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彼女
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ずっと嫌いだった。
いつも女に囲まれてるあいつが。そのくせに私に執着するあいつが。
私は幼馴染の男が大嫌いだった。
それこそ生まれた時からずっと一緒にいた。
生まれた日は数日しか変わらなくて、同じ病院病室で、それから同じマンションの隣同士。
私の母親とあいつの母親は親友同士で、「あの子達を結婚させたいね」なんて軽口を叩く仲。
小さい頃はなよなよしくて弱虫なあいつは女の子たちには嫌われてて、私にばっかり頼りっきりのかわいい男の子だった。でも、年齢が上がるにつれて、あいつは女の子にモテ始めるようになって、ハーレムを形成し始めた。そのくせ私に執着するのだから、たちが悪い。
ハーレムの女たちの攻撃対象は私だった。
いじめられていた。クラスメイトの女子には仲間はずれにされていた。たぶん、そのことにあいつは気付いてない。
だって、私がいつも一人でいるのを見て喜んでるくらいだ。
「僕が独り占めできる」って。いいからお前は周りをちゃんと見ろって感じだった。
たしかにあいつは顔がいい。性格も悪くない。けど、自分の周りにいるハーレムの女たちに愛想は皆無だったように思う。それなのにハーレムの女たちは減るどころか年々増えていった。
たぶん、だけど。
ハーレムの女たちは私に接するあいつを見てるから諦められないのだろう。
あいつが私に接するとき、あいつは恐ろしく蕩けたようになる。無防備で、全身で幸せを表しているような。そのあいつが欲しくて欲しくてたまらないのだろうと勝手に思ってる。
あの子を助けたのは気まぐれだった。
私と同じように仲間はずれにされていて、その上嫌がらせまで受けていたから見るに見兼ねてあの子を庇った。
あの子が悪い子ではないと知っていたし、見ていて気持ちがいいものではなかったから。
そうしたらいつのまにかあの子は私の親友として、私の隣にいるようになった。
確かにあの子と話すのは楽しかった。友達だとは思っていた。
けど、私はあの子があいつを好きなのだということはすぐに気が付いた。そのために私を利用しているのだということも。
あいつのハーレムの女たちなんかよりもよっぽど頭がいい。
だって、あいつを落とすならまずは私を利用するべきだ。私を排除するのではなく、私に成り代わるように私を利用するべきだった。
すべて知っていた。気付いていた。
あいつが私に執着し、私を愛していることも。あの子が私を親友と慕いながらも、裏では憎しみに身を焦がしていたことも。
けど、知っていたからといって私になにができたのだろう。
大学に入って、あいつはまたしても私に付き纏う。学部こそは違うものの、あいつはほとんどの時間を私に合わせて割いていた。
サークルだって、私が入ったサークルに無理やり入ってきた。私たちが入るまでは人気のなかった文学サークルは今ではほとんどが女。主にあいつのハーレムの女たち。
あの子は同じ大学に入れなかった。けど時折私の家に遊びに来ては、ほとんど我が家に入り浸っているあいつと挨拶を交わす。
たぶん、あの子の恋は実らない。
自惚れではなく、あいつが私を手離すとは思えなかった。あいつが私から離れることを許容することなどあり得ないとわかっていた。
あの子の恋は実らない。
あの子もそれに気が付いた。私がいる限り、あいつを振り向かせることはできないと。
だから、私を殺したのだろう。
私を殺して狂ったように笑ってるあの子。
私は死んだのに、不思議な話だけど空からそのあとのことを見てた。
あいつは泣いてた。みっともなく子どもみたいに。
私が死んだことが受け入れられず嫌だ嫌だと私の死体にしがみついて、頭のおかしいことを言ってた。キスとかセックスとか、なんの話をしてるの? そんなことする予定はなかったから。というか人前なんだけど? 馬鹿なの? 馬鹿なのよね、知ってたけど。
あいつはやってきた警察官と救急隊の人に引き剥がされるまで、私の死体を抱いて泣きながら意味のないことをぶつぶつと呟き続けていた。
あいつは頭がいいのに馬鹿だから。私に執着することをやめなかった。
死んだ後も、私の骨を抱いて私の名前を呼びながら私の部屋のベッドで顔を埋めて泣いていた。
あいつが私の匂いを嗅いで、泣きながら自慰を始めたときは呪い殺すかと思った。なんてことを私の部屋でしてくれてんのかと。私の両親は今すぐあいつを部屋から追い出して。甘すぎなのよ、あいつに。
叫んでも死んだ私の声はあいつに届かなくて、このときほど生き返りたいと思ったことはない。
「ね、あいしてるよ……」
ほんっっっとうに馬鹿な男。
私なんて嫌いになってくれてよかった。私なんて忘れてくれてよかった。
あんたは恵まれて、愛されて、幸せになるはずの人間なのに。
どうして私なんかに執着するのかわからない。私はただあいつと生まれたときから顔を合わせてただけ。ただそれだけ。
それだけなのに私なんかに執着して、必死に求めて、「嫌い」なんて言ったら「嘘つき」なんて余裕ぶって笑って。
ねぇ、早く立ち直ってよ。
「我が世界に生まれ変わり、世界を救う勇者の礎となってください」
白髪に赤い瞳の人外染みた美しさを持つ女性が私の目の前に現れてそう言った。
礎って、なにそれ。つまり生贄みたいなもの?
「イヤ。私、忙しいの」
「彼を見守るのに、ですか?」
「見守ってるんじゃない。監視してるの」
「はぁ」
気の抜けた返事を返す女性からふいと視線を逸らすと、あいつへと視線を向ける。
今日のあいつは私のアルバムを見て、その写真にすりすりと頬を寄せてるところだった。ほんとやめて。
「勇者は、彼です」
「……はぁ?」
「彼のために、我が世界に生まれ変わってくれませんか?」
なにを言っているのだろうと思った。
「あいつが私以外の人間のために必死になれるはずないじゃない」
自惚れでもなく、あいつがそういう性分だということは文字通り生まれてから死ぬまで一緒にいた私が一番知ってる。
「他の人間を探せば? あいつである意味はないでしょう」
勇者なんてものになったら傷付くに決まってる。心も身体も擦り減りそう。そんなもの、あいつがやる意味はない。
あいつは馬鹿でクズで間抜けで、私以外に興味がない人間なんだから。
「都合がいいんです。彼のようにあなたしか必要ないのなら、きっと彼は自分を驕らず人を奴隷としたり、魔王として君臨するなどなさらないでしょうから」
「なにそれ。そんなことがあったの?」
「……ええ」
だから、あいつなの? そのために私を利用するの?
「あいつに許可は取ったの?」
「あなたともう一度逢えるなら、と。即答でした」
「でしょうね。それ、私に拒否権ないじゃない。私が行かなかったら、あなたの世界がボロボロになるわよ」
「えっ」
この人外美人、そこまで考えてなかったのか。
普通に考えて、あいつが私目当てで異世界に生まれ変わるなんていったなら、私がいなかったらどう考えてもこんな世界どうでもいいと考えると思う。
自惚れでもなんでもなく。あいつはそういう男だ。
「……べつに、いいけど。勇者のための人間になっても」
「本当ですかっ!」
「うん。だけど、条件をつけさせて」
「貴女が来てくれるなら喜んで!」
あいつは他の女を侍らせて、そのくせ女たちにはこれっぽっちも優しくなくて、どうでもいいとさえ考えてた。
「願いは三つ。まず私の生まれ変わりとあいつの生まれ変わりは絶対に近くに生まれさせないで。二つ目は私の記憶を消すこと。三つ目は──」
「三つ目は?」
それなのに私にだけは蕩けるほど優しくて、甘くて、好きだと全身全霊で訴えて、小さい頃の約束なんて信じ切って、絶対叶うんだって思い込んでるあいつが。
「──私は殺して」
好きだった。
なんでもないとわかってても、女たちと一緒にいるあいつを嫌うほど、好きだった。
生まれ変わったあいつじゃない。私は、私の幼馴染として生きていたあいつが好きだった。
たとえ記憶があったとしても、生まれ変わったあいつはあいつじゃない。私の好きになった幼馴染じゃない。
私の魂はあげてもいい。未来の勇者の礎となってもいい。だけど、この記憶と感情だけは奪われたくない。
きっとあいつは私を探すだろう。そして見つけ出して恋をするだろう。
でもきっとその私は私ではないし、見つけ出したあいつもあいつじゃない。
私たちの思い出は私たちだけのもの。
「わかりました。あなたに私の敬愛と祝福と最大の加護を」
ごめん。大好きだったよ。
いつも女に囲まれてるあいつが。そのくせに私に執着するあいつが。
私は幼馴染の男が大嫌いだった。
それこそ生まれた時からずっと一緒にいた。
生まれた日は数日しか変わらなくて、同じ病院病室で、それから同じマンションの隣同士。
私の母親とあいつの母親は親友同士で、「あの子達を結婚させたいね」なんて軽口を叩く仲。
小さい頃はなよなよしくて弱虫なあいつは女の子たちには嫌われてて、私にばっかり頼りっきりのかわいい男の子だった。でも、年齢が上がるにつれて、あいつは女の子にモテ始めるようになって、ハーレムを形成し始めた。そのくせ私に執着するのだから、たちが悪い。
ハーレムの女たちの攻撃対象は私だった。
いじめられていた。クラスメイトの女子には仲間はずれにされていた。たぶん、そのことにあいつは気付いてない。
だって、私がいつも一人でいるのを見て喜んでるくらいだ。
「僕が独り占めできる」って。いいからお前は周りをちゃんと見ろって感じだった。
たしかにあいつは顔がいい。性格も悪くない。けど、自分の周りにいるハーレムの女たちに愛想は皆無だったように思う。それなのにハーレムの女たちは減るどころか年々増えていった。
たぶん、だけど。
ハーレムの女たちは私に接するあいつを見てるから諦められないのだろう。
あいつが私に接するとき、あいつは恐ろしく蕩けたようになる。無防備で、全身で幸せを表しているような。そのあいつが欲しくて欲しくてたまらないのだろうと勝手に思ってる。
あの子を助けたのは気まぐれだった。
私と同じように仲間はずれにされていて、その上嫌がらせまで受けていたから見るに見兼ねてあの子を庇った。
あの子が悪い子ではないと知っていたし、見ていて気持ちがいいものではなかったから。
そうしたらいつのまにかあの子は私の親友として、私の隣にいるようになった。
確かにあの子と話すのは楽しかった。友達だとは思っていた。
けど、私はあの子があいつを好きなのだということはすぐに気が付いた。そのために私を利用しているのだということも。
あいつのハーレムの女たちなんかよりもよっぽど頭がいい。
だって、あいつを落とすならまずは私を利用するべきだ。私を排除するのではなく、私に成り代わるように私を利用するべきだった。
すべて知っていた。気付いていた。
あいつが私に執着し、私を愛していることも。あの子が私を親友と慕いながらも、裏では憎しみに身を焦がしていたことも。
けど、知っていたからといって私になにができたのだろう。
大学に入って、あいつはまたしても私に付き纏う。学部こそは違うものの、あいつはほとんどの時間を私に合わせて割いていた。
サークルだって、私が入ったサークルに無理やり入ってきた。私たちが入るまでは人気のなかった文学サークルは今ではほとんどが女。主にあいつのハーレムの女たち。
あの子は同じ大学に入れなかった。けど時折私の家に遊びに来ては、ほとんど我が家に入り浸っているあいつと挨拶を交わす。
たぶん、あの子の恋は実らない。
自惚れではなく、あいつが私を手離すとは思えなかった。あいつが私から離れることを許容することなどあり得ないとわかっていた。
あの子の恋は実らない。
あの子もそれに気が付いた。私がいる限り、あいつを振り向かせることはできないと。
だから、私を殺したのだろう。
私を殺して狂ったように笑ってるあの子。
私は死んだのに、不思議な話だけど空からそのあとのことを見てた。
あいつは泣いてた。みっともなく子どもみたいに。
私が死んだことが受け入れられず嫌だ嫌だと私の死体にしがみついて、頭のおかしいことを言ってた。キスとかセックスとか、なんの話をしてるの? そんなことする予定はなかったから。というか人前なんだけど? 馬鹿なの? 馬鹿なのよね、知ってたけど。
あいつはやってきた警察官と救急隊の人に引き剥がされるまで、私の死体を抱いて泣きながら意味のないことをぶつぶつと呟き続けていた。
あいつは頭がいいのに馬鹿だから。私に執着することをやめなかった。
死んだ後も、私の骨を抱いて私の名前を呼びながら私の部屋のベッドで顔を埋めて泣いていた。
あいつが私の匂いを嗅いで、泣きながら自慰を始めたときは呪い殺すかと思った。なんてことを私の部屋でしてくれてんのかと。私の両親は今すぐあいつを部屋から追い出して。甘すぎなのよ、あいつに。
叫んでも死んだ私の声はあいつに届かなくて、このときほど生き返りたいと思ったことはない。
「ね、あいしてるよ……」
ほんっっっとうに馬鹿な男。
私なんて嫌いになってくれてよかった。私なんて忘れてくれてよかった。
あんたは恵まれて、愛されて、幸せになるはずの人間なのに。
どうして私なんかに執着するのかわからない。私はただあいつと生まれたときから顔を合わせてただけ。ただそれだけ。
それだけなのに私なんかに執着して、必死に求めて、「嫌い」なんて言ったら「嘘つき」なんて余裕ぶって笑って。
ねぇ、早く立ち直ってよ。
「我が世界に生まれ変わり、世界を救う勇者の礎となってください」
白髪に赤い瞳の人外染みた美しさを持つ女性が私の目の前に現れてそう言った。
礎って、なにそれ。つまり生贄みたいなもの?
「イヤ。私、忙しいの」
「彼を見守るのに、ですか?」
「見守ってるんじゃない。監視してるの」
「はぁ」
気の抜けた返事を返す女性からふいと視線を逸らすと、あいつへと視線を向ける。
今日のあいつは私のアルバムを見て、その写真にすりすりと頬を寄せてるところだった。ほんとやめて。
「勇者は、彼です」
「……はぁ?」
「彼のために、我が世界に生まれ変わってくれませんか?」
なにを言っているのだろうと思った。
「あいつが私以外の人間のために必死になれるはずないじゃない」
自惚れでもなく、あいつがそういう性分だということは文字通り生まれてから死ぬまで一緒にいた私が一番知ってる。
「他の人間を探せば? あいつである意味はないでしょう」
勇者なんてものになったら傷付くに決まってる。心も身体も擦り減りそう。そんなもの、あいつがやる意味はない。
あいつは馬鹿でクズで間抜けで、私以外に興味がない人間なんだから。
「都合がいいんです。彼のようにあなたしか必要ないのなら、きっと彼は自分を驕らず人を奴隷としたり、魔王として君臨するなどなさらないでしょうから」
「なにそれ。そんなことがあったの?」
「……ええ」
だから、あいつなの? そのために私を利用するの?
「あいつに許可は取ったの?」
「あなたともう一度逢えるなら、と。即答でした」
「でしょうね。それ、私に拒否権ないじゃない。私が行かなかったら、あなたの世界がボロボロになるわよ」
「えっ」
この人外美人、そこまで考えてなかったのか。
普通に考えて、あいつが私目当てで異世界に生まれ変わるなんていったなら、私がいなかったらどう考えてもこんな世界どうでもいいと考えると思う。
自惚れでもなんでもなく。あいつはそういう男だ。
「……べつに、いいけど。勇者のための人間になっても」
「本当ですかっ!」
「うん。だけど、条件をつけさせて」
「貴女が来てくれるなら喜んで!」
あいつは他の女を侍らせて、そのくせ女たちにはこれっぽっちも優しくなくて、どうでもいいとさえ考えてた。
「願いは三つ。まず私の生まれ変わりとあいつの生まれ変わりは絶対に近くに生まれさせないで。二つ目は私の記憶を消すこと。三つ目は──」
「三つ目は?」
それなのに私にだけは蕩けるほど優しくて、甘くて、好きだと全身全霊で訴えて、小さい頃の約束なんて信じ切って、絶対叶うんだって思い込んでるあいつが。
「──私は殺して」
好きだった。
なんでもないとわかってても、女たちと一緒にいるあいつを嫌うほど、好きだった。
生まれ変わったあいつじゃない。私は、私の幼馴染として生きていたあいつが好きだった。
たとえ記憶があったとしても、生まれ変わったあいつはあいつじゃない。私の好きになった幼馴染じゃない。
私の魂はあげてもいい。未来の勇者の礎となってもいい。だけど、この記憶と感情だけは奪われたくない。
きっとあいつは私を探すだろう。そして見つけ出して恋をするだろう。
でもきっとその私は私ではないし、見つけ出したあいつもあいつじゃない。
私たちの思い出は私たちだけのもの。
「わかりました。あなたに私の敬愛と祝福と最大の加護を」
ごめん。大好きだったよ。
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