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連載
さわこさんと、秋の夜 その2
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「ありがとうございました」
本日最後のお客様をお見送りした私は、暖簾と提灯を手にして店内へ戻りました。
提灯の灯りは、一見ろうそくの明かりに見えるのですが、バテアさんにお願いしてそれっぽい色に調節してもらった光属性魔石の灯りなんです。
ろうそくを挿す場所に設置してある魔石灯のダイヤルをひねると、灯りが消えました。
「さわこ、今夜もフィニッシュね」
「はい、エミリアもお疲れ様」
店内の机を拭き始めているエミリア。
リンシンさんとバテアさんも一緒になって拭いてくれています。
厨房へ戻った私は、残っていた洗い物を片付けていきました。
今日は、準備していた大皿料理も綺麗に完売したので、なんだか気持ちいいです。
「さわこ、明日はどうする?」
「あ、明日は新しく出来た商業都市へ行かれるんですよね、はい、ぜひご一緒させてください」
バテアさんの言葉に笑顔で頷く私。
明日は休日ですのでお店はお休みなんですけど、そういう日を利用してこちらの世界をあちこち回っているんです。
その点、こちらの世界の中でも有数の転移魔法の使い手のバテアさんがいてくださるのは本当にありがたいです。
普通であれば馬車で片道数ヶ月かかるような場所へも、日帰りで行くことが出来ますので。
それと、バテアさんの魔法で本当に助かっているのがもう一つ……
後片付けを終えると、お店で働いていたみんなは一度2階のリビングにあがります。
そこで、着ていた着物を脱いでもらうんです。
居酒屋さわこさんでは、店員の皆さん全員に私の着物を着てもらっているのですが……着付けを出来るのが私しかいないため、着るときも脱ぐときも私がご一緒しないといけないんです。
「……さて、これでお終いですね」
最後の1人、リンシンさんの着物を脱がせ終わった私。
皆さんが着ていた着物は、とりあえず机の上に並べてあります。
そこに、私服に着替え終わったバテアさんが戻ってこられました。
「さわこ、みんな終わった?」
「はい、よろしくお願いします」
「えぇ、まかせて」
そう言うと、バテアさんは机の上に並べている着物に向かって右手を伸ばしていきました。
詠唱すると、着物が光っていきまして……ところどころについていたシミや汁の跡などが綺麗に消えていきます。
そうなんです。
バテアさんの浄化魔法で、着物を毎日クリーニングしてもらっているんです。
着物の染みや汚れ取りって、地味に高額ですし、クリーニングに出すと戻ってくるまでにしばらく日数がかかるんです。
そのため、元の世界で経営していた居酒屋酒話を閉店する頃には、クリーニング代を節約するために私服で接客したりしていましたので……今思えば、お客様に本当に申し訳ないことをしていたなぁ、って反省することしきりです。
バテアさんの浄化魔法が終わった着物を、着物箪笥へ片付け終わると……
「さ、今夜もお疲れ様会といきましょうか」
バテアさんが笑顔でお酒の瓶を手になさっています。
今日のお酒は獺祭です。
先日、今年の出荷がはじまったばかりの1本です。
「エミリアは、今日はどうします?」
「トゥナイトは、アミリア姉さんが心配だから帰るわ」
「そうですか、じゃあまた今度」
「じゃあさわこ、グンナイ!」
笑顔で頭を下げたエミリアは、さわこの森につながっている転移ドアをくぐっていきました。
アミリアさんが運営しているアミリア植物研究所とアミリア農場は、バテアさんが偶然発見した小さな異世界の中にあるんです。
この異世界には、アミリアさんの研究所の他に、ワオンさんの酒造工房や、クッカドウゥドル飼育場なども建設されています。
ここでは、元上級酒場組合の方々が中心になって働いてくださっているんです。
「年末には、あちらで働いている皆さんを呼んで忘年会をしたいですね」
「そうね、きっと去年よりも盛り上がるわよ」
コップにお酒を注ぎながら、笑顔のバテアさん。
バテアさんからお酒の入ったグラスを受け取ったリンシンさんとミリーネアさんも笑顔で頷いています。
「では、コップも行き渡ったようですし……今日もお疲れ様でした」
「「「お疲れ様ぁ」」」
私の挨拶の後、みんなでコップを掲げていきます。
順番に、コップを合わせていく私達。
その、チンっていう音を聞いていると、
「あぁ、今日も一日無事に終えることが出来ました」
って思えるんですよね。
リンシンさんは、いつものようにコップを両手で抱えながら、チビチビとお酒を舌ですくうようにして飲んでいます。
「……美味し……すごく美味し……」
あっという間に耳まで赤くなっているリンシンさん。
ニコニコしながらコップのお酒を飲んでいる姿は、拝見しているだけでこちらまでなんだか楽しくなってきます。
「ホント、リンシンってば美味しそうにお酒を飲むわよねぇ……でも、アタシはこうだけど」
そう言うと、バテアさんはコップのお酒を一気に飲み干していかれました。
「ぷは~! やっぱお酒は喉越しよねぇ! たまんないわ」
リンシンさんの飲み方も美味しそうですけど、バテアさんのこの飲み方もとっても美味しそうなんですよね。
ただ、バテアさんの飲み方は誰でも出来るやり方ではないのがちょっとアレなのですが……以前、ベルがバテアさんの真似をしながらジュースを飲んでいたことがあったんですけど、成人した時にお酒をあの飲み方をしたらと思うと……そうですね、今からちょっと注意しておいた方がいいかもしれませんね。
そんなバテアさんの横でお酒を飲んでいるミリーネアさんは、
「うん、美味しいね、このお酒……これで歌が作れそう……ららら~♪」
お酒を味わいながら、歌を口ずさみはじめました。
この光景も、すっかり定番になっています。
私達が晩酌を行っているリビングの隣は寝室でして、ベル・エンジェさん・ロッサさん・シロの4人が寝息をたてているはずです。
まだ子供の4人ですので、少々の声では起きてはこないと思うのですが、みんな一応気にはしてくれているんです。
「さ、さわこ、明日は休みなんだし、今夜はしっかり飲むわよ」
「休みといっても、仕入れに行くんですから……」
「朝になれば抜けてるって、さ、飲みなさい飲みなさい」
「あ、も、もうバテアさんってば」
コップギリギリまでお酒を注がれた私は、慌てて口をつけていきました。
でも、こういうやりとりも楽しいんですよね。
結局この夜は、いつもよりも少々遅くまで楽しくお酒を頂きながらみんなでお話を楽しみました。
◇◇
って……そうですね……そこまでは記憶がしっかりしています。
ですが……夜が明けた今……ベッドで目を覚ました私は、なんでまた素っ裸なんでしょうか……
「……どうやら、久しぶりにやってしまったようですね……」
そうなんです……泥酔してしまった私は、服を脱いでしまうという悪癖があるようでして……と、とにかくベル達が目を覚ます前に服を着ておかないと……
ーつづく
本日最後のお客様をお見送りした私は、暖簾と提灯を手にして店内へ戻りました。
提灯の灯りは、一見ろうそくの明かりに見えるのですが、バテアさんにお願いしてそれっぽい色に調節してもらった光属性魔石の灯りなんです。
ろうそくを挿す場所に設置してある魔石灯のダイヤルをひねると、灯りが消えました。
「さわこ、今夜もフィニッシュね」
「はい、エミリアもお疲れ様」
店内の机を拭き始めているエミリア。
リンシンさんとバテアさんも一緒になって拭いてくれています。
厨房へ戻った私は、残っていた洗い物を片付けていきました。
今日は、準備していた大皿料理も綺麗に完売したので、なんだか気持ちいいです。
「さわこ、明日はどうする?」
「あ、明日は新しく出来た商業都市へ行かれるんですよね、はい、ぜひご一緒させてください」
バテアさんの言葉に笑顔で頷く私。
明日は休日ですのでお店はお休みなんですけど、そういう日を利用してこちらの世界をあちこち回っているんです。
その点、こちらの世界の中でも有数の転移魔法の使い手のバテアさんがいてくださるのは本当にありがたいです。
普通であれば馬車で片道数ヶ月かかるような場所へも、日帰りで行くことが出来ますので。
それと、バテアさんの魔法で本当に助かっているのがもう一つ……
後片付けを終えると、お店で働いていたみんなは一度2階のリビングにあがります。
そこで、着ていた着物を脱いでもらうんです。
居酒屋さわこさんでは、店員の皆さん全員に私の着物を着てもらっているのですが……着付けを出来るのが私しかいないため、着るときも脱ぐときも私がご一緒しないといけないんです。
「……さて、これでお終いですね」
最後の1人、リンシンさんの着物を脱がせ終わった私。
皆さんが着ていた着物は、とりあえず机の上に並べてあります。
そこに、私服に着替え終わったバテアさんが戻ってこられました。
「さわこ、みんな終わった?」
「はい、よろしくお願いします」
「えぇ、まかせて」
そう言うと、バテアさんは机の上に並べている着物に向かって右手を伸ばしていきました。
詠唱すると、着物が光っていきまして……ところどころについていたシミや汁の跡などが綺麗に消えていきます。
そうなんです。
バテアさんの浄化魔法で、着物を毎日クリーニングしてもらっているんです。
着物の染みや汚れ取りって、地味に高額ですし、クリーニングに出すと戻ってくるまでにしばらく日数がかかるんです。
そのため、元の世界で経営していた居酒屋酒話を閉店する頃には、クリーニング代を節約するために私服で接客したりしていましたので……今思えば、お客様に本当に申し訳ないことをしていたなぁ、って反省することしきりです。
バテアさんの浄化魔法が終わった着物を、着物箪笥へ片付け終わると……
「さ、今夜もお疲れ様会といきましょうか」
バテアさんが笑顔でお酒の瓶を手になさっています。
今日のお酒は獺祭です。
先日、今年の出荷がはじまったばかりの1本です。
「エミリアは、今日はどうします?」
「トゥナイトは、アミリア姉さんが心配だから帰るわ」
「そうですか、じゃあまた今度」
「じゃあさわこ、グンナイ!」
笑顔で頭を下げたエミリアは、さわこの森につながっている転移ドアをくぐっていきました。
アミリアさんが運営しているアミリア植物研究所とアミリア農場は、バテアさんが偶然発見した小さな異世界の中にあるんです。
この異世界には、アミリアさんの研究所の他に、ワオンさんの酒造工房や、クッカドウゥドル飼育場なども建設されています。
ここでは、元上級酒場組合の方々が中心になって働いてくださっているんです。
「年末には、あちらで働いている皆さんを呼んで忘年会をしたいですね」
「そうね、きっと去年よりも盛り上がるわよ」
コップにお酒を注ぎながら、笑顔のバテアさん。
バテアさんからお酒の入ったグラスを受け取ったリンシンさんとミリーネアさんも笑顔で頷いています。
「では、コップも行き渡ったようですし……今日もお疲れ様でした」
「「「お疲れ様ぁ」」」
私の挨拶の後、みんなでコップを掲げていきます。
順番に、コップを合わせていく私達。
その、チンっていう音を聞いていると、
「あぁ、今日も一日無事に終えることが出来ました」
って思えるんですよね。
リンシンさんは、いつものようにコップを両手で抱えながら、チビチビとお酒を舌ですくうようにして飲んでいます。
「……美味し……すごく美味し……」
あっという間に耳まで赤くなっているリンシンさん。
ニコニコしながらコップのお酒を飲んでいる姿は、拝見しているだけでこちらまでなんだか楽しくなってきます。
「ホント、リンシンってば美味しそうにお酒を飲むわよねぇ……でも、アタシはこうだけど」
そう言うと、バテアさんはコップのお酒を一気に飲み干していかれました。
「ぷは~! やっぱお酒は喉越しよねぇ! たまんないわ」
リンシンさんの飲み方も美味しそうですけど、バテアさんのこの飲み方もとっても美味しそうなんですよね。
ただ、バテアさんの飲み方は誰でも出来るやり方ではないのがちょっとアレなのですが……以前、ベルがバテアさんの真似をしながらジュースを飲んでいたことがあったんですけど、成人した時にお酒をあの飲み方をしたらと思うと……そうですね、今からちょっと注意しておいた方がいいかもしれませんね。
そんなバテアさんの横でお酒を飲んでいるミリーネアさんは、
「うん、美味しいね、このお酒……これで歌が作れそう……ららら~♪」
お酒を味わいながら、歌を口ずさみはじめました。
この光景も、すっかり定番になっています。
私達が晩酌を行っているリビングの隣は寝室でして、ベル・エンジェさん・ロッサさん・シロの4人が寝息をたてているはずです。
まだ子供の4人ですので、少々の声では起きてはこないと思うのですが、みんな一応気にはしてくれているんです。
「さ、さわこ、明日は休みなんだし、今夜はしっかり飲むわよ」
「休みといっても、仕入れに行くんですから……」
「朝になれば抜けてるって、さ、飲みなさい飲みなさい」
「あ、も、もうバテアさんってば」
コップギリギリまでお酒を注がれた私は、慌てて口をつけていきました。
でも、こういうやりとりも楽しいんですよね。
結局この夜は、いつもよりも少々遅くまで楽しくお酒を頂きながらみんなでお話を楽しみました。
◇◇
って……そうですね……そこまでは記憶がしっかりしています。
ですが……夜が明けた今……ベッドで目を覚ました私は、なんでまた素っ裸なんでしょうか……
「……どうやら、久しぶりにやってしまったようですね……」
そうなんです……泥酔してしまった私は、服を脱いでしまうという悪癖があるようでして……と、とにかくベル達が目を覚ます前に服を着ておかないと……
ーつづく
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