49 / 113
7. 恋人になれる?
7-5 お気に入り
しおりを挟む
「…ブランはええなぁ。ひっついとってもティエラに嫌がられたりせえへんもんな…さ、そろそろ来るやろ。はよ会いたいわ」マールの呟きにティエラは思わず目を閉じた。ドキドキしすぎて胸が苦しい。たった今ログインしたばかりのような顔をして「お待たせ」とティエラはなんとか笑った。
「まだ宝探し続いてるよね」「リアルの今日中や、てミアが言うとったな。依頼受けて外で探してみよか」「うん!」2人はギルドに向かう。「お、来たな」「これ、お願いします」「はいよ。そうそう、お前達が来たら渡したいものがあったんだ」渡されたのは封筒。「ギルド長の部屋に突然現れたらしいんだが、“1番のお気に入りの異大陸人に渡して”って書いてあったらしくてさ、お前達に、って」中の紙には〈ギルドのお気に入り:各地のギルドでの待遇がよくなる〉と書かれていた。「…これも宝やろか」「物だけじゃないんだね。でも嬉しい!ありがとうございます」「ん?イイもん入ってたか?良かったな。じゃ、依頼、しっかりやってこいよ」「行ってきます!」
「おい、ちょっと待てよ」自分達に声をかけられているとは思いもしない2人がそのまま先へ進むと「無視すんじゃねぇよ!」と5,6人の男に周りを囲まれた。
「まだ宝探し続いてるよね」「リアルの今日中や、てミアが言うとったな。依頼受けて外で探してみよか」「うん!」2人はギルドに向かう。「お、来たな」「これ、お願いします」「はいよ。そうそう、お前達が来たら渡したいものがあったんだ」渡されたのは封筒。「ギルド長の部屋に突然現れたらしいんだが、“1番のお気に入りの異大陸人に渡して”って書いてあったらしくてさ、お前達に、って」中の紙には〈ギルドのお気に入り:各地のギルドでの待遇がよくなる〉と書かれていた。「…これも宝やろか」「物だけじゃないんだね。でも嬉しい!ありがとうございます」「ん?イイもん入ってたか?良かったな。じゃ、依頼、しっかりやってこいよ」「行ってきます!」
「おい、ちょっと待てよ」自分達に声をかけられているとは思いもしない2人がそのまま先へ進むと「無視すんじゃねぇよ!」と5,6人の男に周りを囲まれた。
1
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
目が覚めたら、カノジョの兄に迫られていた件
水野七緒
BL
ワケあってクラスメイトの女子と交際中の青野 行春(あおの ゆきはる)。そんな彼が、ある日あわや貞操の危機に。彼を襲ったのは星井夏樹(ほしい なつき)──まさかの、交際中のカノジョの「お兄さん」。だが、どうも様子がおかしくて──
※「目が覚めたら、妹の彼氏とつきあうことになっていた件」の続編(サイドストーリー)です。
※前作を読まなくてもわかるように執筆するつもりですが、前作も読んでいただけると有り難いです。
※エンドは1種類の予定ですが、2種類になるかもしれません。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる