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第24話 秋の乗り放題切符(3)若桜(わかさ)駅
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外は相変わらずの土砂降りでそんななか遅延もなく電車は郡家(こうげ)駅に到着。
ここで若桜(わかさ)鉄道に乗り換えるのだが、実は本数が少なく連絡している電車はないため、ここではバスに乗り換える。改札でバス乗り場を聞くと駅のロータリーのところのバス停と言われたので、バス停に向かう。郡家駅の駅舎はとてもきれいでお土産やおにぎり!が売っていた。
バス停に行くと若桜駅行の時刻表がない!?「え?」バスの時刻まで10分弱。
ちょっと焦る。
ここで待ってて本当にいいの、ねぇ、いいのと心の中で先ほどの駅員さんに話しかけてみる。
いや、戻って聞けばいいんだけどあまりの土砂降りに駅へ戻るのもなぁと思いながら周りをきょろきょろ見回していると、ロータリーの道路向かいに小さなバス停を発見。急いで行ってみるとそのバス停が正解のバス停だった。よかった。
バスに乗れた。
このバスに乗れないと若桜駅までの次の電車は2時間ほど待つことになるため、正直焦った。この後、鳥取経由で兵庫県豊岡市まで行き1泊する予定である。電車やバスに乗り遅れるとドン詰まりとなってしまうのだ。
若桜バスに乗り若桜駅まで乗客は私一人であった。
バスを降り、若桜駅に向かう。
一本道で突き当りが若桜鉄道の起点駅若桜駅。かわいい平屋建ての駅である。歩道には鯉や桜の石畳がありおしゃれな通りとなっている。
駅の手前で、ジビエハンバーグや焼きサバ寿司を売っているお店を見つけるがここでの滞在時間は30分。先に鉄印帳を買ったり駅舎を見学したいためあきらめる。
本当は3時間ほど滞在して酒蔵など見たいところであるが、電車の本数が少なくきつきつの予定を立ててしまった。いつかのんびりとこの街を散策したものだとおもう。
駅舎内にはカフェが設置されていて、駅の待合室件カフェのテーブルとなっているのがなんとも珍しい。コーヒーを飲みたいと思ったのだが誰もいなくてあきらめた。
鉄印も無事入手し、駅構内に入り展示してある今は走っていない電車などを観て楽しみ、お座敷列車にのって若桜駅を後にする。
乗客は私一人。4人掛けのテーブル席に座り貸し切り電車を楽しんでいると、車掌さんが「途中駅で沢山の人が乗ってくるので座席の荷物は荷物棚に入れてほしい」と言われ、棚にあげる。ほんとに乗ってくるのかと半信半疑であったが、途中の八頭高校前駅で大量の学生さんが乗ってくる。それまでシィンとしていた車内がにぎやかになりぎゅうぎゅう詰めである。混雑は終点の鳥取まで続いた。鳥取駅では学生さんたち思い思いの方向へ去り、私は豊岡駅の電車に乗り換える。
大阪から兵庫なんてすぐの距離なのに、大阪、兵庫、岡山、鳥取、兵庫とぐるっと回ってみるのも面白い旅であった。明日は福井県敦賀に向かう予定である。
ここで若桜(わかさ)鉄道に乗り換えるのだが、実は本数が少なく連絡している電車はないため、ここではバスに乗り換える。改札でバス乗り場を聞くと駅のロータリーのところのバス停と言われたので、バス停に向かう。郡家駅の駅舎はとてもきれいでお土産やおにぎり!が売っていた。
バス停に行くと若桜駅行の時刻表がない!?「え?」バスの時刻まで10分弱。
ちょっと焦る。
ここで待ってて本当にいいの、ねぇ、いいのと心の中で先ほどの駅員さんに話しかけてみる。
いや、戻って聞けばいいんだけどあまりの土砂降りに駅へ戻るのもなぁと思いながら周りをきょろきょろ見回していると、ロータリーの道路向かいに小さなバス停を発見。急いで行ってみるとそのバス停が正解のバス停だった。よかった。
バスに乗れた。
このバスに乗れないと若桜駅までの次の電車は2時間ほど待つことになるため、正直焦った。この後、鳥取経由で兵庫県豊岡市まで行き1泊する予定である。電車やバスに乗り遅れるとドン詰まりとなってしまうのだ。
若桜バスに乗り若桜駅まで乗客は私一人であった。
バスを降り、若桜駅に向かう。
一本道で突き当りが若桜鉄道の起点駅若桜駅。かわいい平屋建ての駅である。歩道には鯉や桜の石畳がありおしゃれな通りとなっている。
駅の手前で、ジビエハンバーグや焼きサバ寿司を売っているお店を見つけるがここでの滞在時間は30分。先に鉄印帳を買ったり駅舎を見学したいためあきらめる。
本当は3時間ほど滞在して酒蔵など見たいところであるが、電車の本数が少なくきつきつの予定を立ててしまった。いつかのんびりとこの街を散策したものだとおもう。
駅舎内にはカフェが設置されていて、駅の待合室件カフェのテーブルとなっているのがなんとも珍しい。コーヒーを飲みたいと思ったのだが誰もいなくてあきらめた。
鉄印も無事入手し、駅構内に入り展示してある今は走っていない電車などを観て楽しみ、お座敷列車にのって若桜駅を後にする。
乗客は私一人。4人掛けのテーブル席に座り貸し切り電車を楽しんでいると、車掌さんが「途中駅で沢山の人が乗ってくるので座席の荷物は荷物棚に入れてほしい」と言われ、棚にあげる。ほんとに乗ってくるのかと半信半疑であったが、途中の八頭高校前駅で大量の学生さんが乗ってくる。それまでシィンとしていた車内がにぎやかになりぎゅうぎゅう詰めである。混雑は終点の鳥取まで続いた。鳥取駅では学生さんたち思い思いの方向へ去り、私は豊岡駅の電車に乗り換える。
大阪から兵庫なんてすぐの距離なのに、大阪、兵庫、岡山、鳥取、兵庫とぐるっと回ってみるのも面白い旅であった。明日は福井県敦賀に向かう予定である。
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