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12. 初めてのダンジョン
実家に到着
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お祖父様たちとの夕食でまたもやパンパンになったお腹を撫でられながらおとなしく就寝。今夜はシないんだ。ホッとしたようなお預けをくらったような…もしかしたら俺ヘンタイになっちゃったのかも。やっぱり全部シキくんのせい。
「良い報告を待っている。2人とも頼んだぞ」「無理をしないでね」とお祖父様たちに送り出された俺たちは、手を繋いでシキくんのお家に向かっている。「ここを歩くのは久しぶりや。伯父上に魔法教わりに行っとってん」「…奥様目当てだったんじゃ…」「お?またヤキモチかいな。嬉しいこっちゃ」「…ほんと?ウザくない?」シキくんは返事のかわりにキスをくれた。えへへ、俺ニヤけちゃってる?シキくんもニヤニヤしながらもう1度キスをくれた。
「リュー!ヒカリ君!お帰りなさい」家の前でお母さんが手を振る。「お屋敷から連絡いただいて待ってたの。さ、入って入って」うわぁ、シキくんの家も大きい。お店もあわせたら王都のお屋敷くらい?並んでいる商品もいっぱい、お客さんもたくさん。「リューさん!お帰りなさい!」従業員の人たちに声をかけられて挨拶をかわすシキくん。俺もその横でペコペコと頭を下げる。みんな俺のことどう思ってるんだろ。仲良くしてくれるといいなぁ…
旅の話をしながら楽しくご飯。難しいマナーがなくて安心したらまた食べすぎちゃった。シキくんが「腹ごなしに案内したろ」とお店や家の中を見せてくれる。「ここが俺の部屋。なんや懐かしいわ」ベッドに腰かけたシキくんに手招きされて隣に座る。「ここでな、早よアイツに会いたい。て毎晩願っとったんよ」「…会えて良かったね」「ホンマやで。あの頃の俺に教えてやりたいわ。想像よりずっと可愛ええし、想像よりずっとエロいで、て」「…俺のエロいとこ想像してたの…?」「そらそうやろ。俺はおまえに惚れててんから。早よ会いたい、抱きしめたい、て思うてたんよ」「俺、可愛いい?」「可愛ええよ」「…俺、エロい…?」「俺が教えたんよ、て周りに自慢したいくらいや。…このベッドじゃ2人で寝られへん。夜までに取り替えてもらおな。この部屋ででける日が来るなんてなぁ…」シキくんの嬉しそうな泣きそうなタレ目。「会えて良かったね」俺はもう1度そう言ってキスをした。
「良い報告を待っている。2人とも頼んだぞ」「無理をしないでね」とお祖父様たちに送り出された俺たちは、手を繋いでシキくんのお家に向かっている。「ここを歩くのは久しぶりや。伯父上に魔法教わりに行っとってん」「…奥様目当てだったんじゃ…」「お?またヤキモチかいな。嬉しいこっちゃ」「…ほんと?ウザくない?」シキくんは返事のかわりにキスをくれた。えへへ、俺ニヤけちゃってる?シキくんもニヤニヤしながらもう1度キスをくれた。
「リュー!ヒカリ君!お帰りなさい」家の前でお母さんが手を振る。「お屋敷から連絡いただいて待ってたの。さ、入って入って」うわぁ、シキくんの家も大きい。お店もあわせたら王都のお屋敷くらい?並んでいる商品もいっぱい、お客さんもたくさん。「リューさん!お帰りなさい!」従業員の人たちに声をかけられて挨拶をかわすシキくん。俺もその横でペコペコと頭を下げる。みんな俺のことどう思ってるんだろ。仲良くしてくれるといいなぁ…
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