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6. プルーフ
6-13 目覚め
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「ロイさんのおじいさんってヴァイの人だったんですか?」「ああ。若い頃、冒険者やっててさ、ガンマーに立ち寄った時にワーウルフのばあちゃんと一緒になったんだよ。んで父ちゃんが生まれて俺が孫。なんでか俺に魔狼の血が引き継がれちまって、そんならデルタンで暮らしてみるか、って越してきたってわけ」そんな話をするロイの尻尾にしがみついて、ブランが揺れを楽しんでいる。
公園に着くと、ブランがあの樹を目指して駆け出した。マールより体の大きなロイがブランを枝に乗せようと伸ばした指先に、あの青い鳥が舞い降りた。「「あ!」」マールとティエラの声が重なる。「ん?お、もしかしてじいちゃんが言ってた地護か?痛い痛い、突つくなよ」ロイが笑った。
side 青い鳥
…またきた。しろいふわふわ。ふわふわのにんげん。……しってるくうき。なつかしいにおい。…もうねていられない。一緒にいたい、起きる!
公園に着くと、ブランがあの樹を目指して駆け出した。マールより体の大きなロイがブランを枝に乗せようと伸ばした指先に、あの青い鳥が舞い降りた。「「あ!」」マールとティエラの声が重なる。「ん?お、もしかしてじいちゃんが言ってた地護か?痛い痛い、突つくなよ」ロイが笑った。
side 青い鳥
…またきた。しろいふわふわ。ふわふわのにんげん。……しってるくうき。なつかしいにおい。…もうねていられない。一緒にいたい、起きる!
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