邪魔はさせない

春夏

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4.学園生活始動

6.班員が決まりました

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「あの…サンディ様、えっと…ミクール様とナルジス様って、もしかして」「…やっぱりローサもそう思う?」「そりゃもう!ミクール様から好き好きオーラがダダ漏れですもん!」「だよねぇ…母様は知ってるのかしら」ナルジスの母様はうちの母様の姉。もっとも本当の母様は赤ちゃんのころに亡くなって顔も覚えていないアタシは、今の母様が本当の母様だと思ってる。「でも、お似合いですよね!」「そうなのよ!あの不愛想なナルジスが、なんなのあのニヤけ顔!」うちの領地に遊びに来ても話もしないあのナルジスが!「でも皆様、良い方達でよかったです。サンディ様、これからもよろしくお願いします」「…ローサ、2人でいる時は普通でいいのよ」「…そっか。そうだよね、よろしくサンディさん」

辺境には当然ながら魔獣が多い。女だからといって遊んでいる余裕などないのだ。サンディも父や兄と共に魔獣を倒してきた。その素材買い取りを担当していたのがローサの家だ。おおらかな…大雑把な…気質の辺境に育ったこともあり、同い年の2人はすぐに仲良くなった。持ち込まれる魔獣の解体ならローサの右に出る者はいない。「ダンジョン楽しみだなぁ。向こうにはいない魔獣とかもいるよね?」「ナルジスもチェスターもいるし、卒業までに学生用ダンジョン全制覇したいわね」「ミクール様はお強いんでしょうか?」「王族の一員だもの、ドッカンドッカンやるでしょ」馬車が辺境伯のタウンハウスに到着するまで、2人の笑い声は続く。

「ミク様にナルジス、サンディ様にローサとブロス」チェスターは身震いする。俺、この班でやっていけんのかなぁ…。剣術しか取り柄がないのに。とにかく足を引っ張らないようにしないとな。あの2人を存分にイチャイチャさせてやろうじゃないの。チェスターは日課の素振りを始めた。
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