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1章
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午前6時
生徒会室に向かっていますが
この時間だときている方は少ないですね
あれ?前から歩いてくるのは
優斗と涼太ですね
咲「おはようございます」
涼「咲っち!おはよう!」
優「咲夜くん。おはよう」
涼「ねぇねぇ!咲っち!
今日転校生がくるって本当っすか?」
涼太が興奮した様子で
私の方に近づいてきた
咲「?えぇ。本当の事ですよ」
涼「やったー!
王道が見れるっすね
あっ!けどやっぱり
副会長受けが1番っすね」
優「うるさい
お前が言っていた
アンチ以外なら私はどうでもいい」
咲「王道?アンチ
とはなんですか?」
優「咲夜くんは知らないだろうな」
涼「咲っちはBL本とかを
読まなそうっすもんね」
咲「?」
優「咲夜くん
必要な知識ではないから
知らなくてもいい事だ」
涼「そうっすよ
咲っちはこのままでいて下さいっす!」
咲「わかりました」
涼「それよりも
咲っちは生徒会室に
向かっているんすか?」
咲「はい
今日は早くに起きたので
生徒会の仕事を少しでも
減らそうと思いまして」
涼「生徒会は大変っすね
僕達の仕事は生徒会に
比べてましっすね」
優「あぁ。だが2年になって
委員長を押しつけられるとは
思わなかったが」
咲「(クスクス)
その事は他の委員会の
委員長になった人も言っていますよね」
涼「そうっすよ
普通3年が頑張らないと
いけないのに
なんで僕達が委員長に
ならないといけないんっすか!
だって今の3年に抗議したら
[お前らの学年は優秀な奴が
多いからこうなった諦めろ]
って言われたんっすよ」
優「お前抗議なんてしたのか
私ならそんな事をする暇があるなら
仕事を効率よくできるようにする
まぁ私の場合、樹がサポート
してくれるから
上手く回っているけどな」
涼「うっ。自分で頑張るっす」
ピコン
2人と話していると
スマホからラインがきた音がし
見てみると聖からでした
涼「聖っちからっすか?」
咲「正解です」
優「なんてきたんだ?」
咲「返事をするから少し待って下さい」
ライン画面
聖『おはよう
咲夜の部屋のチャイム鳴らしても
出てこないけどもういないの?』
咲『おはようございます
今日はいつもより
早くに起きたので
少しでも生徒会の仕事を
減らそうと思って
生徒会室に向かっている所です』
聖『そうなんだ』
咲『聖もいつもより早いですね』
聖『今日、転校生が来るって
言ってたでしょ?
咲夜が迎えに行くって
聞いたから心配で
気になって来たんだ』
咲『兄さんも気をつけてって
言ってました』
聖『歩さんが言ってるんだ
それなら気をつけてね』
咲『はい』
涼「聖っちはなんて?」
咲「転校生に気をつけてと」
優「転校生が咲夜くんの事を
惚れるかもしてんからな」
咲「そんな事はないと思いますが」
涼「咲っちは気にしなくていい事っすよ」
生徒会室に向かっていますが
この時間だときている方は少ないですね
あれ?前から歩いてくるのは
優斗と涼太ですね
咲「おはようございます」
涼「咲っち!おはよう!」
優「咲夜くん。おはよう」
涼「ねぇねぇ!咲っち!
今日転校生がくるって本当っすか?」
涼太が興奮した様子で
私の方に近づいてきた
咲「?えぇ。本当の事ですよ」
涼「やったー!
王道が見れるっすね
あっ!けどやっぱり
副会長受けが1番っすね」
優「うるさい
お前が言っていた
アンチ以外なら私はどうでもいい」
咲「王道?アンチ
とはなんですか?」
優「咲夜くんは知らないだろうな」
涼「咲っちはBL本とかを
読まなそうっすもんね」
咲「?」
優「咲夜くん
必要な知識ではないから
知らなくてもいい事だ」
涼「そうっすよ
咲っちはこのままでいて下さいっす!」
咲「わかりました」
涼「それよりも
咲っちは生徒会室に
向かっているんすか?」
咲「はい
今日は早くに起きたので
生徒会の仕事を少しでも
減らそうと思いまして」
涼「生徒会は大変っすね
僕達の仕事は生徒会に
比べてましっすね」
優「あぁ。だが2年になって
委員長を押しつけられるとは
思わなかったが」
咲「(クスクス)
その事は他の委員会の
委員長になった人も言っていますよね」
涼「そうっすよ
普通3年が頑張らないと
いけないのに
なんで僕達が委員長に
ならないといけないんっすか!
だって今の3年に抗議したら
[お前らの学年は優秀な奴が
多いからこうなった諦めろ]
って言われたんっすよ」
優「お前抗議なんてしたのか
私ならそんな事をする暇があるなら
仕事を効率よくできるようにする
まぁ私の場合、樹がサポート
してくれるから
上手く回っているけどな」
涼「うっ。自分で頑張るっす」
ピコン
2人と話していると
スマホからラインがきた音がし
見てみると聖からでした
涼「聖っちからっすか?」
咲「正解です」
優「なんてきたんだ?」
咲「返事をするから少し待って下さい」
ライン画面
聖『おはよう
咲夜の部屋のチャイム鳴らしても
出てこないけどもういないの?』
咲『おはようございます
今日はいつもより
早くに起きたので
少しでも生徒会の仕事を
減らそうと思って
生徒会室に向かっている所です』
聖『そうなんだ』
咲『聖もいつもより早いですね』
聖『今日、転校生が来るって
言ってたでしょ?
咲夜が迎えに行くって
聞いたから心配で
気になって来たんだ』
咲『兄さんも気をつけてって
言ってました』
聖『歩さんが言ってるんだ
それなら気をつけてね』
咲『はい』
涼「聖っちはなんて?」
咲「転校生に気をつけてと」
優「転校生が咲夜くんの事を
惚れるかもしてんからな」
咲「そんな事はないと思いますが」
涼「咲っちは気にしなくていい事っすよ」
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