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【最終章 地炎激突】
会敵
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「魔光花の発光を確認! アースさん、何者かが近付いて来ます!」
「魔光花のこの光量……魔王軍と見て間違いなさそうだ。」
アースは見張り番と共に街の中心に急遽建造した物見櫓で待機していた。
その理由は、あらかじめ街の周囲に魔光花という、周囲の魔力に反応して発光する花弁を持つ植物の反応を見て、魔王軍の襲来に素早く対応するためである。
魔光花が発する光の強さは魔力濃度に比例するので、その輝きから、アースは魔王軍が来たのだと判断する。
「しかし部隊全員が真っ直ぐ突っ込んで来るとは……フレアルドらしいな」
念のため街の外周全てに魔光花を植えていたのだが、反応があったのは一ヶ所のみ。そのことから敵は分散せずに、一つにまとまって進軍していることが推測できる。
もちろん後詰めの部隊がいる可能性もあるが、フレアルドの性格上それはないだろうとアースは予想していた。
とりあえずここまでは想定どおりに事が運んでいるので、アースはほっと胸を撫で下ろす。
「よし、後は手筈どおりに頼む。俺には役目があるからな、先に向かっているぞ」
「はい。お気を付けて!」
アースは櫓を飛び降り、まずはレオナルドの元へと向かう。
途中でレオナルドと合流し、まずは魔王軍と話し合うことを試みるつもりだった。
もし話し合いで解決できるのならば、それに越したことはない。
半ば無駄であるとは感じてはいたものの、相手の目的がはっきりとはしていない以上、万が一の可能性に賭けたのだ。
「レオナルド、魔王軍が来た。すぐに向かおう」
「うむ、心得た」
アースはレオナルドと合流し、共に魔王軍の元へと走る。
しばらくすると、魔光花を意に介した様子もないフレアルドらの姿を確認できた。
木陰に身を隠しながら、アースとレオナルドは視線を交わし、お互い言葉を発することなく静かに頷く。
「待たれよ!」
レオナルドが魔王軍部隊の正面、その進路を妨げるように立ち塞がる。
「あァ……? なんだァ、テメェは」
「我輩はこの先にあるリーフェルニア領の領主、レオナルド・リーフェルニアである! そなたらは魔王軍の者かと見受けるが、この先は我が治める領地である! 一体何用か!?」
「あァ……ここの領主か、よく俺様に気が付いたなァ? 確かに用事はあるが、そこにお前の意志は関係ねェし、誰かに許可を取るつもりもねェよ」
レオナルドの頬を汗が伝う。
アースからフレアルドの事を話には聞いていたが、改めて対峙すると、その圧倒的な威圧感に膝が震えそうになる。
しかし、それを懸命に押し殺し、レオナルドは毅然とした態度を貫く。
「そうもいかん。我輩の領地は軍隊を持たない。魔王国と帝国との協定により軍事施設以外への攻撃は禁じられているはずだ! そもそも、我々は貴殿らと争う意志はない! 客人としてなら歓迎するが、そうでないならお引き取り願おう!」
「ハァ?」
レオナルドの言葉に、フレアルド以外の部隊員に動揺が走る。
それもそうだ、目の前の男は人間族でありながら、魔族である自分達を客人としてならば歓迎すると言ったのだ。
命惜しさの発言とも捉えられるかもしれないが、それでも動揺を与えるのには十分であった。
「おい……何度も言わせるなよ。俺様は誰の意見も聞かねェ! 目的を果たした後は、邪魔な領民どもを狩り尽くして、その全てを俺様の手中に収めるのさ! 目撃者を全員殺しちまえば、協定違反なんぞどうとでもなるしなァ! ハッハッハ!」
「――そうか。出来れば平和的に済ませたかったのだが、残念だ」
フレアルドの発言を受け、レオナルドは心底落胆した。
一軍を預かるものがこのような思考で良いものなのかと。
戦いになるのは予想していたことではあるが、高らかに笑うフレアルドからは、一片の慈悲も感じられない。
出来ることなら、アースと自分たちのように種族のしがらみに関係なく手を取り合うことを願っていたのだ。
しかし指揮官がこれでは、望み薄だろうと結論付ける。
「――んだァ? そのいけすかない態度はよォ! いいぜ、まずはテメェからだ! 死にやがれ!」
そう言ってフレアルドが手の平をレオナルドへと向けた瞬間、岩影で身を潜めていたアースが二人の間へと飛び出す。
「レオナルド! いったん退くぞっ! 『天地創造』!」
アースが地面に手を付き、フレアルド達の視界を覆い尽くすほどの岩壁を出現させる。
それと同時に、フレアルドの手の平から激しい炎が迸るが、アースが作った巨大な岩壁によって阻まれる形となった。
「――――クッ、クハッ! ハーッハッハ! いたぞ……! いやがった! 間違いない、今のはアースの野郎だ!」
一瞬ではあったが、フレアルドの目にはアースの姿がはっきりと見えた。
アースの生存を確認、そしてそのアースが目の前に現れたことで、フレアルドの感情は高まる一方だった。
「こんな壁を出したところで、俺様には無意味だぜ! オラァァァッ!」
先程の炎は小手調べだったと言わんばかりに、今度は両手をかざし炎を放射し続けるフレアルド。
その直撃を受けた岩壁は、ドロドロと溶けて徐々にその形を変えていく。
進路を塞ぐ壁が無くなるまでそう時間はかからなかったが、開けた視界の先には既にアースとレオナルドの姿は無かった。
「フン! 時間稼ぎのつもりか? いいぜ……とことん追いかけてやるよ……! 行くぞお前ら、全軍突撃だ! ただし、アースの野郎は俺様が殺る。絶対に手を出すんじゃねェぞ! お前らは他の人間族を皆殺しにしろ! わかったか!?」
「――了解しました。各小隊、分散して――」
「何勝手に指示してやがる! 指揮権はこの俺様にあるんだ、全員このまま突っ込め! 人間族……それも民間人相手なら小細工なんていらねェんだよ!」
「――了解、です」
隊長であるゴラウンが指示を出そうとするが、フレアルドによってゴラウンの指揮権が剥奪される。
それは今に始まったことではないが、ゴラウンは苦虫を噛み潰したような表情でそれに従う。
フレアルドを先頭に、滅戯竜隊が続く。
敵が潜むであろう、既に目視できる位置にあるリーフェルニアの街を目掛けて。
「魔光花のこの光量……魔王軍と見て間違いなさそうだ。」
アースは見張り番と共に街の中心に急遽建造した物見櫓で待機していた。
その理由は、あらかじめ街の周囲に魔光花という、周囲の魔力に反応して発光する花弁を持つ植物の反応を見て、魔王軍の襲来に素早く対応するためである。
魔光花が発する光の強さは魔力濃度に比例するので、その輝きから、アースは魔王軍が来たのだと判断する。
「しかし部隊全員が真っ直ぐ突っ込んで来るとは……フレアルドらしいな」
念のため街の外周全てに魔光花を植えていたのだが、反応があったのは一ヶ所のみ。そのことから敵は分散せずに、一つにまとまって進軍していることが推測できる。
もちろん後詰めの部隊がいる可能性もあるが、フレアルドの性格上それはないだろうとアースは予想していた。
とりあえずここまでは想定どおりに事が運んでいるので、アースはほっと胸を撫で下ろす。
「よし、後は手筈どおりに頼む。俺には役目があるからな、先に向かっているぞ」
「はい。お気を付けて!」
アースは櫓を飛び降り、まずはレオナルドの元へと向かう。
途中でレオナルドと合流し、まずは魔王軍と話し合うことを試みるつもりだった。
もし話し合いで解決できるのならば、それに越したことはない。
半ば無駄であるとは感じてはいたものの、相手の目的がはっきりとはしていない以上、万が一の可能性に賭けたのだ。
「レオナルド、魔王軍が来た。すぐに向かおう」
「うむ、心得た」
アースはレオナルドと合流し、共に魔王軍の元へと走る。
しばらくすると、魔光花を意に介した様子もないフレアルドらの姿を確認できた。
木陰に身を隠しながら、アースとレオナルドは視線を交わし、お互い言葉を発することなく静かに頷く。
「待たれよ!」
レオナルドが魔王軍部隊の正面、その進路を妨げるように立ち塞がる。
「あァ……? なんだァ、テメェは」
「我輩はこの先にあるリーフェルニア領の領主、レオナルド・リーフェルニアである! そなたらは魔王軍の者かと見受けるが、この先は我が治める領地である! 一体何用か!?」
「あァ……ここの領主か、よく俺様に気が付いたなァ? 確かに用事はあるが、そこにお前の意志は関係ねェし、誰かに許可を取るつもりもねェよ」
レオナルドの頬を汗が伝う。
アースからフレアルドの事を話には聞いていたが、改めて対峙すると、その圧倒的な威圧感に膝が震えそうになる。
しかし、それを懸命に押し殺し、レオナルドは毅然とした態度を貫く。
「そうもいかん。我輩の領地は軍隊を持たない。魔王国と帝国との協定により軍事施設以外への攻撃は禁じられているはずだ! そもそも、我々は貴殿らと争う意志はない! 客人としてなら歓迎するが、そうでないならお引き取り願おう!」
「ハァ?」
レオナルドの言葉に、フレアルド以外の部隊員に動揺が走る。
それもそうだ、目の前の男は人間族でありながら、魔族である自分達を客人としてならば歓迎すると言ったのだ。
命惜しさの発言とも捉えられるかもしれないが、それでも動揺を与えるのには十分であった。
「おい……何度も言わせるなよ。俺様は誰の意見も聞かねェ! 目的を果たした後は、邪魔な領民どもを狩り尽くして、その全てを俺様の手中に収めるのさ! 目撃者を全員殺しちまえば、協定違反なんぞどうとでもなるしなァ! ハッハッハ!」
「――そうか。出来れば平和的に済ませたかったのだが、残念だ」
フレアルドの発言を受け、レオナルドは心底落胆した。
一軍を預かるものがこのような思考で良いものなのかと。
戦いになるのは予想していたことではあるが、高らかに笑うフレアルドからは、一片の慈悲も感じられない。
出来ることなら、アースと自分たちのように種族のしがらみに関係なく手を取り合うことを願っていたのだ。
しかし指揮官がこれでは、望み薄だろうと結論付ける。
「――んだァ? そのいけすかない態度はよォ! いいぜ、まずはテメェからだ! 死にやがれ!」
そう言ってフレアルドが手の平をレオナルドへと向けた瞬間、岩影で身を潜めていたアースが二人の間へと飛び出す。
「レオナルド! いったん退くぞっ! 『天地創造』!」
アースが地面に手を付き、フレアルド達の視界を覆い尽くすほどの岩壁を出現させる。
それと同時に、フレアルドの手の平から激しい炎が迸るが、アースが作った巨大な岩壁によって阻まれる形となった。
「――――クッ、クハッ! ハーッハッハ! いたぞ……! いやがった! 間違いない、今のはアースの野郎だ!」
一瞬ではあったが、フレアルドの目にはアースの姿がはっきりと見えた。
アースの生存を確認、そしてそのアースが目の前に現れたことで、フレアルドの感情は高まる一方だった。
「こんな壁を出したところで、俺様には無意味だぜ! オラァァァッ!」
先程の炎は小手調べだったと言わんばかりに、今度は両手をかざし炎を放射し続けるフレアルド。
その直撃を受けた岩壁は、ドロドロと溶けて徐々にその形を変えていく。
進路を塞ぐ壁が無くなるまでそう時間はかからなかったが、開けた視界の先には既にアースとレオナルドの姿は無かった。
「フン! 時間稼ぎのつもりか? いいぜ……とことん追いかけてやるよ……! 行くぞお前ら、全軍突撃だ! ただし、アースの野郎は俺様が殺る。絶対に手を出すんじゃねェぞ! お前らは他の人間族を皆殺しにしろ! わかったか!?」
「――了解しました。各小隊、分散して――」
「何勝手に指示してやがる! 指揮権はこの俺様にあるんだ、全員このまま突っ込め! 人間族……それも民間人相手なら小細工なんていらねェんだよ!」
「――了解、です」
隊長であるゴラウンが指示を出そうとするが、フレアルドによってゴラウンの指揮権が剥奪される。
それは今に始まったことではないが、ゴラウンは苦虫を噛み潰したような表情でそれに従う。
フレアルドを先頭に、滅戯竜隊が続く。
敵が潜むであろう、既に目視できる位置にあるリーフェルニアの街を目掛けて。
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