確率は100

春夏

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11. いざアインネートへ

覚えておいて※

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まだ塞がりきらないヒカリの蕾から漏れ出る白濁。なんつうエロさ。ヤバい、まだまだ足りん。ぶっ込んで揺さぶって鳴かせて…いや、あかんやろ、とんでもうとんねんから。こんな明るいうちから何度シたら気が済むねん………夕飯や、夕飯のしたくしよ。でもってまたシたろ。そう結論づけて俺はテントを出た。

「ヒカリ、飯でけたで…」そう声をかけた俺の目に飛び込んできたのは、悶えるヒカリの姿態。「…シキくぅん…もっとぉ…俺もうやだ…1人じゃやだよぉ…」泣きながらモノを擦り上げ中を掻き回す。「ココもココも全部シキくんのものでしょ、俺はシキくんのものでしょ!」…ヒカリがどれほど傷ついたのか俺はわかってへんかった。ヒカリがどれだけ俺を愛してくれとるのか、わかったつもりになっとっただけ。体の奥だけやない、心の奥深くに俺を受け入れてくれとんのや。「…俺のもんや…ヒカリは俺の、俺はヒカリのもんや。もう1人にせえへん」「…俺、昨日、シキくん忘れちゃった…もう俺に忘れさせないで。俺がシキくんのもので、シキくんが俺のものだって、俺は1人じゃない、ってわかりたいの…」ヒカリが蕾を拡げる。ゆっくり、ゆっくり、襞のひとつひとつに俺を刻み込む。「俺の形、覚えといて。ナニの形も、俺の心の形も」「忘れないよ。でも俺、馬鹿だから…もし忘れたら…」「思い出させたる。何度だって思い出させたるよ」「…アッ、変、あぁんっ、俺、へん、もう、もうイキそう、ファアッ!」ほとんど動いていないのに俺たちは高みに達した。心が繋がった喜びに連れていかれたんや。
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