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蒼井グループ系列の事務所と闇
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蒼井グループ系列の事務所では、蒼井グループの本社で起きたある出来事がちょっとした騒ぎになっていた。それというのも、筆頭株主である蒼井千草が代表である蒼井将に対して株主総会で不信任を表明したことで株主総会は騒然となったというものだった。その株主の中に1人の青年がいたのだが、あまりにもショッキングな出来事すぎて誰も気付かないでいた。この青年こそが蒼井将の後継者になる人物なのだが騒動が収まり切らず紹介すること出来ないままになっていた。
「まあ、予想踊りではあるのだけど少しやりすぎたかしら?」
「千草さん随分と冷静なんですね?こんだけの大騒ぎにしておいて、何で冷静でいられるんですか!」
「そういえば、あなたは知らなかったわね。これが株主の総意による不信任だということを!」
「どういう事ですか?自分は何も知らされていないのですが?」
「愚兄はやり過ぎたのよ!自分の意向にそぐわない所には圧力をかけたり脅したりしていたからね!身内の恥を曝すようで嫌なのだけど・・・・」
「それにしても、ちょっと多過ぎませんか?」
「しかたないのよ、愚兄が主に圧力や脅しをかけていた所が芸能関係の所だから余計に反感を買ったのよ!」
青年は蒼井千草から説明を受けたがなんで芸能関係ばかり圧力や脅しがあったのかよくわからずにいた。それというのも蒼井千草が元アイドルで今は四瑞芸能事務所でマネージャーをしていることを知らないためである。昔からの付き合いのある株主は、その辺の情報はすでに得ており、どこにどれだけ圧力をかけたり脅したりしてたことは把握済みであるのだった。
「くっそ~ 千草の奴よくも俺の事をコケにしてくれたな、絶対に許さんからな!」
「将様、少しお時間よろしいでしょうか?ちょっと都合の悪い問題が起きましてご報告したいのですが?」
「なんだ、俺を呼び止めたということは緊急の報告なんだろうな!早く言え、時間が惜しいんだ。」
「例の書類に頼まれていた2人の書類を紛れ込まして処理していたところ私の手元に2人の書類はありませんでした!申し訳ございません。」
「どこで紛失したかわかるか?事によっては厄介なことになるやも知れんぞ!」
「この書類を最後に見せたのが鈴乃宮芸能事務所だったと思います。その時に鈴乃宮様にチェックを入れられたのを覚えていますがそれが何か関係してるんでしょうか?」
「す、鈴乃宮だと!!クッ、やられたな今頃は四瑞芸能事務所と連絡取ってる頃だろうな!」
蒼井将が秘書らしき人物と話しをしてる頃鈴乃宮颯樹芸能事務所では書類を持って来た人物を要注意人物として各部署に報告が回っていた!内容的には彼女の持ってくる書類は一切信用してはいけないというもので、その時の対処方まで事細かく書いており如何に彼女が信用出来ないかという事が書かれていた。
「社長、ここに書かれてる事は本当ですか?とても信じられません!」
「ええ、本当よ。私自らが確かめたことだもの。そしたらウチにあってはならない書類があったからよ!」
「社長自らご確認されたのなら間違えはないのでしょう。」
「鈴乃宮颯樹芸能事務所及び関連会社にこの事を通達しててっていしてちょうだい!」
「わかりました、この通達を関連会社に通達後徹底させます!」
「よろしい!では、徹底してください。鈴宮グループとしての力を見せつけてください!(例え弱小でも意地はあることを思い知って貰いましょう!)」
咲姫が事務所で通達を行ってる頃四瑞芸能事務所は、今回のことを重く見て四瑞財閥の系列会社及び金融機関に蒼井将の名前が出たら即凍結させるように通達がなされていた。蒼井グループは更なる困難に当たる、それというのも芸名を使ってるとはいえ如月財閥の令嬢であり水無月家の血を引く者をコケにしたとして如月財閥の関連企業並びに水無月家の息のかかったすべての場所は蒼井グループの立ち入りを禁止したという!
「千草様、今お時間よろしいでしょうか?緊急の報告があります!」
「なに?早く報告してくれるかしら?」
「蒼井グループがあらゆる企業から締め出されました!金融機関は蒼井将名義のみ凍結された模様です。」
「でしょうね、鈴宮さんとこで書類が見つかった時点でこうなるのは眼に見えてるもの!(この辺のマスメディア関連は確か長月家でしたか?今は紫月家が代理で仕切っていましたね)」
「どうするんですか?千草さん!このままだと蒼井グループは・・・」
「大丈夫よ、鈴宮さんがいろいろ動いてるだろうし、泉葉月に関しては私から話を通すから、それに彼の力を少し借りられるはずだから!(紹介するはずだった青年の方に視線を送る)」
「彼は一体何者なんですか?次期代表ということですが?」
「そうね、ある旧家の分家筋としか、今は教えられないわ!」
千草の言葉を聞いた秘書は、思わずどこの分家かしらと思っていたのだが千草の一言で現実に戻されることになる。千草が秘書に対してとりあえず四瑞雙葉と鈴宮咲姫と紫月紫乃に連絡取ってくれるかしら?それと水無月家の経営してる店を1店舗貸し切りで予約してください!この時秘書ははなぜご自分で連絡されないのかと思ったが口にすることは無く言われた通り鈴宮咲姫、四瑞雙葉、紫月紫乃に連絡を入れて水無月家の経営する店に貸し切りで予約したいと連絡すると日付を聞かれすぐに準備しますと言われたことに少し驚く秘書だった。
「まあ、予想踊りではあるのだけど少しやりすぎたかしら?」
「千草さん随分と冷静なんですね?こんだけの大騒ぎにしておいて、何で冷静でいられるんですか!」
「そういえば、あなたは知らなかったわね。これが株主の総意による不信任だということを!」
「どういう事ですか?自分は何も知らされていないのですが?」
「愚兄はやり過ぎたのよ!自分の意向にそぐわない所には圧力をかけたり脅したりしていたからね!身内の恥を曝すようで嫌なのだけど・・・・」
「それにしても、ちょっと多過ぎませんか?」
「しかたないのよ、愚兄が主に圧力や脅しをかけていた所が芸能関係の所だから余計に反感を買ったのよ!」
青年は蒼井千草から説明を受けたがなんで芸能関係ばかり圧力や脅しがあったのかよくわからずにいた。それというのも蒼井千草が元アイドルで今は四瑞芸能事務所でマネージャーをしていることを知らないためである。昔からの付き合いのある株主は、その辺の情報はすでに得ており、どこにどれだけ圧力をかけたり脅したりしてたことは把握済みであるのだった。
「くっそ~ 千草の奴よくも俺の事をコケにしてくれたな、絶対に許さんからな!」
「将様、少しお時間よろしいでしょうか?ちょっと都合の悪い問題が起きましてご報告したいのですが?」
「なんだ、俺を呼び止めたということは緊急の報告なんだろうな!早く言え、時間が惜しいんだ。」
「例の書類に頼まれていた2人の書類を紛れ込まして処理していたところ私の手元に2人の書類はありませんでした!申し訳ございません。」
「どこで紛失したかわかるか?事によっては厄介なことになるやも知れんぞ!」
「この書類を最後に見せたのが鈴乃宮芸能事務所だったと思います。その時に鈴乃宮様にチェックを入れられたのを覚えていますがそれが何か関係してるんでしょうか?」
「す、鈴乃宮だと!!クッ、やられたな今頃は四瑞芸能事務所と連絡取ってる頃だろうな!」
蒼井将が秘書らしき人物と話しをしてる頃鈴乃宮颯樹芸能事務所では書類を持って来た人物を要注意人物として各部署に報告が回っていた!内容的には彼女の持ってくる書類は一切信用してはいけないというもので、その時の対処方まで事細かく書いており如何に彼女が信用出来ないかという事が書かれていた。
「社長、ここに書かれてる事は本当ですか?とても信じられません!」
「ええ、本当よ。私自らが確かめたことだもの。そしたらウチにあってはならない書類があったからよ!」
「社長自らご確認されたのなら間違えはないのでしょう。」
「鈴乃宮颯樹芸能事務所及び関連会社にこの事を通達しててっていしてちょうだい!」
「わかりました、この通達を関連会社に通達後徹底させます!」
「よろしい!では、徹底してください。鈴宮グループとしての力を見せつけてください!(例え弱小でも意地はあることを思い知って貰いましょう!)」
咲姫が事務所で通達を行ってる頃四瑞芸能事務所は、今回のことを重く見て四瑞財閥の系列会社及び金融機関に蒼井将の名前が出たら即凍結させるように通達がなされていた。蒼井グループは更なる困難に当たる、それというのも芸名を使ってるとはいえ如月財閥の令嬢であり水無月家の血を引く者をコケにしたとして如月財閥の関連企業並びに水無月家の息のかかったすべての場所は蒼井グループの立ち入りを禁止したという!
「千草様、今お時間よろしいでしょうか?緊急の報告があります!」
「なに?早く報告してくれるかしら?」
「蒼井グループがあらゆる企業から締め出されました!金融機関は蒼井将名義のみ凍結された模様です。」
「でしょうね、鈴宮さんとこで書類が見つかった時点でこうなるのは眼に見えてるもの!(この辺のマスメディア関連は確か長月家でしたか?今は紫月家が代理で仕切っていましたね)」
「どうするんですか?千草さん!このままだと蒼井グループは・・・」
「大丈夫よ、鈴宮さんがいろいろ動いてるだろうし、泉葉月に関しては私から話を通すから、それに彼の力を少し借りられるはずだから!(紹介するはずだった青年の方に視線を送る)」
「彼は一体何者なんですか?次期代表ということですが?」
「そうね、ある旧家の分家筋としか、今は教えられないわ!」
千草の言葉を聞いた秘書は、思わずどこの分家かしらと思っていたのだが千草の一言で現実に戻されることになる。千草が秘書に対してとりあえず四瑞雙葉と鈴宮咲姫と紫月紫乃に連絡取ってくれるかしら?それと水無月家の経営してる店を1店舗貸し切りで予約してください!この時秘書ははなぜご自分で連絡されないのかと思ったが口にすることは無く言われた通り鈴宮咲姫、四瑞雙葉、紫月紫乃に連絡を入れて水無月家の経営する店に貸し切りで予約したいと連絡すると日付を聞かれすぐに準備しますと言われたことに少し驚く秘書だった。
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