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さわこさんと、ベルの本能解放?
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昼下がり……
私は巨木の家の2階にございますリビングにいます。
コタツに座り、手にコップを持っています。
そのコップに注がれているお酒をしばらく口の中で転がした後、ゆっくりそれを飲み干した私は、
「……はい、いいと思います」
そう言って笑顔を浮かべました。
私の前の席に座っておられたワノンさんと和音は、
「うむうむ、さわこのお墨付きがあればばっちりのな」
「ですね~社長、これで販売出来ますねぇ」
そう言いながら、互いに笑顔を浮かべていました。
そんな2人の間には『あみろく』と書かれたラベルが貼られている酒瓶が置かれています。
そうなんです。
先日試作品が完成していた、この異世界版どぶろくこと『あみろく』が微調整を加えて仕上がりまして、その味見の大役を私が仰せつかっていた次第なんです。
先日の試作品に対しまして、この改良版のあみろくはですね、アルコール度数を控えめにしたり、どろっとしてた口当たりを改善したりといった改善が加えられていました。
それでいて、お米の芳醇な香りはまったく失われていません。
その香りを鼻腔いっぱいに吸い込んだだけど、思わず唾液が口の中に溢れてきてしまうんです。
「……でも、よかったの和音?、それにワノンさんも……私なんかの意見を最終判断ってことにしてしまって……」
「何を言ってるのよさわこ~、あなた以外に適任者はいないわ~」
若干不安な声の私に、和音が抱きついてきました。
「昔っから、利き酒をさせたら右に出る人は誰もいなかったじゃない~、味の善し悪しだけじゃなくてぇ、どうしたらもっと美味しくなるとか~、こんな肴にあいそうとか、一口飲んだだけでどんどん言い当てちゃうし、それに酔っ払うと服を脱いで大サービスしてくれるし~」
「待って……ちょっと待って和音。最後のはちょっと聞き捨てならないというか、むしろ忘れてほしいんですけど?」
「え~? 大学の時から名物だったじゃない~。みはるがいなかったら外のお店で飲んでる時でもご開帳しむぐぐ……」
「まぁ和音ったら何を言ってるのかしらねぇ、あみろくの試飲で酔っ払ったんじゃないですか? あは、あはは、あはははは……」
いきなり私の黒歴史を語り始めた和音。
私は、その口を両手で押さえながら目一杯の愛想笑いをうかべていました。
そんな私を、ワノンさんは、
「まぁ、誰にでも1つや2つ、酒の失敗はあるさね」
そう言って笑ってくださっていたのですが、
「社長、違うんですよ~、さわこの場合1つや2つじゃもががががが……」
「まぁまぁ、この口ってば、何をおしゃべりになっているのかしら、あは、あはは、あはははは……」
お願い和音……これ以上私の黒歴史を紐解かないで……
本気でそう思いながら、私は和音の口をあらためて両手で押さえこんでいた次第でございます……
◇◇
私と和音が、そんな攻防を繰り広げているなか……
「……にゃふ~……」
そんな声が横から聞こえてきました。
「はい?」
和音の口を押さえたまま、私はその声の方に視線を向けました。
そこに、ベルがいました。
ベルは両手で……私が飲み残していたお酒、あみろくのコップを両手で抱えています。
その顔は真っ赤です。
「……ベル? まさか、そのお酒を飲んじゃったの?」
「ニャ?……さーちゃん、このお水、ニャんだか変ニャ……ニャんだかぽわわんとして気持ちよくなってきたニャあ、にゃはははは」
そう言うと、ベルはけたたましく笑いはじめました。
えー先に申し上げておきますが……
ベルは言動や姿形は未成年に見えますが、年齢で言えば20代に達していますので決して未成年飲酒ではございませんので。
って、今はそんなことよりも……
「大変大変、とにかくお水を……」
私は慌てて立ちあがろうとしたのですが、
「ニャははぁ、さーちゃん大好きぃ」
そう言いながら、ベルが私の足に抱きついてきたのです。
両足を後ろから抱え込まれてしまった私は、まったく動けなくなってしまい……それでいて、上半身は前に向かおうとしておりまして……その結果、私はおもいっきり前のめりにつんのめってしまい
「ひゃん!?」
顔面から床に倒れこんでしまいました。
「も、もうベルったら……って、え?」
ズシッ
……な、なんでしょう?
振り返ろうとした私の背後に、何か重い物がのっかってきたような気が……
ちょうど前方に、着物を着る際に使用している姿見があったのですが、その鏡に映っている光景を見た私は思わず眼を丸くしてしまいました。
私の背中の上……そこには、巨大な猫がのっかっていたのです。
その姿……どう見ても牙猫化したベルなのですが……サイズがとんでもないんです。
いつもですと、変化しても私の世界にいる猫より一回り大きいくらいのサイズしかないのですが、今のベルはまるで熊ではないかというほどの大きさになっているんです。
「ふにゃあ……さーちゃん、大好きにゃあ」
その体で、私の背にのっかったまま私の背中に頬ずりして甘えてくるベル。
……いえ、その、なんといいますか……好きと言ってもらえるのは嬉しいのですが……
「……べ、ベル……ちょっと、重……」
体を押さえつけられた格好になっている私は、おもいっきり呼吸困難に陥っています。
「ちょ!? べ、ベルちゃん!?」
「こりゃまずい! さわこ、無事かの!?」
和音とワノンさんがベルをどかそうと押してくださっているのですが……
和音が右から
ワノンさんが左から
せーのでベルの巨体を押しているのですが……そ、それでは意味がないですぅ……
◇◇
その後……
『ちょ!? さわこってば何してんの!?』
タイミング良く素材の採取からお戻りになったバテアさんが駆けつけてくださいまして、魔法でベルをどかせてくださったおかげで、どうにか私、九死に一生を得た次第でございます。
「バテアさん、ありがとうございました……なんといいますか、びっくりしました」
私はそう言いながら横へ視線を向けました。
そこには、今も巨大化した牙猫姿のベルがいます。
仰向けになって、手足をだらんと伸ばした状態で
「ふにゃあ……」
時折甘えたような鳴き声をあげているベル。
「しかしまぁ……お酒を飲んだベルがこんなになっちゃうなんてねぇ」
バテアさんも、その姿を見ながら苦笑なさってお出でです。
「バテアさん、ベルはどうしてしまったのでしょうか?」
「そうねぇ……」
私の言葉に、バテアさんはしばらく腕組みなさっていたのですが、
「アタシも聞いたことしかないんだけどね……古代怪獣族は本能を解放することで本来の姿に変化するって話があるのよね」
「本来の姿って……ベルの本来の姿は、いつもの小型の猫さんの姿なんじゃ……」
「あぁ、あれもそうなんだけどね、元々の種の起源というか、その遺伝子の中に記憶として刻まれている始祖の
姿にって意味なのよ……とはいえ」
そこまでお話なさったバテアさんは、その顔に苦笑を浮かべました。
「……本来、その姿になった時の古代怪獣族ってのは、本能だけで行動するから凶暴なことこの上ないはずなんだけど……」
その視線の先で、ベルは気持ちよさそうな寝息をたてながら満面の笑顔です。
その姿には、本能とか凶暴とか、そんな言葉は一切あてはまりそうもありません。
「とりあえず、酔いが冷めたら元の姿に戻ると思うけど……」
「……そうですね、ベルにお酒は厳禁ってことで……」
私とバテアさんは、そう言い合いながら苦笑していた次第でございます。
ーつづく
私は巨木の家の2階にございますリビングにいます。
コタツに座り、手にコップを持っています。
そのコップに注がれているお酒をしばらく口の中で転がした後、ゆっくりそれを飲み干した私は、
「……はい、いいと思います」
そう言って笑顔を浮かべました。
私の前の席に座っておられたワノンさんと和音は、
「うむうむ、さわこのお墨付きがあればばっちりのな」
「ですね~社長、これで販売出来ますねぇ」
そう言いながら、互いに笑顔を浮かべていました。
そんな2人の間には『あみろく』と書かれたラベルが貼られている酒瓶が置かれています。
そうなんです。
先日試作品が完成していた、この異世界版どぶろくこと『あみろく』が微調整を加えて仕上がりまして、その味見の大役を私が仰せつかっていた次第なんです。
先日の試作品に対しまして、この改良版のあみろくはですね、アルコール度数を控えめにしたり、どろっとしてた口当たりを改善したりといった改善が加えられていました。
それでいて、お米の芳醇な香りはまったく失われていません。
その香りを鼻腔いっぱいに吸い込んだだけど、思わず唾液が口の中に溢れてきてしまうんです。
「……でも、よかったの和音?、それにワノンさんも……私なんかの意見を最終判断ってことにしてしまって……」
「何を言ってるのよさわこ~、あなた以外に適任者はいないわ~」
若干不安な声の私に、和音が抱きついてきました。
「昔っから、利き酒をさせたら右に出る人は誰もいなかったじゃない~、味の善し悪しだけじゃなくてぇ、どうしたらもっと美味しくなるとか~、こんな肴にあいそうとか、一口飲んだだけでどんどん言い当てちゃうし、それに酔っ払うと服を脱いで大サービスしてくれるし~」
「待って……ちょっと待って和音。最後のはちょっと聞き捨てならないというか、むしろ忘れてほしいんですけど?」
「え~? 大学の時から名物だったじゃない~。みはるがいなかったら外のお店で飲んでる時でもご開帳しむぐぐ……」
「まぁ和音ったら何を言ってるのかしらねぇ、あみろくの試飲で酔っ払ったんじゃないですか? あは、あはは、あはははは……」
いきなり私の黒歴史を語り始めた和音。
私は、その口を両手で押さえながら目一杯の愛想笑いをうかべていました。
そんな私を、ワノンさんは、
「まぁ、誰にでも1つや2つ、酒の失敗はあるさね」
そう言って笑ってくださっていたのですが、
「社長、違うんですよ~、さわこの場合1つや2つじゃもががががが……」
「まぁまぁ、この口ってば、何をおしゃべりになっているのかしら、あは、あはは、あはははは……」
お願い和音……これ以上私の黒歴史を紐解かないで……
本気でそう思いながら、私は和音の口をあらためて両手で押さえこんでいた次第でございます……
◇◇
私と和音が、そんな攻防を繰り広げているなか……
「……にゃふ~……」
そんな声が横から聞こえてきました。
「はい?」
和音の口を押さえたまま、私はその声の方に視線を向けました。
そこに、ベルがいました。
ベルは両手で……私が飲み残していたお酒、あみろくのコップを両手で抱えています。
その顔は真っ赤です。
「……ベル? まさか、そのお酒を飲んじゃったの?」
「ニャ?……さーちゃん、このお水、ニャんだか変ニャ……ニャんだかぽわわんとして気持ちよくなってきたニャあ、にゃはははは」
そう言うと、ベルはけたたましく笑いはじめました。
えー先に申し上げておきますが……
ベルは言動や姿形は未成年に見えますが、年齢で言えば20代に達していますので決して未成年飲酒ではございませんので。
って、今はそんなことよりも……
「大変大変、とにかくお水を……」
私は慌てて立ちあがろうとしたのですが、
「ニャははぁ、さーちゃん大好きぃ」
そう言いながら、ベルが私の足に抱きついてきたのです。
両足を後ろから抱え込まれてしまった私は、まったく動けなくなってしまい……それでいて、上半身は前に向かおうとしておりまして……その結果、私はおもいっきり前のめりにつんのめってしまい
「ひゃん!?」
顔面から床に倒れこんでしまいました。
「も、もうベルったら……って、え?」
ズシッ
……な、なんでしょう?
振り返ろうとした私の背後に、何か重い物がのっかってきたような気が……
ちょうど前方に、着物を着る際に使用している姿見があったのですが、その鏡に映っている光景を見た私は思わず眼を丸くしてしまいました。
私の背中の上……そこには、巨大な猫がのっかっていたのです。
その姿……どう見ても牙猫化したベルなのですが……サイズがとんでもないんです。
いつもですと、変化しても私の世界にいる猫より一回り大きいくらいのサイズしかないのですが、今のベルはまるで熊ではないかというほどの大きさになっているんです。
「ふにゃあ……さーちゃん、大好きにゃあ」
その体で、私の背にのっかったまま私の背中に頬ずりして甘えてくるベル。
……いえ、その、なんといいますか……好きと言ってもらえるのは嬉しいのですが……
「……べ、ベル……ちょっと、重……」
体を押さえつけられた格好になっている私は、おもいっきり呼吸困難に陥っています。
「ちょ!? べ、ベルちゃん!?」
「こりゃまずい! さわこ、無事かの!?」
和音とワノンさんがベルをどかそうと押してくださっているのですが……
和音が右から
ワノンさんが左から
せーのでベルの巨体を押しているのですが……そ、それでは意味がないですぅ……
◇◇
その後……
『ちょ!? さわこってば何してんの!?』
タイミング良く素材の採取からお戻りになったバテアさんが駆けつけてくださいまして、魔法でベルをどかせてくださったおかげで、どうにか私、九死に一生を得た次第でございます。
「バテアさん、ありがとうございました……なんといいますか、びっくりしました」
私はそう言いながら横へ視線を向けました。
そこには、今も巨大化した牙猫姿のベルがいます。
仰向けになって、手足をだらんと伸ばした状態で
「ふにゃあ……」
時折甘えたような鳴き声をあげているベル。
「しかしまぁ……お酒を飲んだベルがこんなになっちゃうなんてねぇ」
バテアさんも、その姿を見ながら苦笑なさってお出でです。
「バテアさん、ベルはどうしてしまったのでしょうか?」
「そうねぇ……」
私の言葉に、バテアさんはしばらく腕組みなさっていたのですが、
「アタシも聞いたことしかないんだけどね……古代怪獣族は本能を解放することで本来の姿に変化するって話があるのよね」
「本来の姿って……ベルの本来の姿は、いつもの小型の猫さんの姿なんじゃ……」
「あぁ、あれもそうなんだけどね、元々の種の起源というか、その遺伝子の中に記憶として刻まれている始祖の
姿にって意味なのよ……とはいえ」
そこまでお話なさったバテアさんは、その顔に苦笑を浮かべました。
「……本来、その姿になった時の古代怪獣族ってのは、本能だけで行動するから凶暴なことこの上ないはずなんだけど……」
その視線の先で、ベルは気持ちよさそうな寝息をたてながら満面の笑顔です。
その姿には、本能とか凶暴とか、そんな言葉は一切あてはまりそうもありません。
「とりあえず、酔いが冷めたら元の姿に戻ると思うけど……」
「……そうですね、ベルにお酒は厳禁ってことで……」
私とバテアさんは、そう言い合いながら苦笑していた次第でございます。
ーつづく
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