ヒーローは楽じゃねぇぞ、畜生!

木全伸治

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魔法少女の引退動機

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「なんでブー、悪い妖精が暴れてるブヒ、早く変身してやっつけないと大変なことになるブー」
ブタ型の相棒の妖精が私を急かす。
「太ったの・・・」
「は?」
「ちょっと太って、コスチュームのお腹周りがきついの!」
「最近、やたらお菓子を食べてるから」
「だって、最近、あいつらも出なくて退屈してたから、しょうがないじゃない」
「とにかく、変身、変身」
「え、でも・・・」
「とりあえず、あいつを倒して、あとでダイエット・・・」
「・・・だから、太ったって言ったのに」
「でも、なんとか悪い妖精は倒せたし、スカートの破れたところは、魔法で直せるから」
「けど、次にあいつらが現れる前に痩せなきゃいけないんでしょ?」
「もちろん、ちゃんと僕が見張って痩せさせてあげるブヒ」
「はいはい、分かりました。努力します。でも、失敗したら、やめるからね」
「やめる?、魔法少女を?」
「当たり前じゃない、あんな派手な格好、痩せなきゃ無理!」



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