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みたけくん 03
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最近の俺は機嫌がいい。自分でも不気味に思うほど。
それもこれも依ちゃんがかわいいからだ。
今までは全然興味なかったお尻の穴とかも依ちゃん相手なら開発したいな~って思ってるんだよね。
お尻まで開発されちゃったら、依ちゃんも逃げ出さなさそうでしょ? 念には念を入れるタイプだからさぁ。
そもそも今までの女は突っ込んで終わりだったし。依ちゃんみたいに教え込んだり、セックスするためにご飯奢ったりもしなかったから。ましてや他の女と二人で映画とか無理。
というか、そんなアナル開発とかいう前に依ちゃんにはフェラとかも教え込まなくちゃいけないんだけど。
依ちゃんには優しくしたいと思う反面、全身性感帯にしてやりたいって思う。
まあ、まだまだ全然飽きそうにないから時間はたっぷりある。
最近姉貴が依ちゃん依ちゃんうっさいけど、当分姉貴に依ちゃんが回ることはないから諦めればいいのに。
うるさいのは姉貴だけじゃない。
「なー、真紘。俺にも依ちゃん使わせてよ~」
「おっぱいないけどすごいかわいいよね」
「絶対やだ。勝手に使ったら殺す」
友人たちもだ。
先月の終わり頃かな。こいつらは勝手に俺の部屋に入ってきて、ちょうど依ちゃんとセックス中だったせいで見られたことがあった。
依ちゃんはもう意識が朦朧としてたおかげであいつらに気付くことはなかったけど、そのせいで依ちゃんのかわいい姿がバレてしまった。
まあ、スマホで依ちゃんの写メでも撮ってたら大変だからスマホ壊すよね。スマホってあれ簡単に壊れるのな。思いっきり叩きつけたら勢いよく割れてビビったわ。
こいつらが勝手に入ってきてからは家の鍵も変えたからもう来ることはないだろうけど、昼休みの依ちゃん開発を慎重にしなくちゃダメになったからヤダ。
依ちゃん声大きめだし、こんな猿どもに依ちゃんのかわいい喘ぎ声を聴かせたくない。
「おまえ、いっつもそれだけどさ~、依ちゃんと付き合ってんの?」
「んなわけないじゃん。つーか、俺の依ちゃん名前で呼ぶな。マジで殺す。……あ、この服依ちゃんに絶対似合う。買お」
依ちゃんっていつも子どもっぽい服だから、もっと大人かわいい服着てほしいんだよね。
あれはあれでかわいいけど、エロくはない。あと俺が犯罪犯してる感がヤバイ。
それに二人で外を歩いてて兄妹に見られるの不愉快だし。兄が妹とセックスしてベロチューするかってーの。
依ちゃんに似合いそうな服と靴と小物数点をポチッと買い物カゴに入れて注文確定。
絶対似合うから今度これ着せてセックスしよ。
「……なに? 真紘はよ……じゃなくて安堂ちゃん大好きなの? 初恋?」
「は? 別に。ただ依ちゃんのナカってめちゃくちゃ気持ちいいんだよね。かずのこ天井ってああいうの言うんだろうな。おまえらには絶対使わせないけど」
うんうん、依ちゃんのナカは最高に気持ちがいい。なんか帰ってきたって気がする。
俺のちんこをきゅうきゅうと奥に誘い込むように締め付けて、まるで包み込むようにまんこがうごうごと動く。最初はキツキツだったけど、最近は俺の形にピタッとハマって特にやばい。
コンドームありでこれなんだから、生だとどうなるかすげえ気になる。
でもさあ、俺が気持ちよくなりたいだけで、依ちゃんにピルとか飲ませるのはなんか違うじゃん。
それでなくとも依ちゃんは生理不順とは無縁の健康優良児。あんまり余計なものは飲ませたくない。それに子どもが出来ても、俺の手で養えないし。せめて俺が俺自身の手で養えるようになるまで生は無理だろうな~。
生理中は挿入しないことにしてる。
俺は血だらけになっても気にしないんだけど、依ちゃんがすごい勢いで嫌がったから、依ちゃん生理中はおっぱいと乳首とクリトリスでイカせまくってる。泣きながらイキまくる依ちゃんかわいいよ。敏感になりまくりだし。
さすがに生理痛で苦しんでる時はそんなことしないよ? ちゃんと湯たんぽ作って、後ろから依ちゃんを抱き締めながらお腹撫でてあげてるから。そのまま俺の腕を抱き枕にしながら寝ちゃう依ちゃん、ソーキュートだから。
「でもさー、安堂ちゃんってイケメンの彼氏いるよな?」
「……は?」
依ちゃんのことを考えながらスマホを見てたけど、その言葉に顔を上げる。
なに言っちゃってんの、おまえ。依ちゃんに彼氏って……依ちゃんに男?
「いや、おまえ目が怖い」
「なにそれどういうこと?」
「しかも近い」
依ちゃんに男? 俺の依ちゃんに?
「いや、たまに安堂ちゃんを迎えに来るイケメンがいるって噂。なんか金髪チャラ男だから安堂ちゃん騙されんじゃないかって一時期有名だったよな」
「最近はないけどね。俺も見たことあるその金髪。結構イケメンだった」
「は? 俺より?」
「いやー、お前よりイケメンってそれヤバイ。逆に見てみたいわ」
「……ならいいや」
俺よりもイケメンじゃないなら、まあ、いいや。いや、良くないけど。
でも、よく考えたら依ちゃんって昼休みも放課後も俺と一緒にいるんだし、そんな男ともう切れてるに決まってる。
それにキスマークだってつけまくってるし。NTR属性が無ければ、俺のものである依ちゃんには手を出さないだろう。……ないよな、NTR属性。
「あ、あとさー、安堂ちゃんって眼鏡の男とも噂にならなかった?」
「あった、あった。真面目カップルかと思ったら、金髪が出てきてなにがあったんだって噂になった。本人ほとんど知らないらしいけどな。しかも眼鏡も結構なイケメンらしい」
「安堂ちゃんの友達が聞いたらしいけど、すんごい困った顔で微笑まれてなにも言えなかったって」
「…………」
なにそれ聞いてない。
男が二人も? 依ちゃんに?
なんだこれ、すげえ腹立つ。
俺が苛立ってるのかわかったのか、周りがやべえみたいな顔して焦ってる。
もしかして、俺が知らないだけで依ちゃんって結構モテる? まあ、あの長い三つ編みとわざとらしい眼鏡は確かに目立つし、確かになにもかもがかわいいけど。
「いやっ、でも、ほら! 最近は真紘とずっと一緒にいんだろ? 他の男とヤッたりしてないって!」
「そうそう。安堂ちゃんって清楚っぽいし、他に男がいたら真紘に股開かないよ。たぶん」
「……やっぱり貞操帯買っとくべきか」
前は冗談だったけど、ちょっと本気で購入検討したほうがいいかもしれない。
俺以外の男と依ちゃんがセックスするなんて考えるだけでさぁ。男は殺して、依ちゃんのこと壊れるまで犯したくなる。
……なんで俺こんなひどいこと考えてんの?
「でも依ちゃんヤダって言ってたし……」
どうしようか。せっかく俺が頑張って依ちゃんのことここまで淫乱にしたのに、今さら他の男に掻っ攫われる絶対イヤだ。
依ちゃんは俺のなんだから。
基本ほとんど毎日依ちゃんと一緒だから、俺のいない間に依ちゃんが他の男とセックスするなんてことはないはずなんだけど。
「監禁とか?」
「犯罪じゃねーか!」
「最終手段にしときなよ、それは」
でも、結構いいなと思ったんだけど。
「(なぁ、これって完全に好きだよな?)」
「(さぁ。ただ気に入ってるだけかもしれないし。なにも言わないほうがいいよ)」
「なにこそこそ二人で話してんの?」
二人を睨むと別に、と目を逸らされる。
馬鹿にされてるみたいで腹立つんだけど。
「それより、クリスマスはどうすんの?」
「クリスマス?」
「そ。そろそろクリスマスじゃん。女の子にとってクリスマスって特別でしょ? なんかプレゼントしたりしないの?」
クリスマス、ねぇ……。依ちゃんはそういうの好きそうだけど、そもそも依ちゃんママが依ちゃんのこと外に出さなそう。
依ちゃんママと会ったことないけど、話し聞く限りすごい過保護そうだし。
でも、依ちゃんキラキラしたものとか子どもっぽいもの好きなんだよね~。
イルミネーションとか絶対喜ぶ。絶対かわいい。
えっ、かわいい。想像したらさらにかわいい。
「依ちゃんとイルミネーション見に行きたい」
「いいんじゃない? 行けば?」
「でも、依ちゃんそんな遅くまで遊んでらんないんだよね。泊まりとか絶対無理だし。プレゼントしかあげられないや」
なにあげよう。とりあえず服はもう少し買おう。あと靴も。あとは小物類かな。
「指輪とかネックレスなんかもいいよね。依ちゃんキラキラ好きそうだし。悩むな~」
「(なぁ、彼氏でもない男から指輪とかネックレスって重くね?)」
「(まあ……いいんじゃない、別に)」
依ちゃんは絶対ゴツゴツゴテゴテしたものよりも、ワンポイントの方が似合うと思うんだよね。
あと大人っぽすぎるのは似合わないから、ちょっと子どもっぽいんだけどその中に大人っぽさが出る感じ。
あと普段から身に付けてもらいたいから、やっぱり指輪じゃなくてネックレスだな。
あんまり目立たない感じのがいい。
「やばい。すげーかわいい」
俺が選んだ服を着て、俺の選んだ靴を履いて、俺の選んだネックレスして。
「依ちゃんかわいすぎ」
それで名前まで呼んでくれたら、そのままイケるんだけど。
まあ、依ちゃんって基本男の名前呼ばないし、それはしょうがない。
それにセックスの最中は呼んでくれるし。俺の名前を呼びながらイく依ちゃんは最高にかわいい。
「やっぱりレストランとか予約するべきかな~? でもなー、依ちゃんそういうところビビりそう。あ、それはそれでかわいい。予約しよ」
親父の知り合いのところなら比較的融通してもらえるだろうし。
あ、すっげークリスマスが楽しみになってきた。
かわいい依ちゃん見るの楽しみ。
早くクリスマスにならないかなぁ。
「(なぁ、やっぱりあれって真紘が普段の女にする態度じゃないよな?)」
「(ないね。デレデレだね。顔面崩壊)」
それもこれも依ちゃんがかわいいからだ。
今までは全然興味なかったお尻の穴とかも依ちゃん相手なら開発したいな~って思ってるんだよね。
お尻まで開発されちゃったら、依ちゃんも逃げ出さなさそうでしょ? 念には念を入れるタイプだからさぁ。
そもそも今までの女は突っ込んで終わりだったし。依ちゃんみたいに教え込んだり、セックスするためにご飯奢ったりもしなかったから。ましてや他の女と二人で映画とか無理。
というか、そんなアナル開発とかいう前に依ちゃんにはフェラとかも教え込まなくちゃいけないんだけど。
依ちゃんには優しくしたいと思う反面、全身性感帯にしてやりたいって思う。
まあ、まだまだ全然飽きそうにないから時間はたっぷりある。
最近姉貴が依ちゃん依ちゃんうっさいけど、当分姉貴に依ちゃんが回ることはないから諦めればいいのに。
うるさいのは姉貴だけじゃない。
「なー、真紘。俺にも依ちゃん使わせてよ~」
「おっぱいないけどすごいかわいいよね」
「絶対やだ。勝手に使ったら殺す」
友人たちもだ。
先月の終わり頃かな。こいつらは勝手に俺の部屋に入ってきて、ちょうど依ちゃんとセックス中だったせいで見られたことがあった。
依ちゃんはもう意識が朦朧としてたおかげであいつらに気付くことはなかったけど、そのせいで依ちゃんのかわいい姿がバレてしまった。
まあ、スマホで依ちゃんの写メでも撮ってたら大変だからスマホ壊すよね。スマホってあれ簡単に壊れるのな。思いっきり叩きつけたら勢いよく割れてビビったわ。
こいつらが勝手に入ってきてからは家の鍵も変えたからもう来ることはないだろうけど、昼休みの依ちゃん開発を慎重にしなくちゃダメになったからヤダ。
依ちゃん声大きめだし、こんな猿どもに依ちゃんのかわいい喘ぎ声を聴かせたくない。
「おまえ、いっつもそれだけどさ~、依ちゃんと付き合ってんの?」
「んなわけないじゃん。つーか、俺の依ちゃん名前で呼ぶな。マジで殺す。……あ、この服依ちゃんに絶対似合う。買お」
依ちゃんっていつも子どもっぽい服だから、もっと大人かわいい服着てほしいんだよね。
あれはあれでかわいいけど、エロくはない。あと俺が犯罪犯してる感がヤバイ。
それに二人で外を歩いてて兄妹に見られるの不愉快だし。兄が妹とセックスしてベロチューするかってーの。
依ちゃんに似合いそうな服と靴と小物数点をポチッと買い物カゴに入れて注文確定。
絶対似合うから今度これ着せてセックスしよ。
「……なに? 真紘はよ……じゃなくて安堂ちゃん大好きなの? 初恋?」
「は? 別に。ただ依ちゃんのナカってめちゃくちゃ気持ちいいんだよね。かずのこ天井ってああいうの言うんだろうな。おまえらには絶対使わせないけど」
うんうん、依ちゃんのナカは最高に気持ちがいい。なんか帰ってきたって気がする。
俺のちんこをきゅうきゅうと奥に誘い込むように締め付けて、まるで包み込むようにまんこがうごうごと動く。最初はキツキツだったけど、最近は俺の形にピタッとハマって特にやばい。
コンドームありでこれなんだから、生だとどうなるかすげえ気になる。
でもさあ、俺が気持ちよくなりたいだけで、依ちゃんにピルとか飲ませるのはなんか違うじゃん。
それでなくとも依ちゃんは生理不順とは無縁の健康優良児。あんまり余計なものは飲ませたくない。それに子どもが出来ても、俺の手で養えないし。せめて俺が俺自身の手で養えるようになるまで生は無理だろうな~。
生理中は挿入しないことにしてる。
俺は血だらけになっても気にしないんだけど、依ちゃんがすごい勢いで嫌がったから、依ちゃん生理中はおっぱいと乳首とクリトリスでイカせまくってる。泣きながらイキまくる依ちゃんかわいいよ。敏感になりまくりだし。
さすがに生理痛で苦しんでる時はそんなことしないよ? ちゃんと湯たんぽ作って、後ろから依ちゃんを抱き締めながらお腹撫でてあげてるから。そのまま俺の腕を抱き枕にしながら寝ちゃう依ちゃん、ソーキュートだから。
「でもさー、安堂ちゃんってイケメンの彼氏いるよな?」
「……は?」
依ちゃんのことを考えながらスマホを見てたけど、その言葉に顔を上げる。
なに言っちゃってんの、おまえ。依ちゃんに彼氏って……依ちゃんに男?
「いや、おまえ目が怖い」
「なにそれどういうこと?」
「しかも近い」
依ちゃんに男? 俺の依ちゃんに?
「いや、たまに安堂ちゃんを迎えに来るイケメンがいるって噂。なんか金髪チャラ男だから安堂ちゃん騙されんじゃないかって一時期有名だったよな」
「最近はないけどね。俺も見たことあるその金髪。結構イケメンだった」
「は? 俺より?」
「いやー、お前よりイケメンってそれヤバイ。逆に見てみたいわ」
「……ならいいや」
俺よりもイケメンじゃないなら、まあ、いいや。いや、良くないけど。
でも、よく考えたら依ちゃんって昼休みも放課後も俺と一緒にいるんだし、そんな男ともう切れてるに決まってる。
それにキスマークだってつけまくってるし。NTR属性が無ければ、俺のものである依ちゃんには手を出さないだろう。……ないよな、NTR属性。
「あ、あとさー、安堂ちゃんって眼鏡の男とも噂にならなかった?」
「あった、あった。真面目カップルかと思ったら、金髪が出てきてなにがあったんだって噂になった。本人ほとんど知らないらしいけどな。しかも眼鏡も結構なイケメンらしい」
「安堂ちゃんの友達が聞いたらしいけど、すんごい困った顔で微笑まれてなにも言えなかったって」
「…………」
なにそれ聞いてない。
男が二人も? 依ちゃんに?
なんだこれ、すげえ腹立つ。
俺が苛立ってるのかわかったのか、周りがやべえみたいな顔して焦ってる。
もしかして、俺が知らないだけで依ちゃんって結構モテる? まあ、あの長い三つ編みとわざとらしい眼鏡は確かに目立つし、確かになにもかもがかわいいけど。
「いやっ、でも、ほら! 最近は真紘とずっと一緒にいんだろ? 他の男とヤッたりしてないって!」
「そうそう。安堂ちゃんって清楚っぽいし、他に男がいたら真紘に股開かないよ。たぶん」
「……やっぱり貞操帯買っとくべきか」
前は冗談だったけど、ちょっと本気で購入検討したほうがいいかもしれない。
俺以外の男と依ちゃんがセックスするなんて考えるだけでさぁ。男は殺して、依ちゃんのこと壊れるまで犯したくなる。
……なんで俺こんなひどいこと考えてんの?
「でも依ちゃんヤダって言ってたし……」
どうしようか。せっかく俺が頑張って依ちゃんのことここまで淫乱にしたのに、今さら他の男に掻っ攫われる絶対イヤだ。
依ちゃんは俺のなんだから。
基本ほとんど毎日依ちゃんと一緒だから、俺のいない間に依ちゃんが他の男とセックスするなんてことはないはずなんだけど。
「監禁とか?」
「犯罪じゃねーか!」
「最終手段にしときなよ、それは」
でも、結構いいなと思ったんだけど。
「(なぁ、これって完全に好きだよな?)」
「(さぁ。ただ気に入ってるだけかもしれないし。なにも言わないほうがいいよ)」
「なにこそこそ二人で話してんの?」
二人を睨むと別に、と目を逸らされる。
馬鹿にされてるみたいで腹立つんだけど。
「それより、クリスマスはどうすんの?」
「クリスマス?」
「そ。そろそろクリスマスじゃん。女の子にとってクリスマスって特別でしょ? なんかプレゼントしたりしないの?」
クリスマス、ねぇ……。依ちゃんはそういうの好きそうだけど、そもそも依ちゃんママが依ちゃんのこと外に出さなそう。
依ちゃんママと会ったことないけど、話し聞く限りすごい過保護そうだし。
でも、依ちゃんキラキラしたものとか子どもっぽいもの好きなんだよね~。
イルミネーションとか絶対喜ぶ。絶対かわいい。
えっ、かわいい。想像したらさらにかわいい。
「依ちゃんとイルミネーション見に行きたい」
「いいんじゃない? 行けば?」
「でも、依ちゃんそんな遅くまで遊んでらんないんだよね。泊まりとか絶対無理だし。プレゼントしかあげられないや」
なにあげよう。とりあえず服はもう少し買おう。あと靴も。あとは小物類かな。
「指輪とかネックレスなんかもいいよね。依ちゃんキラキラ好きそうだし。悩むな~」
「(なぁ、彼氏でもない男から指輪とかネックレスって重くね?)」
「(まあ……いいんじゃない、別に)」
依ちゃんは絶対ゴツゴツゴテゴテしたものよりも、ワンポイントの方が似合うと思うんだよね。
あと大人っぽすぎるのは似合わないから、ちょっと子どもっぽいんだけどその中に大人っぽさが出る感じ。
あと普段から身に付けてもらいたいから、やっぱり指輪じゃなくてネックレスだな。
あんまり目立たない感じのがいい。
「やばい。すげーかわいい」
俺が選んだ服を着て、俺の選んだ靴を履いて、俺の選んだネックレスして。
「依ちゃんかわいすぎ」
それで名前まで呼んでくれたら、そのままイケるんだけど。
まあ、依ちゃんって基本男の名前呼ばないし、それはしょうがない。
それにセックスの最中は呼んでくれるし。俺の名前を呼びながらイく依ちゃんは最高にかわいい。
「やっぱりレストランとか予約するべきかな~? でもなー、依ちゃんそういうところビビりそう。あ、それはそれでかわいい。予約しよ」
親父の知り合いのところなら比較的融通してもらえるだろうし。
あ、すっげークリスマスが楽しみになってきた。
かわいい依ちゃん見るの楽しみ。
早くクリスマスにならないかなぁ。
「(なぁ、やっぱりあれって真紘が普段の女にする態度じゃないよな?)」
「(ないね。デレデレだね。顔面崩壊)」
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