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11. いざアインネートへ
ヒュンに到着
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ヒュンに着いたのはライトが必要になるころ。まずはギルドに立ち寄る。依頼を確認して手持ちにあるものは納品。今から大将のとこ行ったら迷惑やろか。ギルドに宿を紹介してもらい尋ねてみれば「リュー!来たか!」宿の食堂で大将がメシ食っとった。「大将!」「ひと月ぶりだな、双剣はどうだ」「おかげさんで馴染んできとります」「なんだ、ここに泊まるのか?うちに来い」「ええんですか?あ、いや、でも連れが」「かまわん。俺はまだメシの途中だ。先に行っていろ」戸惑うヒカリをつれて宿を出る。「あの人が大将?」「せやで。この剣をつくってくれたんよ。怖い人やないでな、安心し」「うん。あ、俺まだ挨拶してない」「帰ってきたらちゃんとすればええよ。さ、ここや」「うわー、すごい、鍛冶屋さん!」「俺の部屋はここ。荷物置いて俺たちも夕飯にしよか」勝手知ったる台所で準備をしていると大将が戻ってきた。「あの…俺…」「リューの運命の相手か?」「はい。ヒカリです」「…見つかったか、良かったな。大事にしろ」「離しません。この剣で守ってみせます」「鍛冶屋冥利に尽きる」大将は俺が見たことないような優しい顔でヒカリの頭をポンと叩いた。
「ヒカリは魔術師か?」「えっと、俺は…」「大丈夫、この人は信用でけるよ」ヒカリは安心したように頷いて「俺とシキくん、浄化の旅をしています」「…癒しの力…初めて会った」「珍しい力やから、って普段は治癒師ってことにしとります」「それがよかろう。悪い奴もいるからな、用心しろ。武器は杖か」ヒカリが杖を見せる。「まだ小さい獣しか倒せないんだけど…」「そのためにリューがいる。無理をするな」ヒカリが笑う。「よかった…怖い人じゃなかった。あ!」「かまわん。それにしても癒しの力とは…。見せてもらえないか」ヒカリが俺を見る。「散歩の時間やな」真っ赤になって「今日は違う!ばか!…ね、見せてもいい?」「ええよ。大将驚かせたろ」
「ヒカリは魔術師か?」「えっと、俺は…」「大丈夫、この人は信用でけるよ」ヒカリは安心したように頷いて「俺とシキくん、浄化の旅をしています」「…癒しの力…初めて会った」「珍しい力やから、って普段は治癒師ってことにしとります」「それがよかろう。悪い奴もいるからな、用心しろ。武器は杖か」ヒカリが杖を見せる。「まだ小さい獣しか倒せないんだけど…」「そのためにリューがいる。無理をするな」ヒカリが笑う。「よかった…怖い人じゃなかった。あ!」「かまわん。それにしても癒しの力とは…。見せてもらえないか」ヒカリが俺を見る。「散歩の時間やな」真っ赤になって「今日は違う!ばか!…ね、見せてもいい?」「ええよ。大将驚かせたろ」
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