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第5章
前途多難なことが多すぎるが、それでもやるつもりです 19
しおりを挟む煽りの天才がここに誕生しているなと思ったセイリオスは、自分も煽られそうになるのを必死にこらえていた。
目の前で快感におぼれ、愛されて上り詰めるいつもとは違う表情を見る。
肌の表面が合わさって汗がまじりあう。愛する人を恍惚と見ているその瞳に狂いそうになる。
俺も見て欲しいと思うと同時に、俺もこんな風に見られているのかと思うと狂ってしまいたくなる。
はあはあと息も荒く、少し上を向いてセイリオスに急所を晒しまくっているヒカリはセイリオスの肩に後ろ手で手を置いて揺さぶられている。汗で滑るからかなり強めの力で掴まれていた。
その眺めだけでも十分だとセイリオスが笑うとヒカリがちらりと見てゆっくり近づき、ちゅっと顎にキスをする。
溺れながら、しっかり自分が愛すべき人間を認識しているようで手を離さない。
二人を愛するということを、ヒカリなりに全うしようとしているのだろう。
上から覆いかぶさるようにキスをすると、喜ぶように喉が鳴った。
一度勢いよく抜かれ体を回転させられたヒカリは、セイリオスの方を向かされ、あられもない声を上げ続けさせられた。
「スピ、カっ、あう、ああ」
ピンと立っている胸の先は赤く熟れていて甘そうで、足の間で懸命に存在を主張している陰茎はフルフルとしてこちらを見上げているように思う。
目が合っている気がする。
まあ、幻覚だ。
我慢のし過ぎでそう見えるだけだろう。
見えるだけで実際はどうなのか。
目の前でイクときはイクって言うんだよと教わったヒカリが、懸命にその言葉を何度も言っている。
言ったところで止まりはしない。
「あ、イク、ん、ん、やぁ、また、いっ、うー!」
ヒカリのペニスの先からぴゅぴゅと白濁としたものが飛び出し、セイリオスの腹を汚した。
手伝ってやろうと思って、その甘そうな方に舌を伸ばした。
「―――っ! あ、あ、セイリオス。やぁっ、ち、くび、たべ、ないで」
舌でぬるりと舐めた後、先でぐりぐりと芯を確かめるとヒカリが首を振ってそう言う。
頭をぎゅうっと両腕で抱きしめられる。思わずれろっと舌を動かしてしまうと少しイったのか、下の方の先端からまた濡れる気配がした。だが、離されることがないのでそのまま少しくぼんだ所を再びぐりぐりと攻めた。
「ひ、ひ。ちくび、つぶれ、ちゃっ、ひゃ゛あ゛」
つぶれてしまうのは気持ちがよすぎるのかと思い、次は口をすぼめて吸ってみると腰がより一層動いた。ヒカリ越しに目が合ったスピカがちょっとキレているのがわかる。
もう少し長くいたくて、何度も気持ちいいって言ってほしくて。いかせたくてあれこれしているのに、セイリオスに乳首をいじられて甘イキを何度も食らわせられて、ちょっとキレてるんだろう。
どうやら俺もスピカを煽ってしまったようで、ヒカリが言葉にならない気持ちいいの音を上げる。
先ほどよりも少し早く、肌を打つ音がパンパンと聞こえる。
ヒカリを支えているセイリオスはその衝撃が伝わって、ちゃんとスピカが手加減して、理性を失っていないことを確認する。
ちらりと上を見上げるとヒカリの喉仏と顎が見えた。
あれも齧ってやりたいと思いながら、舌の中にある尖りを軽く転がした。
「ヒカリ、俺もう」
「あ、ん、ん―――っ」
ヒカリだけじゃない重さが少し増えてセイリオスにヒカリが凭れ掛かった。
ビクビクと体を震わし、口からは熱い息が短い周期でこぼれおちていく。じんわり汗をかいて張り付いて前髪を梳いて額にちゅうをする。
スピカがイッたと同時にヒカリもイッたのかセイリオスのズボンがさらに汚れていた。
このまま背中をポンポンと撫でると、瞼がゆっくり降りた。
「お前、確信犯だろ」
「何が? 」
「今日は俺だけにさせるつもりだったんだろうって言ってんの」
「さあな。ヒカリが寝てしまったから今日はおしまいだな」
「お前は相当マゾだわ。我慢のし過ぎでチンコ死んでも知らねえから」
スピカが陰茎に装着したゴムを引っ張って取る。中には精液がタプタプと入っているから破れたりはしなかったのだろう。
指先でゴムをつまんで中身が出ないように結んでいるものをスピカがまじまじと見ている。この間ボールを作るときに派生でできた避妊具の一種である。
これをそのまま陰茎に被せて中に挿入したら、浄化も何もいらないんじゃないだろうか。そうしてスピカと相談して何とか今日に間に合った。
セイリオスにもたれかかっていたヒカリがもぞりと動く。寝かせようと背を撫でようとしたらぺろりと鎖骨を舐められた。
「ひか」
「せいりおす、ちんこ、しんじゃ、う?」
「――っ死なない。大丈夫、気にするな」
「でもすぴかが、がまんって」
「例えだ。比喩、ほんとに死ぬわけじゃない」
「ほんと? セイリオス、がまんしてない?」
「ああ、全然元気だ」
「よかった」
ふにゃっと笑い、ヒカリがセイリオスにキスをして、ゆらっと起き上がりスピカの方を向く。
「すぴか? あれ、れ? えと、ちょとまてて。あとでね」
「ん?」
「つぎは、せいりおすのばんだから。へへ」
そのまま、セイリオスの腹を撫で、下腹部に手を伸ばした
それをセイリオスが掴んで止めた。
「ん? どうしたの、セイリオス?」
「いや、その。何を?」
「なにって、せいりおすと、えち、するから? 服きてたらできない、でしょ? フフ、変なの」
と笑い、離されない手を見て少し首をかしげる。唖然としているセイリオスと目が合って二、三回瞬きをした。
そして、じわじわと顔を赤くした。
途端に目を逸らし、セイリオスの上から飛び降りた。そして目をぐるぐるさせて、意味もなく手を上げて故郷の言葉がこぼれる。
『あ、ごめ、その、てっきり、せいりおすともできると思ってたから。あ、あれ? 普通はしない? え! わ、忘れて? そ、その、普通は一日一回とかなの? ちょっと自分の性欲と相談したほうがいいかも。え!? は、恥ずかし』
と言って顔を覆って小さくなった。
恥ずかしがるヒカリが可愛くて、つい、そのまま見てしまっていた。
「セイリオス」
声だけ柔らかに、さっき見た青筋とは意味合いの違う、蟀谷の青筋を出してスピカが手で首を掻っ切るジェスチャーをする。
手を伸ばして肩に触れるとびくっと跳ねる。だからそのまま、優しく掴む。
ここは間違ってはいけない所だ。
「その、ヒカリがいいなら俺も中に入りたいんだが……」
顔を覆って真っ赤なヒカリがプルプル震えていて、かわいそうなのに。
かわいくて、おいしそうだと思考が飛ぶ。
ちょっと、ダメかもしれない。
「遠慮しないでいいんなら、顔を見せて欲しい。だめか?」
「うぅー、見ないで」
見ないでと言いながら手をどけてくれたヒカリに、遠慮のないキスをした。
すぐにとろけ始めて、再び堕ち始めたヒカリがおかしそうに笑った。背中側で愛おしそうにヒカリの体を愛撫する男の表情を見たら、笑ってはいられないだろうに。
「セイリオス、おしりぴたぴたしてる。はっ、ふふ」
「早く入りたいな」
「いいよ?」
自分の後ろに手を回して、セイリオスのをすりすりしている。
撫でるたび、ビクビクするのがちょっと面白くて可愛いから触りたくなる的なことをふにゃふにゃしながら言うから、スピカはつい自分のを見た。
かわいい?
そしてそう言われたセイリオスはと言うと。
先ほど愛そうとしてくれたヒカリをないがしろにしてしまったのを挽回するためか、一生懸命愛を伝えている。
「ヒカリの足が好きだ。もっと速く走りたいって頑張るのを見るのが好き」
「ヒカリの口が好きだ。いつもおいしそうに食べているのを見るのが好き」
と言ってそこを執拗に愛撫する。
その様をスピカに見せつけるように、教えるようにヒカリに愛を乞う。
執拗に足を撫でられ、太腿から鼠径部に指が這わされるとヒカリの背筋が伸びてぐぐぐっと力がこもる。
お臍をクリクリと弄られながら、首を力なくコテンと傾けさせたそこに舌が這う。
「ヒカリのお腹が好きだ。何でもおいしそうに食べて、俺を喜ばせようとしているのかと錯覚してしまう」
「ふあ、ぁ……」
なかなか穴には触れずに、頑張って持ち上がった先に少し触れ、穴と陰茎の間をすりすりと撫でた。
「ここ、さっきスピカが触って気持ちよさそうだった。気持ちよかったか?」
「うん。きもちかったよ。あ、ひゃあ」
そう答えたヒカリのそこを指でぐりぐりと押し込めば、胸を突き出すように背中を反らすのでスピカはそこに唇を寄せた。
「あっ」
「お尻もなんでこんなに可愛いんだ?」
「は、は、さわちゃたら、あ、へんっなる」
「お尻、気持ちいい?」
一生懸命首を縦に振っている。
ヒカリの色んな所にキスを落としていたスピカも、自分の下半身に触れる感覚がして前を見た。
スピカのにも触れながら、少し眉間にしわを寄せて心配そうに尋ねてくる。
「すぴかも、つらい? ちんこ、しんじゃう?」
確かにキツイ。
何回でもこうなるだろうから終わりはないので気にしなくていいのだが、さっきスピカが半分冗談で言ったセリフを真面目に受け取ったヒカリを笑えない。
こんな場所で心配するかね、普通。
自分の心配したほうがいいんじゃないか。
勃起が持続する辛さはヒカリが一番知っているから心配なのだろう。
スピカもこれ以上負担はかけたくないし、気持ちは満たされまくっている。
ので、気にしなくていいと言いたい。
だが、二人で気持ちよくなれる方法なら挿入でなくてもいくらでもある。
「じゃあ、二人でまた気持ちよくなろうか? 」
と聞くと目をぱちぱちとして、にほんはいるかなあ? あれはちょと、こわいかもとぶつぶつ呟いている。
その油断しているヒカリの陰茎に優しく手を添えて先走りを手にまとわりつかせ、自分のと合わせた。
こうやって合わせると自分のものが一切可愛げのないものだと言うのが、より一層伝わると思うのだがヒカリは懸命に片手を伸ばし先に触れる。
「大丈夫、こんな物騒なの無理やり入れないから。怖いでしょう? 」
「かこよかった」
「え?」
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