竜の国の魔法使い

ミースの簡単な説明と おばかさん（風結）の遣らかし

世界 と 言葉

竜にも角にも、先ずは簡単な世界の説明をば。


世界　ミース（ミースガルタンシェアリ）

幻想種の竜がいる大陸　リグレッテシェルナ
魔獣種の竜がいる大陸　マース（マースグリナダ）
二つの大陸の北にある大地　ラープ（ラープセンナとラープカイナ）

幻竜王　ミースガルタンシェアリ
　最強の三竜（ミースガルタンシェアリ・ヴァレイスナ・ラカールラカ）
　東域の最強の三竜（エタルキア・ゲルブスリンク・フィフォノ）

魔竜王　マースグリナダ
　最強の三竜（マースグリナダ・イオラングリディア・エーレアリステシアゥナ）

海竜王　アグスキュラレゾン


一巡り＝七日
五巡り＝一星巡り
十星巡り＝一周期

一つ音　どこかの世界の六時くらい
四つ音　どこかの世界の十二時くらい
八つ音　どこかの世界の二十時くらい
高つ音　太陽が真上にある頃
深つ音　夜の一番深い頃

魔法具　魔力を籠めることで発動
魔具　強制的に魔力を奪って発動したり、元から籠められている魔力を使ったりと、魔法具以外の不安定な代物

竜の守護　竜に護って貰える　直接魔力を与えられる
竜の加護　直接乃至事物を通して竜の魔力の影響を得られる

魔物退治　団一つで行うもの
魔物討伐　複数の団　集団で行うもの


まともに小説を書いたのはこれが初めてだったので、
書き易いように書いてしまった風結の遣らかし言葉の意味

然（さ）しもやは　　そんなことがあろうか、いや、そうではない
然（さ）のみやは　　そうばかりもしていられようか、いや、いられない
然（さ）も候（さう）ず　　そうではありません・とんでもないことです・それもそうでしょう
然（さ）は然（さ）り乍（なが）ら　　それはそうだが
然（さ）てしも　　そのままで・それにしても
然（さ）てしも有らず　　そうしてばかりもいられない・そのままにしておくわけにもいかない
然（さ）て置きて　　それはそれとして・それはともかく
然（さ）ても　　ところで・それはそうと・それにしても　　なんとまぁ・それにしてもまぁ
然（さ）てだに　　せめてそれだけで・せめてその状態で
然（さ）てまた　　そしてまた・それからまた
然（さ）ればこそ　　案の定・思った通り・やっぱり　　だからこそ・それだから
然（さ）てこそ　　そうしてこそ・それではじめて・そういうわけで
然（さ）らずとも　　そんなことがなくても
然（さ）か　　そうか
然（さ）かし　　なるほど
然（さ）こそ言え　　そうは言っても
然（さ）らぬ顔　　何事もないような顔付
然（さ）しもの　　さすがの
然（さ）なり　　その通り
然（さ）ななり　　そのようだ・そうらしい
然（さ）なめり　　そうであろう
然（さ）なきだに　　そうでなくてさえ
然（さ）てのみ　　そうしてだけ・それっきり
然（さ）もありなん　　いかにもそうであったろう・たしかにそんなところだろう
然（しか）く　　そのように・そんなに
然（しか）あれど　　そうではあるが・そうだけれども
然（しか）あれば　　そうであるから・そうだから
然（しか）あらじ　　そうではあるまい
然（さ）あらば　　それなら・それでは
然（さ）あらぬ　　そうならない


甘心　　納得すること
居回り　　周囲
心付く　　気が付く　考えが回る
蹉跌　　失敗
想見　　想像すること
惟る　　よく考える　思いめぐらす
ゆくりなく　　思い掛けなく　突然に
あに図らんや　　意外にも（通常は「とは」を付けるのですが、使い難いので省いています）
果たせるかな　　やっぱり　思った通り
如くはない　　それに及ぶものはない　それが最も良い

思惟の湖　　考える、という類の言葉を多く使うので、比喩として使っています。
竜にも角にも　完竜　　この二つを始めとして、様々なものに「竜」を使っています。