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11 俺達に迫るガーゴイル
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至近距離まで迫って来たガーゴイルだったが我々から少し離れたところで一旦止まりそこで高速で回り出した?
キラキラと複数の何か光る物が見えた?
「何か飛んで来るよー」と彼女は叫んで手前で槍を円を描く様に回した、パチンパチンとした音が響く、飛んで来る何かを弾いてるようだ。
5体のピクシーは彼女の前に出てあちらこちらに飛び回り彼女の真似して手に持つミニマムな槍を回転させ何かを弾き落としている、彼女の足元には先端が鋭い羽が沢山、落ちていた。羽根の雨嵐が止んだらピクシー達が一斉にガーゴイルに襲いかかった!、が、ガーゴイルは両腕をクロスさせ疼くまる体制に成り、すぐに身体をお越し大の字に両腕両足を開いた! 空間が揺れた! 衝撃波らしき物を感じた、ガーゴイルとの距離を最短まで詰めていた5体のピクシー達はその波をもろに喰らって全てどこかに吹き飛ばされてしまった!
そのまま直ぐガーゴイルは彼女の目の前迄急接近してきた! 彼女すかさず槍で突きを繰り出したがすり抜けた、彼女が突いたのは残像だった!
「え! 魔法?……下よー!」
意表をつかれた彼女そう叫んだ、すぐ足元に圧を感じた時、彼女と俺との間に何かが足元から飛び出て来て俺の鼻先をを掠めた! それは絨毯を突き破ったガーゴイルの骨槍だった。
俺はそれで、
バランスを崩し絨毯から落ちかけたが反射的に左手で絨毯の端を掴みぶら下がる感じになった。直ぐ真下にガーゴイルの姿が見えた俺は焦って、右手に持つガンブレードの引き掛ねをガーゴイルに向けて引いた! パーン!……手応えは感じ無かった。
俺が撃った物も意図的に残された残像だった。
奴はまた残像を残し視界から素早く消えた様だ、今度はどこに行った? 俺は周りを素早く見渡した!
気づいた時は今度は俺の襟首を掴んで引き上げ様としていた彼女の横から手に持つ骨槍を後ろに引き、突きを放っとうとしていた奴の瞬間的姿だった「横ー!」と俺は叫んだ! 彼女は「足!」と叫んで俺の襟首から手を離した! 俺は反射的にその言葉の意味を理解しガンブレードを腰に戻し彼女の両足首を両手で掴んだ。[※後日談:この時、彼女の足には絨毯から根の様に出た糸が絡みつきしっかり固定されていた。この絨毯は意志を持っているらしい、ちなみに彼女のオマケの俺は落ちても構わないらしい]
見上げたら、彼女はガーゴイルの骨槍の柄の部分を右脇に挟み両手も柄を掴んでいた、がすぐに「あーーー」と苦痛の喘ぎ声を上げ片膝を着いた。彼女の脇が赤く染まっていった、最初は槍を上手くかわしその柄を脇に挟んだのかと思ったが脇を切られた様だ! 苦痛に歪む彼女の顔を見て俺の中の何かが切れた!
[12へ続く]
至近距離まで迫って来たガーゴイルだったが我々から少し離れたところで一旦止まりそこで高速で回り出した?
キラキラと複数の何か光る物が見えた?
「何か飛んで来るよー」と彼女は叫んで手前で槍を円を描く様に回した、パチンパチンとした音が響く、飛んで来る何かを弾いてるようだ。
5体のピクシーは彼女の前に出てあちらこちらに飛び回り彼女の真似して手に持つミニマムな槍を回転させ何かを弾き落としている、彼女の足元には先端が鋭い羽が沢山、落ちていた。羽根の雨嵐が止んだらピクシー達が一斉にガーゴイルに襲いかかった!、が、ガーゴイルは両腕をクロスさせ疼くまる体制に成り、すぐに身体をお越し大の字に両腕両足を開いた! 空間が揺れた! 衝撃波らしき物を感じた、ガーゴイルとの距離を最短まで詰めていた5体のピクシー達はその波をもろに喰らって全てどこかに吹き飛ばされてしまった!
そのまま直ぐガーゴイルは彼女の目の前迄急接近してきた! 彼女すかさず槍で突きを繰り出したがすり抜けた、彼女が突いたのは残像だった!
「え! 魔法?……下よー!」
意表をつかれた彼女そう叫んだ、すぐ足元に圧を感じた時、彼女と俺との間に何かが足元から飛び出て来て俺の鼻先をを掠めた! それは絨毯を突き破ったガーゴイルの骨槍だった。
俺はそれで、
バランスを崩し絨毯から落ちかけたが反射的に左手で絨毯の端を掴みぶら下がる感じになった。直ぐ真下にガーゴイルの姿が見えた俺は焦って、右手に持つガンブレードの引き掛ねをガーゴイルに向けて引いた! パーン!……手応えは感じ無かった。
俺が撃った物も意図的に残された残像だった。
奴はまた残像を残し視界から素早く消えた様だ、今度はどこに行った? 俺は周りを素早く見渡した!
気づいた時は今度は俺の襟首を掴んで引き上げ様としていた彼女の横から手に持つ骨槍を後ろに引き、突きを放っとうとしていた奴の瞬間的姿だった「横ー!」と俺は叫んだ! 彼女は「足!」と叫んで俺の襟首から手を離した! 俺は反射的にその言葉の意味を理解しガンブレードを腰に戻し彼女の両足首を両手で掴んだ。[※後日談:この時、彼女の足には絨毯から根の様に出た糸が絡みつきしっかり固定されていた。この絨毯は意志を持っているらしい、ちなみに彼女のオマケの俺は落ちても構わないらしい]
見上げたら、彼女はガーゴイルの骨槍の柄の部分を右脇に挟み両手も柄を掴んでいた、がすぐに「あーーー」と苦痛の喘ぎ声を上げ片膝を着いた。彼女の脇が赤く染まっていった、最初は槍を上手くかわしその柄を脇に挟んだのかと思ったが脇を切られた様だ! 苦痛に歪む彼女の顔を見て俺の中の何かが切れた!
[12へ続く]
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