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クマさんと、透明なあなた その3
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崖下を調べていた僕は2つのことを発見しました。
1つ目は、アジョイがぐった時に出来た土砂の中に、ドワーフ達の物と思われる荷馬車の残骸があったこと。
「……間違いない……この積み荷、ピリが使っている缶詰の入れ物だ……」
掘り出した荷馬車の積み荷を確認した僕は、思わず眉間にシワを寄せてしまいました。
2つめは、幸いなことに荷馬車の残骸の周囲にドワーフの死骸がなかったこと。
「あの人達、すごい勢いで逃げていったの。だからね、クマの時は逃げられないように一気に駆け寄ったの!」
僕におぶられているアジョイはそう言いながら嬉しそうに笑っていた。
アジョイ的には、ドワーフ達と遊んでいる感覚だったんだろう……
「いいかいアジョイ、古代怪獣族の時の君はとっても力が強いんだ。だから僕にしたような事は、もう誰にもしちゃ駄目だよ」
「え? なんで?」
「なんでって……そりゃ、危ないからに決まってるじゃないか」
「そうなので? でもクマは平気だったじゃない!」
「それはだね……えっと、どう言えばいいのかな……僕は、その……そ、そう、ちょっと他の人よりも少し頑丈だから……それでも、ちょっと血が出たんだから」
「そうなんだ? クマは頑丈なんだ」
「う、うん……そうなんだ」
「じゃあクマにはしてもいいってことね!」
「えぇ!? あ、い、いや、そうじゃなくて……」
僕は一生懸命説明していったんだけど、アジョイはその都度、無邪気に笑いながら斜め上の返事をするばかりで……
なんていうか……日頃から甥っ子や姪っ子の相手をしていれば、もう少し上手に説明というか、説得出来たのかもしれないのですが……正月や盆暮れに実家に顔を出すなんて、就職して以後、1度もしたことがない僕なもんだから……それこそ20年以上記憶を遡らないとそんなことをした記憶もないわけで……いや、その記憶にたどりついても、その時どんな風に甥っ子や姪っ子に接していたかなんて思い出せるはずもありませんし……むしろ、どうやって接したらいいか悩んでしまって、僕の方から避けていたような……
その後、周囲の散策を続けながら、僕はアジョイに必死に説明を続けていきました。
どこかかみ合わない会話に終始していたんだけど、どうにか最後には、
「わかった。クマが相手をしてくれるのなら、アジョイもう他の人にあそぼー!って言いにいかない」
そう言ってくれた次第なんだ……たっぷり1時間はかかったかな……ははは。
そんなわけで、アジョイが誰かを襲うことはこれでなくなると思われたものの……問題はアジョイをこの後どうするかですよね……
……アジョイの話をまとめると……
彼女は誰かにどこかに閉じ込められていて、そこから逃げ出して来たのは間違いないわけで……と、なると、そいつらがアジョイを連れ戻しにやってくる可能性が高いといえます。
となると、アジョイをここにこのまま放置しておくのはとても危険だと思われます。
……それに
僕に背負われているアジョイは、すごく楽しそうなんだ。
時にたどたどしくなっていまう僕の話を、
「あはは、クマは楽しい! もっとお話しよう!」
と、満面に笑みを浮かべながらそう言ってくれています。
閉じ込められていた時……アジョイには話し相手がいなかったんでしょう。
その閉じ込められていた期間って、どれくれいなんだ?……まさか、アジョイが産まれてからずっと?
言葉を話せているし、それなりにコミュニケーションをとれる相手がいたのは間違いないとは思うけど……それが、アジョイを閉じ込めていた奴らなのか、それとも閉じ込められる以前に一緒にいた誰かなのか……そこまではわからなかったし、そのことをアジョイに聞く勇気は、僕にはありませんでした。
アジョイは閉じ込められていた頃のことを聞くと……
「……どうしても話さないと駄目?」
少し、悲しそうな表情を浮かべて、そう言うんです……その表情を前にして、アジョイにそれ以上聞く勇気は、僕にはなかったわけで……
* * *
崖下を一通り確認した僕は、持参していた布袋に無事だった缶詰の入れ物を詰め込むと、崖の上までジャンプしました。
高さで言えば、4,5メートルあったんだけど、僕は超身体能力を駆使して一気に飛び上がりました。
「すごいすごい! クマ! もう一回もう一回!」
僕に背負われているアジョイは、興奮した様子でそんなおねだりをしてきました。
断ればいいところだと、頭ではわかっていたのですが、あまりにもアジョイが喜ぶもんだから、僕はわざと崖の下に飛び降りては再び飛び上がるという動作を6回も続けていきました。
その後、すっかりご機嫌になったアジョイと一緒に、僕は崩落した道の向こう側を進んでいきました。
ほどなくして、その道の先にドワーフたちの集落を見つける事が出来ました。
そこは、道の一角にある洞窟を抜けた森の中だったんだけど、ピリの地図がなかったら、洞窟の奥に集落があるなんて思いもしませんでした。
「なんと!? ニアノ村から来てくれたのか!?」
僕を出迎えてくれたドワーフ集落の長、名前をドッドと言ったのですが、ドッドは目を丸くしていました。
「途中、道が崩落しておっただろう? ワシらの乗っていた荷馬車があそこで何かに襲われたんじゃ。姿は見えなんだが……何やらでかい怪物じゃったと思うでなぁ……」
そう言うと、ドッドはガタガタと震え始めてしまった。
……う~ん……困ったぞ
ここまで怖がっているドッドに、
『あれはこのアジョイがじゃれていったと言いますか……』
なんて説明が出来るはずがありませんし、そもそも信じてもらえるわけがありません。
信じてもらうには、今ここでアジョイに古代怪獣族の姿になってもらうしか方法はないのですが、アジョイは右足が折れていますので、今、古代怪獣族の姿になったら自重で倒れてしまうのは間違いありません……かといって、アジョイのことをこのまま黙っていたら、ドッド達は自分達を襲った何かを恐れまくったままになってしまい、ニアノ村へ来てくれなくなってしまうのは間違いありません。
そんなこんなで、あれこれ思案していた僕なのですが、
「大丈夫、もう何もしないから」
ここでアジョイが口を開いた。
「あのね、クマと約束したの。もうあんなことはしないって」
「……なんじゃと」
アジョイの言葉に、ドッドが目を丸くしました。
「じゃ、じゃあ何か? このクマという男が、ワシらを襲った何者かを説得してくれたというのか!?」
「え? あ、い、いや……」
なんか……び、微妙に話がかみ合っていない気がするんだけど……
どういうわけか、アジョイの言葉を
『僕が魔獣を説得して追い払った』
的に解釈してしまったドッドは、
「ということはじゃ、もうあそこで襲われる心配はないのじゃな!?」
僕の手を握りながらそう尋ねて来たんだけど……
「えっと……と、とりあえず同じヤツに襲われることはないかと……」
僕はしどろもどろになりながら、そう答えるのがやっとでした。
その後、アジョイの事をどう説明したらいいかと思案し続けていた僕だったんだけど……
「ちゅうことは、アジョイちゃんもこのクマに助けられたのか?」
「うん、クマが足を治療してくれたの」
そんな感じで、ドッド達はアジョイが自分達を襲ったというか、じゃれてきた張本人だとは夢にも思っていないらしく、相変わらず微妙にかみ合っていない会話を楽しそうに続けていました。
それを見ていた僕は、
……と、とりあえず、今はこれでよしとしておこうか……
そう思うことにしたというか、そうすることしか出来なかったというか……
* * *
その後、ドワーフたちは崖のところまでやってくると、自分達で崖の道を修復しはじめました。
なんでも、ドワーフたちはピリの缶詰の入れ物を作るだけではなく、こういった土木工事も得意にしているそうなんだ。
なら、もっと早くに工事すればよかったのに、と、思った僕なのですが、
『あ、そっか……また魔獣に襲われるかもしれないと思ってたんだな、きっと』
その事に思い当たった次第です。
ドッド達は、すぐに工事に取りかかったのですが、
「こりゃ困ったな……崖の下の土壌が緩すぎる……これでは足場が組めぬ」
そう言って考え込んでしまいました。
土壌かぁ……とりあえず僕がバスターソードで叩きまくったらどうかな、と思ったんだけど、地盤が緩いところでそんなことをしたら、崖そのものが崩落しちゃうんじゃ……う~ん……となると、他に方法……方法……
そう思案を続けていた僕は
「……あ、そうだ!」
あることを思いつきました。
1つ目は、アジョイがぐった時に出来た土砂の中に、ドワーフ達の物と思われる荷馬車の残骸があったこと。
「……間違いない……この積み荷、ピリが使っている缶詰の入れ物だ……」
掘り出した荷馬車の積み荷を確認した僕は、思わず眉間にシワを寄せてしまいました。
2つめは、幸いなことに荷馬車の残骸の周囲にドワーフの死骸がなかったこと。
「あの人達、すごい勢いで逃げていったの。だからね、クマの時は逃げられないように一気に駆け寄ったの!」
僕におぶられているアジョイはそう言いながら嬉しそうに笑っていた。
アジョイ的には、ドワーフ達と遊んでいる感覚だったんだろう……
「いいかいアジョイ、古代怪獣族の時の君はとっても力が強いんだ。だから僕にしたような事は、もう誰にもしちゃ駄目だよ」
「え? なんで?」
「なんでって……そりゃ、危ないからに決まってるじゃないか」
「そうなので? でもクマは平気だったじゃない!」
「それはだね……えっと、どう言えばいいのかな……僕は、その……そ、そう、ちょっと他の人よりも少し頑丈だから……それでも、ちょっと血が出たんだから」
「そうなんだ? クマは頑丈なんだ」
「う、うん……そうなんだ」
「じゃあクマにはしてもいいってことね!」
「えぇ!? あ、い、いや、そうじゃなくて……」
僕は一生懸命説明していったんだけど、アジョイはその都度、無邪気に笑いながら斜め上の返事をするばかりで……
なんていうか……日頃から甥っ子や姪っ子の相手をしていれば、もう少し上手に説明というか、説得出来たのかもしれないのですが……正月や盆暮れに実家に顔を出すなんて、就職して以後、1度もしたことがない僕なもんだから……それこそ20年以上記憶を遡らないとそんなことをした記憶もないわけで……いや、その記憶にたどりついても、その時どんな風に甥っ子や姪っ子に接していたかなんて思い出せるはずもありませんし……むしろ、どうやって接したらいいか悩んでしまって、僕の方から避けていたような……
その後、周囲の散策を続けながら、僕はアジョイに必死に説明を続けていきました。
どこかかみ合わない会話に終始していたんだけど、どうにか最後には、
「わかった。クマが相手をしてくれるのなら、アジョイもう他の人にあそぼー!って言いにいかない」
そう言ってくれた次第なんだ……たっぷり1時間はかかったかな……ははは。
そんなわけで、アジョイが誰かを襲うことはこれでなくなると思われたものの……問題はアジョイをこの後どうするかですよね……
……アジョイの話をまとめると……
彼女は誰かにどこかに閉じ込められていて、そこから逃げ出して来たのは間違いないわけで……と、なると、そいつらがアジョイを連れ戻しにやってくる可能性が高いといえます。
となると、アジョイをここにこのまま放置しておくのはとても危険だと思われます。
……それに
僕に背負われているアジョイは、すごく楽しそうなんだ。
時にたどたどしくなっていまう僕の話を、
「あはは、クマは楽しい! もっとお話しよう!」
と、満面に笑みを浮かべながらそう言ってくれています。
閉じ込められていた時……アジョイには話し相手がいなかったんでしょう。
その閉じ込められていた期間って、どれくれいなんだ?……まさか、アジョイが産まれてからずっと?
言葉を話せているし、それなりにコミュニケーションをとれる相手がいたのは間違いないとは思うけど……それが、アジョイを閉じ込めていた奴らなのか、それとも閉じ込められる以前に一緒にいた誰かなのか……そこまではわからなかったし、そのことをアジョイに聞く勇気は、僕にはありませんでした。
アジョイは閉じ込められていた頃のことを聞くと……
「……どうしても話さないと駄目?」
少し、悲しそうな表情を浮かべて、そう言うんです……その表情を前にして、アジョイにそれ以上聞く勇気は、僕にはなかったわけで……
* * *
崖下を一通り確認した僕は、持参していた布袋に無事だった缶詰の入れ物を詰め込むと、崖の上までジャンプしました。
高さで言えば、4,5メートルあったんだけど、僕は超身体能力を駆使して一気に飛び上がりました。
「すごいすごい! クマ! もう一回もう一回!」
僕に背負われているアジョイは、興奮した様子でそんなおねだりをしてきました。
断ればいいところだと、頭ではわかっていたのですが、あまりにもアジョイが喜ぶもんだから、僕はわざと崖の下に飛び降りては再び飛び上がるという動作を6回も続けていきました。
その後、すっかりご機嫌になったアジョイと一緒に、僕は崩落した道の向こう側を進んでいきました。
ほどなくして、その道の先にドワーフたちの集落を見つける事が出来ました。
そこは、道の一角にある洞窟を抜けた森の中だったんだけど、ピリの地図がなかったら、洞窟の奥に集落があるなんて思いもしませんでした。
「なんと!? ニアノ村から来てくれたのか!?」
僕を出迎えてくれたドワーフ集落の長、名前をドッドと言ったのですが、ドッドは目を丸くしていました。
「途中、道が崩落しておっただろう? ワシらの乗っていた荷馬車があそこで何かに襲われたんじゃ。姿は見えなんだが……何やらでかい怪物じゃったと思うでなぁ……」
そう言うと、ドッドはガタガタと震え始めてしまった。
……う~ん……困ったぞ
ここまで怖がっているドッドに、
『あれはこのアジョイがじゃれていったと言いますか……』
なんて説明が出来るはずがありませんし、そもそも信じてもらえるわけがありません。
信じてもらうには、今ここでアジョイに古代怪獣族の姿になってもらうしか方法はないのですが、アジョイは右足が折れていますので、今、古代怪獣族の姿になったら自重で倒れてしまうのは間違いありません……かといって、アジョイのことをこのまま黙っていたら、ドッド達は自分達を襲った何かを恐れまくったままになってしまい、ニアノ村へ来てくれなくなってしまうのは間違いありません。
そんなこんなで、あれこれ思案していた僕なのですが、
「大丈夫、もう何もしないから」
ここでアジョイが口を開いた。
「あのね、クマと約束したの。もうあんなことはしないって」
「……なんじゃと」
アジョイの言葉に、ドッドが目を丸くしました。
「じゃ、じゃあ何か? このクマという男が、ワシらを襲った何者かを説得してくれたというのか!?」
「え? あ、い、いや……」
なんか……び、微妙に話がかみ合っていない気がするんだけど……
どういうわけか、アジョイの言葉を
『僕が魔獣を説得して追い払った』
的に解釈してしまったドッドは、
「ということはじゃ、もうあそこで襲われる心配はないのじゃな!?」
僕の手を握りながらそう尋ねて来たんだけど……
「えっと……と、とりあえず同じヤツに襲われることはないかと……」
僕はしどろもどろになりながら、そう答えるのがやっとでした。
その後、アジョイの事をどう説明したらいいかと思案し続けていた僕だったんだけど……
「ちゅうことは、アジョイちゃんもこのクマに助けられたのか?」
「うん、クマが足を治療してくれたの」
そんな感じで、ドッド達はアジョイが自分達を襲ったというか、じゃれてきた張本人だとは夢にも思っていないらしく、相変わらず微妙にかみ合っていない会話を楽しそうに続けていました。
それを見ていた僕は、
……と、とりあえず、今はこれでよしとしておこうか……
そう思うことにしたというか、そうすることしか出来なかったというか……
* * *
その後、ドワーフたちは崖のところまでやってくると、自分達で崖の道を修復しはじめました。
なんでも、ドワーフたちはピリの缶詰の入れ物を作るだけではなく、こういった土木工事も得意にしているそうなんだ。
なら、もっと早くに工事すればよかったのに、と、思った僕なのですが、
『あ、そっか……また魔獣に襲われるかもしれないと思ってたんだな、きっと』
その事に思い当たった次第です。
ドッド達は、すぐに工事に取りかかったのですが、
「こりゃ困ったな……崖の下の土壌が緩すぎる……これでは足場が組めぬ」
そう言って考え込んでしまいました。
土壌かぁ……とりあえず僕がバスターソードで叩きまくったらどうかな、と思ったんだけど、地盤が緩いところでそんなことをしたら、崖そのものが崩落しちゃうんじゃ……う~ん……となると、他に方法……方法……
そう思案を続けていた僕は
「……あ、そうだ!」
あることを思いつきました。
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