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12 俺の少女
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12 そーさりー・俺の少女
俺は素早く右手で彼女の足元に置かれた蛇槍を掴み、宙ぶらりんの体制のまま「俺の女に!」とつい叫んでガーゴイルの腹に突きを放った!
浅かったが刺さった! ガーゴイルは彼女に抑えられている武器を捨てて俺の突きをかわす判断は瞬間的にはできなかったようだ。
「うぎぎぎ」ガーゴイルは苦痛の声をあげながら口を開いた、その口の中は輝き出した! まずい!! 何かの光線攻撃を彼女に向けて放とうとしていると感じたその時、ガーゴイルの口の中に何かかが飛び込んできた! それは先に偵察として先行させていたピクシーだった、そしてガーゴイルの口の中で自爆した…
ボーン-⭐︎
周囲に爆音が響いた。……お見事🇲🇰
ガーゴイルの口から黒い煙が上がり白目を剥いたガーゴイルは後ろにグラっと倒れた。
ガーゴイルの骨槍は持ち主から離れ、下の雲海に落ちっていった。
彼女と力を合わせガーゴイルに浅く突き刺さった蛇槍を更に押し込んだ槍先はガーゴイルの身体を貫いた!
ガーゴイルに反応は無かった。
もう死んでる様だ。
ガーゴイルは彼女の蛇槍を腹に抱えたまま雲海に落下して行った。
「傷は大丈夫か?」
「ハッキリはわからないけど浅いと思います、あと…幻聴だったのかな? 俺の女ってだれのことですか? わたし?」
「あ、ゴメン間違えた」
「……もう! いつまでぶら下がってるの? 早く上がって下さい」
とそんな会話を彼女とかわし、彼女の手を借り絨毯の上に戻った時、周辺の景色が赤く染まった!
[13へ続く]
俺は素早く右手で彼女の足元に置かれた蛇槍を掴み、宙ぶらりんの体制のまま「俺の女に!」とつい叫んでガーゴイルの腹に突きを放った!
浅かったが刺さった! ガーゴイルは彼女に抑えられている武器を捨てて俺の突きをかわす判断は瞬間的にはできなかったようだ。
「うぎぎぎ」ガーゴイルは苦痛の声をあげながら口を開いた、その口の中は輝き出した! まずい!! 何かの光線攻撃を彼女に向けて放とうとしていると感じたその時、ガーゴイルの口の中に何かかが飛び込んできた! それは先に偵察として先行させていたピクシーだった、そしてガーゴイルの口の中で自爆した…
ボーン-⭐︎
周囲に爆音が響いた。……お見事🇲🇰
ガーゴイルの口から黒い煙が上がり白目を剥いたガーゴイルは後ろにグラっと倒れた。
ガーゴイルの骨槍は持ち主から離れ、下の雲海に落ちっていった。
彼女と力を合わせガーゴイルに浅く突き刺さった蛇槍を更に押し込んだ槍先はガーゴイルの身体を貫いた!
ガーゴイルに反応は無かった。
もう死んでる様だ。
ガーゴイルは彼女の蛇槍を腹に抱えたまま雲海に落下して行った。
「傷は大丈夫か?」
「ハッキリはわからないけど浅いと思います、あと…幻聴だったのかな? 俺の女ってだれのことですか? わたし?」
「あ、ゴメン間違えた」
「……もう! いつまでぶら下がってるの? 早く上がって下さい」
とそんな会話を彼女とかわし、彼女の手を借り絨毯の上に戻った時、周辺の景色が赤く染まった!
[13へ続く]
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