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第ニ章
魔法学院の王子様とヒロイン候補(3)
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羊雲が浮かぶ空の下で、カロンとゼノンは自分たちと同じ白黒の制服を纏った魔法学院中等部の新入生たちと肩を並べて、魔法学院中等部の校舎へと続く、黄色い落ち葉の絨毯を踏み締め、薄っすら緑の葉が少し残る黄色い並木道のアーチを潜った。
「おにいさまは何を着てもかっこいいです!」
「そうか?」
ほんのり頬を赤く染めて話すカロンの隣を歩くゼノンは、カロンの着ている制服とよく似た特徴的な大きなセーラー襟と折り返した袖に金色のラインが入った金色のボタンで留められた前空きの上着に、お揃いの黄色いリボンタイをし、白黒の縦縞のスラックスに黒の革靴という魔法学院中等部の男子制服をお手本のように纏っている。
カロンが辺りを見回すと、カロン以外にもゼノンの姿を見て、ほんのり頬を染めている者たちが何人もいた。
「みんな、おにいさまをかっこいいと思っているのです!」
カロンは自信満々に言った。
「は? 誰が、ソイツを格好良いって? 格好良いのは、オレさまだろ?」
「う、げっ! アレク……」
カロンの発言を鼻で笑って、上着のボタンを全開にし、中のシャツをスラックスからはみ出させ、黄色いリボンタイは辛うじて胸元に引っかかっているという状態の魔法学院男子制服を着崩したアカイン本家次男アレクサンドル・アカインがカロンたちの後ろに立っていた。
「うげっとは何だ。お姫様? 新しい挨拶か?」
「…………」
高圧的な態度のアレクの問いに、カロンは無言で、思わずゼノンの制服の袖を掴み、その影に隠れる。
ゼノンはカロンの肩を抱くような体勢で、アレクの視線からカロンの身体を隠し、ゼノンの紫水晶の瞳が冷たいものに変わった。
「おはよう、アレク。挨拶はすんだ。俺の妹に、もう絡むな」
「おにいさま……」
ゼノンはアレクを睨みつけ、警告をし、カロンの肩に腕を回したまま校舎のほうへと向かう。
カロンは自分の肩に置かれたゼノンの手が、何だが熱くて、嬉しいやら、恥ずかしいやらで、また頬を赤く染めた。
「おい! 待て! オレさまが話していたのはオマエじゃない! そこの目の腐ったお姫様だ!」
「目が腐っているのはお前のほうだろう?」
尚も絡んで来ようとするアレクを一瞥し、ゼノンは冷たい台詞を放った。
「馬鹿にしやがって!」
無詠唱で掌に火球を発生させたアレクが、それをゼノン目掛けて放った。
「きゃあ!」
「うわあ!」
近くにいた生徒たちからは悲鳴があがる。
「スライムくん! お願い! <ミスト・シャワー>! <ミスト・バリア>!」
「カロン! やめろ!」
制止するゼノンの声が聞こえたが、カロンが自分の首にある真珠のペンダントのトップに触れると、擬態していたスライムが、そのペールブルーの姿を現し、霧の雨を降らし、霧の防壁を作り出した。
アレクの放った火球は、ジュウっという音をさせて、ゼノンに辿り着く前に消えた。
「アレク! こんな大勢の民たちがいる中で、にいさまを攻撃するなんて、何を考えているのですか⁉︎ 魔法は誰かを傷付けるためのものではありません! 魔法は誰かを幸せにするためのものだと、おとうさまが言っていました!」
「ちっ! オレさまの魔法とお姫様が連れている魔獣はホント相性悪いぜ。別に、オレさま自身の幸せのために魔法を使っても良いだろう? 生憎、オレさまは誰かを攻撃する魔法しか教わってないんでね。王子様は回復が魔法が使えるんだし、被害は出ていないんだ」
「そう言う問題ではありません! 回復魔法は誰もが使える魔法じゃないです! アレクと同じ火の魔法を使うペリは、寒くて暗い夜道を明るく照らす、あたたかい魔法を使ってくれます! その手の中の火を消してください!」
「お前たち! 何をやっているんだ⁉︎」
尚も火球を手にするアレクとカロンが言い争っていると、騒ぎを聞き付けて、魔法学院の校舎のほうから教師と思われる黒いローブを纏った男たちがやって来てアレクを取り押さえた。
「放せ! オレさまはアカイン本家の次男だぞ⁉︎」
カロンが、ほっとしたのも束の間。
「ふえっ?」
いつの間にか肩にあったゼノンの手の代わりに、銀髪金眼の男に、がっしりと肩を掴まれていた。
「君も来るんだ。カロン・クロウド。家柄は関係ない。皆、平等だ。学院内で指示もないのに魔法を使うのは校則違反だ」
ゼノンは連れ行かれるカロンを追いかけたが、カロンはアレクと共に教師に連行されてしまった。
カロンが連れて来られたのは、頑丈そうな金属の壁で覆われた小さな部屋で、その部屋に二つしかない椅子のひとつにカロンは座らせられた。
ギシッと音をさせて、向かいの椅子にカロンを連行して来た銀髪金眼の黒いローブを纏った男が座った。
「カロン・クロウド。新年会で毎年顔を合わせているから、私の名は覚えているな?」
「はい。……パンテレイモン・シルバニアさま」
「宜しい。私はこの魔法学院で教鞭を執る教師の一人だ。本来なら、お前は皆と魔法適性試験を受けてから、入学式を経て、光栄なことに私のクラスの生徒になる予定だったのだが、入学初日に早速問題を起こしたな?」
「え⁉︎ でも、あれはアレクが!」
「口答えは許さん! 魔法学院の敷地内で許可のない魔法使用は校則違反だ! それが争いの為ならばな! 魔法学院では校則が唯一の法律だ! 法律が守れない奴は退学処分だ! お前が魔王様の愛娘だろうとな!」
「……退学処分?」
カロンはパンテレイモンの言葉に愕然とした。
(魔力がない、わたしでも、ここでなら魔法を学べると思ったのに……)
ルビィとガーネットが話してくれる魔法学院での出来事を、カロンは憧れと希望を持って、いつも聞いていた。
「ユートピア魔法学院は、聖女様が巡礼の旅を終えて世界を救ってから『争いのない世界の為に、誰でも魔法が学べる』よう創設された神聖な場所だ。聖女様はエーデンハルトの民であったが、癒しの力を持ち、我ら魔族にも手を差し伸べて下さった慈悲深い御方だ。魔力も無いくせに魔獣を使役し争いを生んだお前はこの学院に入学する資格はない!」
パンテレイモンの追い討ちのように言葉にカロンは思わず泣きそうになる。
「ふえっ……」
ガチャリと突然、鋼鉄の扉が開き、ペールブルーの塊がぴょんと飛び込んで来て、カロンの溢れそうな涙を掬う。
「パンテレイモン先生。あの並木道はまだ魔法学院の敷地内ではありませんよ。あの並木道はまだ俺のシロノワール家の領地です。それに、攻撃魔法を使ったのはアレクで、カロンは自分の魔獣であるスライムに他の学院生たちに被害が出ないように防御魔法を使っただけで争いを起こそうとしたわけではない。校則には"教師の指示のない魔法使用の禁止"とありますが、それは授業中だけの事でしょう? 『争いのない世界の為に』という聖女様の言葉を尊重するのは構いませんが、拡大解釈して罪のない学院生に罪を着せないでください」
「ぐっ……」
「おにいさま……」
ゼノンの言葉に、パンテレイモンは絶句し、カロンは救われた。
「カロン。後の事は俺が何とかする、早くここから出て魔法適性試験を受けろ。もうすぐ入学式が始まってしまう。会場にはルビィ先生が連れて行ってくれるから、安心しろ」
「わたしが案内する」
ゼノンの後ろで、黒いローブを纏ったルビィがふわりと微笑み、カロンはルビィの案内で魔法適性試験が行われるいる会場へ急いで向かった。
会場に向かう途中、中庭で、頭から被った布で顔半分を隠して優しげに微笑む白い女性の石像があった。
(聖女様……)
それはユートピアの歴史の本に出でくる聖女リゼの石像だった。
パンテレイモンが言っていたように、このユートピア魔法学院は聖女リゼが創設したものであった。
神話の時代が終わり、魔族と人族の争いの中、魔将軍の一人シロノワール領主の命を救った聖女は領主から土地を与えられ、『争いのない世界の為、誰でも魔法が学べる』ように、この地に魔法学院を創立したのだ。
風が吹いて、庭の樹木の黄緑色の葉を揺らし、ひらりとそれが舞い落ちる。
先程までは人がいなかったはずの場所に、カロンと同じ制服に身を包んだ、さらりと長い白髪の美少女が立っていて、その吸い込まれそうな深い森のような緑色の瞳とカロンは一瞬だけが目が合い、少し肌寒い中庭の中にあって、その美少女のいる場所だけ、まるで陽だまりのような温かな笑みを浮かべて微笑んだ。
カロンの肩に乗るペールブールの塊がぶるりと震える。
次の瞬間、ざあっと風が吹いて、黄緑色の葉が舞い踊ると美少女の姿は消えていた。
(あれ? 見間違いだったですか?)
白髪緑眼の美少女のいた場所には黄緑色の落ち葉だけが残り、それを聖女の石像が見守っていた。
「おにいさまは何を着てもかっこいいです!」
「そうか?」
ほんのり頬を赤く染めて話すカロンの隣を歩くゼノンは、カロンの着ている制服とよく似た特徴的な大きなセーラー襟と折り返した袖に金色のラインが入った金色のボタンで留められた前空きの上着に、お揃いの黄色いリボンタイをし、白黒の縦縞のスラックスに黒の革靴という魔法学院中等部の男子制服をお手本のように纏っている。
カロンが辺りを見回すと、カロン以外にもゼノンの姿を見て、ほんのり頬を染めている者たちが何人もいた。
「みんな、おにいさまをかっこいいと思っているのです!」
カロンは自信満々に言った。
「は? 誰が、ソイツを格好良いって? 格好良いのは、オレさまだろ?」
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カロンは自分の肩に置かれたゼノンの手が、何だが熱くて、嬉しいやら、恥ずかしいやらで、また頬を赤く染めた。
「おい! 待て! オレさまが話していたのはオマエじゃない! そこの目の腐ったお姫様だ!」
「目が腐っているのはお前のほうだろう?」
尚も絡んで来ようとするアレクを一瞥し、ゼノンは冷たい台詞を放った。
「馬鹿にしやがって!」
無詠唱で掌に火球を発生させたアレクが、それをゼノン目掛けて放った。
「きゃあ!」
「うわあ!」
近くにいた生徒たちからは悲鳴があがる。
「スライムくん! お願い! <ミスト・シャワー>! <ミスト・バリア>!」
「カロン! やめろ!」
制止するゼノンの声が聞こえたが、カロンが自分の首にある真珠のペンダントのトップに触れると、擬態していたスライムが、そのペールブルーの姿を現し、霧の雨を降らし、霧の防壁を作り出した。
アレクの放った火球は、ジュウっという音をさせて、ゼノンに辿り着く前に消えた。
「アレク! こんな大勢の民たちがいる中で、にいさまを攻撃するなんて、何を考えているのですか⁉︎ 魔法は誰かを傷付けるためのものではありません! 魔法は誰かを幸せにするためのものだと、おとうさまが言っていました!」
「ちっ! オレさまの魔法とお姫様が連れている魔獣はホント相性悪いぜ。別に、オレさま自身の幸せのために魔法を使っても良いだろう? 生憎、オレさまは誰かを攻撃する魔法しか教わってないんでね。王子様は回復が魔法が使えるんだし、被害は出ていないんだ」
「そう言う問題ではありません! 回復魔法は誰もが使える魔法じゃないです! アレクと同じ火の魔法を使うペリは、寒くて暗い夜道を明るく照らす、あたたかい魔法を使ってくれます! その手の中の火を消してください!」
「お前たち! 何をやっているんだ⁉︎」
尚も火球を手にするアレクとカロンが言い争っていると、騒ぎを聞き付けて、魔法学院の校舎のほうから教師と思われる黒いローブを纏った男たちがやって来てアレクを取り押さえた。
「放せ! オレさまはアカイン本家の次男だぞ⁉︎」
カロンが、ほっとしたのも束の間。
「ふえっ?」
いつの間にか肩にあったゼノンの手の代わりに、銀髪金眼の男に、がっしりと肩を掴まれていた。
「君も来るんだ。カロン・クロウド。家柄は関係ない。皆、平等だ。学院内で指示もないのに魔法を使うのは校則違反だ」
ゼノンは連れ行かれるカロンを追いかけたが、カロンはアレクと共に教師に連行されてしまった。
カロンが連れて来られたのは、頑丈そうな金属の壁で覆われた小さな部屋で、その部屋に二つしかない椅子のひとつにカロンは座らせられた。
ギシッと音をさせて、向かいの椅子にカロンを連行して来た銀髪金眼の黒いローブを纏った男が座った。
「カロン・クロウド。新年会で毎年顔を合わせているから、私の名は覚えているな?」
「はい。……パンテレイモン・シルバニアさま」
「宜しい。私はこの魔法学院で教鞭を執る教師の一人だ。本来なら、お前は皆と魔法適性試験を受けてから、入学式を経て、光栄なことに私のクラスの生徒になる予定だったのだが、入学初日に早速問題を起こしたな?」
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「おにいさま……」
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カロンの肩に乗るペールブールの塊がぶるりと震える。
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