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序章【文化祭編】
魔王と勇者の出現
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あれから1週間程経った平日の学校の昼休みどこもかしこもある話題でいっぱいだ。それは
「勇者ってどんなやつなんだろ、気になるよな時雨」
そう、勇者が現れたのだ。…異世界転生というものではない。ただ『勇者』という能力を持った人が出てきたということ。つまりベルと同じ能力者ということだ。
「気になるけど、今はそれよりあれを見てよ」
「ん?あれ、カナメだよな。なんであんなに元気がないんだ」
「…カナメ君どうしたの?なんだか今日は静かだけど」
「ああ、若月さんとリコか。いや、あのな…」
普段は陽気で静かな時はないこの人は石上 要(いしがみ かなめ)同じクラスでリコとは幼馴染なので必然的に私とも付き合いが長い人だが未だに私のことは若月さんと呼んでいる。
「実はこの前の日曜に兄貴と喧嘩しちまって」
「そんなの日常茶飯事でしょ。それに兄弟ならなおさら」
「そりゃあそうだけどよ。今回はちょっと事情が違うんだ」
「何かあったの要君」
「兄貴が帰ってこねぇ。もう4日も経ったんだぞ。いつもだったら、家を出ていくほどの喧嘩をしたあとでも遅くても次の日の昼には帰ってくるのによ」
「そうなんだ、でもきっと…」
“白の悪魔に殺された人間は死んでも行方不明のままだ”
「…」
「どうした時雨?」
「きっと帰ってくるはずだから、お兄さんを信じて待とう!」
「おっ、おう。そうだな、ちっ近いからいったん離れてくれ」
そう言いつつも要は自分からは手を離そうとはしていなかった。
「要と時雨は仲が良いですな~。仲が良いのはいい事ですぞ~」
「からかわないで」
リコは私と要をよくからかう。そんなこと言うから
「ーーーーッ」
要は恥ずかしそうな顔をしている
「ごめんごめん、でお兄さんの話もわかったけど勇者のこと知ってる?」
「勇者といえば子どもの頃に聞いた話があるけど何か関係があるかも、確か…」
ーーーーーーーー
昔、ある王国にたった一人の勇者がいた。
勇者は王様に忠誠を誓っていた。
勇者は王様の命に従い魔物と呼ばれる異界から攻めてくる生き物を討伐していた。
勇者は言われるがまま殺戮を繰り返し、時には人すらも殺した。
ある日のこと、異界から自らを魔王と呼ぶ者が現れた。
魔王は勇者がほしいと言った。
しかし王様は断ったので魔王は勇者にこう言った。
「お前と私は表裏一体だ。お前が生まれたから私は生まれたのだ。どちらかが死ねばもう片方も死ぬ」
魔王は異界に戻った。その後王様は勇者に言った。
「お前は私のモノであり、お前はこの国の為に生きている。異界の魔王はこの国に大量の魔物を送っている。あの魔王の言ったとおりならば、"勇者よ、この国のためにその命を捨てろ"」
こうして勇者は王様によって殺され、魔王も命を落とした。その後王国には平和が訪れた。
ーーーーーーーー
「ねぇその話子どもにはハード過ぎない?」
「まあそうなんだが、だからこの話はあんまり子どもにはしないはずなんだけど俺の親はホラーが好きでね。その影響」
「私もお父さんから聞いたことあるかも」
「なんで?あたしだけこの話知らないの?」
「でも私の場合は勇者は死ぬことが出来なくてそれは勇者と魔王の間にある繋がりが原因で、だから王様はその繋がりがある勇者に魔王を殺せと命令して、その後はどうなるんだったっけ?」
「てか結末全然違うじゃん」
「仕方ないだろもう10年くらい前に聞いた話なんだから、そういう展開がほしくて親が変えたかもしれないだろ」
「でも話が同じなのは勇者が現れたら魔王も現れる。ってことだね」
「じゃあ魔王が現れたら魔物も現れて、ここに攻めてくるじゃん」
「まあ所詮童話だから信じたところでね。それにこの国には5つの部隊があるから魔物とか現れても余裕だろうよ」
確かにこの国には5つの部隊がある。一番隊から五番隊まであり、一番隊はこの国の王様を護衛し、二番隊は王国の守備、三、四、五番隊はそれぞれ魔術、騎士、医術の最高レベルの人たちが集まって構成されている。
生前お父さんとお母さんは三番隊に所属していた。そのおかげで亡くなってしまった今も不自由のない暮らしがある程度出来ている。
「さあそれはどうかな?」
「「「あっ委員長」」」
「委員長じゃなくて学級委員だし、僕の名前は委員長じゃなくて水城 遥大(みずき ようた)です」
水城は私たちのいるクラスの学級委員で特徴的なのは身長が女子とあまり変わらない155cmということしかなく正直普通すぎる。ちなみに要は182cmで水城とは約30cmの差がある。
「それに君たち今この国の戦力が上がったとしても魔物たちも戦力が上がっているとは考えないのか」
なるほど私たちの国が発展しているなら魔物たちがいる所も発展していると考えるのか。確かに私は魔物についてよく知らないし、魔物や魔王がいる異界についても知らないから少し不安要素があるとするなら相手も強くなっていることだけど。
リコと要が顔を合わせてニヤニヤしている。
「えっ委員長ってそういうの信じる系の人なんだ」
「な、」
「そうだったんだな。すまん子どもの童話だからあんまり信じてなかったけど委員長が言うならそうなのかもな」
「いや、そういうつもりじゃ」
「こら二人とも、からかうのはやめたら?」
「ははは、ごめんね委員長。まさか委員長もこの話知ってるなんて、それにこの話にのってくるとは思わなかったから」
「委員長じゃ、もういい。とにかく、この世界にいるのは僕たちの様な人間だけとは限らない。もしかしたらもうすでに人間でない存在がいるのかも、ね、時雨さん」
「っ!そうなのかもね」
「それでは、次の授業は魔術で実技のテストがあるけど準備は出来ているかい?」
「確かゴーレムを的にしてするんだっけ」
「「なんそれ」」
まさかのリコと要はテストについて忘れていたようだ。委員長はどう出るのか
「…健闘を祈る」
流石委員長、面倒事は即座に逃げるが吉ってことですね。
「時雨、実技テストって何?!」
「なんにもしてねぇ、どうすりゃ」
「時雨」「若月さん」
「「助けてください!」」
リコと要が捨てられた猫の様な目をして私を見ている。そんな顔されたら私…
「…健闘を祈る」
逃げに徹する。これが最適解。
廊下に出て実技テストのある外に行こう。教室から嘆き声が聞こえるが気にしないでおこう。
ーーーーーーーー
???
「失礼します。魔王様、ご報告がございます」
「敬語とかやめていいよ。僕たちが目指しているのは差別のない自由な国なんだから、せめてここにいる君たちから僕には敬語を使ってほしくないな」
「…続きを、先日人界の広場にて白の悪魔を発見しました。白の悪魔は何かを企んでいる様子です」
「で、そいつと戦ったのか?どうだったんだよ白の悪魔ってやつは、強いのか?」
奥の通路から竜の様な尻尾が生えている男、竜人が現れた
「戦ってない、それより今は魔王様に報告中だ」
「ちっそうかよ、つまんねぇな」
「白の悪魔は人間に何らかの魔術をかけておりそれによって人間は、」
「どうしたの?」
「人間が魔物に近い存在にされています」
「…そうか、白の悪魔はやっぱり僕たちの敵ということだね」
「そうなります」
「ユーリ、お疲れさま。とりあえず今日は休んでほしい。それとヴァイン」
「なんですかい、魔王さんよ」
「白の悪魔の情報がほしい。今日から人界を見張って一度だけでいいから白の悪魔と対峙してくれ」
「了解」
「それと、いくつかいいことを教えておくよ。もし何かあったときのためにね」
魔王がヴァインと呼ばれる竜人に近づく。わからない人から見ると魔王はただの子どもに見える。
「何でしょうか?」
「何があってもまともに戦わないこと。必ず生きてここに戻ること。もし、大きなダメージを受けたなら人界の中でも木々が多いところに逃げるといい。きっと助けになる」
「…一応頭に入れおきます。じゃあそろそろ行ってきます」
そしてヴァインは人界に転移した。
「あれ?ヴァインは?魔王様ヴァインは?」
「ユア、ヴァインは人界に行ったんだよ」
ユアは見た目はただの女の子だが実際は19歳と人間だともう大人になる前なのだ
「ユアをおいて行ったの?なんで?」
「ヴァインは任務で行ったからユアを危険な目に合わせたくなかったんだよ」
「嫌だ!ヴァインと一緒がいい!アタシも人界に戻る!」
「ちょっと待っ、ああ行っちゃった。でもまあ大丈夫だろう。いいことを教えておいたからね」
「勇者ってどんなやつなんだろ、気になるよな時雨」
そう、勇者が現れたのだ。…異世界転生というものではない。ただ『勇者』という能力を持った人が出てきたということ。つまりベルと同じ能力者ということだ。
「気になるけど、今はそれよりあれを見てよ」
「ん?あれ、カナメだよな。なんであんなに元気がないんだ」
「…カナメ君どうしたの?なんだか今日は静かだけど」
「ああ、若月さんとリコか。いや、あのな…」
普段は陽気で静かな時はないこの人は石上 要(いしがみ かなめ)同じクラスでリコとは幼馴染なので必然的に私とも付き合いが長い人だが未だに私のことは若月さんと呼んでいる。
「実はこの前の日曜に兄貴と喧嘩しちまって」
「そんなの日常茶飯事でしょ。それに兄弟ならなおさら」
「そりゃあそうだけどよ。今回はちょっと事情が違うんだ」
「何かあったの要君」
「兄貴が帰ってこねぇ。もう4日も経ったんだぞ。いつもだったら、家を出ていくほどの喧嘩をしたあとでも遅くても次の日の昼には帰ってくるのによ」
「そうなんだ、でもきっと…」
“白の悪魔に殺された人間は死んでも行方不明のままだ”
「…」
「どうした時雨?」
「きっと帰ってくるはずだから、お兄さんを信じて待とう!」
「おっ、おう。そうだな、ちっ近いからいったん離れてくれ」
そう言いつつも要は自分からは手を離そうとはしていなかった。
「要と時雨は仲が良いですな~。仲が良いのはいい事ですぞ~」
「からかわないで」
リコは私と要をよくからかう。そんなこと言うから
「ーーーーッ」
要は恥ずかしそうな顔をしている
「ごめんごめん、でお兄さんの話もわかったけど勇者のこと知ってる?」
「勇者といえば子どもの頃に聞いた話があるけど何か関係があるかも、確か…」
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昔、ある王国にたった一人の勇者がいた。
勇者は王様に忠誠を誓っていた。
勇者は王様の命に従い魔物と呼ばれる異界から攻めてくる生き物を討伐していた。
勇者は言われるがまま殺戮を繰り返し、時には人すらも殺した。
ある日のこと、異界から自らを魔王と呼ぶ者が現れた。
魔王は勇者がほしいと言った。
しかし王様は断ったので魔王は勇者にこう言った。
「お前と私は表裏一体だ。お前が生まれたから私は生まれたのだ。どちらかが死ねばもう片方も死ぬ」
魔王は異界に戻った。その後王様は勇者に言った。
「お前は私のモノであり、お前はこの国の為に生きている。異界の魔王はこの国に大量の魔物を送っている。あの魔王の言ったとおりならば、"勇者よ、この国のためにその命を捨てろ"」
こうして勇者は王様によって殺され、魔王も命を落とした。その後王国には平和が訪れた。
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「ねぇその話子どもにはハード過ぎない?」
「まあそうなんだが、だからこの話はあんまり子どもにはしないはずなんだけど俺の親はホラーが好きでね。その影響」
「私もお父さんから聞いたことあるかも」
「なんで?あたしだけこの話知らないの?」
「でも私の場合は勇者は死ぬことが出来なくてそれは勇者と魔王の間にある繋がりが原因で、だから王様はその繋がりがある勇者に魔王を殺せと命令して、その後はどうなるんだったっけ?」
「てか結末全然違うじゃん」
「仕方ないだろもう10年くらい前に聞いた話なんだから、そういう展開がほしくて親が変えたかもしれないだろ」
「でも話が同じなのは勇者が現れたら魔王も現れる。ってことだね」
「じゃあ魔王が現れたら魔物も現れて、ここに攻めてくるじゃん」
「まあ所詮童話だから信じたところでね。それにこの国には5つの部隊があるから魔物とか現れても余裕だろうよ」
確かにこの国には5つの部隊がある。一番隊から五番隊まであり、一番隊はこの国の王様を護衛し、二番隊は王国の守備、三、四、五番隊はそれぞれ魔術、騎士、医術の最高レベルの人たちが集まって構成されている。
生前お父さんとお母さんは三番隊に所属していた。そのおかげで亡くなってしまった今も不自由のない暮らしがある程度出来ている。
「さあそれはどうかな?」
「「「あっ委員長」」」
「委員長じゃなくて学級委員だし、僕の名前は委員長じゃなくて水城 遥大(みずき ようた)です」
水城は私たちのいるクラスの学級委員で特徴的なのは身長が女子とあまり変わらない155cmということしかなく正直普通すぎる。ちなみに要は182cmで水城とは約30cmの差がある。
「それに君たち今この国の戦力が上がったとしても魔物たちも戦力が上がっているとは考えないのか」
なるほど私たちの国が発展しているなら魔物たちがいる所も発展していると考えるのか。確かに私は魔物についてよく知らないし、魔物や魔王がいる異界についても知らないから少し不安要素があるとするなら相手も強くなっていることだけど。
リコと要が顔を合わせてニヤニヤしている。
「えっ委員長ってそういうの信じる系の人なんだ」
「な、」
「そうだったんだな。すまん子どもの童話だからあんまり信じてなかったけど委員長が言うならそうなのかもな」
「いや、そういうつもりじゃ」
「こら二人とも、からかうのはやめたら?」
「ははは、ごめんね委員長。まさか委員長もこの話知ってるなんて、それにこの話にのってくるとは思わなかったから」
「委員長じゃ、もういい。とにかく、この世界にいるのは僕たちの様な人間だけとは限らない。もしかしたらもうすでに人間でない存在がいるのかも、ね、時雨さん」
「っ!そうなのかもね」
「それでは、次の授業は魔術で実技のテストがあるけど準備は出来ているかい?」
「確かゴーレムを的にしてするんだっけ」
「「なんそれ」」
まさかのリコと要はテストについて忘れていたようだ。委員長はどう出るのか
「…健闘を祈る」
流石委員長、面倒事は即座に逃げるが吉ってことですね。
「時雨、実技テストって何?!」
「なんにもしてねぇ、どうすりゃ」
「時雨」「若月さん」
「「助けてください!」」
リコと要が捨てられた猫の様な目をして私を見ている。そんな顔されたら私…
「…健闘を祈る」
逃げに徹する。これが最適解。
廊下に出て実技テストのある外に行こう。教室から嘆き声が聞こえるが気にしないでおこう。
ーーーーーーーー
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「失礼します。魔王様、ご報告がございます」
「敬語とかやめていいよ。僕たちが目指しているのは差別のない自由な国なんだから、せめてここにいる君たちから僕には敬語を使ってほしくないな」
「…続きを、先日人界の広場にて白の悪魔を発見しました。白の悪魔は何かを企んでいる様子です」
「で、そいつと戦ったのか?どうだったんだよ白の悪魔ってやつは、強いのか?」
奥の通路から竜の様な尻尾が生えている男、竜人が現れた
「戦ってない、それより今は魔王様に報告中だ」
「ちっそうかよ、つまんねぇな」
「白の悪魔は人間に何らかの魔術をかけておりそれによって人間は、」
「どうしたの?」
「人間が魔物に近い存在にされています」
「…そうか、白の悪魔はやっぱり僕たちの敵ということだね」
「そうなります」
「ユーリ、お疲れさま。とりあえず今日は休んでほしい。それとヴァイン」
「なんですかい、魔王さんよ」
「白の悪魔の情報がほしい。今日から人界を見張って一度だけでいいから白の悪魔と対峙してくれ」
「了解」
「それと、いくつかいいことを教えておくよ。もし何かあったときのためにね」
魔王がヴァインと呼ばれる竜人に近づく。わからない人から見ると魔王はただの子どもに見える。
「何でしょうか?」
「何があってもまともに戦わないこと。必ず生きてここに戻ること。もし、大きなダメージを受けたなら人界の中でも木々が多いところに逃げるといい。きっと助けになる」
「…一応頭に入れおきます。じゃあそろそろ行ってきます」
そしてヴァインは人界に転移した。
「あれ?ヴァインは?魔王様ヴァインは?」
「ユア、ヴァインは人界に行ったんだよ」
ユアは見た目はただの女の子だが実際は19歳と人間だともう大人になる前なのだ
「ユアをおいて行ったの?なんで?」
「ヴァインは任務で行ったからユアを危険な目に合わせたくなかったんだよ」
「嫌だ!ヴァインと一緒がいい!アタシも人界に戻る!」
「ちょっと待っ、ああ行っちゃった。でもまあ大丈夫だろう。いいことを教えておいたからね」
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