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旅立ち
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私は、付いてきたい者だけ連れて旅に出ることにした。
たぶん、私のことを知らなそうな町を探し、そこから、新たに一からお店を開くことになるだろうが、こういうことには慣れている。
よく効く薬を売れば、放っておけば治った、薬なんて最初からいらなかったんじゃないかと疑われることもあった。流行り病を沈めれば、その薬を売るために病を流行らせたとも噂された。
たくさんの理不尽に遭い、その度に街を変えた。他の魔女みたいに森の奥に住もうかと思ったが、薬の必要な人は街に多い。片田舎に引っ込んでは、いくら薬を作っても売れない。だから、どうしても、ひとのいる街に出た。
逆に、下手に田舎に引っ込めば、森の奥で、多くの人を殺すための毒を作っている凶悪な魔女と噂されかねない。
いつものことだ。
ただ、いつもと違うのは弟子や自分を慕う者を連れて旅立つことにしたことだ。
なにやら失態を犯して王妃のそばにいられなくなったということで、王妃のくノ一がついてきた。媚薬に狂い彼女に襲われた佐助が嫌そうな顔をしたが、私には関係ないのでそのくノ一の同行を許した。彼女は、王妃からお金を預かっており、何か必要があれば遠慮なく使ってくれということだった。もちろん、いざとなったら頼るつもりだが、あの店で稼いで持ち出した金があった。しばらくそれはくノ一に預かってもらって、落ち着いたら、王妃のために薬や化粧品の代金として一部もらい残りを彼女に託してお金と一緒に王妃の元に送り返そう。すべてのお金を受取らなくても、王妃様は気にしないだろう。
くのいちは媚薬に惑わされて佐助を襲ったことを失態だと思っているようだが、私も、きっと王妃から見てもそれは些細なことで、彼女に大金を預けられる程度には信頼しているのだろう。
女装が板についた我が弟子も、当然のように付いてきた。一応、無理に私についてこなくていいと言ったのだが、まだ私から、色々と学びたいと返事した。何ともかわいい弟子だ。
あのサバトから助け出した派手な女とサバトが忘れられず娼婦になった女、サバトから助けて薬草問屋で働いていた姉妹の他に、私の媚薬のおかげで儲けさせてもらったとう数名の娼婦たちがついてきた。
私の媚薬には麻薬のような習慣性はないつもりだったが、娼婦たちは私の媚薬で得られる快感の虜になったようだ。しかも、私の店の常連で、私の弟子をとても可愛がっていたから、それもあって付いて来る気になったのだろう。
「ね、まだ、いいことしてないでしょ」
「そうそう、お姉さんたちが黙って見逃すと思う?」
色気のある娼婦の何人かは私の弟子をわざと困らせるようにすり寄っていた。つまり、私に付いてきたいというより、私の弟子に付いてきたいようだ。それに私の媚薬を手に入れられ続ければ、娼婦として大成功できると思ったのかもしれない。
一人だけで街を去っても良かったのだが、何となく彼女たちを置いていく気にはなれずに私は彼女たちと旅に出ることにした。
それと騒動を起こした魔女の弟子の女。もう開放しても良かったのだが、このまま見逃して師匠の魔女の元に帰しても、私に捕まったことを叱責されて、ひどい目に遭いそうな気がしたので、私の新しい弟子として保護することに決めた。甘いかもしれないが、私の弟子にして保護した方が、その魔女への嫌がらせにもなると思ったからだ。
彼女も私の弟子になることをあっさり承諾した。師匠に無理に義理立てしない、実に魔女らしいさっぱりした性格だ。だが、黒幕の師匠の名や居場所は教えられないとも言い切った。
「どうしても、言わせたいなら殺せ。魔女の弟子として、それぐらいの義理は通させてもらう」
「そうね、私も、何でもベラベラ喋るようなおしゃべりな弟子は御免だわ」
と彼女と話して私の弟子となった。
きちんと旅支度して出たわけじゃないから、最初の晩は当たり前のように野宿だった。
私は、佐助に森の中から薬草を取ってくるように命じて、彼は薬草採取のついでに夕食となる鳥などを狩って来た。
料理はくノ一が担当した。忍はサバイバルに長けているようで、私が頼んだ薬草から味付けに使える草をちょいと
選んで手際よく調理した。クナイを包丁代わりに鳥を裁く手際は見事だった。
派手な女や姉妹に娼婦たちも、近くの川から水を運んで料理を手伝った。魔女についてくるだけあって、みなそこそこ度胸と応用力があるようだ。男娘の弟子も近くの葉などで器を作り、料理の盛り付けを手伝った。
「すみません、有り合わせで、このようなものを」
王宮に住む王妃の食事と比べたら貧相だが、野外ということを考えれば十分な食事だった。
「早めに、どこかの町で、旅の支度を整えましょう」
「ええ、そうね。着の身着のままで、勢いで飛び出してきて、ごめんね」
私は、色々と、その場のものでしのいでくれた皆に頭を下げた。
「魔女も頭を下げるのね」
派手な女が苦笑している。
「あら、私は、他の魔女と違って、かなりの常識人だと思ってるけど」
「常識人が、わざわざ自分の店を燃やして、街にバイバイする?」
「そうそう、あんなに慌てて町を去らなくても、あら、これ美味し」
良く焼けた鳥の肉を口にして娼婦たちが笑みをこぼす。
「ま、俺たち忍は、どんな状況でも生き延びるってのを徹底的に叩き込まれているから、これくらい平気、でも、俺なら、ここに付け合わせのキノコを足すかな」
佐助が、苦笑している。
「私の料理に文句があるなら、お前は食うな」
くノ一のクナイの切っ先が、スッと佐助の喉元に突きつけられる。
「おいおい、俺は、褒めたつもりだぜ。それに、お前に斬られた腕がまだ痛むんだけどな」
媚薬を街にばらまかれたとき佐助とくノ一の間で何かあったようだが、私は無視して、くノ一の手料理を黙って堪能した。
その夜、私は、即席の虫よけと魔物よけの薬を作り、周りに振りまいた。
ちゃんと虫よけや魔物よけをしないで野営するのが危険なことはよく知っている。
佐助とくノ一が、交代で見張りをした。わたしと敵対する魔女が、寝込みを襲って来ないという保証もないからだ。
だが、その夜襲われたのは私ではなく、私の弟子だった。
娼婦たちは乱交をおっぱじめようと彼の寝込みを狙った、見張りの佐助は、彼女たちの行動を黙認した。私の店に通っているときも、私の弟子にセクハラする彼女たちを止めなかった。佐助は、私の護衛であり、しかも、命が狙われているわけではない。私も、盗賊たちに慰み者にされた弟子には、娼婦のお姉さんたちにいいことしてもうことを止める必要はないと思っていた。くノ一も目を覚ましたようだが、殺意がなかったので、再び目を閉じた。姉妹は、何も気づかずに眠っていた、
そして、ヘタレな我が弟子は、お姉さんたちから逃げようとした。
「あらあら、なんで逃げるの。夜は長いから。ただいいことしてあげようと思っただけなのに」
「そうそう、タダでできるのに逃げるなんて、お姉さん傷つくわ」
服をはだけさせて彼を誘うが、我が弟子は迷惑そうな顔をするだけだった。
「もう、本当にいいことするだけだから」
半裸になった娼婦のひとりが、ガッと彼を取り押さえるように背後から抱きついた。
が、次の瞬間、虹色の霧が漂って、彼の姿が消えた。
気が付くと彼は近くの木の枝の上にいた。
「あんた、あんな性欲おばさんのあしらい方も知らないの?」
寝返って私の弟子になった女が、兄弟子である彼を地上から救い出していた。
「それであんた、よく魔女の弟子をやってるわね」
「どうも、ありがとう」
とりあえず、彼は、弟弟子である女にお礼を口にして、その日は下に降りず、木の上で寝た。
たぶん、私のことを知らなそうな町を探し、そこから、新たに一からお店を開くことになるだろうが、こういうことには慣れている。
よく効く薬を売れば、放っておけば治った、薬なんて最初からいらなかったんじゃないかと疑われることもあった。流行り病を沈めれば、その薬を売るために病を流行らせたとも噂された。
たくさんの理不尽に遭い、その度に街を変えた。他の魔女みたいに森の奥に住もうかと思ったが、薬の必要な人は街に多い。片田舎に引っ込んでは、いくら薬を作っても売れない。だから、どうしても、ひとのいる街に出た。
逆に、下手に田舎に引っ込めば、森の奥で、多くの人を殺すための毒を作っている凶悪な魔女と噂されかねない。
いつものことだ。
ただ、いつもと違うのは弟子や自分を慕う者を連れて旅立つことにしたことだ。
なにやら失態を犯して王妃のそばにいられなくなったということで、王妃のくノ一がついてきた。媚薬に狂い彼女に襲われた佐助が嫌そうな顔をしたが、私には関係ないのでそのくノ一の同行を許した。彼女は、王妃からお金を預かっており、何か必要があれば遠慮なく使ってくれということだった。もちろん、いざとなったら頼るつもりだが、あの店で稼いで持ち出した金があった。しばらくそれはくノ一に預かってもらって、落ち着いたら、王妃のために薬や化粧品の代金として一部もらい残りを彼女に託してお金と一緒に王妃の元に送り返そう。すべてのお金を受取らなくても、王妃様は気にしないだろう。
くのいちは媚薬に惑わされて佐助を襲ったことを失態だと思っているようだが、私も、きっと王妃から見てもそれは些細なことで、彼女に大金を預けられる程度には信頼しているのだろう。
女装が板についた我が弟子も、当然のように付いてきた。一応、無理に私についてこなくていいと言ったのだが、まだ私から、色々と学びたいと返事した。何ともかわいい弟子だ。
あのサバトから助け出した派手な女とサバトが忘れられず娼婦になった女、サバトから助けて薬草問屋で働いていた姉妹の他に、私の媚薬のおかげで儲けさせてもらったとう数名の娼婦たちがついてきた。
私の媚薬には麻薬のような習慣性はないつもりだったが、娼婦たちは私の媚薬で得られる快感の虜になったようだ。しかも、私の店の常連で、私の弟子をとても可愛がっていたから、それもあって付いて来る気になったのだろう。
「ね、まだ、いいことしてないでしょ」
「そうそう、お姉さんたちが黙って見逃すと思う?」
色気のある娼婦の何人かは私の弟子をわざと困らせるようにすり寄っていた。つまり、私に付いてきたいというより、私の弟子に付いてきたいようだ。それに私の媚薬を手に入れられ続ければ、娼婦として大成功できると思ったのかもしれない。
一人だけで街を去っても良かったのだが、何となく彼女たちを置いていく気にはなれずに私は彼女たちと旅に出ることにした。
それと騒動を起こした魔女の弟子の女。もう開放しても良かったのだが、このまま見逃して師匠の魔女の元に帰しても、私に捕まったことを叱責されて、ひどい目に遭いそうな気がしたので、私の新しい弟子として保護することに決めた。甘いかもしれないが、私の弟子にして保護した方が、その魔女への嫌がらせにもなると思ったからだ。
彼女も私の弟子になることをあっさり承諾した。師匠に無理に義理立てしない、実に魔女らしいさっぱりした性格だ。だが、黒幕の師匠の名や居場所は教えられないとも言い切った。
「どうしても、言わせたいなら殺せ。魔女の弟子として、それぐらいの義理は通させてもらう」
「そうね、私も、何でもベラベラ喋るようなおしゃべりな弟子は御免だわ」
と彼女と話して私の弟子となった。
きちんと旅支度して出たわけじゃないから、最初の晩は当たり前のように野宿だった。
私は、佐助に森の中から薬草を取ってくるように命じて、彼は薬草採取のついでに夕食となる鳥などを狩って来た。
料理はくノ一が担当した。忍はサバイバルに長けているようで、私が頼んだ薬草から味付けに使える草をちょいと
選んで手際よく調理した。クナイを包丁代わりに鳥を裁く手際は見事だった。
派手な女や姉妹に娼婦たちも、近くの川から水を運んで料理を手伝った。魔女についてくるだけあって、みなそこそこ度胸と応用力があるようだ。男娘の弟子も近くの葉などで器を作り、料理の盛り付けを手伝った。
「すみません、有り合わせで、このようなものを」
王宮に住む王妃の食事と比べたら貧相だが、野外ということを考えれば十分な食事だった。
「早めに、どこかの町で、旅の支度を整えましょう」
「ええ、そうね。着の身着のままで、勢いで飛び出してきて、ごめんね」
私は、色々と、その場のものでしのいでくれた皆に頭を下げた。
「魔女も頭を下げるのね」
派手な女が苦笑している。
「あら、私は、他の魔女と違って、かなりの常識人だと思ってるけど」
「常識人が、わざわざ自分の店を燃やして、街にバイバイする?」
「そうそう、あんなに慌てて町を去らなくても、あら、これ美味し」
良く焼けた鳥の肉を口にして娼婦たちが笑みをこぼす。
「ま、俺たち忍は、どんな状況でも生き延びるってのを徹底的に叩き込まれているから、これくらい平気、でも、俺なら、ここに付け合わせのキノコを足すかな」
佐助が、苦笑している。
「私の料理に文句があるなら、お前は食うな」
くノ一のクナイの切っ先が、スッと佐助の喉元に突きつけられる。
「おいおい、俺は、褒めたつもりだぜ。それに、お前に斬られた腕がまだ痛むんだけどな」
媚薬を街にばらまかれたとき佐助とくノ一の間で何かあったようだが、私は無視して、くノ一の手料理を黙って堪能した。
その夜、私は、即席の虫よけと魔物よけの薬を作り、周りに振りまいた。
ちゃんと虫よけや魔物よけをしないで野営するのが危険なことはよく知っている。
佐助とくノ一が、交代で見張りをした。わたしと敵対する魔女が、寝込みを襲って来ないという保証もないからだ。
だが、その夜襲われたのは私ではなく、私の弟子だった。
娼婦たちは乱交をおっぱじめようと彼の寝込みを狙った、見張りの佐助は、彼女たちの行動を黙認した。私の店に通っているときも、私の弟子にセクハラする彼女たちを止めなかった。佐助は、私の護衛であり、しかも、命が狙われているわけではない。私も、盗賊たちに慰み者にされた弟子には、娼婦のお姉さんたちにいいことしてもうことを止める必要はないと思っていた。くノ一も目を覚ましたようだが、殺意がなかったので、再び目を閉じた。姉妹は、何も気づかずに眠っていた、
そして、ヘタレな我が弟子は、お姉さんたちから逃げようとした。
「あらあら、なんで逃げるの。夜は長いから。ただいいことしてあげようと思っただけなのに」
「そうそう、タダでできるのに逃げるなんて、お姉さん傷つくわ」
服をはだけさせて彼を誘うが、我が弟子は迷惑そうな顔をするだけだった。
「もう、本当にいいことするだけだから」
半裸になった娼婦のひとりが、ガッと彼を取り押さえるように背後から抱きついた。
が、次の瞬間、虹色の霧が漂って、彼の姿が消えた。
気が付くと彼は近くの木の枝の上にいた。
「あんた、あんな性欲おばさんのあしらい方も知らないの?」
寝返って私の弟子になった女が、兄弟子である彼を地上から救い出していた。
「それであんた、よく魔女の弟子をやってるわね」
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とりあえず、彼は、弟弟子である女にお礼を口にして、その日は下に降りず、木の上で寝た。
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