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11. 我慢してます
11-2 マールは上手
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「ふぁあ…楽しかった!ありがとう!」「俺もお前ら泊めてよかったよ。また来いよ」ガネと別れギルドで依頼を選んだ2人は、たまたま外出するところだったモーガンに抱えられて下まで降りる。「よいな、じっと我慢だぞ。特にマール、大人しくな、大人しくしておれよ」
「…なんでマールが大人しくしてなきゃならないんだろ?」「さっぱりわからんな。ま、そん時になればわかるやろ」「うん!行こう!」2人はヴァンに向かう山道を少し逸れて、スライムダンジョンを目指し歩き始めた。
「灯りは持っているか?スライムは弱いがな、油断するなよ」「はい。行ってきます」入り口の見張りに見送られて初めてのダンジョン探索だ。このダンジョンは形が定まっていないため、もちろん地図もない。1階は一面の泥地であった。「泥!どうしよう、マッドスライムがいるかも」「ちと面倒やけどティエラの棒で地面を叩きながら進むか。スライムが居ったらオレが倒すわ」「そだね。踏まないように気をつけないと」3度に1度はスライムが見つかる。「アハハ、もぐらたたきみたい」「こら!ブラン、先に行ったらあかん!溶かされてまうぞ」いくらスライムが弱いといっても、これだけの数、そして足場の悪さ。ようやく階段を見つけたときの2人は疲労困憊であった。
2階の草原に出て一息つく。「…もう手が上がらない…」「ホンマ、疲れたわ、休憩しよか。マッサージしたるよ」
「……ん…マール上手…」目を閉じて腕を預けるティエラに、まったく休んだ気がしないマールである。
「…なんでマールが大人しくしてなきゃならないんだろ?」「さっぱりわからんな。ま、そん時になればわかるやろ」「うん!行こう!」2人はヴァンに向かう山道を少し逸れて、スライムダンジョンを目指し歩き始めた。
「灯りは持っているか?スライムは弱いがな、油断するなよ」「はい。行ってきます」入り口の見張りに見送られて初めてのダンジョン探索だ。このダンジョンは形が定まっていないため、もちろん地図もない。1階は一面の泥地であった。「泥!どうしよう、マッドスライムがいるかも」「ちと面倒やけどティエラの棒で地面を叩きながら進むか。スライムが居ったらオレが倒すわ」「そだね。踏まないように気をつけないと」3度に1度はスライムが見つかる。「アハハ、もぐらたたきみたい」「こら!ブラン、先に行ったらあかん!溶かされてまうぞ」いくらスライムが弱いといっても、これだけの数、そして足場の悪さ。ようやく階段を見つけたときの2人は疲労困憊であった。
2階の草原に出て一息つく。「…もう手が上がらない…」「ホンマ、疲れたわ、休憩しよか。マッサージしたるよ」
「……ん…マール上手…」目を閉じて腕を預けるティエラに、まったく休んだ気がしないマールである。
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