継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

てん

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第7章 ふたたびの王都

第184話 最終通告

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「お~~~い、ユーリ( ´_ゝ`)

エレンだよ~~~( ´_ゝ`)

はるばるここまで来た友人にたいしてこの態度はどうなんだ?( ´_ゝ`)?」






「…………」







「無視か!!!( ´_ゝ`)!!!

ふっ( ´_ゝ`)

まぁいいや( ´_ゝ`)

この程度の抵抗でエレンに勝てると思うなよ!!( ´_ゝ`)!!

ユーリ、最終通告だ( ´_ゝ`)

今ならまだ間に合う( ´_ゝ`)

おとなしく部屋から出てこい!!( ´_ゝ`)!!」







エレンは立て籠り犯に対するようにユーリを脅したが、部屋から返事はなかった。







「ふっ( ´_ゝ`)

最終通告はしたからね( ´_ゝ`)

まぁ後悔してももう遅い( ´_ゝ`)」







「………?」








ユーリは部屋の中でうずくまってエレンの台詞を聞いていたが、急に静かになった部屋の外の様子を扉に耳をつけてうかがった。







『エレンに会わせる顔なんてない。

……エレンも僕にあきれて帰ってしまったのかな?』






エレンとの面会を自分から拒否しておいて、ユーリはエレンが自分に見切りをつけて、怒って帰ってしまったのかと考えると悲しくなった。







『涙が出てくる。』






ユーリが部屋の扉に額をくっつけて涙ぐんでいると、どこからともなく香りがしてきた。








『??香水??』








「くっさ!!( ´_ゝ`)!!

鼻が曲がるわ!!( ´_ゝ`)!!

ハンカチで口と鼻保護しないと!!( ´_ゝ`)!!」







エレンはユーリの部屋の通風口から非常にキツイ香りの香水を気化させて、大きな団扇で部屋の中に送り込んでいた。
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