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プロローグ・恋人が私の前で違う女性を婚約者だと紹介していたお話、聞きたいですか?
しおりを挟むえ?職を探している理由ですか?
訳あって住んでいた街を出なければならなくなったんですよ。
その街に居られなくなったっていうか居ない方が自分と相手のためというか。
え、するどいですね、そうです……失恋したんです。
わかりますか……?
ん?悲壮感が漂ってる?
そりゃそうですよ、たった五日で全てが変わってしまったんですから。
悲壮感というより疲労感かも……なんちゃってハハ、ハハハ……。(渇)
……聞きます?
私がこの街に来た理由。
恋人が私の前で違う女性を婚約者だと紹介していたお話、聞きたいですか?
ていうか聞いて下さいよ……
本当に青天の霹靂だったんですから……
え?聞いてくれる?
というかむしろ聞きたい?
ありがとうございます。
商業ギルドの職業斡旋ブースってわりと暇なんですね?
あ、ごめんなさい。今ちょっと心がささくれ立っていて余計な事を言ってしまいました。
あ~、比較的暇な時期で暇な時間帯なんですね。
なるほど、理解しました。
じゃあ是非聞いて下さい、
私が恋人だと思っていた彼の元から逃げ去った訳を……。
────────────────────
始まりました新連載。
皆々様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
感想欄は解放しますが、お口が羽より軽い作者がネタバレをしないためにも、ひと言のみという縛りをつけてご返信いたします♡
まとまった時間が取れず、隙間時間で書いておりますので一話一話が短めです。
投稿も小刻みかもしれませんがよろちくびお願いいたします。
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ♡...*゜
とりあえず、明日の朝の更新がございますよ。
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