19 / 102
三章 依頼任務
王からの依頼
しおりを挟む
宴の次の日のこと。みんなで仲良く談笑していると王の側近が息を切らしながら談話室に走ってきた。
「緊急事態です」
「どうしたんじゃ。そんなに慌てて」
そんなことを言いつつもデザートを食べるのをやめない王様。
昨日もケーキたくさん食べてたよね? 気持ち悪くならないのかな。
「デザート食べてる場合ではないですよ! アヴァイル国とシネラリア国が戦争を始めるそうです」
「はぁぁぁぁぁ?!」
みんなどうしてこんなに驚いてるんだろう。戦争以外でも驚く要素あったのかな?
「リアン兄ちゃんは驚いてないみたいだね?」
「ロジェには言ってなかったね。僕、この世界にきてそんなに経ってないし、よく知らないから実感わかないというか……」
「そっか」
「うん」
なんかロジェといると空気が穏やかになるというか、ぽかぽかするというか。癒やされるんだよなあ。
「そこ、ほのぼのしない!!」
なんか側近の人に怒られちゃった。
「すみません」
「でもどうしてアヴァイル国とシネラリア国が戦争を? どう考えてもシネラリア国が勝つし、アヴァイル国にとっては負け戦にしかならないよね? 四天王の縄張り的にアヴァイル国がもらえるって訳じゃないし」
オリヴィアさんが話を持ってきた王の側近に疑問を呈する。
「そこなんじゃよな」
王様もオリヴィアさんに同意するように首を傾げた。
二人の疑問に答えるように側近は
「アヴァイル国の王太子がシネラリア国の王子のつがいに手を出したらしいですよ」
言った。
「アヴァイル国の王太子と言えばリュカ王子か。そんなまねする坊ちゃんには見えなかったのだがのう」
「そうだよね。だとすると、なにかそうせざる終えないことがあったって考えるのが妥当」
なんか王様もオリヴィアさんも真剣に話し始めたなあ。僕全然ついていけないや。
「リアン兄ちゃん、僕が説明してあげるよ」
ロジェ?! そのホワイトボードどこから持ってきたの?! しかもいつの間にか眼鏡かけてるし。
「まずアヴァイル国っていうのはね、人間だけの国なんだよ。それで国力的にも弱々でね。土地も痩せてるから誰も欲しがらない。一応、周辺国と貿易はしているけど魔族の国、魔国とケンカばかりしているから好印象はもたれていないかな」
「へぇ、勉強になります。ロジェ先生!」
「でね、次はシネラリア国なんだけど、この国は獣人の国なんだ。一応他の種族も暮らしているけど獣人が多いかな。
この世界では通常戦争は起きないんだ。四天王が抑止力になっているっていうのもあるけど基本的にみんな協力して暮らしていこうって考え方だから」
「うん? じゃあなんで戦争が起きてるの?」
「他の国にはバックに四天王がいるんだけどアヴァイル国にはいないんだ。あと魔族の国にもね」
「つまり、抑止力がないから戦争するってこと?」
「まあ、半分正解。今回、戦争が起きるきっかけになったのはシネラリア国の王子のつがいにアヴァイル国の王太子が手を出したことなんだ。
獣人にとってのつがいは人間で言う恋人とちょっと違っていてね。自分の半身ともいえる存在なんだ。
つまりね、つがいに手を出すと言うことは王子に手を出すのと同じくらい罪になるんだよ」
「てことは、アヴァイル国になめた態度取られて怒ったってことだよね?」
「まあ、簡単に言えばそういうこと。でも、普通国力差があったら手を出さないよね?」
「そうだね。わざわざ手を出してやられに行きたがる人はいないはずだし。もし、手を出す人がいれば馬鹿しかいないよね?」
「アヴァイル国のリュカ王子なんだけどおじいちゃんとオリヴィア姉ちゃんの話を聞く限り馬鹿ではないみたいなんだよね」
「それが今問題だってこと? でも今の話的に戦争が始まったってすぐ終わるんだから別に僕たち関係ないんじゃない?」
「そうなんだけど……。この件には裏があるんじゃないかっておじいちゃんとオリヴィア姉ちゃんは考えてるみたい」
「ふむふむ、僕には手に負えない案件ってことだね」
僕は顎に手を当て、首を上下に振った。
説明してもらってなんだけど、僕には関係ない話だよね。はっきり言ってへぇ~そうなんだとしか思わないし。
「そうかも知れないけど、関わることになりそうだよ?」
「えっ、なんで?!」
「だって、今オリヴィア姉ちゃんにおじいちゃんが調べてくるよう依頼したみたいだし」
「僕、帰っていいかな?」
僕は素早く帰り支度してこっそり帰ろうとしたがオリヴィアさんに帰る準備しているの見られてた。なんかじっと見てるし……。帰りづらいし気まずい。
この空気で出て行く勇気のなかった僕は大人しく元いた席に戻るのだった。
「じゃあ、よろしくのう。お前さんたち。無事帰ってくるんじゃよ。帰ってきたら焼き肉パーティーするのでな」
焼き肉!! やった!! 焼き肉パーティー。
単純な僕は結局、焼肉パーティーという言葉に乗せられてオリヴィアさんたちと一緒にアヴァイル国に向かうことになった。
そういうことにしといてくれ。決してオリヴィアさんに嫌われたくないとかそういうのじゃないから!!
「緊急事態です」
「どうしたんじゃ。そんなに慌てて」
そんなことを言いつつもデザートを食べるのをやめない王様。
昨日もケーキたくさん食べてたよね? 気持ち悪くならないのかな。
「デザート食べてる場合ではないですよ! アヴァイル国とシネラリア国が戦争を始めるそうです」
「はぁぁぁぁぁ?!」
みんなどうしてこんなに驚いてるんだろう。戦争以外でも驚く要素あったのかな?
「リアン兄ちゃんは驚いてないみたいだね?」
「ロジェには言ってなかったね。僕、この世界にきてそんなに経ってないし、よく知らないから実感わかないというか……」
「そっか」
「うん」
なんかロジェといると空気が穏やかになるというか、ぽかぽかするというか。癒やされるんだよなあ。
「そこ、ほのぼのしない!!」
なんか側近の人に怒られちゃった。
「すみません」
「でもどうしてアヴァイル国とシネラリア国が戦争を? どう考えてもシネラリア国が勝つし、アヴァイル国にとっては負け戦にしかならないよね? 四天王の縄張り的にアヴァイル国がもらえるって訳じゃないし」
オリヴィアさんが話を持ってきた王の側近に疑問を呈する。
「そこなんじゃよな」
王様もオリヴィアさんに同意するように首を傾げた。
二人の疑問に答えるように側近は
「アヴァイル国の王太子がシネラリア国の王子のつがいに手を出したらしいですよ」
言った。
「アヴァイル国の王太子と言えばリュカ王子か。そんなまねする坊ちゃんには見えなかったのだがのう」
「そうだよね。だとすると、なにかそうせざる終えないことがあったって考えるのが妥当」
なんか王様もオリヴィアさんも真剣に話し始めたなあ。僕全然ついていけないや。
「リアン兄ちゃん、僕が説明してあげるよ」
ロジェ?! そのホワイトボードどこから持ってきたの?! しかもいつの間にか眼鏡かけてるし。
「まずアヴァイル国っていうのはね、人間だけの国なんだよ。それで国力的にも弱々でね。土地も痩せてるから誰も欲しがらない。一応、周辺国と貿易はしているけど魔族の国、魔国とケンカばかりしているから好印象はもたれていないかな」
「へぇ、勉強になります。ロジェ先生!」
「でね、次はシネラリア国なんだけど、この国は獣人の国なんだ。一応他の種族も暮らしているけど獣人が多いかな。
この世界では通常戦争は起きないんだ。四天王が抑止力になっているっていうのもあるけど基本的にみんな協力して暮らしていこうって考え方だから」
「うん? じゃあなんで戦争が起きてるの?」
「他の国にはバックに四天王がいるんだけどアヴァイル国にはいないんだ。あと魔族の国にもね」
「つまり、抑止力がないから戦争するってこと?」
「まあ、半分正解。今回、戦争が起きるきっかけになったのはシネラリア国の王子のつがいにアヴァイル国の王太子が手を出したことなんだ。
獣人にとってのつがいは人間で言う恋人とちょっと違っていてね。自分の半身ともいえる存在なんだ。
つまりね、つがいに手を出すと言うことは王子に手を出すのと同じくらい罪になるんだよ」
「てことは、アヴァイル国になめた態度取られて怒ったってことだよね?」
「まあ、簡単に言えばそういうこと。でも、普通国力差があったら手を出さないよね?」
「そうだね。わざわざ手を出してやられに行きたがる人はいないはずだし。もし、手を出す人がいれば馬鹿しかいないよね?」
「アヴァイル国のリュカ王子なんだけどおじいちゃんとオリヴィア姉ちゃんの話を聞く限り馬鹿ではないみたいなんだよね」
「それが今問題だってこと? でも今の話的に戦争が始まったってすぐ終わるんだから別に僕たち関係ないんじゃない?」
「そうなんだけど……。この件には裏があるんじゃないかっておじいちゃんとオリヴィア姉ちゃんは考えてるみたい」
「ふむふむ、僕には手に負えない案件ってことだね」
僕は顎に手を当て、首を上下に振った。
説明してもらってなんだけど、僕には関係ない話だよね。はっきり言ってへぇ~そうなんだとしか思わないし。
「そうかも知れないけど、関わることになりそうだよ?」
「えっ、なんで?!」
「だって、今オリヴィア姉ちゃんにおじいちゃんが調べてくるよう依頼したみたいだし」
「僕、帰っていいかな?」
僕は素早く帰り支度してこっそり帰ろうとしたがオリヴィアさんに帰る準備しているの見られてた。なんかじっと見てるし……。帰りづらいし気まずい。
この空気で出て行く勇気のなかった僕は大人しく元いた席に戻るのだった。
「じゃあ、よろしくのう。お前さんたち。無事帰ってくるんじゃよ。帰ってきたら焼き肉パーティーするのでな」
焼き肉!! やった!! 焼き肉パーティー。
単純な僕は結局、焼肉パーティーという言葉に乗せられてオリヴィアさんたちと一緒にアヴァイル国に向かうことになった。
そういうことにしといてくれ。決してオリヴィアさんに嫌われたくないとかそういうのじゃないから!!
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※毎週、月、水、金曜日更新
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
※追放要素、ざまあ要素は第二章からです。

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…

誰にでもできる異世界救済 ~【トライ&エラー】と【ステータス】でニートの君も今日から勇者だ!~
平尾正和/ほーち
ファンタジー
引きこもりニート山岡勝介は、しょーもないバチ当たり行為が原因で異世界に飛ばされ、その世界を救うことを義務付けられる。罰として異世界勇者的な人外チートはないものの、死んだらステータスを維持したままスタート地点(セーブポイント)からやり直しとなる”死に戻り”と、異世界の住人には使えないステータス機能、成長チートとも呼べる成長補正を駆使し、世界を救うため、ポンコツ貧乳エルフとともにマイペースで冒険する。
※『死に戻り』と『成長チート』で異世界救済 ~バチ当たりヒキニートの異世界冒険譚~から改題しました
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる