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蒼い迷宮と心残《no43狼少年現代録》
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蒼い迷宮と心残《no43狼少年現代録》
登場人物・仙 岳美
昔の話です……中2か1のまだ若過ぎる私は暑い初夏の蒼い空の下、重いゲーム機が入った紙の手さげ袋を持ち、もう片方の手にはネクター(ピーチジュース)の空き缶を待ち、同じタイプの様な家が建ち並ぶ見知らぬ土地感の無い迷宮に感じる住宅地を1人不安気に歩いていた……
何故か? それは現在も昔もチョロイ父親にベタベタスキンシップでネダリ数日前にゲットした、お金を持って最寄り駅から6駅程の電気街へ最新型のゲーム機を買いに行き、その帰り有名チェーン店でハンバーガを食べ。満足し、さてと帰ろうかなと、駅に向かい、切符を買おとした時に手持ちのお金が少し足りない事に気づいた……
《ミーンミーン》
幸い一駅分歩いて次の駅から乗ればお金は足りる感じだったのでその時は気楽に線路の横道に沿ってあるけば良いと考え歩く事にした、唯、道は必ずしも線路の横に沿って作られている訳では無く、ある程度進んだら川に阻まれ、その内、線路沿いの道は線路からジワリジワリ私の意図と反して線路から遠ざかって行き……気づいたら線路も見えない知らない所を私は歩いていた……更に不幸な事に最近越して来た事もあり自分の家の住所も電話番号もしっかりと覚えていなかった(私乙!)と言うわけでそれからもなんとか道標と成り得る、線路沿いの道を捉えるために同じ道を行ったり来たりし、その時の気分は山で遭難して正規の山道を探すために獣道をさ迷い歩く登山者の様に不安で孤独だった……そのうち暑い夏の日の陽射しの影響で喉が渇きだし頭もボーとし自分の現在置かれている状況を忘れ途中で今手元に虚しく持ってる空き缶である桃のジュースを買ってしまい、一口飲んだ所で自分は何故に! 今に! 暑い日の外を! 歩いてるのか! を思い出した!(やっちゃった私)これで一駅分歩けば何とかなる問題では無くなってしまった! この頃の私は今以上にチャランポランで方向音痴で天然だった……
しかしここで挫けては居られない! 家に戻り、ゲームを早くやりたい! 自分を奮い立たせ、めげずに当ての無い感を頼りに元気にさ迷い歩き途中で……やはり歩き疲れて嫌に成ってしまった。その影響なのか私は遂に……途中で道に捨てて、ある様に停めてあった自転車を見つけた時……悪魔に魂を余裕で売り、鍵がかかってるかを確認してしまった……鍵はかかって無かった! と言うより鍵箱自体付いて無かった、盗もうとすれば盗めたけど盗めなかった……やはりこの時は純粋で若い! 今の私ならサックと……これ以上は止めとくあえて言うこともない……
そのうちに帰りに食べたシェイクとバーガーの取り合わせが悪かったのか? 歩き過ぎて腸の動きが活発になったのか? トイレに行きたくなり公園を探した。
(当時は今みたいに彼方此方にコンビニはまだなかった)
ミーンミーンミーン🐛
……小さいおまけ見たいな公園はあったけどその公園にはトイレは無かった、代わりに白い小さい子犬がいた事は覚えている。犬は私の方に寄って来てくれたけど肛門の問題で相手する気持ちは当然せず、かまわずに公園から立ち去った……振り返ったらその犬は寂しそうに私をの方を見ていた……(今も悪い事をしたと思う)その後もトイレは中々見つからない、予想通り限界になった……コルクか何かをお尻の穴に入れ栓をしたい気持ちになった……市街地なので茂みも無く……私の奥義(野糞)は使えない……そのうち「アッ!♡」少し出たかも……いゃ出ちゃった……気持ち悪い水々しい感覚をお尻に感じた……濡れてる……恥ずかしかったけどこのままイッテしまい、バッドエンドするよりかはマシと思い、真横の見知らぬ家のインターホンを藁にもすがる思いで押した!
その家から出て来たのは学生服を着たスポーツ刈りのラガーマンの様な大柄の男の子だった。
その子は私を見て素っ気なく、
「何かよう?」
と言って来た……
「すみませんトイレをお借りしたいんですが……」
「今、親が居ないから解らない貸せないかな」
「……漏れそうなの」
「……」
と渋々中に入れてくれてトイレを貸してくれた。トイレの中で用を足しながらショーツを確認したら少し……いや結構付着していた(汗)それをトイレットペーパーでできる限り拭き取りそのショーツをペーパーでグルグル巻にし肩から下げていた白いエナメル質のポーチに仕舞い込み、代わりにコンパクトミラーを取り出し、お尻周りが汚れてないかも入念に確認……よし! 後は汚物汁が服まで浸透してない事を確認……よし! ついでにアレも交換よしと!
取り敢えず危機迫る大問題は何とか回避できたと思い安心した。
(初ノーパン♡?)
洗面所で手を洗いながら鼻から思いっきり空気を吸いポーチから匂いが漏れてない事を確認し安心しコレからどうするか考えたけど何も思いつかない……
この家のシャイな男子に相談してもダメかな~と思い取り敢えず失礼しようと思い。「ありがとうございました」と頭を下げて彼に背を向け玄関の方に向かったら
「お前どうしたの?」
「え!」
「困った顔してるぞ」
私の疲弊した険しい顔を察してか
彼の方から話しかけて来てくれた……♡
一瞬だけノーパンがバレたかと思いドキドキしたけど、すぐによくぞ聞いてくれたと思った(ニヤリ)
「……私、迷子みたい」
「電話貸してやるよ、家に電話すれば?」
彼に電話番号も住所も解らないと言ったらコイツ大丈夫か?って顔をされた……(中学生なのにね~わかるわ~その顔)なので更に経緯を詳しく話したら、
「じゃ~もうすぐ母さん帰って来るからさ」
(要は俺じゃ手に負えないから相談しろと言う事)
「うん」と私は返事を返した……
とりあえず数分、私はそのお宅のクーラーが効いた、木目調のリビングの黒革ソファに腰掛けていた……遠くでピーヒャラ~♪タッタカ、タッタカ♪ドンドン♪何か御神輿(おみこし)の音が聞こえてきた……
その時に思った、予定なら自分はもう家に居て今日、買ったゲームをやってるはずなのに何故に? 見知らぬ人の家のソファーに座ってるのか?(それもノーパンで……)この感覚は今も度々私が感じる何か違う世界に迷い込んでしまった様な不思議な感覚を初めて感じた時でもあった……
今は慣れたけどこの時は恐怖を感じた……
(熱射病に成りかけていたのかな?)
彼が私の持ってるゲーム機を見てかゲームやるか?と聞いて来た、断る理由もないので、
「うん」と返事をしたら彼はテレビ台の中からゲーム機を取り出し、「はい」とコントローラを渡してくれた。彼が用意したゲームはカート系のゲームでそれは私が隠しコースを全解放した黒帯レベル並に得意なゲームだった、その時はなんと無く彼に気を使い私は手加減した事を覚えている……
中学生の時、ゲーム人生だった私はゲームを通じて女子より男子と話す事が多く異性との会話には結構慣れていた(その為に敵も多かった)その経験のお陰か少ししたらゲームを通じて会話も増えて数分後には彼は私にゲームで連勝できて気を良くしたのか「ちょっと待ってろ」と台所からコップに注がれたオレンジジュースにカップアイスとポテチ迄くれた、それも一袋まるまるw(男の子はヨイショしとけば優しい……チョロ……)
「君はポテチ食べないの?」
「俺はさっき一袋食べたからさ」
そんな感じで彼とは相性が良かったのか友達みたいに引き続き話しをしノーパンの開放的効果も相まってか? 楽しくなり迷子だった事も忘れて友達の家に居るみたいにはしゃいでいたらいつの間にか彼の母親が急にリビングに入ってきた(無言で帰宅した見たいだったので気づかなかった・汗)
海苔ポテチをほうばっている私を見て(恥)
「あら、同級生?」
とややびっくりしたような嬉しそうな感じの声をあげ私を見てきた(100%ガールフレンドと思われた。この親子は私が現在ノーパン女子と知らない)
彼は、
「違うよ、いきなりウンコにしに来た」
(おっい!言い方ストレート!大なんか一言も言ってないけど……臭い漏れてるのかな《汗》)
「ほっほほごめんなさいね~」と彼のお母さんは私に謝ってきた、
私は口の中のポテチを飲み込んで、
「いいえ、すみません、トイレ借りたついでで……」
その後、彼が経緯を話してくれた。
「あら、あなたの家の方の駅名は覚えてる?」
(うーん少し考えたけど出て来ない……この頃の私は常に夢の中にいる様な少し足りない子だったかも)
「えーと……すみません思い出せないです~聞けば多分なんとなくは思い出せるかもと思うですが…すみません」
「お前、記憶喪失じゃん」と彼が笑いながら言った、
「そ言う事、言わないの!」
彼は怒られた。
その後適当に彼のお母さんは駅名を次々とあげてくれた、
🚉「舞乃鳩」「小力石」「葉枕山」「四季川」「真林歩」「愛甲」「石田」
「それです!石田駅でーす」
「それなら今から駅まで車で送ってあげるわ」(やっと帰れる~)
そして見覚えのある駅が見えて来て私は安堵した。
「駅で大丈夫? 家まで送ってあげようか」
私は何かその時この今日の出来事が家族に知られるのが反抗期の厨二病だったのか恥ずかしく思い、
「駅迄で後は帰れますので……」
「じゃ適当な所、止めるね」
「はい」
そして私は「本当に有難うございましたお世話になりました」と言い頭を下げた……(用が済んだら助けてくれた人を厄介払いした様な処理の仕方をしてしまったこの行為を私は今だに後悔している)
「ほっほほ気をつけて帰ってね」
後ろの席に乗ってた彼は一言、
「じゃぁな」と言った。
「うん有難うね」
彼は少し笑った様に思えた。
私は手を振り車が見えなくなるまで見送ったら家に戻ったけど……途中で駅の駐輪場に自転車を置いてある事に気づき引き返した。その日は歩き過ぎだせいなのか? 熱射で頭を軽くやられていたのか? スッカリ自転車の存在を忘れていた……午前中に帰る予定が5時を少し過ぎていた、ただ家には幸い誰も居なかったので私は汚した下着を手洗いしてドライヤーで乾かし(証拠隠滅成功)再び履き最初から何事も無かった様にゲーム機をテレビに繋いでゲームを始めたけどいつの間にかその日の疲れですぐに寝落ちしてしまった……ご飯で起こされた時に頭が痛かったのを覚えている。
親には今回の一件は今だに話していない……ただ20代も終わりかけ物思いに更ける最近。過去を振り返る様に成りなんとなく記憶の沼に沈んでいた、この事を思い出した。その親切にした人達に対してあの自分都合な別れ方をして良かったのかと考える様になった、やはり連絡先を聞くなりして親に報告しそれなりの礼を言いに行くべきだったと思う……お世話になった家もどこだったのかも今はよく解らない、微かに記憶にあるのは彼の家の表札が二本松か二ノ丸だったような……何ともあれ今は何か寂しさが増している……そして公園で相手をしてあげなかったガッカリした犬の顔もちょくちょく同時に思いだす……(終)no44へ
※内容はノンフィックションで少し盛ってます。
登場人物・仙 岳美
昔の話です……中2か1のまだ若過ぎる私は暑い初夏の蒼い空の下、重いゲーム機が入った紙の手さげ袋を持ち、もう片方の手にはネクター(ピーチジュース)の空き缶を待ち、同じタイプの様な家が建ち並ぶ見知らぬ土地感の無い迷宮に感じる住宅地を1人不安気に歩いていた……
何故か? それは現在も昔もチョロイ父親にベタベタスキンシップでネダリ数日前にゲットした、お金を持って最寄り駅から6駅程の電気街へ最新型のゲーム機を買いに行き、その帰り有名チェーン店でハンバーガを食べ。満足し、さてと帰ろうかなと、駅に向かい、切符を買おとした時に手持ちのお金が少し足りない事に気づいた……
《ミーンミーン》
幸い一駅分歩いて次の駅から乗ればお金は足りる感じだったのでその時は気楽に線路の横道に沿ってあるけば良いと考え歩く事にした、唯、道は必ずしも線路の横に沿って作られている訳では無く、ある程度進んだら川に阻まれ、その内、線路沿いの道は線路からジワリジワリ私の意図と反して線路から遠ざかって行き……気づいたら線路も見えない知らない所を私は歩いていた……更に不幸な事に最近越して来た事もあり自分の家の住所も電話番号もしっかりと覚えていなかった(私乙!)と言うわけでそれからもなんとか道標と成り得る、線路沿いの道を捉えるために同じ道を行ったり来たりし、その時の気分は山で遭難して正規の山道を探すために獣道をさ迷い歩く登山者の様に不安で孤独だった……そのうち暑い夏の日の陽射しの影響で喉が渇きだし頭もボーとし自分の現在置かれている状況を忘れ途中で今手元に虚しく持ってる空き缶である桃のジュースを買ってしまい、一口飲んだ所で自分は何故に! 今に! 暑い日の外を! 歩いてるのか! を思い出した!(やっちゃった私)これで一駅分歩けば何とかなる問題では無くなってしまった! この頃の私は今以上にチャランポランで方向音痴で天然だった……
しかしここで挫けては居られない! 家に戻り、ゲームを早くやりたい! 自分を奮い立たせ、めげずに当ての無い感を頼りに元気にさ迷い歩き途中で……やはり歩き疲れて嫌に成ってしまった。その影響なのか私は遂に……途中で道に捨てて、ある様に停めてあった自転車を見つけた時……悪魔に魂を余裕で売り、鍵がかかってるかを確認してしまった……鍵はかかって無かった! と言うより鍵箱自体付いて無かった、盗もうとすれば盗めたけど盗めなかった……やはりこの時は純粋で若い! 今の私ならサックと……これ以上は止めとくあえて言うこともない……
そのうちに帰りに食べたシェイクとバーガーの取り合わせが悪かったのか? 歩き過ぎて腸の動きが活発になったのか? トイレに行きたくなり公園を探した。
(当時は今みたいに彼方此方にコンビニはまだなかった)
ミーンミーンミーン🐛
……小さいおまけ見たいな公園はあったけどその公園にはトイレは無かった、代わりに白い小さい子犬がいた事は覚えている。犬は私の方に寄って来てくれたけど肛門の問題で相手する気持ちは当然せず、かまわずに公園から立ち去った……振り返ったらその犬は寂しそうに私をの方を見ていた……(今も悪い事をしたと思う)その後もトイレは中々見つからない、予想通り限界になった……コルクか何かをお尻の穴に入れ栓をしたい気持ちになった……市街地なので茂みも無く……私の奥義(野糞)は使えない……そのうち「アッ!♡」少し出たかも……いゃ出ちゃった……気持ち悪い水々しい感覚をお尻に感じた……濡れてる……恥ずかしかったけどこのままイッテしまい、バッドエンドするよりかはマシと思い、真横の見知らぬ家のインターホンを藁にもすがる思いで押した!
その家から出て来たのは学生服を着たスポーツ刈りのラガーマンの様な大柄の男の子だった。
その子は私を見て素っ気なく、
「何かよう?」
と言って来た……
「すみませんトイレをお借りしたいんですが……」
「今、親が居ないから解らない貸せないかな」
「……漏れそうなの」
「……」
と渋々中に入れてくれてトイレを貸してくれた。トイレの中で用を足しながらショーツを確認したら少し……いや結構付着していた(汗)それをトイレットペーパーでできる限り拭き取りそのショーツをペーパーでグルグル巻にし肩から下げていた白いエナメル質のポーチに仕舞い込み、代わりにコンパクトミラーを取り出し、お尻周りが汚れてないかも入念に確認……よし! 後は汚物汁が服まで浸透してない事を確認……よし! ついでにアレも交換よしと!
取り敢えず危機迫る大問題は何とか回避できたと思い安心した。
(初ノーパン♡?)
洗面所で手を洗いながら鼻から思いっきり空気を吸いポーチから匂いが漏れてない事を確認し安心しコレからどうするか考えたけど何も思いつかない……
この家のシャイな男子に相談してもダメかな~と思い取り敢えず失礼しようと思い。「ありがとうございました」と頭を下げて彼に背を向け玄関の方に向かったら
「お前どうしたの?」
「え!」
「困った顔してるぞ」
私の疲弊した険しい顔を察してか
彼の方から話しかけて来てくれた……♡
一瞬だけノーパンがバレたかと思いドキドキしたけど、すぐによくぞ聞いてくれたと思った(ニヤリ)
「……私、迷子みたい」
「電話貸してやるよ、家に電話すれば?」
彼に電話番号も住所も解らないと言ったらコイツ大丈夫か?って顔をされた……(中学生なのにね~わかるわ~その顔)なので更に経緯を詳しく話したら、
「じゃ~もうすぐ母さん帰って来るからさ」
(要は俺じゃ手に負えないから相談しろと言う事)
「うん」と私は返事を返した……
とりあえず数分、私はそのお宅のクーラーが効いた、木目調のリビングの黒革ソファに腰掛けていた……遠くでピーヒャラ~♪タッタカ、タッタカ♪ドンドン♪何か御神輿(おみこし)の音が聞こえてきた……
その時に思った、予定なら自分はもう家に居て今日、買ったゲームをやってるはずなのに何故に? 見知らぬ人の家のソファーに座ってるのか?(それもノーパンで……)この感覚は今も度々私が感じる何か違う世界に迷い込んでしまった様な不思議な感覚を初めて感じた時でもあった……
今は慣れたけどこの時は恐怖を感じた……
(熱射病に成りかけていたのかな?)
彼が私の持ってるゲーム機を見てかゲームやるか?と聞いて来た、断る理由もないので、
「うん」と返事をしたら彼はテレビ台の中からゲーム機を取り出し、「はい」とコントローラを渡してくれた。彼が用意したゲームはカート系のゲームでそれは私が隠しコースを全解放した黒帯レベル並に得意なゲームだった、その時はなんと無く彼に気を使い私は手加減した事を覚えている……
中学生の時、ゲーム人生だった私はゲームを通じて女子より男子と話す事が多く異性との会話には結構慣れていた(その為に敵も多かった)その経験のお陰か少ししたらゲームを通じて会話も増えて数分後には彼は私にゲームで連勝できて気を良くしたのか「ちょっと待ってろ」と台所からコップに注がれたオレンジジュースにカップアイスとポテチ迄くれた、それも一袋まるまるw(男の子はヨイショしとけば優しい……チョロ……)
「君はポテチ食べないの?」
「俺はさっき一袋食べたからさ」
そんな感じで彼とは相性が良かったのか友達みたいに引き続き話しをしノーパンの開放的効果も相まってか? 楽しくなり迷子だった事も忘れて友達の家に居るみたいにはしゃいでいたらいつの間にか彼の母親が急にリビングに入ってきた(無言で帰宅した見たいだったので気づかなかった・汗)
海苔ポテチをほうばっている私を見て(恥)
「あら、同級生?」
とややびっくりしたような嬉しそうな感じの声をあげ私を見てきた(100%ガールフレンドと思われた。この親子は私が現在ノーパン女子と知らない)
彼は、
「違うよ、いきなりウンコにしに来た」
(おっい!言い方ストレート!大なんか一言も言ってないけど……臭い漏れてるのかな《汗》)
「ほっほほごめんなさいね~」と彼のお母さんは私に謝ってきた、
私は口の中のポテチを飲み込んで、
「いいえ、すみません、トイレ借りたついでで……」
その後、彼が経緯を話してくれた。
「あら、あなたの家の方の駅名は覚えてる?」
(うーん少し考えたけど出て来ない……この頃の私は常に夢の中にいる様な少し足りない子だったかも)
「えーと……すみません思い出せないです~聞けば多分なんとなくは思い出せるかもと思うですが…すみません」
「お前、記憶喪失じゃん」と彼が笑いながら言った、
「そ言う事、言わないの!」
彼は怒られた。
その後適当に彼のお母さんは駅名を次々とあげてくれた、
🚉「舞乃鳩」「小力石」「葉枕山」「四季川」「真林歩」「愛甲」「石田」
「それです!石田駅でーす」
「それなら今から駅まで車で送ってあげるわ」(やっと帰れる~)
そして見覚えのある駅が見えて来て私は安堵した。
「駅で大丈夫? 家まで送ってあげようか」
私は何かその時この今日の出来事が家族に知られるのが反抗期の厨二病だったのか恥ずかしく思い、
「駅迄で後は帰れますので……」
「じゃ適当な所、止めるね」
「はい」
そして私は「本当に有難うございましたお世話になりました」と言い頭を下げた……(用が済んだら助けてくれた人を厄介払いした様な処理の仕方をしてしまったこの行為を私は今だに後悔している)
「ほっほほ気をつけて帰ってね」
後ろの席に乗ってた彼は一言、
「じゃぁな」と言った。
「うん有難うね」
彼は少し笑った様に思えた。
私は手を振り車が見えなくなるまで見送ったら家に戻ったけど……途中で駅の駐輪場に自転車を置いてある事に気づき引き返した。その日は歩き過ぎだせいなのか? 熱射で頭を軽くやられていたのか? スッカリ自転車の存在を忘れていた……午前中に帰る予定が5時を少し過ぎていた、ただ家には幸い誰も居なかったので私は汚した下着を手洗いしてドライヤーで乾かし(証拠隠滅成功)再び履き最初から何事も無かった様にゲーム機をテレビに繋いでゲームを始めたけどいつの間にかその日の疲れですぐに寝落ちしてしまった……ご飯で起こされた時に頭が痛かったのを覚えている。
親には今回の一件は今だに話していない……ただ20代も終わりかけ物思いに更ける最近。過去を振り返る様に成りなんとなく記憶の沼に沈んでいた、この事を思い出した。その親切にした人達に対してあの自分都合な別れ方をして良かったのかと考える様になった、やはり連絡先を聞くなりして親に報告しそれなりの礼を言いに行くべきだったと思う……お世話になった家もどこだったのかも今はよく解らない、微かに記憶にあるのは彼の家の表札が二本松か二ノ丸だったような……何ともあれ今は何か寂しさが増している……そして公園で相手をしてあげなかったガッカリした犬の顔もちょくちょく同時に思いだす……(終)no44へ
※内容はノンフィックションで少し盛ってます。
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