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終末の大氷河期
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「逃げるって、どこに? 地球上、みなこの有様よ」
「火星? あんた信じてるの? 偉いさんたちが地球を見捨てて、選ばれた人間だけで火星に移住したって噂」
「たとえ事実だとしても、ただの庶民のあたしたちが、どうやってそこに行くのよ。この雪と氷だらけの地上を這いずるしかできないのに、どうやって、宇宙に出るの?」
「博物館で使えそうな宇宙船を見つける? 燃料やスタッフは? あたしたちだけで宇宙船が飛ばせるわけないでしょ」
「そりゃ、少しでも可能性があるなら、やるけど、火星移住がデマだったら、どうするの」
「とにかく、あんたも探しなさい、地熱で暖かそうなところを。今のシェルターが、いつまで、持つか分からないんだからね」
「火星? あんた信じてるの? 偉いさんたちが地球を見捨てて、選ばれた人間だけで火星に移住したって噂」
「たとえ事実だとしても、ただの庶民のあたしたちが、どうやってそこに行くのよ。この雪と氷だらけの地上を這いずるしかできないのに、どうやって、宇宙に出るの?」
「博物館で使えそうな宇宙船を見つける? 燃料やスタッフは? あたしたちだけで宇宙船が飛ばせるわけないでしょ」
「そりゃ、少しでも可能性があるなら、やるけど、火星移住がデマだったら、どうするの」
「とにかく、あんたも探しなさい、地熱で暖かそうなところを。今のシェルターが、いつまで、持つか分からないんだからね」
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