Promised Happiness

春夏

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20. 最終章 ずっと一緒に

20-4 抱かれる素質※

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「煽ったらあかん。我慢でけへんやろ」海未の指が増やされて理久のナカがいやらしく音を立てる。「や、やだ…我慢なんかしないで、もっと…もっと触って」「!あぁもう!ホンマに!」海未が指を引き抜いたその刺激に背筋を反らして喘ぐ理久。焦らすように軽く押し当てられた海未のそれに理久の指が絡む。「海未、うみぃ…」焦点の合わない蕩けた瞳に惹き込まれて、海未の息があがる。

「んあぁっ!あ、あぁ…ぁん」一息に突き立てた海未に理久のナカが掻き回される。「…ふっ、理久、好きや」好き好きと繰り返されて、理久が無意識に海未を締め付ける。「ハッ、イく、やだ、やだぁ、いい、いいぃっ!」理久が弾けて海未の腹を濡らす。「んっ…もっとや、もっと」達したばかりの敏感な体に加わる刺激に理久は海未にしがみついて悶える。「や、ダメ、またイく、やだ、やだぁあっ!」理久がガクガクと震えて、ナカは海未を捩じ切らんばかりに収縮した。「いい、イッちゃう、こわい、イイッ!」震える理久をきつく抱きしめた海未の熱さに満たされて、理久の力が抜けた。

…やりすぎた…出したばかりの理久がエロすぎて、抑えが効かんかった。ドライまで覚えてまうとは、セックスの相性も抜群やないの?男に抱かれる素質が、いや、オレに抱かれる素質があるわ。誰にもやらん、オレはもう理久なしではあかん。理久もオレなしではあかんようにさせたる、海未は眠る理久を見つめた。
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