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覚醒
女神さま
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「なるほど、納得した」
「ひとクラス31人もいるんだ、全員で外に出るといざとなったときに身動きが取りづらい」
クラスメートの橋本カナタが言った
カナタは続けて言う
「5人1組で行動しよう、1人余るからどこかの組に入っておいてくれ」
悪くない提案だ しかし僕は友達が居ない、余りの1人は必然的に僕となるだろう
「僕を欲しい組はないのか?」
こいつら、黙りこけやがって
「皆薄情だな、ハヤト、俺の組に来るといい」
リュウジが言った
こいつは良い奴だ、もし食料に困ったらパンを半分分けてやるとしよう、マーガリンはやらん。
「みんな組は作ったか?準備が出来たなら1組ずつ外に出るぞ」
カナタが言う
カナタの組から順に、僕の組が最後のようだ。
5mはあるのだろうか、巨大で豪勢な扉にカナタが手をかけた時甲高く耳に刺すような女性の声が響いた
「ようこそいらっしゃいましたわ」
続けて女は言う
「ご挨拶が遅れ大変申し訳ないですわ」
「申し遅れましたわ、わたくしこの世界を管理しております、名はアイン・ヴェルベード・ドロシー、女神でありますわ」
女神、なのか?
背丈は150cmにも満たないぞ、この女神
いや、女神というより少女と言った方が相応しいほどだ。
「お膳立ては無しに本題に入らせてもらいますわ」
甲高い声が落ち着き、女神の風格とやらを見せてきた
「皆様がこの地に召喚されたのは他でもない魔王を討伐するためですわ」
「魔王…?!?」
ざわつくクラスメート達
間髪入れずに女神は言う
「さっそく皆様には適性検査を受けてもらいますわ」
適性検査…
きっとあれだろう、ステータスを測定したりスキルを鑑定したり。
俺たちは皆チートスキルを持ってて、桁違いのステータスなんだ、どうせ
「知らない地に来て急に言われても納得できないでしょう、この世界の説明をさせてもらいますわ」
「その前に、適性検査の説明と適性検査をしてもらいますわ」
ふむ、面白くなってきた。
「適性検査の説明をする前に、この世界には 体 力 速 知 防 の基本ステータスと呼ばれるものが存在しますわ、それと別に 気 聖 運 器用さ 魅力 などの特性がありますわ」
「適性検査では基本ステータスを測りますわ」
「適性検査は5人同時に測れるので……あら、もう5人1組になっていますわね、ちょうどいいですわ」
おい、僕を忘れるな。
カナタは言う
「ちょうど良いし、この部屋を出る順番と同じ順番で検査を受けよう」
異論はない クラスメート達も同意見のようだ。
「では、この水晶玉に手をかざして」
……!!!
「ひとクラス31人もいるんだ、全員で外に出るといざとなったときに身動きが取りづらい」
クラスメートの橋本カナタが言った
カナタは続けて言う
「5人1組で行動しよう、1人余るからどこかの組に入っておいてくれ」
悪くない提案だ しかし僕は友達が居ない、余りの1人は必然的に僕となるだろう
「僕を欲しい組はないのか?」
こいつら、黙りこけやがって
「皆薄情だな、ハヤト、俺の組に来るといい」
リュウジが言った
こいつは良い奴だ、もし食料に困ったらパンを半分分けてやるとしよう、マーガリンはやらん。
「みんな組は作ったか?準備が出来たなら1組ずつ外に出るぞ」
カナタが言う
カナタの組から順に、僕の組が最後のようだ。
5mはあるのだろうか、巨大で豪勢な扉にカナタが手をかけた時甲高く耳に刺すような女性の声が響いた
「ようこそいらっしゃいましたわ」
続けて女は言う
「ご挨拶が遅れ大変申し訳ないですわ」
「申し遅れましたわ、わたくしこの世界を管理しております、名はアイン・ヴェルベード・ドロシー、女神でありますわ」
女神、なのか?
背丈は150cmにも満たないぞ、この女神
いや、女神というより少女と言った方が相応しいほどだ。
「お膳立ては無しに本題に入らせてもらいますわ」
甲高い声が落ち着き、女神の風格とやらを見せてきた
「皆様がこの地に召喚されたのは他でもない魔王を討伐するためですわ」
「魔王…?!?」
ざわつくクラスメート達
間髪入れずに女神は言う
「さっそく皆様には適性検査を受けてもらいますわ」
適性検査…
きっとあれだろう、ステータスを測定したりスキルを鑑定したり。
俺たちは皆チートスキルを持ってて、桁違いのステータスなんだ、どうせ
「知らない地に来て急に言われても納得できないでしょう、この世界の説明をさせてもらいますわ」
「その前に、適性検査の説明と適性検査をしてもらいますわ」
ふむ、面白くなってきた。
「適性検査の説明をする前に、この世界には 体 力 速 知 防 の基本ステータスと呼ばれるものが存在しますわ、それと別に 気 聖 運 器用さ 魅力 などの特性がありますわ」
「適性検査では基本ステータスを測りますわ」
「適性検査は5人同時に測れるので……あら、もう5人1組になっていますわね、ちょうどいいですわ」
おい、僕を忘れるな。
カナタは言う
「ちょうど良いし、この部屋を出る順番と同じ順番で検査を受けよう」
異論はない クラスメート達も同意見のようだ。
「では、この水晶玉に手をかざして」
……!!!
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