配しているよ。

ちゃんと皆に断ってから来るんだよ。」









「エレン様！！

またいつでも遊びに来てくださいね！！」







「エレン様！！

今度はゆっくりしていってくださいね！！

そしてお茶会しましょうね！！」






ユナとサナはエレンに避難するように言われおとなしく別の部屋に移っていたが、ユーリのことを心配していた。

しかしエレンと話して少し吹っ切れた様子のユーリを見て安堵していた。








「アー( ´_ゝ`)

ソウデスネー( ´_ゝ`)

デキルトイイデスネー( ´_ゝ`)」







エレンは大変個性的なユナサナ姉妹に内心非常にびびっていたので、引き続きできない約束はせず、上っ面な会話に逃げた。








「………エレン、僕はまだ心の整理はできていないけど、逃げるのだけはやめるよ。

エレン、また手紙を書いてもいいかな？」








「ふっ( ´_ゝ`)

まぁ致し方ない！！( ´_ゝ`)！！

手紙の量はほどほどにしてね( ´_ゝ`)

じゃあまたね( ´_ゝ`)」





エレンは男前に言って王宮を去っていったのだった。