105 / 172
夏休み後編
第103話 - 狂気
しおりを挟む
「(ノータイムで殺りにいった……!)」
花は瑞希の胸に現れた黒い渦からJESTERが出現した瞬間、仁の躊躇なく距離を詰めた後の無慈悲な一閃に驚倒する。
その一閃は周囲に衝撃を与え、大気を割る。その衝撃的な一撃は静かに音もなく3隻の大型コンテナ船を上下に切断し、切断された船の上部は一瞬浮き上がった後にそのまま一寸のズレもなく静かに落下。一見、元の船のコンテナ船3隻と変わらない状態となった。
一方でJESTERは仁の速攻に反応し、跳躍して躱そうと試みる。その際、JESTERの周囲にも瑞希と同じ黒いドーム状サイクスが展開されている。
––––ヒュンッ
JESTERは完全に躱すことに失敗し、逆さの状態で宙に浮いたまま両腕が切断される。
「(JESTERの反応速度も恐ろしいけど、両腕を切断して一瞬で戦闘不能に追い込んだ!)」
花は仁の一撃の後に起こった風圧を手で顔を覆いながら防御し、戦況を見つめる。
––––ズズズズズ……
「出血していない!?」
両腕を切断されても切り口から出血せずに余裕の表情で笑うJESTERを見て花は違和感を持つ。その直後、切断された右腕が黒いサイクスで少しずつ覆われ始める。それと同時に上空に逃れたJESTERを見つめる仁の背後に黒いサイクスの渦が生じ始める。
その渦の中心から今しがた上空にあった右腕が指を尖らしながら現れ、仁の背を突く。
仁は背後からの攻撃を躱し、瑞希をお姫様抱っこの形で抱きかかえて離脱、黒いサイクスの渦が現れた胸付近と額に手を当て、異常が無いかを確認する。
「(今のところ異常は無いが、みずを中心として展開されているこの黒いサイクスの囲いは消えんな……。奴の超能力であろうことは間違いない)」
仁の背後にあった黒いサイクスの渦はすでに消滅しており、上空の両腕は何事も無かったかのようにJESTERの身体に接続している。JESTERは上空で人差し指をマスクの口元に当てつつ仁に告げる。
「ウフフ。安心してその子にはまだ何もしないわよ」
そのまま後ろの倒れている近藤と手錠と異不錠をかけている町田の方を見る。すると今度は近藤を中心に黒いサイクスのドームが作られ、町田ごと覆う。
「!?」
町田が反応する間もなく目の前にメスを持ったJESTERが現れる。町田は咄嗟に所持していた拳銃を構える。
「あら、この中にいると危ないわよ?」
JESTERがそう告げた瞬間、メスで町田の首を切断する。町田の頭部は切断面から出血することなく真上に跳ねられそのまま留まって浮遊する。一方で残された身体はその場に直立したままである。JESTERは「フフフ」と少し笑いながら頭部を手で掴む。
「な……何だ!? どうなってんだ!?」
身体から切り離された町田は痛みを全く感じておらず、首だけで話している。
「不思議でしょう? 慣れれば切り離された身体も動かせるわよ」
直ぐさま鈴村は気絶している萌と結衣を、同じく気絶している田川と和人、金本を柳が抱えてその場から離れる。ほぼ同時に花も2人についてその場から離れて距離を取った。
「良い判断ね」
柳は隣にいる花にウィンクしながら告げる。JESTERの超能力はサイクスのドーム内で発動することは明らかで、その範囲をどこまで拡張出来るか分からない以上、距離を取る判断を鈴村、柳、花は下した。
仁は瑞希の額に手を当てたままJESTERの方を最大限の警戒を持って凝視する。
「この中では私からいくら刻まれても痛みを感じないし、死なないから安心してね」
JESTERはそう告げると町田の頭部を右手に持ったまま左手で近藤の身体に触れる。JESTERの左手から黒いサイクスが溢れ、近藤の身体が包まれる。完全に覆った後もしばらく近藤の身体に触れ続け、その後、満足そうに声を漏らして笑いながら町田の頭部を宙に投げ、メスを近藤の身体に向けて振り回して切り刻む。
近藤の身体はJESTERの手によって正確に細かく解剖され、それらがドーム内で浮遊する。
JESTERは「あった、あった」と愉快そうに呟いた後に、心臓とそこから伸びる血管 (左右の総頚動脈と椎骨動脈は脳に到達するまでにいくつかに枝分かれする)と脳をそのまま取り出す。
「回収~♡」
その後、抜き出した部分から黒いサイクスの渦が出現して飲み込まれて消失し、代わりに別の心臓、血管、脳が繋がれたものを出現させる。
「それはいらないからそっちで処理ヨロシクね~」
そう言って出現した部位を近藤の解剖された身体が浮遊する中に投げ込む。
「(何て残酷な……気持ちの悪い超能力なの……)」
花はJESTERが再び町田の頭部に近付いていくのを見ながら言葉を失う。
「さっきはこの中なら大丈夫って言ったけど、ここから出たらどうなるか分かる?」
JESTERは町田の頭部を両手で持ちながら尋ねる。それを聞かれた瞬間、町田の表情が一気に恐怖で歪み、「や……やめてくれ!」と叫ぶ。
「フフフ。そんな意地悪しないわよぉ~」
と言って町田を安心させ、町田も少しだけ安堵の表情を見せる。
「うっそ~♡」
そう言ってJESTERは首のない町田の身体を蹴り飛ばし、ドーム外へと吹き飛ばす。
––––ブシュウッ!
首の切断面から勢いよく血が吹き出し、町田の身体は糸の切れた人形のようにドシャッとその場に倒れ込む。同時に町田の悲鳴が響き渡る。
「うわあああああああああ!!!!!」
その様子を見ながら興奮気味にJESTERは町田に声をかける。
「あははははは!!! 痛いでしょう? でもまだこのドーム内にいるからあなたは首だけで生きているのよォ! どんな気持ちィ!? 死を待つだけの無力なあなたは今、どんな気持ちなのぉ!?」
その狂気に満ちた笑いが交じった言葉に町田は涙を流しながら悲鳴を上げる。
しばらく泣き叫んだ後に状況を覆すことは不可能だと悟った町田は静かにJESTERに懇願した。
「もう……殺してくれ……」
その言葉を聞いた瞬間にJESTERはそれまでの笑いをピタリと止め、一気に冷めた口調で告げる。
「面白くないわねぇ。醜く生にしがみつきなさいよ」
JESTERは町田の鼻をツンツンと突つきながらつまらなそうに話す。
「もう少し遊んでみようかしら」
町田の顔の中心から黒いサイクスの渦が出現する。
「!?」
仁は同時に瑞希の顔も黒いサイクスの渦に覆われていくのに気付いた。
––––ズズズズ……
瑞希の頭部は涙で汚れた町田の頭部に変わり、一方、瑞希の頭部はJESTERの両手に包み込まれていた。
「あぁ……」
JESTERはうっとりした声を上げながら着けているマスクを上にずらし、素顔を露わにした。
花は瑞希の胸に現れた黒い渦からJESTERが出現した瞬間、仁の躊躇なく距離を詰めた後の無慈悲な一閃に驚倒する。
その一閃は周囲に衝撃を与え、大気を割る。その衝撃的な一撃は静かに音もなく3隻の大型コンテナ船を上下に切断し、切断された船の上部は一瞬浮き上がった後にそのまま一寸のズレもなく静かに落下。一見、元の船のコンテナ船3隻と変わらない状態となった。
一方でJESTERは仁の速攻に反応し、跳躍して躱そうと試みる。その際、JESTERの周囲にも瑞希と同じ黒いドーム状サイクスが展開されている。
––––ヒュンッ
JESTERは完全に躱すことに失敗し、逆さの状態で宙に浮いたまま両腕が切断される。
「(JESTERの反応速度も恐ろしいけど、両腕を切断して一瞬で戦闘不能に追い込んだ!)」
花は仁の一撃の後に起こった風圧を手で顔を覆いながら防御し、戦況を見つめる。
––––ズズズズズ……
「出血していない!?」
両腕を切断されても切り口から出血せずに余裕の表情で笑うJESTERを見て花は違和感を持つ。その直後、切断された右腕が黒いサイクスで少しずつ覆われ始める。それと同時に上空に逃れたJESTERを見つめる仁の背後に黒いサイクスの渦が生じ始める。
その渦の中心から今しがた上空にあった右腕が指を尖らしながら現れ、仁の背を突く。
仁は背後からの攻撃を躱し、瑞希をお姫様抱っこの形で抱きかかえて離脱、黒いサイクスの渦が現れた胸付近と額に手を当て、異常が無いかを確認する。
「(今のところ異常は無いが、みずを中心として展開されているこの黒いサイクスの囲いは消えんな……。奴の超能力であろうことは間違いない)」
仁の背後にあった黒いサイクスの渦はすでに消滅しており、上空の両腕は何事も無かったかのようにJESTERの身体に接続している。JESTERは上空で人差し指をマスクの口元に当てつつ仁に告げる。
「ウフフ。安心してその子にはまだ何もしないわよ」
そのまま後ろの倒れている近藤と手錠と異不錠をかけている町田の方を見る。すると今度は近藤を中心に黒いサイクスのドームが作られ、町田ごと覆う。
「!?」
町田が反応する間もなく目の前にメスを持ったJESTERが現れる。町田は咄嗟に所持していた拳銃を構える。
「あら、この中にいると危ないわよ?」
JESTERがそう告げた瞬間、メスで町田の首を切断する。町田の頭部は切断面から出血することなく真上に跳ねられそのまま留まって浮遊する。一方で残された身体はその場に直立したままである。JESTERは「フフフ」と少し笑いながら頭部を手で掴む。
「な……何だ!? どうなってんだ!?」
身体から切り離された町田は痛みを全く感じておらず、首だけで話している。
「不思議でしょう? 慣れれば切り離された身体も動かせるわよ」
直ぐさま鈴村は気絶している萌と結衣を、同じく気絶している田川と和人、金本を柳が抱えてその場から離れる。ほぼ同時に花も2人についてその場から離れて距離を取った。
「良い判断ね」
柳は隣にいる花にウィンクしながら告げる。JESTERの超能力はサイクスのドーム内で発動することは明らかで、その範囲をどこまで拡張出来るか分からない以上、距離を取る判断を鈴村、柳、花は下した。
仁は瑞希の額に手を当てたままJESTERの方を最大限の警戒を持って凝視する。
「この中では私からいくら刻まれても痛みを感じないし、死なないから安心してね」
JESTERはそう告げると町田の頭部を右手に持ったまま左手で近藤の身体に触れる。JESTERの左手から黒いサイクスが溢れ、近藤の身体が包まれる。完全に覆った後もしばらく近藤の身体に触れ続け、その後、満足そうに声を漏らして笑いながら町田の頭部を宙に投げ、メスを近藤の身体に向けて振り回して切り刻む。
近藤の身体はJESTERの手によって正確に細かく解剖され、それらがドーム内で浮遊する。
JESTERは「あった、あった」と愉快そうに呟いた後に、心臓とそこから伸びる血管 (左右の総頚動脈と椎骨動脈は脳に到達するまでにいくつかに枝分かれする)と脳をそのまま取り出す。
「回収~♡」
その後、抜き出した部分から黒いサイクスの渦が出現して飲み込まれて消失し、代わりに別の心臓、血管、脳が繋がれたものを出現させる。
「それはいらないからそっちで処理ヨロシクね~」
そう言って出現した部位を近藤の解剖された身体が浮遊する中に投げ込む。
「(何て残酷な……気持ちの悪い超能力なの……)」
花はJESTERが再び町田の頭部に近付いていくのを見ながら言葉を失う。
「さっきはこの中なら大丈夫って言ったけど、ここから出たらどうなるか分かる?」
JESTERは町田の頭部を両手で持ちながら尋ねる。それを聞かれた瞬間、町田の表情が一気に恐怖で歪み、「や……やめてくれ!」と叫ぶ。
「フフフ。そんな意地悪しないわよぉ~」
と言って町田を安心させ、町田も少しだけ安堵の表情を見せる。
「うっそ~♡」
そう言ってJESTERは首のない町田の身体を蹴り飛ばし、ドーム外へと吹き飛ばす。
––––ブシュウッ!
首の切断面から勢いよく血が吹き出し、町田の身体は糸の切れた人形のようにドシャッとその場に倒れ込む。同時に町田の悲鳴が響き渡る。
「うわあああああああああ!!!!!」
その様子を見ながら興奮気味にJESTERは町田に声をかける。
「あははははは!!! 痛いでしょう? でもまだこのドーム内にいるからあなたは首だけで生きているのよォ! どんな気持ちィ!? 死を待つだけの無力なあなたは今、どんな気持ちなのぉ!?」
その狂気に満ちた笑いが交じった言葉に町田は涙を流しながら悲鳴を上げる。
しばらく泣き叫んだ後に状況を覆すことは不可能だと悟った町田は静かにJESTERに懇願した。
「もう……殺してくれ……」
その言葉を聞いた瞬間にJESTERはそれまでの笑いをピタリと止め、一気に冷めた口調で告げる。
「面白くないわねぇ。醜く生にしがみつきなさいよ」
JESTERは町田の鼻をツンツンと突つきながらつまらなそうに話す。
「もう少し遊んでみようかしら」
町田の顔の中心から黒いサイクスの渦が出現する。
「!?」
仁は同時に瑞希の顔も黒いサイクスの渦に覆われていくのに気付いた。
––––ズズズズ……
瑞希の頭部は涙で汚れた町田の頭部に変わり、一方、瑞希の頭部はJESTERの両手に包み込まれていた。
「あぁ……」
JESTERはうっとりした声を上げながら着けているマスクを上にずらし、素顔を露わにした。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる