2 / 3
一話
しおりを挟む
次の日、保育園が休みの日を狙って僕は一希に連絡を取ることにした。
『久しぶり。同じ町に住んでいたんだな』
『久しぶり、最近引っ越してきたんだ。嫁と離婚してな』
『円満離婚?』
『なわけない。嫁が不倫していたんだ』
き、聞かなきゃ良かった……。
そんなことを思いながら僕はメッセージで『ごめん……』と伝えた。
『大丈夫。気にしてないから』
『そっか、良かった。あ、そうだ。暇なら子ども連れて公園行かないか? 一番上の子が公園に行きたいってさっきから言ってるんだ』
『嗚呼、いいぞ。○○公園で大丈夫か?』
『大丈夫だ。十分後に公園で』
僕はメッセージでそう答えると子どもたちに声を掛けた。
「悠音、雪音。公園に行くよ~」
「こうえんっ……!」
「こーえん!」
長男の悠音は四歳、長女の雪音は一歳になったばかりだ。悠音は本を読むのも好きだが公園で遊ぶのも大好きな子だ。雪音はまだ幼いが音を出すおもちゃが大好きだ。
二人に暖かい格好をさせていざ公園へ!
『久しぶり。同じ町に住んでいたんだな』
『久しぶり、最近引っ越してきたんだ。嫁と離婚してな』
『円満離婚?』
『なわけない。嫁が不倫していたんだ』
き、聞かなきゃ良かった……。
そんなことを思いながら僕はメッセージで『ごめん……』と伝えた。
『大丈夫。気にしてないから』
『そっか、良かった。あ、そうだ。暇なら子ども連れて公園行かないか? 一番上の子が公園に行きたいってさっきから言ってるんだ』
『嗚呼、いいぞ。○○公園で大丈夫か?』
『大丈夫だ。十分後に公園で』
僕はメッセージでそう答えると子どもたちに声を掛けた。
「悠音、雪音。公園に行くよ~」
「こうえんっ……!」
「こーえん!」
長男の悠音は四歳、長女の雪音は一歳になったばかりだ。悠音は本を読むのも好きだが公園で遊ぶのも大好きな子だ。雪音はまだ幼いが音を出すおもちゃが大好きだ。
二人に暖かい格好をさせていざ公園へ!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
16
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる