【R18】師の教えと狼少年〈前章〉〜《本編》

仙 岳美

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23 姉伐の巻

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ap230910

23 姉伐の巻

登場人物
 麻美18歳(先生の妹、仙身とは同級生・生徒会長)

 先生(姉)23歳(麻美の姉、一馬の担任教師)

 仙身一馬18歳(せみ・かずま、麻美の同級生・学級委員長)

 私は姉を避けて自分の部屋で食事を取る、私は悩んでいた、姉と同級生の仙身との関係に。
前に仙身と揉めた夜、姉が朝方にコッソリ帰って来た時『負けた』と思った、その後も姉は週2回くらい夕食後3時間程外出する、週末は朝から出かけて帰って来るのは夜る……姉の下着も派手になった……姉が仙身をホテルで好きなように
あんなことや
そんなことや
あんなことまで
して弄ってるのを想像すると悔しくて気が狂いそうだった、私がヤルはずだった仙身の童貞調教も姉に取られたキー!
敗者に成るとはここまでの目に合うの?!
ご飯まで冷飯みたいに不味くなってくる!
しかし今は姉に養ってもらっている余り過激な事はでき無い、恋敵に飯を食わしてもらっている身、屈辱だった。
その恋敵の姉は仙身を食べてる(怒)
この状況をどうにかしたい、姉と仙身が自然に別れれば……
それはいつになるか、わからない結婚するかもしれない……結婚!目を見開いた{クワッ}私が姉の結婚式に出るの?神のイジメよ、考えたら全ての物に怒りが溢れて出た。
仙身を取ると決めた。

挙兵決定!(キョヘイ・反乱の旗を起こす事)

次の日、校門で仙身を待った……来た!声をかけた
「たまには一緒には帰らない?」
「あー俺、急ぐからまたね」
と行ってしまった(涙)
3回目でやっと一緒に帰ってくれた、よろず屋の前に来た
「ね、なんか食べていかない?」
「あーそうする~」
余り気が乗らないみたいだった、
取り敢えず適当にパンと飲み物を買いベンチに2人で座った、イキナリ聞いてみた。
「ねーおねいちゃんと付き合ってる?」
「え!、そんな事ないよ」
(仙身は嘘を言った、ムカついた)
「そうよね、おねいちゃん、男いる、みたいだしー、一応知らせておいた方がいいかな~と思って」 
「え、!」
仙身を揺さぶってみた、関係に少しでもヒビを入れれば、そこを突破口にできるかもしれない。
と思ったけど次の日、仙身の顔はスッキリしていた、ダメだった、姉に直接相談して納得したみたいだった……相談した後、姉とセックスしたのかもと思ったら自分が馬鹿に思えた。
仙身は疑問があると姉にすぐ相談に言ってしまう、そして姉の言う事を疑う事も無く頭から信じてしまう、姉に良く調教されてる、素直なのか?馬鹿なのか?

離間の計(リカンノケイ・仲を裂く作戦)は無駄だと確信した……(学校に姉と仙身の関係バラそうかとも考えたが姉が失業したら困るのは自分)

それから夜、姉は私の部屋に来て顎を家の外に出ろって感じで顔を横に振った、『何よ』と思った。
姉に十字架大石の前まで連れて行かれ、仙身に適当な事を吹き込んだ事を怒られた! 自分だって教え子とセックスやってオモチャにしてるクセに……切れた……

「何よー! おねいちゃんだって仙身とやってるんでしょ! 仙身と別れてよ! 教師のクセしてヤラシイ」

姉は冷めた目をした!
ゾックとした!
満月が背景の姉の蒼目は暗殺者みたいだった!

「言ったね! そうよ、貴方は負けたのよ、やめなさいよ、見っともない、私も仙身君も気使ってんじゃない、アンタデカすぎるのよ」

カッチー⭐︎(身長のこと言ったわね、姉も外に呼び出したって事は決着つける気ね)
(いいわやったるわ! 仙身も気使ってるって、なにそれ? あんたが、使わしてるんでしょ・怒)

軍事行動決定!(戦争・実際に物理的攻撃に移す事その行為)

とりあえず後ろに飛んで姉と距離を取る。
……思えばこうなるのは時間の問題だった、宿命だった……
その時、私は一瞬不安になった、『勝てるかしら』
姉が高校生の頃、もう廃部になったけど何かの武術の部活に所属していたのは知っている、過去に干してる黒帯を見た事もある……でも『武術……なにそれ?』喧嘩は根性と力(パワー)よ!私の方が有利よ!
学校では無敗の私しは不動立ちの姉に一回低いスタートダッシュの様に姿勢を取って各左右の手を上空と横に構えてL字の形、双竜の構えで食ってカカった!
視界の中心以外は流れる景色の突撃視界の中、姉の顔が見えてきた。
突撃して来る私を姉は見てニヤリとした、姉は待ってたようだ。
竜虎激突ー⭐︎
姉は私を両腕と胸で受け止めた、そのまま姉を押し倒し有利な態勢にと思ったが姉はビクともしなかった。以外だった。
姉は私の耳元で囁いた、
「あら、噂ほど、たいした事ないのね、やめといた方が良いじゃない? 続きやるなら、もっと真面目にやんないと……あんた死ぬよ」

と姉は言った……私は姉の忠告を当然無視した

「手加減しないわよ」

と姉は言った、目は真っ赤で燃えてる様に光っていた!
姉は予想を超える強さだった姉はヒビる事も引くことも無い、戦闘時間の経過と共に攻撃力が増して相手の攻撃も反動吸収しデスカウンターをしかてくる様な猛虎だった、また速さは狐のよう俊敏で月から力を無限にチャージャーしてるようだった。
姉の腹部に回し蹴りをしかけた!その私の足の太腿の上に姉は飛び乗り私の目の前で回った!
《バッキー⭐︎》
反対に回し蹴りを顔面に喰らった!
失神しそうになった。
この時、化け物を相手にしている事に気がついたが遅かった姉の無駄の無い流れるような攻撃は止まらない(恐)
姉の両手は防衛に使うだけで攻撃には使ってこなかった、何かの拳法の技なのか拳突きは巧みに弾かれ、ならと自分は姉より身体は大きいので掴んで寝技に持っていこうにも上手く弾かれて掴めなかった!
姉の攻撃は蹴りが主力だった、常に視界の死角から巧みに蹴りが斬撃の様に2発1セットで飛んでくる、一発目の蹴りは相手の防御を崩す為の囮(おとり}の捨て撃ちで1発目を防ぐか避けてもキャンセルで本命の重い2発目の蹴り必ず喰らった!
攻防一帯俊速の風林火山のスタイルだった、まさに虎だった。
私は姉の手数が多い攻撃の影響で視神経も疲れ、身体の方も打たれて過ぎて段々ボディーブロウみたいにジワリジワリ身体全体に毒の様に効いてきた力が入らなくなってきた、私が弱ってるのを見極めた姉はそこで初めて私に組みカカってきた!揉み合いになったが姉の組み技も巧みで一方的に押さえつけられた、その時私は戦意を消失していた……それでも姉は容赦なかった、
「おねいさんが久しぶりに遊んであげるわ」
と髪の毛を引っ張ってきた結構抜かれた、草も口に沢山詰められてた上げくのはて容赦ない平手を食らった、
「どれどれどのくらい成長したのかしら」
と姉は私の服を襟から下に破り、ブラジャーを掴み首元までズリ上げた、そのままブラジャーで首を締められ、胸も鷲掴みにされた。
「この胸で私の男に悪さしようとしたのね、こうしてやるわ」
と強く握り潰すようにヤラれた!
首を絞められたまま地面に押さえつけられた、苦しくて本当に死にそうだった、
「麻美さ、前に私の男の乳首噛んだわよな、仕返しよ」と姉に乳首を血が出るくらい強く噛まれた!
「!!」
激痛だった口の中は草を沢山詰められていたので声は出せなかった……
「トドメよ」
と姉はいつの間にか拾った木の棒を腰の辺りから取り出し、私のパンティーを棒に回して掛けて下ろし、ブラ紐で首を締め上げてる、
「血が出るまで犯してあげるわ」
と私のアソコにザラザラの不潔な棒を突っ込こもうとしてきた!いや先の方が 入った!姉に棒で犯されそうになった、そこで迄きて何とか声を出し謝った、泣かされた……負けた……姉を舐めていた、何であんな強いの?
私を殺すまでヤル気?
女になった姉は姉ではなかった……
姉は中身は悪魔なのに仙身の前では天使のフリして洗脳に近い手玉に……狡猾だわ……

それに身長160弱くらいしか無いのに馬鹿力だった……
最後の手段の力責めが姉には効かなかった、守る者がある人は強かった、羨ましかった。

姉は喉が渇いたのか草を咥えながら言い放った
「思い知った麻美、次は命無いわよ、
こんなったら、あなたももう私の顔を見たくないでしょ、今年、卒業したらどこか住み込みで就職でもしなさいよ」

『言われなくても出て行くわよ』
と思った……

姉と取っ組み合い中に口に詰められたハルシオンの花がまだ苦かった……

こうして[第一次姉伐]は鎮圧された。

口から吐き出した五枚の花びらは野原の秋風に乗り夜空の上の方に舞ながら飛んで行った……

程なくして私は高校を卒業し大陸の工場に就職し故郷である、この島国を出た……【続】→24へ続く
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