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さわこさんと、七夕前 その3
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居酒屋さわこさんの入り口前の柱にくくりつけられている竹ですが、今では3本に増えています。
それと言うのもですね……
「さーちゃん、今日もみんなで短冊つけていいかニャ?」
お店の中に飛び込んで来たベル。
その後方には、エンジェさんをはじめとしたおチビさんチームに加えて、みんながいつも一緒に遊んでいるトツノコンベの猫集会に参加しているみんながたくさん続いています。
はい、そうなんです。
ベルから短冊のことを聞いた、猫集会のお友達のみんなもですね、
『私も短冊書きたい!』
『ウチもニャワ!』
『アタシも~!』
そう言い出しまして、連日こうして短冊を書きに開店前のお店にやって来ているんです。
そのため、いつもは開店時間がくるまで店内にしまってある竹なのですが、最近はお昼すぎにはお店の外に出しているんです。
「はいはい、今日も好きなだけ書いていってくださいね」
私が笑顔でそう言うと、ベルやみんなは
「「「ありがと~」」」
一斉にお礼を言いながら、ぺこりと頭を下げました。
ちなみにこの猫集会なのですが、昔はこの街で暮らしていた亜人種族の猫人さんだけが集まって遊んでいたことからその名前がついているそうなのですが、いつのまにか猫人さん以外の子供達も参加するようになって今にいたっているそうなんです。
「今日は何書くニャ?」
「今日は何にしようかニャあ」
そんな会話を交わしながら、短冊を前にして考えを巡らせている子供達。
なんでしょう、そんなみんなの姿を見ているとなんだかこちらまで楽しくなってしまいますね。
……そんな中ですが……
一部の子供達が時折私の方へチラチラと視線を向けてきています。
……ふふ、どうやらいつものアレを期待しているようですね。
いえね、せっかくお店にやってきて短冊を書いているんですから、いつもお菓子を出してあげているんです。
どうやら、それが出てくるのを期待して待っているみたいですね。
そんな子供達ににっこり微笑むと、私は厨房へと移動して行きました。
すでに下ごしらえはしてあります。
甘酒と、私の世界のイチゴによく似ているイルチーゴを一緒にしてミキサーで攪拌したものを、軽く一煮立ちさせてアルコール分を飛ばしてからカップに取り分けて冷やしてあります。
ゼラチンも混ぜていますので、良い感じに固まっています。
「さて、では……」
ボールの中に生クリームと水飴を合わせて、手持ち式の電動ハンドミキサーで攪拌していきます。
途端に、水飴の甘い匂いが周囲に広がっていきます。
「うわぁ……」
「甘い匂いニャ……」
「さわこのお菓子作りね」
その匂いに気がついた子供達が一斉にカウンターの方へと集まってきます。
もう、短冊どころではないようですね。
「はいはい、もう少し待ってくださいね」
みんなに笑顔を向ける私。
その間も、ミキサーで攪拌を続けています。
途中でイルチーゴの絞り汁も加えて、さらに攪拌。
いい感じになったところで、出来上がった生クリームを絞り器に入れまして、容器1つ1つに飾り付けしながら生クリームをのせていきます。
最後に、三等分にしたイルチーゴを盛り付けて……
「さ、甘酒とイルチーゴのゼリーが出来ましたよ」
私は、盛り付けが終わった容器をカウンターの上に並べていきました。
「うわぁ、イルチーゴ色にゃ!」
「容器が冷たいのね!」
「うわぁ、イルチーゴのデザート! すごいニャ!」
子供達は歓声をあげながら容器を手にしています。
そんなみんなに、スプーンを配っていく私。
「さ、みんなに行き渡ったかしら?」
「「「は~い!」」」
私の声に、みんな笑顔で元気に返事を返してくれました。
「じゃあ、みんな手を合わせて……いただきます」
「「「いただきま~す!」」」
私が手を胸の前で手を合わせると、子供達も同じように手を合わせまして、元気な声でいただきますの声をあげていきました。
挨拶が終わると、みんな待ちかねたようにスプーンでゼリーをすくって口に運んでいきました。
「んん! 甘~い!」
「すっごく美味しい!」
「冷たくて甘いニャ!」
子供達は、嬉しそうに笑い合いながらゼリーを口に運んでいました。
一口、口に入れては歓声をあげる子供。
一心不乱に食べ続けている子供。
みんなそれぞれの食べ方で、ゼリーを堪能してくれています。
「……あれ?」
その時、私はちょっとした違和感を感じていました。
こうして、新商品をお店に出していると、どこからともなく出現してくるあの方の姿が見えません。
そう言えば、昨日も一昨日も現れなかったんですよね……お隣のツカーサさん……
「さーちゃん、どうかしたのかニャ?」
周囲を見回している私に気がついたベルが、小首をかしげながら尋ねてきました。
「あ、いえ、なんでもないんですよ」
そんなベルに、少し苦笑しながら返事を返した私。
とにもかくにも、今は子供達が喜んでくれていることでよしとしましょう。
◇◇
その夜、居酒屋さわこさんの営業時間。
「そりゃそうだよ~、子供達があんなにいっぱい集まっているところに入っていくほど空気読めない私じゃないわよ~」
お店にお客としていらしたツカーサさんは、そう言いながら笑っておられました。
「じゃあ、気がついてはおられたんですね?」
「そりゃそうよぉ、昨日の和風ドーナツも美味しそうだったしぃ、今日のゼリーもすっごく美味しそうだったじゃないのぉ」
そう言いながら、クッカドウゥドルの串焼きを口に運んでいくツカーサさん。
「へぇ、ツカーサでも気を使うことがあるんだ」
「そりゃそうだよぉ、いつも新作料理を食べさせてもらった時だってちゃんと代金払わせてもらってるじゃない~」
バテアさんの言葉に、笑いながら答えるツカーサさん。
「昨日のドーナツはもうありませんけど、今日のゼリーでしたら1つ残っていますので食べられますか?」
「わ! ほ、ホントさわこ! 食べる食べる、もう絶対食べるぅ!」
私の言葉に、立ちあがって歓喜の声をあげたツカーサさん……なのですが……
「……あ~……や、やっぱり遠慮しようかなぁ~」
そう言いながら、席に座ってしまいました。
「え、ど、どうなさったのです? ツカーサさん?」
「いやぁ……だってさぁ……」
そう言って私の後方を指さすツカーサさん。
その指の先、私の後方へ視線を向けてみますと……そこには、すぐにお出し出来るようにと、魔石冷蔵庫から取り出しておいたゼリーの容器が置かれていたのですが……
「みゅ、みゅ、みゅ……むぐむぐ……」
トルキのミュウが、幼い鳥の姿のまま容器の側に立っていまして、そのくちばしでゼリーを一心不乱に食べているではありませんか。
そういえば、さっきまで肩にのっかっていたミュウが、いつの間にかいなくなっているなぁ、とは思っていたのですが……カウンターの上のソファに戻ったんじゃなかったんですね。
「まぁ、ミュウが美味しそうに食べている姿を肴にして、さわこの美味しい料理を頂くことにするわぁ……とほほぉ」
苦笑しながら、残っていた焼き鳥の串を口に運んでいくツカーサさん。
「あの、明日また作っておきますから」
「うん、すっごく期待しているね~」
そんな会話を交わしている私とツカーサさん。
私の後方では、ミュウが美味しそうにゼリーを食べ続けていました。
ーつづく
それと言うのもですね……
「さーちゃん、今日もみんなで短冊つけていいかニャ?」
お店の中に飛び込んで来たベル。
その後方には、エンジェさんをはじめとしたおチビさんチームに加えて、みんながいつも一緒に遊んでいるトツノコンベの猫集会に参加しているみんながたくさん続いています。
はい、そうなんです。
ベルから短冊のことを聞いた、猫集会のお友達のみんなもですね、
『私も短冊書きたい!』
『ウチもニャワ!』
『アタシも~!』
そう言い出しまして、連日こうして短冊を書きに開店前のお店にやって来ているんです。
そのため、いつもは開店時間がくるまで店内にしまってある竹なのですが、最近はお昼すぎにはお店の外に出しているんです。
「はいはい、今日も好きなだけ書いていってくださいね」
私が笑顔でそう言うと、ベルやみんなは
「「「ありがと~」」」
一斉にお礼を言いながら、ぺこりと頭を下げました。
ちなみにこの猫集会なのですが、昔はこの街で暮らしていた亜人種族の猫人さんだけが集まって遊んでいたことからその名前がついているそうなのですが、いつのまにか猫人さん以外の子供達も参加するようになって今にいたっているそうなんです。
「今日は何書くニャ?」
「今日は何にしようかニャあ」
そんな会話を交わしながら、短冊を前にして考えを巡らせている子供達。
なんでしょう、そんなみんなの姿を見ているとなんだかこちらまで楽しくなってしまいますね。
……そんな中ですが……
一部の子供達が時折私の方へチラチラと視線を向けてきています。
……ふふ、どうやらいつものアレを期待しているようですね。
いえね、せっかくお店にやってきて短冊を書いているんですから、いつもお菓子を出してあげているんです。
どうやら、それが出てくるのを期待して待っているみたいですね。
そんな子供達ににっこり微笑むと、私は厨房へと移動して行きました。
すでに下ごしらえはしてあります。
甘酒と、私の世界のイチゴによく似ているイルチーゴを一緒にしてミキサーで攪拌したものを、軽く一煮立ちさせてアルコール分を飛ばしてからカップに取り分けて冷やしてあります。
ゼラチンも混ぜていますので、良い感じに固まっています。
「さて、では……」
ボールの中に生クリームと水飴を合わせて、手持ち式の電動ハンドミキサーで攪拌していきます。
途端に、水飴の甘い匂いが周囲に広がっていきます。
「うわぁ……」
「甘い匂いニャ……」
「さわこのお菓子作りね」
その匂いに気がついた子供達が一斉にカウンターの方へと集まってきます。
もう、短冊どころではないようですね。
「はいはい、もう少し待ってくださいね」
みんなに笑顔を向ける私。
その間も、ミキサーで攪拌を続けています。
途中でイルチーゴの絞り汁も加えて、さらに攪拌。
いい感じになったところで、出来上がった生クリームを絞り器に入れまして、容器1つ1つに飾り付けしながら生クリームをのせていきます。
最後に、三等分にしたイルチーゴを盛り付けて……
「さ、甘酒とイルチーゴのゼリーが出来ましたよ」
私は、盛り付けが終わった容器をカウンターの上に並べていきました。
「うわぁ、イルチーゴ色にゃ!」
「容器が冷たいのね!」
「うわぁ、イルチーゴのデザート! すごいニャ!」
子供達は歓声をあげながら容器を手にしています。
そんなみんなに、スプーンを配っていく私。
「さ、みんなに行き渡ったかしら?」
「「「は~い!」」」
私の声に、みんな笑顔で元気に返事を返してくれました。
「じゃあ、みんな手を合わせて……いただきます」
「「「いただきま~す!」」」
私が手を胸の前で手を合わせると、子供達も同じように手を合わせまして、元気な声でいただきますの声をあげていきました。
挨拶が終わると、みんな待ちかねたようにスプーンでゼリーをすくって口に運んでいきました。
「んん! 甘~い!」
「すっごく美味しい!」
「冷たくて甘いニャ!」
子供達は、嬉しそうに笑い合いながらゼリーを口に運んでいました。
一口、口に入れては歓声をあげる子供。
一心不乱に食べ続けている子供。
みんなそれぞれの食べ方で、ゼリーを堪能してくれています。
「……あれ?」
その時、私はちょっとした違和感を感じていました。
こうして、新商品をお店に出していると、どこからともなく出現してくるあの方の姿が見えません。
そう言えば、昨日も一昨日も現れなかったんですよね……お隣のツカーサさん……
「さーちゃん、どうかしたのかニャ?」
周囲を見回している私に気がついたベルが、小首をかしげながら尋ねてきました。
「あ、いえ、なんでもないんですよ」
そんなベルに、少し苦笑しながら返事を返した私。
とにもかくにも、今は子供達が喜んでくれていることでよしとしましょう。
◇◇
その夜、居酒屋さわこさんの営業時間。
「そりゃそうだよ~、子供達があんなにいっぱい集まっているところに入っていくほど空気読めない私じゃないわよ~」
お店にお客としていらしたツカーサさんは、そう言いながら笑っておられました。
「じゃあ、気がついてはおられたんですね?」
「そりゃそうよぉ、昨日の和風ドーナツも美味しそうだったしぃ、今日のゼリーもすっごく美味しそうだったじゃないのぉ」
そう言いながら、クッカドウゥドルの串焼きを口に運んでいくツカーサさん。
「へぇ、ツカーサでも気を使うことがあるんだ」
「そりゃそうだよぉ、いつも新作料理を食べさせてもらった時だってちゃんと代金払わせてもらってるじゃない~」
バテアさんの言葉に、笑いながら答えるツカーサさん。
「昨日のドーナツはもうありませんけど、今日のゼリーでしたら1つ残っていますので食べられますか?」
「わ! ほ、ホントさわこ! 食べる食べる、もう絶対食べるぅ!」
私の言葉に、立ちあがって歓喜の声をあげたツカーサさん……なのですが……
「……あ~……や、やっぱり遠慮しようかなぁ~」
そう言いながら、席に座ってしまいました。
「え、ど、どうなさったのです? ツカーサさん?」
「いやぁ……だってさぁ……」
そう言って私の後方を指さすツカーサさん。
その指の先、私の後方へ視線を向けてみますと……そこには、すぐにお出し出来るようにと、魔石冷蔵庫から取り出しておいたゼリーの容器が置かれていたのですが……
「みゅ、みゅ、みゅ……むぐむぐ……」
トルキのミュウが、幼い鳥の姿のまま容器の側に立っていまして、そのくちばしでゼリーを一心不乱に食べているではありませんか。
そういえば、さっきまで肩にのっかっていたミュウが、いつの間にかいなくなっているなぁ、とは思っていたのですが……カウンターの上のソファに戻ったんじゃなかったんですね。
「まぁ、ミュウが美味しそうに食べている姿を肴にして、さわこの美味しい料理を頂くことにするわぁ……とほほぉ」
苦笑しながら、残っていた焼き鳥の串を口に運んでいくツカーサさん。
「あの、明日また作っておきますから」
「うん、すっごく期待しているね~」
そんな会話を交わしている私とツカーサさん。
私の後方では、ミュウが美味しそうにゼリーを食べ続けていました。
ーつづく
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