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バカは死ななきゃ治らない
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「結局、凶器から指紋が取れて、それが決め手となって犯人が見つかったってこと?」
「ああ、そうらしい」
「じゃ、あの『昼と夜の間』ってダイニングメッセージは?」
「さあ? 犯人の名前に昼と夜に関係する漢字はないみたいだし、死にかけている状態で、とっさに冷静なメッセージなんて残せるとは思えないから、あまりにも突然過ぎて、他に何も思いつかなかったんじゃない?」
「咄嗟に、なにかかっこいいこと書き残そうと思って考えて、出た言葉が『昼と夜の間』ってこと?」
「ほら、あいつ、中二病っぽいところあっただろ。バカだ、バカだと思ってたけど。死に際に何かかっこいいダイニングメッセージを残そうとして、意味不明な言葉を残しただけじゃない? ほら、バカは死ななきゃ治らないとはいうだろ、単純にバカのまま死んだんじゃない?」
「そんなことある?」
「あるから、あいつは死ぬまで本当のバカだったんだろ」
「ああ、そうらしい」
「じゃ、あの『昼と夜の間』ってダイニングメッセージは?」
「さあ? 犯人の名前に昼と夜に関係する漢字はないみたいだし、死にかけている状態で、とっさに冷静なメッセージなんて残せるとは思えないから、あまりにも突然過ぎて、他に何も思いつかなかったんじゃない?」
「咄嗟に、なにかかっこいいこと書き残そうと思って考えて、出た言葉が『昼と夜の間』ってこと?」
「ほら、あいつ、中二病っぽいところあっただろ。バカだ、バカだと思ってたけど。死に際に何かかっこいいダイニングメッセージを残そうとして、意味不明な言葉を残しただけじゃない? ほら、バカは死ななきゃ治らないとはいうだろ、単純にバカのまま死んだんじゃない?」
「そんなことある?」
「あるから、あいつは死ぬまで本当のバカだったんだろ」
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