先生と俺

春夏

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7.

7-2 ※

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side 亮太

「…先生、痛いよ…」逸る気持ちのまま強く壁に押し付けられた幸久が顔を背ける。焦り過ぎや、と見つめれば、幸久の瞳が俺を捉えた。やめないで、と、先生がしてくれるのを待ってた、と俺を誘う。その言葉と幸久の香りに抗えるわけがあれへん。痛いくらいに昂っとるのを感じる。…幸久は気づいとらんのかな。俺と同じように形を主張しとることを。

幸久をベッドに沈めて覆いかぶさる。不安と期待に揺れる瞼に口付ければ「…嬉しい。亮太の匂いがする…」と小さく呟くからもうたまらんかった。シャツのボタンをひとつずつ外すたびに軽いキスを落とせば「…もっとして」と強請る。「なんぼでもしたるよ」はだけた胸に指と舌を這わせて突起をせめる。「…ふぁ…もっと…」幸久の足が絡む。「ンぁ…ん…やぁ…ぁん」「幸久の全部、俺のモンやで。ここも」尖る乳首。「ここも」撫でたそれは服の上からでもわかるほどの染みを垂らしとる。

「全部見せてや」下を脱がせると蜜に濡れたペニスが飛び出して幸久が羞恥に顔を覆った。「…やだ…俺だけ…亮太も」先端を舌で舐め回しながら俺もベルトを外した。「あ、だめ、やだぁ…ンッ」わかっとらんな、だめだのやだだの、それが全部俺を煽っとるっちゅうこと。咥えて上下しながら自分の張り詰めたぺニスを握る。すぐにでも挿れたい。揺さぶって奥の奥まで暴いてしまいたい。性に淡白だなんて誰のことやろ…幸久だからや。俺の俺だけの運命の番は「…んっ、や、いいっ…出ちゃう、イッちゃうぅ!」と叫んで、俺の喉に弾けた。
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