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暗き地の底から
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これでもか、これでもか、と悪罵をぶつけられ、その動画はよってたかって痛めつけられていた。腫瘍のような出っ張りに大股開きで腰かけ、ガイトは飲みかけのメガギガドリンク片手にまた口を極めた。
「ドールを大切にしろ、モンスターを殺すな、だあ? ごちゃごちゃ言ってんじゃねえよ、このキチガイが!」
空中ディスプレイに唾を飛ばし、こびりついた闇に反響する罵声――喜びあふれるその笑みは、下に置かれたランタンの火でおぞましく隈取られている。聞くに堪えない言葉が文字変換され、シーズァのチャンネルに投げ込まれると、同調コメントが爆発的に連鎖していく。ラルとノラ、シーズァの訴えは、アップされるたびにアンチの集中砲火を浴びていた。このゲームはモンスターを狩るものだ、ドールはしもべだ、と声高になじる圧倒的多数のプレイヤーによって、わずかでも異なる意見はたちまち叩きのめされてしまうのだった。
「分かってんだぞ、お前らの正体! モンレジを潰そうって勢力の手先だろ! いくらで雇われているんだ、この野郎!」
その発言にも多くが同調する。シーズァはラル、ノラとともにゲームを破壊する工作員にされていた。根拠はないにもかかわらず、口汚くののしる誰も疑ってはいなかった。
「何が、命を尊べ、だ! NPCに命なんかあるわけねえだろ! とっとと消えろっ!」
投げつけた言葉にあおられ、競い合うように罵詈雑言が殺到する。誹謗中傷一色のコメント欄を眺め、ガイトは赤ら顔でにやついた。
「お前らには、たっぷり思い知らせてやるからな。さてと、ぼちぼち行くか」
メガギガドリンクを飲み干し、ぽいっ、と空き缶を投げ捨てて、よっこらせ、とガイトは立ち上がった。ランタンを腰にぶら下げ、カメラドローンをスタンバイモードから戻す。かっ、とカメラ撮影用ライトがともって、龍王之刃を背負う、胸で牙製ネックレスがつやめき、虎縞ファーコートが誇らしげな姿をライトアップ――燃え盛るような金髪をかき上げ、ガイトはカメラに向き直った。
「それじゃ、地下洞窟の攻略を再開するぜ。クソ迷わされたが、かなり奥に来ているはず。ゴールはもうじきだろうぜ。応援よろしく! 寄付もじゃんじゃんよろしくなっ!」
すると、チャンネルにエール、寄付がたくさん寄せられる。その界隈では、今やすっかり有名人である。ガイトは機嫌良く龍王之刃を握って、でこぼこした足元を照らしながら進んだ。ここまでに何度もトラップで痛い目に遭っている。それから学んだのは、徒歩で、足元に不審な痕跡がないか確かめながらの方がよい、ということ。巨体であるほど罠を踏みやすくなってしまう。だから、大狼はカプセルに戻してある。地雷によるダメージも腹立たしいが、落とし穴で下の通路に落とされる方が、先を急ぐ身としては頭にくる。
「ちっ、またかよ」
スケルトンの群れが照らし出され、加えて複数のゴーストも飛来――霊体からエネルギーの塊がいくつも直撃したが、輝きを帯びた虎縞ファーコート、レザーシャツとパンツには大した傷は付かなかった。ここまでの強化にかかった磨石の購入費用も、ファンからの多額の寄付でまかなわれている。
「そんなもんが効くかよっ!――」
数倍返しの、やたらデカい火球が炸裂し、ゴーストを残らず焼き尽くしていく。スケルトンの剣をはじき飛ばし、龍王之刃で斬る、というよりもぶっ壊して、あっという間に辺りは骨片だらけ。胸から上を失ったがいこつが前蹴りされ、ばらけながら倒れる。痛みも感情もない、ロボット兵士さながらの群れともなれば、そこらのプレイヤーならわずかな油断が命取りにもなりかねないが、ガイトは力押しで蹴散らし、カメラに向かって余裕たっぷりに笑った。
「まったくうぜえよな。武装、魔法を強化したオレ様にかなうはずもねえのによ。そんじゃまあ、先に進んで――」
目のくらむ閃光、そして衝撃――ガイトは吹っ飛ばされ、岩肌にしたたか体をぶつけた。虎縞ファーコート、レザーシャツは黒焦げ、その下の皮膚は焼けただれている。骨にまでの痛みに顔をゆがめ、金の癒やし水を振りかけるとそれらはたちまち元通りになった。
「不意打ちとは、やることがつくづく汚えな……」
撮影用ライトで照らし出される、王子様系ファッション、金の肩章にボタン、白手袋に赤マント、そして尊大そうな黄金の槍――にらみながら起き上がって、ガイトは紅い目の美青年を、ふふん、と鼻でせせら笑った。
「だからテメエは、クソブスにも嫌われるんだよ」
「人聞きの悪いことはやめてもらおうか」
自身のカメラドローンにライトアップ、斜めの澄まし顔を映させて、真緋呂がノーブルランスの切っ先を相手に向ける。
「今のはただの挨拶だ。あの程度で無様をさらす方が悪いのだよ」
「抜かすな、このきざ野郎っ!――」
火炎といかずちが飛び交い、湾曲した大剣と黄金の槍が火花を散らす。双方のコメント欄では、声援やらあおりやらがあふれかえっている。力押しというスタイルゆえ、巧みな真緋呂にいまだ及ばなかったが、高ランクかつ強化した武器、防具にカバーされて勝負はほぼ互角だった。
「いい加減、ノラを追いかけるのはよせ!――」
そう迫って、黄金の突きが凄絶にひらめく。
「貴様には、あの娘を不幸にすることしかできない!」
「うるせえ、クソ野郎! オレ様の物に手を出すんじゃねえっ!」
思いっきり槍をはじいて、左手から噴き出す猛火――瞬時に出した黄金の盾で防ぎ、右手のノーブルランスがいかずちを帯びる。
「ゲスがっ!」
雷魔法を加えた、槍の一撃――虎縞の上から左肩をえぐられ、飛びのいたガイトにいかずちがたたみかける。
「ちっ! クソ野郎が、よおっ!――」
負けじと火球を返し、いかずちから逃れて――と、その足元がにわかに崩れて、驚き、罵りもろともガイトは落ちていった。落とし穴のトラップを踏んでしまったのだ。ふっ、と息をつき、真緋呂はカメラドローンに大穴をのぞかせた。
「ドールを大切にしろ、モンスターを殺すな、だあ? ごちゃごちゃ言ってんじゃねえよ、このキチガイが!」
空中ディスプレイに唾を飛ばし、こびりついた闇に反響する罵声――喜びあふれるその笑みは、下に置かれたランタンの火でおぞましく隈取られている。聞くに堪えない言葉が文字変換され、シーズァのチャンネルに投げ込まれると、同調コメントが爆発的に連鎖していく。ラルとノラ、シーズァの訴えは、アップされるたびにアンチの集中砲火を浴びていた。このゲームはモンスターを狩るものだ、ドールはしもべだ、と声高になじる圧倒的多数のプレイヤーによって、わずかでも異なる意見はたちまち叩きのめされてしまうのだった。
「分かってんだぞ、お前らの正体! モンレジを潰そうって勢力の手先だろ! いくらで雇われているんだ、この野郎!」
その発言にも多くが同調する。シーズァはラル、ノラとともにゲームを破壊する工作員にされていた。根拠はないにもかかわらず、口汚くののしる誰も疑ってはいなかった。
「何が、命を尊べ、だ! NPCに命なんかあるわけねえだろ! とっとと消えろっ!」
投げつけた言葉にあおられ、競い合うように罵詈雑言が殺到する。誹謗中傷一色のコメント欄を眺め、ガイトは赤ら顔でにやついた。
「お前らには、たっぷり思い知らせてやるからな。さてと、ぼちぼち行くか」
メガギガドリンクを飲み干し、ぽいっ、と空き缶を投げ捨てて、よっこらせ、とガイトは立ち上がった。ランタンを腰にぶら下げ、カメラドローンをスタンバイモードから戻す。かっ、とカメラ撮影用ライトがともって、龍王之刃を背負う、胸で牙製ネックレスがつやめき、虎縞ファーコートが誇らしげな姿をライトアップ――燃え盛るような金髪をかき上げ、ガイトはカメラに向き直った。
「それじゃ、地下洞窟の攻略を再開するぜ。クソ迷わされたが、かなり奥に来ているはず。ゴールはもうじきだろうぜ。応援よろしく! 寄付もじゃんじゃんよろしくなっ!」
すると、チャンネルにエール、寄付がたくさん寄せられる。その界隈では、今やすっかり有名人である。ガイトは機嫌良く龍王之刃を握って、でこぼこした足元を照らしながら進んだ。ここまでに何度もトラップで痛い目に遭っている。それから学んだのは、徒歩で、足元に不審な痕跡がないか確かめながらの方がよい、ということ。巨体であるほど罠を踏みやすくなってしまう。だから、大狼はカプセルに戻してある。地雷によるダメージも腹立たしいが、落とし穴で下の通路に落とされる方が、先を急ぐ身としては頭にくる。
「ちっ、またかよ」
スケルトンの群れが照らし出され、加えて複数のゴーストも飛来――霊体からエネルギーの塊がいくつも直撃したが、輝きを帯びた虎縞ファーコート、レザーシャツとパンツには大した傷は付かなかった。ここまでの強化にかかった磨石の購入費用も、ファンからの多額の寄付でまかなわれている。
「そんなもんが効くかよっ!――」
数倍返しの、やたらデカい火球が炸裂し、ゴーストを残らず焼き尽くしていく。スケルトンの剣をはじき飛ばし、龍王之刃で斬る、というよりもぶっ壊して、あっという間に辺りは骨片だらけ。胸から上を失ったがいこつが前蹴りされ、ばらけながら倒れる。痛みも感情もない、ロボット兵士さながらの群れともなれば、そこらのプレイヤーならわずかな油断が命取りにもなりかねないが、ガイトは力押しで蹴散らし、カメラに向かって余裕たっぷりに笑った。
「まったくうぜえよな。武装、魔法を強化したオレ様にかなうはずもねえのによ。そんじゃまあ、先に進んで――」
目のくらむ閃光、そして衝撃――ガイトは吹っ飛ばされ、岩肌にしたたか体をぶつけた。虎縞ファーコート、レザーシャツは黒焦げ、その下の皮膚は焼けただれている。骨にまでの痛みに顔をゆがめ、金の癒やし水を振りかけるとそれらはたちまち元通りになった。
「不意打ちとは、やることがつくづく汚えな……」
撮影用ライトで照らし出される、王子様系ファッション、金の肩章にボタン、白手袋に赤マント、そして尊大そうな黄金の槍――にらみながら起き上がって、ガイトは紅い目の美青年を、ふふん、と鼻でせせら笑った。
「だからテメエは、クソブスにも嫌われるんだよ」
「人聞きの悪いことはやめてもらおうか」
自身のカメラドローンにライトアップ、斜めの澄まし顔を映させて、真緋呂がノーブルランスの切っ先を相手に向ける。
「今のはただの挨拶だ。あの程度で無様をさらす方が悪いのだよ」
「抜かすな、このきざ野郎っ!――」
火炎といかずちが飛び交い、湾曲した大剣と黄金の槍が火花を散らす。双方のコメント欄では、声援やらあおりやらがあふれかえっている。力押しというスタイルゆえ、巧みな真緋呂にいまだ及ばなかったが、高ランクかつ強化した武器、防具にカバーされて勝負はほぼ互角だった。
「いい加減、ノラを追いかけるのはよせ!――」
そう迫って、黄金の突きが凄絶にひらめく。
「貴様には、あの娘を不幸にすることしかできない!」
「うるせえ、クソ野郎! オレ様の物に手を出すんじゃねえっ!」
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「ゲスがっ!」
雷魔法を加えた、槍の一撃――虎縞の上から左肩をえぐられ、飛びのいたガイトにいかずちがたたみかける。
「ちっ! クソ野郎が、よおっ!――」
負けじと火球を返し、いかずちから逃れて――と、その足元がにわかに崩れて、驚き、罵りもろともガイトは落ちていった。落とし穴のトラップを踏んでしまったのだ。ふっ、と息をつき、真緋呂はカメラドローンに大穴をのぞかせた。
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