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【二章】爆・炎・王・女
21.解釈違い
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「失礼します」
俺とシルヴィアが客間へと入ると、そこは異様な空気に包まれていた。
相変わらず目立つ赤髪をゆらゆらと揺らしながらご機嫌そうにニコニコしている王女様をよそに、対応してくれていたであろうエドワルドさんとカトリーヌさん、そしていつもの護衛二人は神妙な面持ちで沈黙していたのだ。
開けた扉をそのまま閉めたい気持ちに駆られたが、俺のことを待っていたのだろうから、そそくさとこの場を去るわけにもいかない。
仕方がないので、俺は恐る恐る王女様へと声をかけた。
「ふ、フラムローゼ王女殿下……お久しぶりです。今日はどういった要件ですか?」
「嫌ですわ、そんな他人行儀な話し方をしないでくださいな。――旦那様」
「――へ?」
旦那様って……俺のことを言ったのか?
前は呼び捨てだったよね?
「身辺整理に時間がかかってしまいましたが、本日こうやって再びお会いできたことを嬉しく思いますわ。あれほど情熱的に殿方から求められたのは初めての経験でしたので、報酬のためだとはいえ、わたくしとしてもやぶさかではなく……」
「ちょちょ、ちょっと待って。話が見えないんだけど! さっきの質問にも答えてもらってないぞ!?」
「あら、もちろん報酬の件ですわ。旦那様の望み通りのものをお届けに参りましたの」
「やっぱり報酬の話なのか。……いやでもそれらしきものが見当たらないけど。っていうかさっきから旦那様って何!? 俺のことを言ってるの!?」
報酬の件で来たのは間違いなさそうだ。
しかしそれにしては空気が重いし、ほとんど手ぶらで来ているんだが……報酬は多すぎて外に置いてきたとかかな?
「嫌ですわ……皆まで言わせないでくださいな。恥ずかしいです」
王女様はそう言いながら両手で顔を覆う。指の隙間から見える顔は赤くなっていた。
普段あれだけ堂々としているにも関わらず、今目の前にいるのは年相応の少女に見える。あまりの初々しさに、それが演技などではなく本当に恥ずかしがっているのがわかる。
「サガミ殿……君は本当にこのような報酬を望んだのかね?」
エドワルドさんが状況を把握しきれていない俺に対して語りかけてきた。
「え、いや俺は……」
「――貴様! わざわざ姫様が来てやったと言うのにその態度はなんだ!」
俺の態度が気に入らなかったらしい。護衛の一人が立ち上がり胸ぐらを掴んできた。
いや、そう言われても俺にも事情がわからんのですよ。
「ライゼルト! およしなさい!」
「ですが姫様……このような男……!」
ライゼルト……このツンツン頭の細マッチョな護衛の人はそんな名前だったらしい。
どうも俺のことが気に入らないようだ。何か気にさわることしたっけか?
「まだ正式な手続きは済ませていないとはいえ、わたくしの夫となる人ですわよ。それを承知であの態度……無礼が過ぎますわ」
「――っ! 申し訳ございません、出過ぎた真似をしました……」
――ちょっと待て、今聞き捨てならないこと言ったな。
不貞腐れたように席へと戻るライゼルトよりも、今の王女様の発言が気になって仕方がない。
夫って……俺がか?
つまり旦那様ってのは、け、けけけ結婚するってこと!?
俺がこの王女様と!?
「待って待って! いったん落ち着いて話し合おう!?」
「そうですわね、ではわたくしたちの今後について話し合いましょうか」
「会話噛み合ってないよねぇ!?」
慌てて口を挟むも、俺の言いたいことがいまいち伝わっていない。
いったいなんなんだ、誰か説明してくれ……。
助けを求めて辺りを見回すが、シルヴィアはなにやら顔面蒼白で心ここにあらずといった感じで、エドワルドさんやカトリーヌさんも頭を抱えている。
頼むよエドワルドさん。前の時はあんなに頼もしかったのに……。
――――あっ。
一つ、思い当たる節があった。
報酬の件だが、俺は『前回と同じ』みたいな感じで言ったけど、それは『ザッコブ戦で得た報酬と同じ感じのものが欲しい』という意味で言ったつもりだ。
しかし、前回の時王女様は確か『条件を対等』にすればいいと言っていたはずだ。
つまりは相手の要求していたものと同等のもの……今回王女様は『自分のものになれ』と要求してきた。
『前回と同じ』を別の意味で捉えれば、俺が王女様を自分のものにしたいと言ったのと同義になるってことか……?
まずいぞ、俺の予想が正しければこのままでは本当に結婚しかねない。
いや王女様は美人だし悪い気はしないんだけど、王族っていうのが俺には重責にしかならない。
ここは素直に、『それは王女様の勘違いですよ』と言うしかないぞ!
「あ、あのですね、王女様――」
「もう、よそよそしいですわよ旦那様。妻らしく名前で呼んでくださいな。それに……もうわたくしは王女ではありませんし」
「――へっ?」
「少しばかり城を出るのに手間取ってしまいまして、思いきって王族を辞めてきちゃいましたわ」
「――はぁ!?」
そんな屈託のない笑顔でとてつもないカミングアウトされても困るんですけど!
「今回の件、お父様にものすごーーく反対されてしまいまして……ですが一度言ったことを取り下げるのはわたくしのプライドが許しませんの。ですから家を出ましたわ。今のわたくしはただのフラムローゼですわ、ほほほ」
「ほほほじゃないでしょ!? それで大丈夫なの!?」
「優秀な兄や姉がいますもの、わたくし一人程度がいなくなったところで王家はびくともしませんわ! それにわたくし自身も旦那様に興味がありますの、後悔などありませんわ!」
そういう問題じゃなくないか!?
しかし……俺のために家族とケンカ別れまでして王族であることを捨てたんだ、今更『勘違いでした』なんて言えるわけないじゃんか……。
「ですからライゼルト……そしてレフネイトも、わたくしはもう『姫』ではないのですし、あなたももうわたくしの近衛ではないのです。今までわたくしのために働いてくれたこと感謝いたしますわ」
「ありがたきお言葉……自分にはもったいないです」
「フラムローゼ様――ぐっ……えぐっ」
ライゼルトさん男泣きしてるよ。もう一人の護衛の人は冷静そうに見えてかなり感情を抑えているように見える。
長い付き合いっぽいし、俺のせいで仲を引き裂いたようでエグい罪悪感を覚える。
しかしもう訂正できる雰囲気でも無くなってしまったし、こうなれば受け入れる他ないだろう。
王宮勤めはなんとか回避できたけど、これはこれで心労が絶えなさそうである。
――ああもう、俺の異世界生活はどうなっちゃうんだよぉぉぉぉーーーーっ!!
第二章 完
俺とシルヴィアが客間へと入ると、そこは異様な空気に包まれていた。
相変わらず目立つ赤髪をゆらゆらと揺らしながらご機嫌そうにニコニコしている王女様をよそに、対応してくれていたであろうエドワルドさんとカトリーヌさん、そしていつもの護衛二人は神妙な面持ちで沈黙していたのだ。
開けた扉をそのまま閉めたい気持ちに駆られたが、俺のことを待っていたのだろうから、そそくさとこの場を去るわけにもいかない。
仕方がないので、俺は恐る恐る王女様へと声をかけた。
「ふ、フラムローゼ王女殿下……お久しぶりです。今日はどういった要件ですか?」
「嫌ですわ、そんな他人行儀な話し方をしないでくださいな。――旦那様」
「――へ?」
旦那様って……俺のことを言ったのか?
前は呼び捨てだったよね?
「身辺整理に時間がかかってしまいましたが、本日こうやって再びお会いできたことを嬉しく思いますわ。あれほど情熱的に殿方から求められたのは初めての経験でしたので、報酬のためだとはいえ、わたくしとしてもやぶさかではなく……」
「ちょちょ、ちょっと待って。話が見えないんだけど! さっきの質問にも答えてもらってないぞ!?」
「あら、もちろん報酬の件ですわ。旦那様の望み通りのものをお届けに参りましたの」
「やっぱり報酬の話なのか。……いやでもそれらしきものが見当たらないけど。っていうかさっきから旦那様って何!? 俺のことを言ってるの!?」
報酬の件で来たのは間違いなさそうだ。
しかしそれにしては空気が重いし、ほとんど手ぶらで来ているんだが……報酬は多すぎて外に置いてきたとかかな?
「嫌ですわ……皆まで言わせないでくださいな。恥ずかしいです」
王女様はそう言いながら両手で顔を覆う。指の隙間から見える顔は赤くなっていた。
普段あれだけ堂々としているにも関わらず、今目の前にいるのは年相応の少女に見える。あまりの初々しさに、それが演技などではなく本当に恥ずかしがっているのがわかる。
「サガミ殿……君は本当にこのような報酬を望んだのかね?」
エドワルドさんが状況を把握しきれていない俺に対して語りかけてきた。
「え、いや俺は……」
「――貴様! わざわざ姫様が来てやったと言うのにその態度はなんだ!」
俺の態度が気に入らなかったらしい。護衛の一人が立ち上がり胸ぐらを掴んできた。
いや、そう言われても俺にも事情がわからんのですよ。
「ライゼルト! およしなさい!」
「ですが姫様……このような男……!」
ライゼルト……このツンツン頭の細マッチョな護衛の人はそんな名前だったらしい。
どうも俺のことが気に入らないようだ。何か気にさわることしたっけか?
「まだ正式な手続きは済ませていないとはいえ、わたくしの夫となる人ですわよ。それを承知であの態度……無礼が過ぎますわ」
「――っ! 申し訳ございません、出過ぎた真似をしました……」
――ちょっと待て、今聞き捨てならないこと言ったな。
不貞腐れたように席へと戻るライゼルトよりも、今の王女様の発言が気になって仕方がない。
夫って……俺がか?
つまり旦那様ってのは、け、けけけ結婚するってこと!?
俺がこの王女様と!?
「待って待って! いったん落ち着いて話し合おう!?」
「そうですわね、ではわたくしたちの今後について話し合いましょうか」
「会話噛み合ってないよねぇ!?」
慌てて口を挟むも、俺の言いたいことがいまいち伝わっていない。
いったいなんなんだ、誰か説明してくれ……。
助けを求めて辺りを見回すが、シルヴィアはなにやら顔面蒼白で心ここにあらずといった感じで、エドワルドさんやカトリーヌさんも頭を抱えている。
頼むよエドワルドさん。前の時はあんなに頼もしかったのに……。
――――あっ。
一つ、思い当たる節があった。
報酬の件だが、俺は『前回と同じ』みたいな感じで言ったけど、それは『ザッコブ戦で得た報酬と同じ感じのものが欲しい』という意味で言ったつもりだ。
しかし、前回の時王女様は確か『条件を対等』にすればいいと言っていたはずだ。
つまりは相手の要求していたものと同等のもの……今回王女様は『自分のものになれ』と要求してきた。
『前回と同じ』を別の意味で捉えれば、俺が王女様を自分のものにしたいと言ったのと同義になるってことか……?
まずいぞ、俺の予想が正しければこのままでは本当に結婚しかねない。
いや王女様は美人だし悪い気はしないんだけど、王族っていうのが俺には重責にしかならない。
ここは素直に、『それは王女様の勘違いですよ』と言うしかないぞ!
「あ、あのですね、王女様――」
「もう、よそよそしいですわよ旦那様。妻らしく名前で呼んでくださいな。それに……もうわたくしは王女ではありませんし」
「――へっ?」
「少しばかり城を出るのに手間取ってしまいまして、思いきって王族を辞めてきちゃいましたわ」
「――はぁ!?」
そんな屈託のない笑顔でとてつもないカミングアウトされても困るんですけど!
「今回の件、お父様にものすごーーく反対されてしまいまして……ですが一度言ったことを取り下げるのはわたくしのプライドが許しませんの。ですから家を出ましたわ。今のわたくしはただのフラムローゼですわ、ほほほ」
「ほほほじゃないでしょ!? それで大丈夫なの!?」
「優秀な兄や姉がいますもの、わたくし一人程度がいなくなったところで王家はびくともしませんわ! それにわたくし自身も旦那様に興味がありますの、後悔などありませんわ!」
そういう問題じゃなくないか!?
しかし……俺のために家族とケンカ別れまでして王族であることを捨てたんだ、今更『勘違いでした』なんて言えるわけないじゃんか……。
「ですからライゼルト……そしてレフネイトも、わたくしはもう『姫』ではないのですし、あなたももうわたくしの近衛ではないのです。今までわたくしのために働いてくれたこと感謝いたしますわ」
「ありがたきお言葉……自分にはもったいないです」
「フラムローゼ様――ぐっ……えぐっ」
ライゼルトさん男泣きしてるよ。もう一人の護衛の人は冷静そうに見えてかなり感情を抑えているように見える。
長い付き合いっぽいし、俺のせいで仲を引き裂いたようでエグい罪悪感を覚える。
しかしもう訂正できる雰囲気でも無くなってしまったし、こうなれば受け入れる他ないだろう。
王宮勤めはなんとか回避できたけど、これはこれで心労が絶えなさそうである。
――ああもう、俺の異世界生活はどうなっちゃうんだよぉぉぉぉーーーーっ!!
第二章 完
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