210 / 343
連載
さわこさんと、最近の朝の光景
しおりを挟む
朝です。
まだ薄暗い中、私は眼を冷ましました。
毎朝この時間に起きているものですから最近は目覚ましが無くても起きることが出来るまでになっています。
私の隣では、クリスマスツリーの付喪神ことエンジェさんが小柄な体をベッドに横たえて気持ちよさそうに寝息をたてています。
その向こうにバテアさんが眠っています。
いつもですと、朝ご飯の時間になって
『わさこ、おあよ~』
と、私の名前を言い間違えながら降りてこられるのが常なのですが……
「……わさこぉ、もう朝ぁ?」
横になったままのバテアさんが、寝ぼけた声をあげられました。
そうなんです。
最近のバテアさんはとても早起きなんです。
「バテアさん、おはようございます。今日もよろしくお願いしますね」
「はいはい、まかせて……ふあぁ」
私の言葉に返答なさりながら、バテアさんは大きく伸びをなさっておいでです。
ここで、エンジェさんがパチッと眼を開けます。
「さわこ、バテア、おはよう!」
満面の笑顔のエンジェさん。
こちらは、バテアさんとは対象的に目覚めからバッチリ全開の様子です。
「おあよ~アンジェ……今日も元気ねぇ」
「違うわバテア、私はアンジェじゃなくてエンジェよ」
最近、毎朝繰り返されているこの会話。
なんといいますか、すっかり定番化しています、はい。
その後、ベッドから抜け出した私達は、コタツで眠っているリンシンさん・ベル・ミリーネアさんを起こさないように気をつけながら服を着替えると、その足で一階へと降りていきました。
「さぁ、やりますか」
だるまストーブの前で気合いを入れる私。
エンジェさんが倉庫から台車を持ってきてくれています。
「んじゃ、アタシもちょっくらやってくるわぁ」
バテアさんはそう言うと、居酒屋さわこさんの扉をくぐって外へ出ていかれました。
台車にだるまストーブをのせた私とエンジェさんは、バテアさんの後を追いかけるようにして扉をくぐりました。
お店の前には、昨夜から降り積もった雪が堆積……しているはずだったのですが、
はい、まったくございません。
街道の方へ視線を向けますと、そこに先に外へ出たバテアさんの姿がありました。
その両腕の前には魔法陣が展開しています。
その腕を、前方の道に堆積している雪へ向けると、その雪がすごい勢いで蒸発といいますか、溶けるといいますか、とにかくその場から消え去っているのです。
そうなんです。
最近のバテアさんは、毎朝こうして街道の雪を魔法で消滅させてくださっているんです。
役場のヒーロさんからの依頼でもあるのですが、それに加えましてバテア青空市へ毎朝仕入にやってこられている中級酒場組合のみなさまの荷馬車や荷車が通行出来るようにしてくださっているのです。
最近は、朝になりますと30センチから50センチ近く街道に積雪しています。
そのままでは、とてもバテア青空市までお出で頂けません。
「なぁ、バテア。頼むよぉ、なんとかしてくれって」
そう申し出てこられた中級酒場組合の組合長をなさっておいでのジュチさんの要望がございましてはじまったこの朝の除雪作業でございます。
「まったくぅ、ヒーロまでさ『ついでだから中央街道だけでも雪を消しておいてもらえないかな?』とか言いだしてさぁ……まぁ、ついでだからいいけどさぁ」
バテアさんはブツブツいいながら街道を歩いてお出でです。
その口ぶりですと、必要最低限といいますか、街道だけを除雪なさっているように聞こえますが……
街道を歩いておられるバテアさんは、道の雪を消滅させますと、その手を左右に建物へ向けられます。
すると、
家の屋根
家と家の間の小道
道ばたの花壇
そんなところに降り積もっていた雪まで綺麗になくなっていくのです。
そんな中
「うわぁ、すごぉい!」
近くの家の2階にあるベランダから小さな女の子が身を乗り出していました。
バテアさんが魔法で除雪なさっている様子を感動しながら見つめているようです。
「魔法使いのお姉ちゃん、すごいね!、すごいね!」
女の子は、眼を輝かせながらバテアさんに向かって思いっきり両手を振っています。
バテアさんは、そんな女の子に
「家に入りなさいな、風邪ひくわよぉ」
そう言いながら、右手を軽く振り返していました。
その時の女の子、本当に嬉しそうな笑顔でした。
◇◇
そんなバテアさんのおかげで、辺境都市トツノコンベの街道周辺からはもれなく雪が消え去りました。
「まぁねぇ、そうしないとさわこが複雑な表情をしちゃうじゃない」
そう言いながら、バテアさんは苦笑しておられます。
……そうなんですよね
実は、除雪をはじめてすぐの頃のバテアさんは、街の一部の除雪をなさっておられなかったのです。
どこかといいますと……上級酒場組合に加盟なさっておられます酒場がございます一角と、中央卸売市場に近辺なんです。
……確かに、どちらも私に対してちょっとあれこれしでかされた皆様ですので、さもありなんといえなくもないのですが……
そのお話をお聞きした私は、
「私を拉致した事件の首謀者の皆様は罰せられたわけですし、以後は何も起きておりません。それに、あの件に関与なさっておられない方もおられますので……お願い出来ませんか? バテアさん」
そう、バテアさんにお願いした次第なのです。
「まったくもう……相変わらずお人好しなんだから、さわこってば」
バテアさんは、少し嫌そうな顔をなさっておいでだったのですが、
「さわこがそう言うのなら、そうするわよ」
そう言って、その一角の除雪も行ってくださるようになった次第でございます。
本当に、バテアさんはお優しいですので。
「……優しいのはさわこじゃないのさ」
「いえいえ、バテアさんですわ」
「違うわよ、さわこよ」
「いえいえ、バテアさんですってば」
だるまストーブを前にして、除雪から戻ってこられたバテアさんと私は、しばらくそんなキャッチボールを繰り返しておりました。
そんな会話を続けておりますと
「グッモーニン、さわこ、バテア」
居酒屋さわこさんの方からエミリアがやってきました。
バテア青空市の対応をしてくれているエミリアです。
その後方からは、エミリアのお手伝いをしてくれているショコラの姿もありました。
「どうやら、そろそろ青空市の方も賑やかになってきそうですね」
そう言いながら、私は腰につけている魔法袋の中からお鍋を取り出しまして、それをだるまストーブの上におきました。
すでに、あったまっているだるまストーブの上で、お鍋はすぐにクツクツ音をたて始めます。
今日は豚汁です。
バテア青空市にやってきてくださった皆様に暖まって頂こうと思いまして、毎朝準備させて頂いている次第です。
「さ、私はこれを仕上げることにしますわ」
「じゃ、アタシは一仕事済んだし……もう一眠りしてくるわね」
バテアさんはあくびをしながら居酒屋さわこさんへ向かって歩いていかれました。
「バテアさん、今朝もありがとうございました」
そう言った私に、バテアさんは右手を振って応えてくださいました。
空は青空です。
寒さはすごいのですが、日中は雪はふりそうにありませんね。
ーつづく
まだ薄暗い中、私は眼を冷ましました。
毎朝この時間に起きているものですから最近は目覚ましが無くても起きることが出来るまでになっています。
私の隣では、クリスマスツリーの付喪神ことエンジェさんが小柄な体をベッドに横たえて気持ちよさそうに寝息をたてています。
その向こうにバテアさんが眠っています。
いつもですと、朝ご飯の時間になって
『わさこ、おあよ~』
と、私の名前を言い間違えながら降りてこられるのが常なのですが……
「……わさこぉ、もう朝ぁ?」
横になったままのバテアさんが、寝ぼけた声をあげられました。
そうなんです。
最近のバテアさんはとても早起きなんです。
「バテアさん、おはようございます。今日もよろしくお願いしますね」
「はいはい、まかせて……ふあぁ」
私の言葉に返答なさりながら、バテアさんは大きく伸びをなさっておいでです。
ここで、エンジェさんがパチッと眼を開けます。
「さわこ、バテア、おはよう!」
満面の笑顔のエンジェさん。
こちらは、バテアさんとは対象的に目覚めからバッチリ全開の様子です。
「おあよ~アンジェ……今日も元気ねぇ」
「違うわバテア、私はアンジェじゃなくてエンジェよ」
最近、毎朝繰り返されているこの会話。
なんといいますか、すっかり定番化しています、はい。
その後、ベッドから抜け出した私達は、コタツで眠っているリンシンさん・ベル・ミリーネアさんを起こさないように気をつけながら服を着替えると、その足で一階へと降りていきました。
「さぁ、やりますか」
だるまストーブの前で気合いを入れる私。
エンジェさんが倉庫から台車を持ってきてくれています。
「んじゃ、アタシもちょっくらやってくるわぁ」
バテアさんはそう言うと、居酒屋さわこさんの扉をくぐって外へ出ていかれました。
台車にだるまストーブをのせた私とエンジェさんは、バテアさんの後を追いかけるようにして扉をくぐりました。
お店の前には、昨夜から降り積もった雪が堆積……しているはずだったのですが、
はい、まったくございません。
街道の方へ視線を向けますと、そこに先に外へ出たバテアさんの姿がありました。
その両腕の前には魔法陣が展開しています。
その腕を、前方の道に堆積している雪へ向けると、その雪がすごい勢いで蒸発といいますか、溶けるといいますか、とにかくその場から消え去っているのです。
そうなんです。
最近のバテアさんは、毎朝こうして街道の雪を魔法で消滅させてくださっているんです。
役場のヒーロさんからの依頼でもあるのですが、それに加えましてバテア青空市へ毎朝仕入にやってこられている中級酒場組合のみなさまの荷馬車や荷車が通行出来るようにしてくださっているのです。
最近は、朝になりますと30センチから50センチ近く街道に積雪しています。
そのままでは、とてもバテア青空市までお出で頂けません。
「なぁ、バテア。頼むよぉ、なんとかしてくれって」
そう申し出てこられた中級酒場組合の組合長をなさっておいでのジュチさんの要望がございましてはじまったこの朝の除雪作業でございます。
「まったくぅ、ヒーロまでさ『ついでだから中央街道だけでも雪を消しておいてもらえないかな?』とか言いだしてさぁ……まぁ、ついでだからいいけどさぁ」
バテアさんはブツブツいいながら街道を歩いてお出でです。
その口ぶりですと、必要最低限といいますか、街道だけを除雪なさっているように聞こえますが……
街道を歩いておられるバテアさんは、道の雪を消滅させますと、その手を左右に建物へ向けられます。
すると、
家の屋根
家と家の間の小道
道ばたの花壇
そんなところに降り積もっていた雪まで綺麗になくなっていくのです。
そんな中
「うわぁ、すごぉい!」
近くの家の2階にあるベランダから小さな女の子が身を乗り出していました。
バテアさんが魔法で除雪なさっている様子を感動しながら見つめているようです。
「魔法使いのお姉ちゃん、すごいね!、すごいね!」
女の子は、眼を輝かせながらバテアさんに向かって思いっきり両手を振っています。
バテアさんは、そんな女の子に
「家に入りなさいな、風邪ひくわよぉ」
そう言いながら、右手を軽く振り返していました。
その時の女の子、本当に嬉しそうな笑顔でした。
◇◇
そんなバテアさんのおかげで、辺境都市トツノコンベの街道周辺からはもれなく雪が消え去りました。
「まぁねぇ、そうしないとさわこが複雑な表情をしちゃうじゃない」
そう言いながら、バテアさんは苦笑しておられます。
……そうなんですよね
実は、除雪をはじめてすぐの頃のバテアさんは、街の一部の除雪をなさっておられなかったのです。
どこかといいますと……上級酒場組合に加盟なさっておられます酒場がございます一角と、中央卸売市場に近辺なんです。
……確かに、どちらも私に対してちょっとあれこれしでかされた皆様ですので、さもありなんといえなくもないのですが……
そのお話をお聞きした私は、
「私を拉致した事件の首謀者の皆様は罰せられたわけですし、以後は何も起きておりません。それに、あの件に関与なさっておられない方もおられますので……お願い出来ませんか? バテアさん」
そう、バテアさんにお願いした次第なのです。
「まったくもう……相変わらずお人好しなんだから、さわこってば」
バテアさんは、少し嫌そうな顔をなさっておいでだったのですが、
「さわこがそう言うのなら、そうするわよ」
そう言って、その一角の除雪も行ってくださるようになった次第でございます。
本当に、バテアさんはお優しいですので。
「……優しいのはさわこじゃないのさ」
「いえいえ、バテアさんですわ」
「違うわよ、さわこよ」
「いえいえ、バテアさんですってば」
だるまストーブを前にして、除雪から戻ってこられたバテアさんと私は、しばらくそんなキャッチボールを繰り返しておりました。
そんな会話を続けておりますと
「グッモーニン、さわこ、バテア」
居酒屋さわこさんの方からエミリアがやってきました。
バテア青空市の対応をしてくれているエミリアです。
その後方からは、エミリアのお手伝いをしてくれているショコラの姿もありました。
「どうやら、そろそろ青空市の方も賑やかになってきそうですね」
そう言いながら、私は腰につけている魔法袋の中からお鍋を取り出しまして、それをだるまストーブの上におきました。
すでに、あったまっているだるまストーブの上で、お鍋はすぐにクツクツ音をたて始めます。
今日は豚汁です。
バテア青空市にやってきてくださった皆様に暖まって頂こうと思いまして、毎朝準備させて頂いている次第です。
「さ、私はこれを仕上げることにしますわ」
「じゃ、アタシは一仕事済んだし……もう一眠りしてくるわね」
バテアさんはあくびをしながら居酒屋さわこさんへ向かって歩いていかれました。
「バテアさん、今朝もありがとうございました」
そう言った私に、バテアさんは右手を振って応えてくださいました。
空は青空です。
寒さはすごいのですが、日中は雪はふりそうにありませんね。
ーつづく
12
お気に入りに追加
3,681
あなたにおすすめの小説
幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない…
そんな中、夢の中の本を読むと、、、
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
またね。次ね。今度ね。聞き飽きました。お断りです。
朝山みどり
ファンタジー
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。
婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。
だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。
リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行った。
「なろう」「カクヨム」に投稿しています。
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。