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其のいち・青鬼の井戸、生き肝の眼薬
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十七、
「お前は本当によく働くねぇ」
ぽつりと、おしづがこぼした。
正午をまわり、太陽がいちばん高いところにある。
庭で薪割りをする竹七に、おしづが軒下から声をかけた。
いつもなら、ただ褒めるなんてことはしない。いつもは、悪態をつきながらも仕事を認めてくれる。
だが、この日は素直に褒めたのだ。
「奥さま‥‥」
竹七は、振りあげていた斧を地におろして、女主人を見た。
髪に白いものが混じり、顔にもすこし皺が刻まれている。
「あのひとの、若い頃によく似ている」
「あのひと?」
「お前の叔父のことだよ」
竹七は、おしづの夫の妹の子である。
おしづから見て、甥にあたる。
「えっと‥‥旦那さま、ですよね」
「そうだよ。辰五郎はあのひとの子どもなのに、あまり似ていないんだ、あのひとに。なぜ似ていないのかも知っている‥‥でも、お前はあのひとによく似ている。わたしらが出逢った頃のあのひとそのものだ‥‥」
懐かしむように、おしづは空を流れる雲を見つめている。
「──」
竹七は、返す言葉が見つからず、同じように雲を見る。
「働くあのひとが大好きで、愛おしくて‥‥なのに、死んでしまった。お父さまも死んでしまった。だから、だから、同じようにお前を失いたくないんだよ」
おしづは、履き物も履かずに庭におりる。
「あ、奥さま! 履き物を‥‥!」
そう言ったとき、おしづは竹七を抱き寄せていた。
「失いたくないんだよ。でも、愛おしいあのひとの面影が残るお前に、わたしは重ねてしまっているんだ、あのひとを──だから、だから許しておくれね。辰五郎の手前、お前につらくあたるしかないんだよ」
おしづに腕に力がこもる。
「──」
竹七は、ゆっくりとおしづの背に手をまわした。
「竹七‥‥!」
「おれは、あなたのお役に立てるのなら、なんでも嬉しいのです。あなたのお役に立てることが、おれの悦よろこびなのです。ですから、ずっとお傍に置いてください、奥さま」
十八、
「庄吉、庄吉じゃないか!」
お松が、おりくの顔を見て叫んだ。
「十年前に別れた我が子の顔を忘れる親があるものか!」
おりくを抱き寄せる。
「お梅は‥‥」
お松の腕のなかで、おりくが言った。
「お梅はどうして死んだの。誰が殺したの」
「庄吉、なにを言っているの」
お松はおりくの顔を見る。
「わたしは庄吉じゃない、りくだ!」
「でも‥‥」
お松はおりくの着物の裾から手を入れて、まさぐる。
「放して!」
「ほら、やっぱり! あなたは男の子よ! 庄吉だわ!」
お松の歓喜の声を聴いて、辰五郎は竹葉に詰め寄る。
「どういうことだ、竹七」
「──」
「話せ!」
「だめだ。奥さまとの約束だ。なにがあろうとも、話すことはできない」
「母さんか? 母さんとなにを約束した!」
その瞬間、竹葉は辰五郎を突き飛ばし、お松からおりくを奪った。
十九、
「奥さま‥‥」
竹七は、おりくを連れて青鬼の井戸まで来た。井戸の傍らには、おしづが立っている。
「竹七かい」
「えぇ。長い間、ご心配とご迷惑を──」
「そんなこと、思っちゃいないよ」
おしづは、ゆっくりと眼を開いて竹七を見た。
「視えて、いるのですね」
「ひと月くらい前からね」
「なるほど‥‥おれの能力も薄れてきていましたので、もしや、と思いましたが──」
ふいにおしづは、おりくを見て言った。
「庄吉か。大きくなったものだ。男女の双子で、こんなにも似ている顔をして産まれてくるなんて珍しいものだった」
おりくは、竹七の身体の陰に隠れる。
このおりくこそ、十年ほど前に竹七と一緒に姿を消した、双子の片割れ──お梅の兄、庄吉である。
「竹七、お前が庄吉を連れ去ってから、このわたしは楽しくて仕方がなかったよ。お前と離れてしまうのはとても寂しいことだったが、それ以上に、あの家が壊れるこの日を、とても楽しみにしていた」
おしづは井戸の縁に手をかけ、暗く深い穴の奥にある水に、自分の姿を映す。
「わたしも老いた。もう、美しいわたしは居ない」
「そんなことは──」
「気を遣わないでおくれ、寂しくなるだろう」
「お梅は、本当にあなたに懐いていらっしゃるようでしたね。まさか、自ら命を絶つとは思っていませんでした。おれが手をかけるつもりでいましたのに──」
「そうね、自ら‥‥わたしはあの子を恨んでいたのに、憎んでいたのに、よく懐いてくれた‥‥あの子には可哀想なことをしてしまった」
「可哀想なこと‥‥それを言うなら、この庄吉だってそうです」
竹七は、おりくの身体をおしづの前に差し出す。
おりくは、おしづを睨んでいる。
「なにも知らず、あなたとおれのせいで両親と離れ離れにさせられ、唯一の妹も失い──」
竹七がここまで言ったとき、おりくが竹七の手を離れ、おしづの元まで駆けた。
そして──
「あっ」
おしづの老いた身体を、強く突いた。
よろけたその身体は、青鬼の井戸へと落ちてゆく。
悲鳴も無く、水の跳ねる音がした。
「奥さま!」
竹七は、おりくをはね退けて井戸のなかを覗き込む。
暗く深いその穴の水面には、泡がいくつも浮いているばかりである。
「おりく! なんてことをするのだ!」
小さな童の身体を揺する。
小さな童は、竹七の眼を見つめると、自らも井戸のなかへ身を投げた。
二十、
竹七は井戸の縁に手をかけ、泣き崩れる。
すべて、おしづのためだった。
「あのひとの血がかよっていない子どもの成長など、見ていたくない」
おしづはそう嘆いた。だから赤ん坊を連れ去り、自らも僧の身なりをして姿をくらました。
おしづの眼を潰すため、お松が子どもを産めない身体にするため、竹七は呪術に手を出した。
おしづは、辰五郎の父は愛しい夫だと信じていた。
しかし、事実は違っていた。
おしづは、夫をもらう前、ひとりの男に肌を許してしまったことがあった。その男が、安兵衛であった。
おしづは、このことを夫に打ち明けようと思っていたが、それが叶うことなく、夫は病で死んでしまった。
「おしづさん‥‥おれはこれからどうすれば‥‥」
村には、もう秋の風が吹きはじめている。
田の稲もよく実をつけ、自身の実の重さで身体をしならせている。
竹七は立ちあがり、井戸のなかを覗く。
「おしづさん‥‥あなたのためにやってきたことが、すべて水の泡です。唯一の救いは、生きてあなたと再会できたこと。しかし‥‥恋い焦がれたそのあなたも、すでに水の底。あなたを失い、友を裏切り、おれはいま、なんのために生きているのでしょう──」
そのとき、
「おしづのもとへゆきたいのなら、わしが手伝ってやろう」
と竹七は背中を押された。
竹七は声も無く井戸へ落ちてゆく。
「これで、すべて終わりか」
岩で造られた壁をこすり、あちこちにぶつかりながら落ちる竹七の身体は、冷たい水へと落とされた。
暗い穴から聴こえる水の音。
「竹七、今年の奉納祭は中止だ」
其のいち・青鬼の井戸、生き胆の眼薬
了
「お前は本当によく働くねぇ」
ぽつりと、おしづがこぼした。
正午をまわり、太陽がいちばん高いところにある。
庭で薪割りをする竹七に、おしづが軒下から声をかけた。
いつもなら、ただ褒めるなんてことはしない。いつもは、悪態をつきながらも仕事を認めてくれる。
だが、この日は素直に褒めたのだ。
「奥さま‥‥」
竹七は、振りあげていた斧を地におろして、女主人を見た。
髪に白いものが混じり、顔にもすこし皺が刻まれている。
「あのひとの、若い頃によく似ている」
「あのひと?」
「お前の叔父のことだよ」
竹七は、おしづの夫の妹の子である。
おしづから見て、甥にあたる。
「えっと‥‥旦那さま、ですよね」
「そうだよ。辰五郎はあのひとの子どもなのに、あまり似ていないんだ、あのひとに。なぜ似ていないのかも知っている‥‥でも、お前はあのひとによく似ている。わたしらが出逢った頃のあのひとそのものだ‥‥」
懐かしむように、おしづは空を流れる雲を見つめている。
「──」
竹七は、返す言葉が見つからず、同じように雲を見る。
「働くあのひとが大好きで、愛おしくて‥‥なのに、死んでしまった。お父さまも死んでしまった。だから、だから、同じようにお前を失いたくないんだよ」
おしづは、履き物も履かずに庭におりる。
「あ、奥さま! 履き物を‥‥!」
そう言ったとき、おしづは竹七を抱き寄せていた。
「失いたくないんだよ。でも、愛おしいあのひとの面影が残るお前に、わたしは重ねてしまっているんだ、あのひとを──だから、だから許しておくれね。辰五郎の手前、お前につらくあたるしかないんだよ」
おしづに腕に力がこもる。
「──」
竹七は、ゆっくりとおしづの背に手をまわした。
「竹七‥‥!」
「おれは、あなたのお役に立てるのなら、なんでも嬉しいのです。あなたのお役に立てることが、おれの悦よろこびなのです。ですから、ずっとお傍に置いてください、奥さま」
十八、
「庄吉、庄吉じゃないか!」
お松が、おりくの顔を見て叫んだ。
「十年前に別れた我が子の顔を忘れる親があるものか!」
おりくを抱き寄せる。
「お梅は‥‥」
お松の腕のなかで、おりくが言った。
「お梅はどうして死んだの。誰が殺したの」
「庄吉、なにを言っているの」
お松はおりくの顔を見る。
「わたしは庄吉じゃない、りくだ!」
「でも‥‥」
お松はおりくの着物の裾から手を入れて、まさぐる。
「放して!」
「ほら、やっぱり! あなたは男の子よ! 庄吉だわ!」
お松の歓喜の声を聴いて、辰五郎は竹葉に詰め寄る。
「どういうことだ、竹七」
「──」
「話せ!」
「だめだ。奥さまとの約束だ。なにがあろうとも、話すことはできない」
「母さんか? 母さんとなにを約束した!」
その瞬間、竹葉は辰五郎を突き飛ばし、お松からおりくを奪った。
十九、
「奥さま‥‥」
竹七は、おりくを連れて青鬼の井戸まで来た。井戸の傍らには、おしづが立っている。
「竹七かい」
「えぇ。長い間、ご心配とご迷惑を──」
「そんなこと、思っちゃいないよ」
おしづは、ゆっくりと眼を開いて竹七を見た。
「視えて、いるのですね」
「ひと月くらい前からね」
「なるほど‥‥おれの能力も薄れてきていましたので、もしや、と思いましたが──」
ふいにおしづは、おりくを見て言った。
「庄吉か。大きくなったものだ。男女の双子で、こんなにも似ている顔をして産まれてくるなんて珍しいものだった」
おりくは、竹七の身体の陰に隠れる。
このおりくこそ、十年ほど前に竹七と一緒に姿を消した、双子の片割れ──お梅の兄、庄吉である。
「竹七、お前が庄吉を連れ去ってから、このわたしは楽しくて仕方がなかったよ。お前と離れてしまうのはとても寂しいことだったが、それ以上に、あの家が壊れるこの日を、とても楽しみにしていた」
おしづは井戸の縁に手をかけ、暗く深い穴の奥にある水に、自分の姿を映す。
「わたしも老いた。もう、美しいわたしは居ない」
「そんなことは──」
「気を遣わないでおくれ、寂しくなるだろう」
「お梅は、本当にあなたに懐いていらっしゃるようでしたね。まさか、自ら命を絶つとは思っていませんでした。おれが手をかけるつもりでいましたのに──」
「そうね、自ら‥‥わたしはあの子を恨んでいたのに、憎んでいたのに、よく懐いてくれた‥‥あの子には可哀想なことをしてしまった」
「可哀想なこと‥‥それを言うなら、この庄吉だってそうです」
竹七は、おりくの身体をおしづの前に差し出す。
おりくは、おしづを睨んでいる。
「なにも知らず、あなたとおれのせいで両親と離れ離れにさせられ、唯一の妹も失い──」
竹七がここまで言ったとき、おりくが竹七の手を離れ、おしづの元まで駆けた。
そして──
「あっ」
おしづの老いた身体を、強く突いた。
よろけたその身体は、青鬼の井戸へと落ちてゆく。
悲鳴も無く、水の跳ねる音がした。
「奥さま!」
竹七は、おりくをはね退けて井戸のなかを覗き込む。
暗く深いその穴の水面には、泡がいくつも浮いているばかりである。
「おりく! なんてことをするのだ!」
小さな童の身体を揺する。
小さな童は、竹七の眼を見つめると、自らも井戸のなかへ身を投げた。
二十、
竹七は井戸の縁に手をかけ、泣き崩れる。
すべて、おしづのためだった。
「あのひとの血がかよっていない子どもの成長など、見ていたくない」
おしづはそう嘆いた。だから赤ん坊を連れ去り、自らも僧の身なりをして姿をくらました。
おしづの眼を潰すため、お松が子どもを産めない身体にするため、竹七は呪術に手を出した。
おしづは、辰五郎の父は愛しい夫だと信じていた。
しかし、事実は違っていた。
おしづは、夫をもらう前、ひとりの男に肌を許してしまったことがあった。その男が、安兵衛であった。
おしづは、このことを夫に打ち明けようと思っていたが、それが叶うことなく、夫は病で死んでしまった。
「おしづさん‥‥おれはこれからどうすれば‥‥」
村には、もう秋の風が吹きはじめている。
田の稲もよく実をつけ、自身の実の重さで身体をしならせている。
竹七は立ちあがり、井戸のなかを覗く。
「おしづさん‥‥あなたのためにやってきたことが、すべて水の泡です。唯一の救いは、生きてあなたと再会できたこと。しかし‥‥恋い焦がれたそのあなたも、すでに水の底。あなたを失い、友を裏切り、おれはいま、なんのために生きているのでしょう──」
そのとき、
「おしづのもとへゆきたいのなら、わしが手伝ってやろう」
と竹七は背中を押された。
竹七は声も無く井戸へ落ちてゆく。
「これで、すべて終わりか」
岩で造られた壁をこすり、あちこちにぶつかりながら落ちる竹七の身体は、冷たい水へと落とされた。
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