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国王いち
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「こんにちは。
ここは世界で一番の魔女の家ですか?」
「おやおやお客様とは珍しい!
たしかにここは世界で一番の魔女の家ですが、世界で一番の魔女は今留守ですよ!」
「世界で一番の魔女はどこに行ったのですか?
世界で一番の魔女はいつもどられますか?
世界で一番の魔女の家にいるあなたはどなたです?
あなたはなぜここにいるのですか?」
「世界で一番の魔女は朝方腹をたてて家出をしました!
いつもどるかわからないのが家出です!
世界で一番の魔女の家にいる私は、弟子ですよ!
ところでお客様こそどこのどなたでいらっしゃる?
ところでお客様こそなぜここにいらっしゃる?」
「これはこれは失礼しました。
世界で一番の魔女の御弟子さまとは。
私はとある国の国王です。
私は世界で一番の魔女にお願いがあってここにきました。
世界で一番の魔女はなぜ家出をされたのですか?」
「これはこれはとある国の国王さま!
ようこそ世界で一番の魔女の家に!
じつは朝方、世界で一番の魔女、ししょうと弟子の私は喧嘩をしましてね!
ししょうは腹をたてて家出をしてしまったのです!
まったくいいとしして大人げないとは思いませんか?」
「世界で一番の魔女と御弟子さまが喧嘩とは。
いったい何が原因ですか?」
「朝方ししょうが服を着ようとしたんですよ!
そしたら上から3番目のボタンが取れていましてね!
上から3番目のボタンがとれているというのは非常に微妙な問題です!
1番上か、1番下ならまだよかったのに、よりにもよって、上から3番目ですからね!
その服は私が昨日丁寧に丁寧に手で洗濯した服なんですよ!
そのあとししょうが魔法で乾かした服なんですよ!
私が洗濯した時にはたしかに上から3番目のボタンはついていたのです!
ボタンがとれたのは洗濯したあとなのですよ!
けれどししょうにそういいましたら、『私が乾かしたときにとれたと言うのか!!』と怒り出しましてね!
けれど私も引けません!
だって私は丁寧に丁寧に手で洗濯したんですよ!
洗濯した時にはたしかにボタンはついていたのです!」
ここは世界で一番の魔女の家ですか?」
「おやおやお客様とは珍しい!
たしかにここは世界で一番の魔女の家ですが、世界で一番の魔女は今留守ですよ!」
「世界で一番の魔女はどこに行ったのですか?
世界で一番の魔女はいつもどられますか?
世界で一番の魔女の家にいるあなたはどなたです?
あなたはなぜここにいるのですか?」
「世界で一番の魔女は朝方腹をたてて家出をしました!
いつもどるかわからないのが家出です!
世界で一番の魔女の家にいる私は、弟子ですよ!
ところでお客様こそどこのどなたでいらっしゃる?
ところでお客様こそなぜここにいらっしゃる?」
「これはこれは失礼しました。
世界で一番の魔女の御弟子さまとは。
私はとある国の国王です。
私は世界で一番の魔女にお願いがあってここにきました。
世界で一番の魔女はなぜ家出をされたのですか?」
「これはこれはとある国の国王さま!
ようこそ世界で一番の魔女の家に!
じつは朝方、世界で一番の魔女、ししょうと弟子の私は喧嘩をしましてね!
ししょうは腹をたてて家出をしてしまったのです!
まったくいいとしして大人げないとは思いませんか?」
「世界で一番の魔女と御弟子さまが喧嘩とは。
いったい何が原因ですか?」
「朝方ししょうが服を着ようとしたんですよ!
そしたら上から3番目のボタンが取れていましてね!
上から3番目のボタンがとれているというのは非常に微妙な問題です!
1番上か、1番下ならまだよかったのに、よりにもよって、上から3番目ですからね!
その服は私が昨日丁寧に丁寧に手で洗濯した服なんですよ!
そのあとししょうが魔法で乾かした服なんですよ!
私が洗濯した時にはたしかに上から3番目のボタンはついていたのです!
ボタンがとれたのは洗濯したあとなのですよ!
けれどししょうにそういいましたら、『私が乾かしたときにとれたと言うのか!!』と怒り出しましてね!
けれど私も引けません!
だって私は丁寧に丁寧に手で洗濯したんですよ!
洗濯した時にはたしかにボタンはついていたのです!」
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