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30【完結】裁きの巻
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30 裁きの巻
登場人物
仙身一馬 二十歳 (セミ・カズマ 社会人)
先生 二十五歳(一馬の高校の時の担任教師)
駅前でタクシーに乗った……
ホテル前までタクシーでは直には行かず少し手前で降りて少し歩き、先生と僕はホテルの入り口まで到着した……
ホテルの名は
[サザン十クロス]
先生は真面目な顔していた。
「週末だから混むと思って部屋は先生が少し前に電話で予約を取っといたから、さぁ入りましょ……」
先生が指定したホテルは島の岬の方に最近建ってられた、10階建ての高層ホテルだった、予約した部屋は10階だった、エレベーターで上がった……先生はエレベーターの中で僕の下半身をさりげなく触ってきた……。
「なんか触りたくなちゃった1ヶ月も仙身君お預けされたから……」
僕は黙って触られていた……何か触り方が少し強めだった……(先生はまだ少し怒ってるのかも?)
エレベーターを出先生は腕を組んできた、部屋まで廊下は相変わらず薄暗く部屋には直ぐについた、
部屋の室名は【裁判所】(僕は今から裁かれるのか?)先生は部屋のドアのノブの当たりに新型の小型テレビの様な携帯電話(スマホと言うそうだ)を当てたら、
ピッ!っと、音がした後、ガッチャとロックが外れた音がした、時代も、先生と僕との時間も進んだな~と感じた、僕は今だにメールの機能しかない携帯を使っている。
入った部屋は、木目調の作りの部屋で、テレビでよく目にする裁判所になんとなく感じは似ていた、(先生なんでこの部屋選んだの?)天井の窓は円形で大きく、海側の壁が全部窓になっていた、部屋の中は空から神様達に丸見えのような気がした神々が傍聴する裁判が始まる気がした。
夜の海は綺麗だった……。
「とりあえず、お風呂入ろうか」
と先生は言って来た、僕は頷いた。
何か緊張した……。
「緊張してるの可愛い」
と先生はさりげなく口を合わして来た、相変わらず先生の唇は柔らかかった、全ての緊張が解けてく感じがした、僕はなんかもう満足してしまったが、先生はヤル気満々みたいな感じがするし、僕は浮気した引け目も感じたので、今日は先生の言う事はなんで聞こうと思った……。
僕は第一ラウンドである、お風呂に覚悟して先生と入った! が意外にも先生は普通に僕の前で自分の身体と僕の体を軽く洗ってくれただけで後は何もせずに「出ましょう」と僕は拍子抜けしてしまった。
お風呂を出たら、先生はバスタオルで身体を拭きながら「お腹減ったでしょ、何か食べましょう」
と、ルームサービスに電話し、グラスを2つ取り入れ、買ってきた白ワインを抜いてツマミのチーズやサラミなどをガラスのテーブルの上に広げてくれた。
「仙身君の二十歳の誕生日に乾杯」
と先生は祝ってくれた、初めてまとも落ち着いてお酒を飲んだ……(前に学生の時、好奇心で二ノ丸と麻美、自身、3人で一気に色んな種類のお酒を飲んだ時はわけがわからなくなってしまって、よく味も覚えていない、その現場を先生に見つかり結構キツめ怒られた、それからお酒はご無沙汰だった……)
ワインは甘かった、これなら飲めると思った、ジュースと同じ感じがした。
「最初だから甘いワインにしたの、飲み易いでしょ」
「うん、美味しいです」
「そう、良かった、余り急いで飲まない方がいいよ、お酒って急に酔いが回る時あるから、ほらツマミも食べて」
先生はワインは一口飲んだだけでほとんど飲まなかった……。
横に座る先生は僕に身体を密着させてきた、先生の太腿は柔かかった左手で先生の膝を触ってみた、先生はその手を握ってきた、そのまましばらくワインを飲んでたら、先生が僕のガウンをはだけさせて下半身を触ってきた、アレ? 何か勃たなかった……
「緊張してるのかしら、お酒飲むと仙身君は勃たなくなる体質みたいね」
「すみません……」
「うーん、あ! そうだ、これこれ」
と先生はスマホを操作し出した……う!何やらスマホから女の人の喘ぎ声が流れてきた先生は「ほら」と見せてきた動画は……予想通りエロい動画!
「仙身君に捨てられた後、先生淋しくてこんなのダウンロードしちゃったわ」
内容は女教師が複数の生徒に犯される内容だった……
先生……『意外にハードコアストレート!』
「ほら、こんなふうに先生を仙身君は犯せばいいのよ、やってよ」
この先生の言葉に僕の下半身は熱くなり復活した、
「復活ー でござるー」と先生がふざけ口調で言った。
と思ったら「仙身君、切腹」と、
すかさず先生は僕のアレをシャブってきた!「あーヤバい」すぐにイキそうになった……「先生、出ちゃうよ」
それを聞いた先生は急にシャブルのを止めた、
「まだダメよ」と僕の手を取りベットに連れて行き、僕は少し乱暴にベットに放っぽられ仰向けに転がり、少し含み笑みを浮べながら僕を見下ろす先生はガウンを脱いだ、予想に反して先生は裸では無く、黒い下着姿だった。
先生は部屋の隅に置いてある箱から何かを取り出し持ってきた、それを僕の腕に絡ませた! それはヒンヤリとした冷たい手錠だった、先生はフットした顔を僕に見せつけ、その手錠の鎖をベットの頭側の壁に設置してある、反り曲がった蛇の頭の様な突起物にひっかけた、僕はバンザイの体勢でベットに固定されてしまった。
「先生、こっこれは」
「……」
先生は真顔で何も言わない、また部屋の隅の箱から更に何かを持ち出してきた、それは最初何かわからなかったけど、先生の持ち方で何か解った、鞭だった!
「え? 先生、え!」
「仙身君が『先生を軽く捨てた事件』
の裁判をそれでは開廷します!
仙身君のお仕置き本編開始!
序章おしまい!
主人公被告人仙身君、前へ」
先生は鞭で床を叩いた!
《バッシンー!》
「あ! ごめんなさい」
僕は鞭の音で反射的に謝ってしまった。
「キャハハハハハハハ」
先生は狂ったような、笑い声をあげた。
一瞬鞭で身体を叩かれたと勘違いしてしまった。
先生は髪を掻き上げ再び『フット』した顔をした。
そして目を細め、ゆっくりネチネチした口調で喋り出した……
「ね~ 仙身君なんで~ 先生を捨てたー?
先生泣いちゃったじゃん、先生どうなってもよかったの?
先生はヤケになって~
他の男の人と数人と同時にセックスしてその事で自暴自棄になって~
エッチなDVDに出演してもよかったの?
そんでさ惨めな先生のDVDを彼女と一緒にベットで視聴して小馬鹿にしようとか考えたん、んー」
「え! 先生、話しが飛躍し過ぎです。
そんなことは!」
『それに先生何ですか! その半月のニヤけた、ヤラシイ目は!』(焦)
先生が腰をくねらせながら近づいてきた……。
「先生なんか怖い……来ないで」
「お黙り!」
《バッシン!》
「ひっ!」
先生は、また威嚇する様に床を鞭で叩いた!
「なに『先生怖い』って、そもそもは、仙身君が原因でしょ!」
「先生、勘弁して下さい」
先生は手首のスナップだけで鞭を横に振った!
ヒュッー
鞭が風を切る音がし、
「あっ!」
先生が横に振った鞭の先端が、僕のオチンチンの先っちょをかすめた!
ジーンとした!
「ヒッ!」
『先生なんでこんな鞭の使い方がうまいの?』
「許して欲しいの?
なら先生に、お願いしてみなさい」
「先生ごめんなさい。心から反省します」
先生は鞭を持たない手の方で頭を掻きむしった。
「はぁー まだわかってないな~ 君は」
《バッシン!》
「ああ!」
先生は床に鞭を振った!
「いい! 今から先生の言うこと真似して言いなさい」
「はい」『僕は、ビビって了解した』
「よろしい、一度しか言わないわよ」
「はい」
「先生、浮気して先生を捨てた事を心から反省します、2度と浮気はしません、心に誓います、その証として先生と結婚します」
「えっ! 結婚!!」
「そう結婚、二度と浮気しない事を誓えるならできるでしょ?」
「先生……」
「私から別れる事は神様に誓って未来永劫無いし」
「……」
「次はオチンチンの裏筋に当てるよ、それとも先生に最後まで女王様やってもらいたいの? 先生はどっちでもいいわよ、仙身君の色んな姿、見たいし、本性の性癖も」
「……」
「本当言うと、先生なんか気分が乗ってきちゃったのよね、そろそろ止めないと危ないかもな~」
「……」
先生は僕が何も言わないのでムッとした顔をした!
「汝に問う、なんで先生とヨリ戻したの?」
先生は鞭を上段に構えた。
(どうしよう~)
「五・四
(え! なに? カウント!)
「三・二
先生と結婚する事を誓った……後悔はないけど
「で、どうなの? 本当のところ」
「女王様は辞めて下さい」
「違うわよ! 結婚!」
「先生と結婚したいです」
僕は先生に背を押させれた感じだけど本心を言えた、また気づいた、そして一回振った相手とヨリを戻すとはそういう事なんだと思った。
その後は先生はニコリとして鞭を箱に戻し、手錠を外してくれた、
「怖かったでしょ、もう大丈夫よ、先生が一生ついてるわ」と僕の頭を胸で抱えた。
(え、今先生が僕に恐怖心与えてた人じゃない? やはり先生は僕がいろいろ怒るような事をしたり、トドメに浮気してフッタから壊れてしまったのかも知れない[汗])
「じゃあ、普通にやろうか、ゴムはもういらないわね」
「え!」
先生の目が光った!
……先生は僕と今日、全ての最終決着を着けに来たのね……
先生に答えて良いと思ったので、
僕は従った……。
先生はベッドに腰掛ける僕の前に立ちブラを外した後、軽くキスをしてきた……。
その後、僕に言った、
「仙身君、吸って……先生の胸に溜まりに溜まった君えの切ない思い……」
僕は軽く頷いて、先生の乳首をおもいっきり吸った!
「あーー私の仙身君!もっと強く吸って!! 先生からもう! もう絶対! 絶対に離れないでね、ああああああ」
…………生のセックスは次元を超えてかなり気持ちかった、一か月間、僕に対しての溜まりに溜まった先生の性欲の開放は凄まじかった! それも生で先生は乱れ過ぎで気が狂ったのかと思った……。
こうして僕の裁判は、まるで戦犯を裁くかの様にして、弁護士不在の一方的な無期懲役刑で閉廷した。
朝、チェックアウトの前にホテルの屋上に行ってみると、空は晴天で、岬先に建つこのホテルの屋上から見渡す、360度のパノラマ視界である、海の青さは爽快で、風も静かで心地良かった、空には白い昼月が見えていた、先生と僕の近くに、手を伸ばせば届くと思う距離迄カモメが近づいてきた、先生は昨夜のワインのツマミの残りを手に持ち、その手をカモメに伸ばしていた、横顔はニコニコだった、そんな先生の肩に珍しくもカモメが留まった。
「うわ!、見て仙身君、すごいよ」
と大きく翼を広げたカモメを腕に乗せて僕の方に白い歯を見せ、はにかむ先生を見て、そのカモメが平和の象徴の鳩に感じた、その時、これで良かったんだと思った、先生の強行的な行動も、煮え切らない僕を正す物だったんだと感じた、先生が居れば人生のレールから外れることは無いと思った、僕みたいに信念も無く、フラフラしてる人間には先生は必要な人だ。
此処に僕は神様が引き合わせてくれた先生と共に生きると心に誓った。
帰りに例の箱の中を見たら……
先生が使用した愛の鞭と手錠の他に、首輪、麻紐、蝋燭、僕の倍のサイズはあると思われる作り物のゴツゴツした黒いオ〇ンチンが入ってた、『うわー』
(先生はこれらを、僕に使う気だったんだ……)
早く言う事を聞いて良かったと思った、と思ったら先生が後ろから覗いていた!
「見られちゃった、先生少し楽しみにしてたのよね、それで責められて仙身君がどう鳴くか」
と先生は、首輪と作り物の狂気を持って舌を出した!(汗)
先生は目には見えない運命の赤い首輪を僕に装着したのは確かだ。
数日後、僕は先生の家で朝ご飯を先生と向かい合って食べている、先生は朝の逆光で背中から輝いてマリア様のように優しく微笑んでいた。【2部完そして完結】
=後書き=
とりあえずこの物語の本編はこれで終ます。
爽やかな中にも微妙にズレた狂った世界の変態性、弱者な主人公に寄り添うヒロイン、神を微かに感じる世界、私の求める小説感を表現できた作品の様に思えます。
また、やりたい事はやり抜けたと思います。
私の小説を読んでくれた方には心から感謝します、特に最初から読んでくれた貴公達……
また何か書いたら、宜しくお願いします。2022・10・04
※続編・物語がリンクしている作品。
【R18】師の教えと狼少年(外伝録)《生徒手帳残記》
※物語りの内容は、全てフィックションです。
※未成年者との性交は本人の同意があっても罰せられます。
登場人物
仙身一馬 二十歳 (セミ・カズマ 社会人)
先生 二十五歳(一馬の高校の時の担任教師)
駅前でタクシーに乗った……
ホテル前までタクシーでは直には行かず少し手前で降りて少し歩き、先生と僕はホテルの入り口まで到着した……
ホテルの名は
[サザン十クロス]
先生は真面目な顔していた。
「週末だから混むと思って部屋は先生が少し前に電話で予約を取っといたから、さぁ入りましょ……」
先生が指定したホテルは島の岬の方に最近建ってられた、10階建ての高層ホテルだった、予約した部屋は10階だった、エレベーターで上がった……先生はエレベーターの中で僕の下半身をさりげなく触ってきた……。
「なんか触りたくなちゃった1ヶ月も仙身君お預けされたから……」
僕は黙って触られていた……何か触り方が少し強めだった……(先生はまだ少し怒ってるのかも?)
エレベーターを出先生は腕を組んできた、部屋まで廊下は相変わらず薄暗く部屋には直ぐについた、
部屋の室名は【裁判所】(僕は今から裁かれるのか?)先生は部屋のドアのノブの当たりに新型の小型テレビの様な携帯電話(スマホと言うそうだ)を当てたら、
ピッ!っと、音がした後、ガッチャとロックが外れた音がした、時代も、先生と僕との時間も進んだな~と感じた、僕は今だにメールの機能しかない携帯を使っている。
入った部屋は、木目調の作りの部屋で、テレビでよく目にする裁判所になんとなく感じは似ていた、(先生なんでこの部屋選んだの?)天井の窓は円形で大きく、海側の壁が全部窓になっていた、部屋の中は空から神様達に丸見えのような気がした神々が傍聴する裁判が始まる気がした。
夜の海は綺麗だった……。
「とりあえず、お風呂入ろうか」
と先生は言って来た、僕は頷いた。
何か緊張した……。
「緊張してるの可愛い」
と先生はさりげなく口を合わして来た、相変わらず先生の唇は柔らかかった、全ての緊張が解けてく感じがした、僕はなんかもう満足してしまったが、先生はヤル気満々みたいな感じがするし、僕は浮気した引け目も感じたので、今日は先生の言う事はなんで聞こうと思った……。
僕は第一ラウンドである、お風呂に覚悟して先生と入った! が意外にも先生は普通に僕の前で自分の身体と僕の体を軽く洗ってくれただけで後は何もせずに「出ましょう」と僕は拍子抜けしてしまった。
お風呂を出たら、先生はバスタオルで身体を拭きながら「お腹減ったでしょ、何か食べましょう」
と、ルームサービスに電話し、グラスを2つ取り入れ、買ってきた白ワインを抜いてツマミのチーズやサラミなどをガラスのテーブルの上に広げてくれた。
「仙身君の二十歳の誕生日に乾杯」
と先生は祝ってくれた、初めてまとも落ち着いてお酒を飲んだ……(前に学生の時、好奇心で二ノ丸と麻美、自身、3人で一気に色んな種類のお酒を飲んだ時はわけがわからなくなってしまって、よく味も覚えていない、その現場を先生に見つかり結構キツめ怒られた、それからお酒はご無沙汰だった……)
ワインは甘かった、これなら飲めると思った、ジュースと同じ感じがした。
「最初だから甘いワインにしたの、飲み易いでしょ」
「うん、美味しいです」
「そう、良かった、余り急いで飲まない方がいいよ、お酒って急に酔いが回る時あるから、ほらツマミも食べて」
先生はワインは一口飲んだだけでほとんど飲まなかった……。
横に座る先生は僕に身体を密着させてきた、先生の太腿は柔かかった左手で先生の膝を触ってみた、先生はその手を握ってきた、そのまましばらくワインを飲んでたら、先生が僕のガウンをはだけさせて下半身を触ってきた、アレ? 何か勃たなかった……
「緊張してるのかしら、お酒飲むと仙身君は勃たなくなる体質みたいね」
「すみません……」
「うーん、あ! そうだ、これこれ」
と先生はスマホを操作し出した……う!何やらスマホから女の人の喘ぎ声が流れてきた先生は「ほら」と見せてきた動画は……予想通りエロい動画!
「仙身君に捨てられた後、先生淋しくてこんなのダウンロードしちゃったわ」
内容は女教師が複数の生徒に犯される内容だった……
先生……『意外にハードコアストレート!』
「ほら、こんなふうに先生を仙身君は犯せばいいのよ、やってよ」
この先生の言葉に僕の下半身は熱くなり復活した、
「復活ー でござるー」と先生がふざけ口調で言った。
と思ったら「仙身君、切腹」と、
すかさず先生は僕のアレをシャブってきた!「あーヤバい」すぐにイキそうになった……「先生、出ちゃうよ」
それを聞いた先生は急にシャブルのを止めた、
「まだダメよ」と僕の手を取りベットに連れて行き、僕は少し乱暴にベットに放っぽられ仰向けに転がり、少し含み笑みを浮べながら僕を見下ろす先生はガウンを脱いだ、予想に反して先生は裸では無く、黒い下着姿だった。
先生は部屋の隅に置いてある箱から何かを取り出し持ってきた、それを僕の腕に絡ませた! それはヒンヤリとした冷たい手錠だった、先生はフットした顔を僕に見せつけ、その手錠の鎖をベットの頭側の壁に設置してある、反り曲がった蛇の頭の様な突起物にひっかけた、僕はバンザイの体勢でベットに固定されてしまった。
「先生、こっこれは」
「……」
先生は真顔で何も言わない、また部屋の隅の箱から更に何かを持ち出してきた、それは最初何かわからなかったけど、先生の持ち方で何か解った、鞭だった!
「え? 先生、え!」
「仙身君が『先生を軽く捨てた事件』
の裁判をそれでは開廷します!
仙身君のお仕置き本編開始!
序章おしまい!
主人公被告人仙身君、前へ」
先生は鞭で床を叩いた!
《バッシンー!》
「あ! ごめんなさい」
僕は鞭の音で反射的に謝ってしまった。
「キャハハハハハハハ」
先生は狂ったような、笑い声をあげた。
一瞬鞭で身体を叩かれたと勘違いしてしまった。
先生は髪を掻き上げ再び『フット』した顔をした。
そして目を細め、ゆっくりネチネチした口調で喋り出した……
「ね~ 仙身君なんで~ 先生を捨てたー?
先生泣いちゃったじゃん、先生どうなってもよかったの?
先生はヤケになって~
他の男の人と数人と同時にセックスしてその事で自暴自棄になって~
エッチなDVDに出演してもよかったの?
そんでさ惨めな先生のDVDを彼女と一緒にベットで視聴して小馬鹿にしようとか考えたん、んー」
「え! 先生、話しが飛躍し過ぎです。
そんなことは!」
『それに先生何ですか! その半月のニヤけた、ヤラシイ目は!』(焦)
先生が腰をくねらせながら近づいてきた……。
「先生なんか怖い……来ないで」
「お黙り!」
《バッシン!》
「ひっ!」
先生は、また威嚇する様に床を鞭で叩いた!
「なに『先生怖い』って、そもそもは、仙身君が原因でしょ!」
「先生、勘弁して下さい」
先生は手首のスナップだけで鞭を横に振った!
ヒュッー
鞭が風を切る音がし、
「あっ!」
先生が横に振った鞭の先端が、僕のオチンチンの先っちょをかすめた!
ジーンとした!
「ヒッ!」
『先生なんでこんな鞭の使い方がうまいの?』
「許して欲しいの?
なら先生に、お願いしてみなさい」
「先生ごめんなさい。心から反省します」
先生は鞭を持たない手の方で頭を掻きむしった。
「はぁー まだわかってないな~ 君は」
《バッシン!》
「ああ!」
先生は床に鞭を振った!
「いい! 今から先生の言うこと真似して言いなさい」
「はい」『僕は、ビビって了解した』
「よろしい、一度しか言わないわよ」
「はい」
「先生、浮気して先生を捨てた事を心から反省します、2度と浮気はしません、心に誓います、その証として先生と結婚します」
「えっ! 結婚!!」
「そう結婚、二度と浮気しない事を誓えるならできるでしょ?」
「先生……」
「私から別れる事は神様に誓って未来永劫無いし」
「……」
「次はオチンチンの裏筋に当てるよ、それとも先生に最後まで女王様やってもらいたいの? 先生はどっちでもいいわよ、仙身君の色んな姿、見たいし、本性の性癖も」
「……」
「本当言うと、先生なんか気分が乗ってきちゃったのよね、そろそろ止めないと危ないかもな~」
「……」
先生は僕が何も言わないのでムッとした顔をした!
「汝に問う、なんで先生とヨリ戻したの?」
先生は鞭を上段に構えた。
(どうしよう~)
「五・四
(え! なに? カウント!)
「三・二
先生と結婚する事を誓った……後悔はないけど
「で、どうなの? 本当のところ」
「女王様は辞めて下さい」
「違うわよ! 結婚!」
「先生と結婚したいです」
僕は先生に背を押させれた感じだけど本心を言えた、また気づいた、そして一回振った相手とヨリを戻すとはそういう事なんだと思った。
その後は先生はニコリとして鞭を箱に戻し、手錠を外してくれた、
「怖かったでしょ、もう大丈夫よ、先生が一生ついてるわ」と僕の頭を胸で抱えた。
(え、今先生が僕に恐怖心与えてた人じゃない? やはり先生は僕がいろいろ怒るような事をしたり、トドメに浮気してフッタから壊れてしまったのかも知れない[汗])
「じゃあ、普通にやろうか、ゴムはもういらないわね」
「え!」
先生の目が光った!
……先生は僕と今日、全ての最終決着を着けに来たのね……
先生に答えて良いと思ったので、
僕は従った……。
先生はベッドに腰掛ける僕の前に立ちブラを外した後、軽くキスをしてきた……。
その後、僕に言った、
「仙身君、吸って……先生の胸に溜まりに溜まった君えの切ない思い……」
僕は軽く頷いて、先生の乳首をおもいっきり吸った!
「あーー私の仙身君!もっと強く吸って!! 先生からもう! もう絶対! 絶対に離れないでね、ああああああ」
…………生のセックスは次元を超えてかなり気持ちかった、一か月間、僕に対しての溜まりに溜まった先生の性欲の開放は凄まじかった! それも生で先生は乱れ過ぎで気が狂ったのかと思った……。
こうして僕の裁判は、まるで戦犯を裁くかの様にして、弁護士不在の一方的な無期懲役刑で閉廷した。
朝、チェックアウトの前にホテルの屋上に行ってみると、空は晴天で、岬先に建つこのホテルの屋上から見渡す、360度のパノラマ視界である、海の青さは爽快で、風も静かで心地良かった、空には白い昼月が見えていた、先生と僕の近くに、手を伸ばせば届くと思う距離迄カモメが近づいてきた、先生は昨夜のワインのツマミの残りを手に持ち、その手をカモメに伸ばしていた、横顔はニコニコだった、そんな先生の肩に珍しくもカモメが留まった。
「うわ!、見て仙身君、すごいよ」
と大きく翼を広げたカモメを腕に乗せて僕の方に白い歯を見せ、はにかむ先生を見て、そのカモメが平和の象徴の鳩に感じた、その時、これで良かったんだと思った、先生の強行的な行動も、煮え切らない僕を正す物だったんだと感じた、先生が居れば人生のレールから外れることは無いと思った、僕みたいに信念も無く、フラフラしてる人間には先生は必要な人だ。
此処に僕は神様が引き合わせてくれた先生と共に生きると心に誓った。
帰りに例の箱の中を見たら……
先生が使用した愛の鞭と手錠の他に、首輪、麻紐、蝋燭、僕の倍のサイズはあると思われる作り物のゴツゴツした黒いオ〇ンチンが入ってた、『うわー』
(先生はこれらを、僕に使う気だったんだ……)
早く言う事を聞いて良かったと思った、と思ったら先生が後ろから覗いていた!
「見られちゃった、先生少し楽しみにしてたのよね、それで責められて仙身君がどう鳴くか」
と先生は、首輪と作り物の狂気を持って舌を出した!(汗)
先生は目には見えない運命の赤い首輪を僕に装着したのは確かだ。
数日後、僕は先生の家で朝ご飯を先生と向かい合って食べている、先生は朝の逆光で背中から輝いてマリア様のように優しく微笑んでいた。【2部完そして完結】
=後書き=
とりあえずこの物語の本編はこれで終ます。
爽やかな中にも微妙にズレた狂った世界の変態性、弱者な主人公に寄り添うヒロイン、神を微かに感じる世界、私の求める小説感を表現できた作品の様に思えます。
また、やりたい事はやり抜けたと思います。
私の小説を読んでくれた方には心から感謝します、特に最初から読んでくれた貴公達……
また何か書いたら、宜しくお願いします。2022・10・04
※続編・物語がリンクしている作品。
【R18】師の教えと狼少年(外伝録)《生徒手帳残記》
※物語りの内容は、全てフィックションです。
※未成年者との性交は本人の同意があっても罰せられます。
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