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小さい奇跡
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イライラして、懐から取り出したチューイングガム……小札の様に薄っぺらい一枚一枚に眩しい銀紙がされている、だからすぐに食べれない!
おまけに、何かの儀式か宗教なのー!? さらに上にもご丁寧に紙なんか巻いてー!
そう感じた時にふっと、態々一枚一枚丁寧に、誰の為に……私の為……その事に気づき、少し愛を感じ、癒され、大事に噛み締め、噛み終えたら当然の事だけれども、吐いたガムをいつもより少し丁寧に紙に包み戻し、懐に納める。
その頃には、荒ぶる気持ちは、鎮まり、私は春風を鼻から吸い込み、スッーとした爽やかさなミントの清涼感を口の中に感じ、ただのガムに、どこぞやの、名の無い小さい神様が降り着き、心を促してくれた気がした。[終]
題材・チューイングガム
手軽な嗜好品、味わった後のガムは、付き物に成り、無関係な者に迷惑をかける恐れが有り、その事から食べ終えた者は責任を持って適切に処理しなければいけない。
おまけに、何かの儀式か宗教なのー!? さらに上にもご丁寧に紙なんか巻いてー!
そう感じた時にふっと、態々一枚一枚丁寧に、誰の為に……私の為……その事に気づき、少し愛を感じ、癒され、大事に噛み締め、噛み終えたら当然の事だけれども、吐いたガムをいつもより少し丁寧に紙に包み戻し、懐に納める。
その頃には、荒ぶる気持ちは、鎮まり、私は春風を鼻から吸い込み、スッーとした爽やかさなミントの清涼感を口の中に感じ、ただのガムに、どこぞやの、名の無い小さい神様が降り着き、心を促してくれた気がした。[終]
題材・チューイングガム
手軽な嗜好品、味わった後のガムは、付き物に成り、無関係な者に迷惑をかける恐れが有り、その事から食べ終えた者は責任を持って適切に処理しなければいけない。
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