欠指症のエース

先天性の障がいにより、右手の中指が無い状態でこの世に生を受けた「奈良栄治」

野球一筋の人生を歩んできた父親の雄介は、生まれてくる息子に自らが叶えられなかった「プロ野球選手」への夢を託していただけに妻の妙子と共に落胆し「神様の悪戯」を嘆き悲しんだ。

それでも栄治に野球をやらせたかった雄介は、成長した栄治と何気なくキャッチボールをしていた時にある「異変」に気付く。「そうか~!これが怪我の功名っていうやつか~!」そう叫んだ雄介は、何かを確信したようだった。

欠指症というハンデを逆手に取って、栄治は高速変化球を駆使してエースピッチャーへと成長していく。

ガチンコ青春野球小説。
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