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EX02 パルマ世界での通常の日々
EX02ー002 とある休日 その2
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その夜、やっと本屋から戻ってきたロミネスカスを交えて夕食……なんだけど、ロミネスカス、まぁた本を買ってきたな? お前の部屋からはみ出してる本の山がまた増えてるぞ?
そう言う俺に、ロミネスカス
「そ、それよりもですね、ウインダ。面白い情報を仕入れてきました」
と、ごまかそうという意思ありありの様子でロミネスカスが言うところによると
「なんでも、この世界には温泉があるらしいです」
とのことだった。
その言葉に、俺は思わず目を見開いた。
いえね
俺の元いた世界であるデコナには、いたるところに温泉が湧き出していた。
まぁ、俺が住んでた一帯が火山地帯に近かったせいってのもあるとは思うんだけど、そんなわけで俺は温泉を普通の風呂として使用する生活を送っていたわけだ。
んで、
このパルマ世界にある、この寮には温泉はない。
いままで仕事でいった世界でも、温泉にお目にかかったことは一度も無かっただけに、半ば諦めながらも、心のどこかで諦めてない自分もいたわけです。
そんな話をロミネスカスとしていると、ロステータとプリアが2人して
「何なのですか? その温泉というのは?」
と、怪訝そうな顔をしながら聞いてきた。
同様に、ミラッパまでもが
「温泉って強いっぱ? それとも美味しいっぱ?」
と、やや見当違いな質問をしてきたわけだ。
と、言うわけで
「まぁ、百聞は一見にしかずだ、明日行ってみようぜ」
と、俺。
皆でそんな話をしていると
「じゃあ、私もご一緒しますねぇ」
と、この寮の責任者をやってるメフィラまで話にのってきた。
まぁ、せっかくの温泉だし、皆で満喫出来る方が楽しくていいよな、と思ったわけだ。
◇◇
そんなこんなで、風呂も済ませて夜になった。
俺は今、ロミネスカスとミラッパの2人と同じ部屋で暮らしてるわけで、
……まぁ、今更隠してもしょうが無いのでぶちゃけておけば、2人とは男女の関係である。
で、まぁ、一緒に暮らし始めた頃はどっちが俺の相手をするかを決めるために毎晩相当もめてたんだが、ミラッパがその轟腕で壁に大穴を開けた際に、メフィラから「次にやらかしたら給料から修理代を引きますからねぇ」と言われるに至り、3人での緊急ミーティングを開催した結果
偶数の日がロミネスカス
奇数の日がミラッパ
と、順番が決まったおかげで、まぁ順番決めのための大げんかはなくなった。
あと、簡単な決まり事として
・皆で飲みに行って深夜を越えたら添い寝まで
・仕事に行っている最中の選択権は俺
といったあたりが決められたわけなんだけど……大魔王を倒したあとは、アンと結婚して仲睦まじく子作りに励むはずだった俺の生活設計は、いったいどこで狂ったんだろうなぁ、と、空しく天井を見上げたりしているわけだ。
そんなことを考えていると、俺の部屋にロミネスカスがやってきた。
今日は偶数日だからなわけで、ベッドで横になっている俺の横へと滑り込んできたロミネスカスは、
「1日ぶりね」
そう言って、俺の鼻の頭にキスをした。
俺より一回り近く年上のロミネスカス。
俺の魔法の師匠でもあり、結構長いこと先生として慕っていた時期があっただけに、まさかこんな仲になるとは夢にも思っていなかった。
……とはいえ、元の世界では、ともに婚約者を寝取られた同士ってのもあって……あれ、なんだろう、目から汗が……
そんなロミネスカスは、俺と肌を合わせるとき毎回年上っぽく振る舞おうとしている。
曰く
「大丈夫、まかせて」
とか
「素敵よ、その調子……」
とか、
最中でも余裕があるわよ私的な言動をよくしているんだけど
最近はその化けの皮も剥がれ気味なんだけどね。
というのも
大魔王討伐のため、結構長い期間禁欲生活を送っていた俺は、ロミネスカスとこういう中になってすぐの頃って、なかなかうまく出来なかったんだよね。
気ばかり焦ったり、以上に早かったりとまぁ……
それがまぁ、こうして2人を相手にするようになって、ある程度安定してくると、やはり一回りわかいアドバンテージと言いますか、体力の差ってのはやっぱあるわけで、まぁ、事が終わったばかりの今のロミネスカスのように、毎回意識を無くすほどの……ってな具合なわけです、はい。
そんなロミネスカスに腕枕をしながらその顔を眺めていると、一緒に過ごした修行の日々とかが思い出されてきて、なんか無性にロミネスカスのことが愛おしく思えてくることが多くなっている今日この頃なわけなんだけど……そんなことを思っていると、ついつい反応してしまう俺の我が儘な下半身なわけで。
とはいえ、すでに果てて眠っているロミネスカスを起こすわけにもいかず、悶々としながら俺はとりあえず飲み物でも飲んで落ちつこうと台所へ。
ま、こんな日もあるわけだ。
◇◇
やや悶々としながらも、早くに目を覚ました俺達は早速温泉へ向かうことにした。
というのも、ロミネスカスが
「転移魔法ですぐに行けるわよ」
というので、朝風呂と洒落込もうということになったわけだ。
昨夜のうちに話をしておいたので、ロステータとプリアも準備をして自分達の部屋から俺達の部屋へとやって来た。
皆の前で転移魔法の準備をしているロミネスカスが、どこか気恥ずかしそうにしている気がしてたんだけど、よく考えたら、行為をした日って、朝一番にシャワーを浴びてたんだけど、今ってあれをいたして、終わったままだから、その匂いを気にしているようだ……気持ち内股のような気がするのもひょっとして……
とまぁ、そんなこんなで、転移魔法により温泉宿へと移動した俺達。
ここは、この世界の辺境小都市で、リバティってとこらしい。
俺達は、温泉だけの利用ってことで手続きし、いざ温泉へと移動。
途中、激しく内股になったロミネスカスがトイレに駆け込んでいたんだけど……多分、中で出したアレがああなったんだと思うので、深くは追求しないことにする。
さて、温泉は男湯と女湯に別れているので、入り口で別れ
女性陣の方は温泉になれているロミネスカスに任せて、俺とロステータは男風呂へ。
中には数人の先客がいたので、俺達はお行儀よく、打たせ湯から体を洗い、そして温泉へ
ここの温泉は、湯船の向こうが、露天風呂のように一望出来る作りになっていて、峡谷の絶景が一望出来るようになっていた。
それを見たロステータは
「うわぁ!? すごいですね、こんな景色を眺めながら温泉に入れるなんて」
と、いたく感動していた。
ロステータは、広い湯船も初体験らしく、湯船に浸かると、本当に気持ちよさそうに手足を伸ばしていた。
「これは……確かにくせになりますね」
そう言って、満面の笑みを浮かべるロステータ。
ここまで喜んでもらえると、俺も連れてきた甲斐があるってもんです。
で、2人して手足を伸ばしてのんびりしてると、新たに温泉に入って来たお兄さんが
「やっぱ温泉はいいねぇ」
って良いながら気持ちよさそうにしてるもんだから、俺とロステータは
「いや、まったくですね」
「こういうのは癒やされますね」
と、笑顔で声をかけていった。
ここの温泉は、かなり人気らしく、俺達がのんびりしていると、入れ替わり立ち替わりでどんどん客が入って来た。
適度なところで温泉をあがった俺とロステータは、大広間ってとこでソファに座って女性陣が出てくるのを待ってたんだけど、どうやら女性陣も温泉を気に入ったらしく、俺達は結構のんびり入っていたと思うだけど、女性陣が出てきたのは、そんな俺達があがってから、たっぷり2刻は経過してからだった。
まぁ、みんな満足そうだったからよしとするけどね。
待ってる間に、他の客から聞いたところによると、この宿は料理も絶品らしい。
というわけなので、昼食でも食べて帰ろうかって話になったんだけど、受付で聞いてみたら
「申し訳ありません。本日の昼食は予約で満席になっておりまして……」
と、エルフの女将さんが申し訳なさそうな顔で頭を下げてきた。
確かに残念ではあるけれど、まぁこれを口実に、また来ればいいか、と思いながら俺達はロミネスカスの転移魔法で寮へと帰った。
この日は、午前中温泉でのんびりしたせいで、か、午後からもみんな何もする気がきなかったため、全員のんびりして過ごした。
まぁ、たまにはこんな日があってもいいな……
と、思っていたんだけど、この夜のミラッパは、日中しっかり休んだ反動でか、ただでさえいつも元気満々なのが、5割増しくらいで求めてきたもんだから、翌朝の俺が結構グロッキーだったわけです、はい。
まぁ、そんな日もあるわな、ってことで……
ーつづく
そう言う俺に、ロミネスカス
「そ、それよりもですね、ウインダ。面白い情報を仕入れてきました」
と、ごまかそうという意思ありありの様子でロミネスカスが言うところによると
「なんでも、この世界には温泉があるらしいです」
とのことだった。
その言葉に、俺は思わず目を見開いた。
いえね
俺の元いた世界であるデコナには、いたるところに温泉が湧き出していた。
まぁ、俺が住んでた一帯が火山地帯に近かったせいってのもあるとは思うんだけど、そんなわけで俺は温泉を普通の風呂として使用する生活を送っていたわけだ。
んで、
このパルマ世界にある、この寮には温泉はない。
いままで仕事でいった世界でも、温泉にお目にかかったことは一度も無かっただけに、半ば諦めながらも、心のどこかで諦めてない自分もいたわけです。
そんな話をロミネスカスとしていると、ロステータとプリアが2人して
「何なのですか? その温泉というのは?」
と、怪訝そうな顔をしながら聞いてきた。
同様に、ミラッパまでもが
「温泉って強いっぱ? それとも美味しいっぱ?」
と、やや見当違いな質問をしてきたわけだ。
と、言うわけで
「まぁ、百聞は一見にしかずだ、明日行ってみようぜ」
と、俺。
皆でそんな話をしていると
「じゃあ、私もご一緒しますねぇ」
と、この寮の責任者をやってるメフィラまで話にのってきた。
まぁ、せっかくの温泉だし、皆で満喫出来る方が楽しくていいよな、と思ったわけだ。
◇◇
そんなこんなで、風呂も済ませて夜になった。
俺は今、ロミネスカスとミラッパの2人と同じ部屋で暮らしてるわけで、
……まぁ、今更隠してもしょうが無いのでぶちゃけておけば、2人とは男女の関係である。
で、まぁ、一緒に暮らし始めた頃はどっちが俺の相手をするかを決めるために毎晩相当もめてたんだが、ミラッパがその轟腕で壁に大穴を開けた際に、メフィラから「次にやらかしたら給料から修理代を引きますからねぇ」と言われるに至り、3人での緊急ミーティングを開催した結果
偶数の日がロミネスカス
奇数の日がミラッパ
と、順番が決まったおかげで、まぁ順番決めのための大げんかはなくなった。
あと、簡単な決まり事として
・皆で飲みに行って深夜を越えたら添い寝まで
・仕事に行っている最中の選択権は俺
といったあたりが決められたわけなんだけど……大魔王を倒したあとは、アンと結婚して仲睦まじく子作りに励むはずだった俺の生活設計は、いったいどこで狂ったんだろうなぁ、と、空しく天井を見上げたりしているわけだ。
そんなことを考えていると、俺の部屋にロミネスカスがやってきた。
今日は偶数日だからなわけで、ベッドで横になっている俺の横へと滑り込んできたロミネスカスは、
「1日ぶりね」
そう言って、俺の鼻の頭にキスをした。
俺より一回り近く年上のロミネスカス。
俺の魔法の師匠でもあり、結構長いこと先生として慕っていた時期があっただけに、まさかこんな仲になるとは夢にも思っていなかった。
……とはいえ、元の世界では、ともに婚約者を寝取られた同士ってのもあって……あれ、なんだろう、目から汗が……
そんなロミネスカスは、俺と肌を合わせるとき毎回年上っぽく振る舞おうとしている。
曰く
「大丈夫、まかせて」
とか
「素敵よ、その調子……」
とか、
最中でも余裕があるわよ私的な言動をよくしているんだけど
最近はその化けの皮も剥がれ気味なんだけどね。
というのも
大魔王討伐のため、結構長い期間禁欲生活を送っていた俺は、ロミネスカスとこういう中になってすぐの頃って、なかなかうまく出来なかったんだよね。
気ばかり焦ったり、以上に早かったりとまぁ……
それがまぁ、こうして2人を相手にするようになって、ある程度安定してくると、やはり一回りわかいアドバンテージと言いますか、体力の差ってのはやっぱあるわけで、まぁ、事が終わったばかりの今のロミネスカスのように、毎回意識を無くすほどの……ってな具合なわけです、はい。
そんなロミネスカスに腕枕をしながらその顔を眺めていると、一緒に過ごした修行の日々とかが思い出されてきて、なんか無性にロミネスカスのことが愛おしく思えてくることが多くなっている今日この頃なわけなんだけど……そんなことを思っていると、ついつい反応してしまう俺の我が儘な下半身なわけで。
とはいえ、すでに果てて眠っているロミネスカスを起こすわけにもいかず、悶々としながら俺はとりあえず飲み物でも飲んで落ちつこうと台所へ。
ま、こんな日もあるわけだ。
◇◇
やや悶々としながらも、早くに目を覚ました俺達は早速温泉へ向かうことにした。
というのも、ロミネスカスが
「転移魔法ですぐに行けるわよ」
というので、朝風呂と洒落込もうということになったわけだ。
昨夜のうちに話をしておいたので、ロステータとプリアも準備をして自分達の部屋から俺達の部屋へとやって来た。
皆の前で転移魔法の準備をしているロミネスカスが、どこか気恥ずかしそうにしている気がしてたんだけど、よく考えたら、行為をした日って、朝一番にシャワーを浴びてたんだけど、今ってあれをいたして、終わったままだから、その匂いを気にしているようだ……気持ち内股のような気がするのもひょっとして……
とまぁ、そんなこんなで、転移魔法により温泉宿へと移動した俺達。
ここは、この世界の辺境小都市で、リバティってとこらしい。
俺達は、温泉だけの利用ってことで手続きし、いざ温泉へと移動。
途中、激しく内股になったロミネスカスがトイレに駆け込んでいたんだけど……多分、中で出したアレがああなったんだと思うので、深くは追求しないことにする。
さて、温泉は男湯と女湯に別れているので、入り口で別れ
女性陣の方は温泉になれているロミネスカスに任せて、俺とロステータは男風呂へ。
中には数人の先客がいたので、俺達はお行儀よく、打たせ湯から体を洗い、そして温泉へ
ここの温泉は、湯船の向こうが、露天風呂のように一望出来る作りになっていて、峡谷の絶景が一望出来るようになっていた。
それを見たロステータは
「うわぁ!? すごいですね、こんな景色を眺めながら温泉に入れるなんて」
と、いたく感動していた。
ロステータは、広い湯船も初体験らしく、湯船に浸かると、本当に気持ちよさそうに手足を伸ばしていた。
「これは……確かにくせになりますね」
そう言って、満面の笑みを浮かべるロステータ。
ここまで喜んでもらえると、俺も連れてきた甲斐があるってもんです。
で、2人して手足を伸ばしてのんびりしてると、新たに温泉に入って来たお兄さんが
「やっぱ温泉はいいねぇ」
って良いながら気持ちよさそうにしてるもんだから、俺とロステータは
「いや、まったくですね」
「こういうのは癒やされますね」
と、笑顔で声をかけていった。
ここの温泉は、かなり人気らしく、俺達がのんびりしていると、入れ替わり立ち替わりでどんどん客が入って来た。
適度なところで温泉をあがった俺とロステータは、大広間ってとこでソファに座って女性陣が出てくるのを待ってたんだけど、どうやら女性陣も温泉を気に入ったらしく、俺達は結構のんびり入っていたと思うだけど、女性陣が出てきたのは、そんな俺達があがってから、たっぷり2刻は経過してからだった。
まぁ、みんな満足そうだったからよしとするけどね。
待ってる間に、他の客から聞いたところによると、この宿は料理も絶品らしい。
というわけなので、昼食でも食べて帰ろうかって話になったんだけど、受付で聞いてみたら
「申し訳ありません。本日の昼食は予約で満席になっておりまして……」
と、エルフの女将さんが申し訳なさそうな顔で頭を下げてきた。
確かに残念ではあるけれど、まぁこれを口実に、また来ればいいか、と思いながら俺達はロミネスカスの転移魔法で寮へと帰った。
この日は、午前中温泉でのんびりしたせいで、か、午後からもみんな何もする気がきなかったため、全員のんびりして過ごした。
まぁ、たまにはこんな日があってもいいな……
と、思っていたんだけど、この夜のミラッパは、日中しっかり休んだ反動でか、ただでさえいつも元気満々なのが、5割増しくらいで求めてきたもんだから、翌朝の俺が結構グロッキーだったわけです、はい。
まぁ、そんな日もあるわな、ってことで……
ーつづく
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