【R18】痴漢願望

仙 岳美

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冬虫*夏草・上(付録作品)

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※ハードエロ、回覧要注意。R十八

登場人物 
 
 主役語り
  私・蔦渡 道華(つなわた みちか)
     女 二十五歳 元高校教師

  奴・竹間 虎雄(ちくま とらお)
     男 四十一歳 もぐり彫師


冬虫*夏草🦗[上]

 十九時……コツコツ……私は雑居ビルの地下部屋へ続く階段を奴に先導され降りている……
到着した部屋入り口、鉄ドア上部の照明器具は長方形の格子囲いのハードな作りで、接触不良なのか、灯りがついたり消えたりしていた、格子には大きい緑色の蛾が留まっている、蛾なのに蝶に負けないくらい綺麗……
その蛾に見惚れていたら、
《カッチャ》
ドアのロックが外れる音がした。
「入れよ」
と催促された。(これから何をするかは知らさせている……
初体験の時くらいドキドキして凄く怖い)
部屋は畳六畳くらいの赤い常備灯の光だけが照らす薄暗い和部屋だった、薄っらと壁には裸の女性のポスターが見える……
中央には布団が敷いてあった……
「脱いだもん、そこの籠に入れたら、そこの布団にうつ伏せに寝ろな」
「はい……電気は点けないんですか?」
「点けねぇよ、俺は暗い方が集中できるんでな、それとも明るくして俺にじっくりストリップ見てもらいてぇの?」
「えっ! そんな!」
「ほら、もういいから、さっさと服脱いで布団にうつ伏せになりな」
と奴は布団横の鉄棚から下ろした黒い革張りの箱を開けた。
『嗚呼……何アレ……』
そのチラリと見えた、箱の中身の何処か凶々しく見える、奇道具から、たまらずに私は目を背ける。
『結局は寸刻先に否が応でも、そのマシンとは、関わる事になってしまうけど……』

 私は脱いだ服を、部屋隅の奴に指示された竹籠に入れ、敷かれた布団の上に座った。
「おい!」
「はい!」
「下着もだよ」
私が慌てて籠の方に戻ろうとしたら、「トロえなぁ」
《カッチ》とブラのホックが外すされる音がし、「きゃっ!」雑にブラを剥ぎ取られた、反射的に胸を両手で隠したら、ショーツの両サイドに手を入れられ素早く下ろされ、後頭部を抑えられた!
「ごめんなさいー」
「いちいち、謝るな! 面倒臭せいな」
そのまま布団に顔面を押し付けられ、うつ伏せにさせられた。
顔を少しあげたら、頭上に丸い鏡が置いてあるのが見えた、その鏡は合わせ鏡だった……
タバコの煙が漂う暗い部屋の、その合わせ鏡には、私のお尻半分と外腿が薄青い照明に照らされ、闇に白真っ青にヤラシクホラーの様に浮かび上がっていた……
そのお尻の少し後ろに高さ調整に椅子の上に乗せたと思われる、稼働中の赤ランプが光るビデオカメラも見えた……
(私、撮影されるの? 一言も聞いてない、酷い)
鏡には奴が黒い革箱の中から銃の様な歪な道具を取り出し、それ見てニヤけている顔が映っていた。人生で今まで一度も見た事が無い、その未知の道具を見つめていたら急に怖くなり目を逸らし、
「私、なんか怖いです」
「じゃあ、目隠しするか、俺も見られてると、やりにくいしな、丁度ええや」
「え! 目隠し」
「見えるから、怖いんだよ」
箱の中に入っていたアイマスクで視界を土の中にいる様に奪われた。
「おい!」
「はい!」(あ、またいきなり、ビックリする、いったいなんなのー)
「たまぁに痛みで失禁する女がいるんでマンコにタオル入れさせてもらうぜ」
「え! タオルですか」
「あっああん」
乾いたタオルを詰める様に股ぐらに入れられた……(オッケーまだしてないし、それに痛いです・ #9泣)
その後にすぐに背中の方から、
《ブゥイーーン》
とマシンの起動する音がした!
『ドキ!』
 そのマシンの起動音に、目隠しされる前に奴が用意してる時にチラッと見えた、タコ型火星人が持っていそうな銀色に光る光線銃の様な機器が頭に浮かび震えた、それは拷問器具にも見えた……
奴が見られてると気が散ると言う理由で目隠しされた事で、負の想像力が湧き、反対に不安が増して怖い事に気づいた!
『ひゃー』
私も最初は怖くなるから見ない方がいいかなと思い従ったけど、今凄く怖いー 、私今自爆的ピンチ!
変な汗が出て来た。
《じっじじじじ・・》
「あ、すみません、当てる時、教えてくださいい」
チクチク・・
「あ! え? あ、へ、あ、へ、あ、え? あー」
(結構、痛ーい! このっ! タッコー)
「ああっあ」今、私、絶賛お尻に墨を刺し込まれてる……
チクチク・・
「ちょっとー、待って! あへ、あへ、あへ、あっ!」
意思と関係なく漏れる私のアヘ声? に奴が反応する。
「へっへへ、少し色っぽいな、けつの穴も綺麗だぜ、昨日のアナル調教、楽しかったぜ)
とお尻の穴を人差しと親指で広げられた。その時《ぷっ!》
「!」
「屁しやがった、くっせっ!」
「ちがーう! 空気です!」
《ズッボ》
「どうせなら全部出せや」
「えっ! グリグリしないでーえ!」
《ブップッププップー》
「へへっ楽器見ていだ、尻楽器かオメェはシシシ」
『死ぬほど恥ずかしい』
「じゃ続きやるぜ」
《ブゥーンジジジジジ…》
(お尻の穴は今関係ないでしょう! もうっ! このエロジジイーー!と思ったけど、お尻の穴もズーと丸見えだけど、
でも!今はオナラ、それどころじゃ私……
「良い事思いついたぜ、尻の穴を中心にして菊の花びらも周りに彫ってやるよ、それともマンコにするか?、選べ」
「ええ!そんな……菊でお願いします」
「へっへへ了解」
《じっじじじじじ》
「あっ! あっ! あっ!」
うつ伏せの私は、目隠しで何も見える訳ないのに不安から何回もツイツイ後ろの方をチラチラ振り向く動作を繰り返していたら、
「少しジーとしてろ! 痛くするぞ」と叱られてた。(泣・今も十分痛いのです)
《ブィィィィジッジジジ・・》 
チクチクチク・ヂク!
「あっひ、ひ、ひーん」
(なんか痛みが増してきたー)
「あっははんー 痛っいー」
「おい! 動くなよ、手元が狂えば、お前の価値は、無くなるぜ、困るのはお前だせ、それにお前少しうるせいよ」
とタオルを咥えさせられた。
「ふー、ふー」
でも痛みに耐えてると、
段々そのうち……(ああー)
時折、お尻の痛みが妙に……
私は異変に気づいた……
なんか……
(痛みがだんだん快感になってきちゃった……)
そのうち股から熱い精液が出るのを感じた……
(やだー 私し痛さで濡れてる……あ! イっちゃう・あ……ダメダメ)
遂にビクビクと自分の意思とは関係無くお尻を痙攣させ、股ぐらに詰めてるタオルを濡らす……
精液を出し切って尻痙攣が治ったら、すぐにまたチクチク墨入れ再開……
その繰り返しに恍惚に思考も失って逝く意識の中、不意に!
「うっうん!」
股ぐらのタオルの吸収力が限界になった見たいで不意に引き抜かれた。
それにビックリしたのも束の間……
《ビチャビチャ》
そのタオルを絞っている音がする!
その音が止んだら《トッポントッポン》と瓶口から注ぐ特有の音が聞こえてきた、お酒?
少しして《グビグビ》と喉を鳴らす音が聞こえて来た……
奴は何してるの?
もしかして……搾り取った私の精液とお酒を混ぜてる? 
「ぷっは、一番搾りは臭えけど美味えや」
「え!」
(あー 私お酒にされてるかも)
『ヤダ! ヤダ! そんなのやらしエロ過ぎるーーし、なんか怖い(涙)』
そんな思いでいると。
《シュツ、シュツ》とライターを擦る音がし、案の定、タバコの匂いが私の鼻腔を突いて来た……
『奴は休憩している見たい……』
そう思うと、私は何やら脱力感を感じ、少し気持ちを落ち着かせる事にした……

《下に続く》
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