上 下
9 / 19

ブレイクタイム  登場人物メモ書き集

しおりを挟む
今回はこの物語に登場するキャラクターの
ぼんやりとした設定集です。

既に登場している人物。
これから登場するであろう人物。
ネタバレになるものもあるかもしれないし、
ないかもしれない。
(いやなるか?)

なのでご覧になってもなられなくても
問題ありません。

キャラの設定データを頭の隅に入れながら読むのも
イイかな?と思われる方は是非ご覧くださいませ。




◇◇◇



ハグリット=カロル(18歳)
この物語の主人公。
ベージュブロンドと翡翠色の瞳。
領地を持たない宮廷貴族の娘で、
父親が詐欺に遭い、借金返済のために働く
労働者令嬢。
優しくて穏やかな気性。しかしかなり鈍く、
思い込みの激しい性格。
こう!と思ったら突っ走る猪突猛進型。
身長160センチ


ローラント=オ=レブ=ヴィンセント(18歳)
アッシュブロンドの髪に濃い青の瞳。
ローラント王国第二王子。
感情を表に出すのを禁じられているため
脳内で感情を爆発させている。
10歳の時、ハグリットに一目惚れをして以来、
一途にハグリットを想っている。
この物語一番の不憫キャラ。
(物語のためにも彼にはこれからも不憫道を邁進してもらいます)
身長183センチ


ローラント=オ=ルリエッタ(42歳)
プラチナブロンドの髪に瑠璃色の瞳。
ローラント王国王妃。
ヴィンセントの生母。
元は地方の伯爵家の出身。国王の猛烈な求婚に
根負けして妃となった。
見た目は絶世の美女でありながらも、上に5人も
兄がいた為、性格は男勝り。
身長163センチ


チャーリー=ブラウニー(18歳)
ヴィンセントの側近でもあり、
ハグリットとヴィンセントの幼馴染でもあり友人でもある。
赤毛に緑の目。愛嬌のある性格と見た目で、実は王宮内に“チャーリーを愛でる会”なるものが存在している。
メンバーは会長のハグリット他、侍女たち数名で構成されている。そばかす男子。
身長174センチ


メレイヤ=オズワンド(23歳)
第二王子直属の暗部の一人。
代々隠密を多く排出するオズワンド家出身。
黒髪にアンバーの瞳。
極めて面倒くさがりの性格。
金を貯めていずれ出奔するという野望のため、金が貰えるとなればわりと何でもするという守銭奴。
身長169センチ


リュシル=モロー(17歳)
モロー辺境伯のご令嬢。
ピンクブロンドに紫水晶の瞳。
ローラント貴族の派閥同士のパワーバランスの均衡の為に第二王子の婚約者候補として名を連ねる事になった一人。
(婚約者になれなかった場合には同じ派閥内の
どこぞの令息と婚約を結び直すという、安心安全親切設計。とりあえず候補者に名を連ねる事が大事らしい)
可憐で庇護欲を掻き立てられる見た目とは裏腹に、ガッツリ肉食系の女子である。
婚約者候補に決まり、挨拶に訪れた際にヴィンセントに一目惚れしたのだとか。
かなり頭脳はお粗末なように見受けられるが果たしてその真実は……?
(やはりただのバカだったりして?)
身長156センチ


オディール=ミレイ=エバンス(17歳)
エバンス侯爵家の長女。
ヴィンセントの婚約者候補の一人。
ハグリットとヴィンセントが関係を結ぶ原因になった催淫魔法を仕掛けた張本人。
エバンス家はそれ以外にも黒い噂が多々あるらしい。
今回、王族に魔法を掛けた罪により本来は極刑に処されても良いところを、婚約者候補辞退と王都に注ぎ込む川の水源の水利権を譲る(水源はエバンス侯爵領地に有り)という条件でその事は闇から闇へと葬られた……らしい。
身長163センチ



ーーネタバレ要注意:
ここからはこれから登場する人物ですーー


パトリシア=ヤスミン(16歳)
ローラント王国筆頭公爵家の末娘。
シルバーブロンドにガーネットアイズ。
上の姉は王太子妃で、二人の兄は高等官吏
として王宮勤めをしている。
病弱だったため婚約者は決まっておらず、新薬のおかげで快癒後すぐに結婚適齢期に突入。
ハグリットに負けじ劣らじの思い込み型猪突猛進タイプ。リュシルとは相性最悪。
身長153センチ


ローラント=オ=ロブ=ダニエル(16歳)
ヴィンセントの弟。
ローラント王国第三王子。
暗めのプラチナブロンドに青い瞳。
精通と同時に女漁りが始まったという稀代の女たらし。(まだ16なのに)
下半身のユルさと、いちいち反応が大きいハグリットを揶揄って遊ぶため、ハグリットは彼を毛嫌いしている。
勤勉、努力、誠実の三つの言葉を忌諱している生粋の遊び人。
第三王子だった頃のヴィンセントと同じく婚約者候補は一人だが……。
身長180センチ


ローラント=オ=オブ=ジェイデン(24歳)
ヴィンセントの兄でローラント王国王太子。
国王譲りのブラウンの髪に濃い青の瞳。
正妃が一人と3人の側妃を持つ。
この妃達の所為で後宮は伏魔殿と化しているという……。
パワーバランスのために次々と側妃を娶る事になったのだが、王妃譲りの美形の彼の寵愛を巡っての事態らしい。
彼も感情を表に出すのは是とされてはいないはずだが、飄々としていて感情を隠しているのかそうでないのかの判断が難しいタイプ。
身長185センチ


オデット(22歳)
王太子妃。既に王子を一人生んでいる。
パトリシアの姉。
悋気持ちで苛烈な性格。

アン(20歳)
王太子の側妃。既に王女を一人生んでいる。
野心家。

ドゥラ(21歳)
王太子の側妃。
大雑把で事勿ことなかれ主義。

トロワ(19歳)
王太子の側妃。
甘ったれた性格。男と女の前で態度が変わるタイプ。

デイジー(16歳)
伯爵家の娘。ダニエルの婚約者候補。
ライトブラウンの髪に黒い瞳。
穏やかで大人しく、控えめな性格。
王妃からは可愛がられているが、
ダニエルからはつまらない女と敬遠されている。
ハグリットとは仲良し。
身長160センチ



あとその他諸々出てくることでしょう。
ハグリットのパパ親のカロル伯爵とか?

三人の王子のパパ王は別に出さなくてもいいかな?なんて考えていたり。


……こうやって登場人物を整理して書いて
思ったのですが、既に短編詐欺になりそうな気配……。
でも長編という長さにはならないハズ。

どうぞ最後までお付き合いいただければ
これに勝る喜びはございません。

どうぞよろしくお願いいたします!




















しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

寡黙な貴方は今も彼女を想う

MOMO-tank
恋愛
婚約者以外の女性に夢中になり、婚約者を蔑ろにしたうえ婚約破棄した。 ーーそんな過去を持つ私の旦那様は、今もなお後悔し続け、元婚約者を想っている。 シドニーは王宮で側妃付きの侍女として働く18歳の子爵令嬢。見た目が色っぽいシドニーは文官にしつこくされているところを眼光鋭い年上の騎士に助けられる。その男性とは辺境で騎士として12年、数々の武勲をあげ一代限りの男爵位を授かったクライブ・ノックスだった。二人はこの時を境に会えば挨拶を交わすようになり、いつしか婚約話が持ち上がり結婚する。 言葉少ないながらも彼の優しさに幸せを感じていたある日、クライブの元婚約者で現在は未亡人となった美しく儚げなステラ・コンウォール前伯爵夫人と夜会で再会する。 ※設定はゆるいです。 ※溺愛タグ追加しました。

最悪なお見合いと、執念の再会

当麻月菜
恋愛
伯爵令嬢のリシャーナ・エデュスは学生時代に、隣国の第七王子ガルドシア・フェ・エデュアーレから告白された。 しかし彼は留学期間限定の火遊び相手を求めていただけ。つまり、真剣に悩んだあの頃の自分は黒歴史。抹消したい過去だった。 それから一年後。リシャーナはお見合いをすることになった。 相手はエルディック・アラド。侯爵家の嫡男であり、かつてリシャーナに告白をしたクズ王子のお目付け役で、黒歴史を知るただ一人の人。 最低最悪なお見合い。でも、もう片方は執念の再会ーーの始まり始まり。

【完結】用済みと捨てられたはずの王妃はその愛を知らない

千紫万紅
恋愛
王位継承争いによって誕生した後ろ楯のない無力な少年王の後ろ楯となる為だけに。 公爵令嬢ユーフェミアは僅か10歳にして大国の王妃となった。 そして10年の時が過ぎ、無力な少年王は賢王と呼ばれるまでに成長した。 その為後ろ楯としての価値しかない用済みの王妃は廃妃だと性悪宰相はいう。 「城から追放された挙げ句、幽閉されて監視されて一生を惨めに終えるくらいならば、こんな国……逃げだしてやる!」 と、ユーフェミアは誰にも告げず城から逃げ出した。 だが、城から逃げ出したユーフェミアは真実を知らない。

バイバイ、旦那様。【本編完結済】

ちくわぶ(まるどらむぎ)
恋愛
妻シャノンが屋敷を出て行ったお話。 この作品はフィクションです。 作者独自の世界観です。ご了承ください。 7/31 お話の至らぬところを少し訂正させていただきました。 申し訳ありません。大筋に変更はありません。 8/1 追加話を公開させていただきます。 リクエストしてくださった皆様、ありがとうございます。 調子に乗って書いてしまいました。 この後もちょこちょこ追加話を公開予定です。 甘いです(個人比)。嫌いな方はお避け下さい。 ※この作品は小説家になろうさんでも公開しています。

記憶をなくしたあなたへ

ブラウン
恋愛
記憶をなくしたあなたへ。 私は誓約書通り、あなたとは会うことはありません。 あなたも誓約書通り私たちを探さないでください。 私には愛し合った記憶があるが、あなたにはないという事実。 もう一度信じることができるのか、愛せるのか。 2人の愛を紡いでいく。 本編は6話完結です。 それ以降は番外編で、カイルやその他の子供たちの状況などを投稿していきます

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

【改稿版・完結】その瞳に魅入られて

おもち。
恋愛
「——君を愛してる」 そう悲鳴にも似た心からの叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった—— 幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。 あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは…… 『最初から愛されていなかった』 その事実に心が悲鳴を上げ、目の前が真っ白になった。 私は愛し合っている二人を引き裂く『邪魔者』でしかないのだと、その光景を見ながらひたすら現実を受け入れるしかなかった。  『このまま婚姻を結んでも、私は一生愛されない』  『私も一度でいいから、あんな風に愛されたい』 でも貴族令嬢である立場が、父が、それを許してはくれない。 必死で気持ちに蓋をして、淡々と日々を過ごしていたある日。偶然見つけた一冊の本によって、私の運命は大きく変わっていくのだった。 私も、貴方達のように自分の幸せを求めても許されますか……? ※後半、壊れてる人が登場します。苦手な方はご注意下さい。 ※このお話は私独自の設定もあります、ご了承ください。ご都合主義な場面も多々あるかと思います。 ※『幸せは人それぞれ』と、いうような作品になっています。苦手な方はご注意下さい。 ※こちらの作品は小説家になろう様でも掲載しています。

【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」 そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。 彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・ 産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。 ---- 初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。 終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。 お読みいただきありがとうございます。

処理中です...