11 / 62
~第一章~
師弟システムを使いましょう!【五】
しおりを挟む
僕は大輔と大輔の彼女、佐藤さんと別れてから家まで自転車をかっ飛ばし帰ってきた。
家に着くと僕は一目散に階段を上がり自室に戻る。
「さてと、では、早速SS装備確定チケットを引きますか」
僕はスマホを取り出し、EIにログインする。
プレゼント画面からチケットを入手し、今度はチケットガチャ画面からガチャをする。
「頼むぜー!槍だったらいいけど、防具でも御の字だぜ!」
僕のキャラ、リョウマはランサーなので槍か鎌しか装備出来ない。つまるところ剣とか杖が出てもランサーである以上、装備は出来ないのだ。
槍出ますように…槍出ますように…
画面が虹色に光る。
激レアGET
そんな文字の後に出てきた絵は…………。
《妖刀 黑珱》
ん?妖刀?
「剣じゃねぇかー!」
思わず一人でツッコミを入れる。
あんなに招待頑張って剣とか………くそぅ。
そんな時にフレンドチャットにチケットが入った。
レイン:ばんわ~!リョウマ
リョウマ:……………………
レイン:ど、どうした!リョウマ?なんかあったのか?
リョウマ:たった今…招待特典のSS装備確定チケット使って爆死したとこだよ…
レイン:あちゃー!槍出なかったのかー、それはご愁傷様で
リョウマ:剣だったよ…
レイン:そっか、まぁ、ソルジャーとかやる場合に使えばいいじゃん、あんまり落ち込むなよ?
リョウマ:あぁ、レインありがとう
レイン:いえいえ
リョウマ:そう言えばEIの公式サイト見たか?またアップデートくるらしいぞ
レイン:あぁ、見た。次はなにがアップデートするのか詳しくは書いてなかったけどな?
この前のアップデートでレベルの上限解放、二次職業の追加、師弟システムとかなり盛り沢山の内容だったから、正直アップデートするところはないんじゃないかと思う。
レイン:リョウマ今、暇か?暇なら一緒にクエストにでも行かないか?
リョウマ:あぁ、いいよ。ならいつもの酒場で集合で!
レイン:了解
僕はレインと待ち合わせるべく、いつもの酒場…王都グラン・カルロリムの酒場に向かうのだった。
暫く酒場で待っていると、ようやく白い軽装備の銀髪のイケメンがやってきた。
レイン:おまたせ!リョウマそう言えばさっきゲットした剣見せてくれよ?
リョウマ:あぁ、ちょっと待ってな
僕は装備ホルダーに先程手に入れた《妖刀 黑珱》をセットする。
レイン:ほほぅ、鞘は赤なんだな、刀身も見せてくれよ
僕は鞘から抜いた。
リョウマ:刀身が黒いな?
レイン:あぁ、てかさこの剣かっこいいな?
リョウマ:だな!ハズレ剣だと思ってたけど、結構気に入ったわ
レイン:そか、良かったな
後で思えば…ガチャで爆死した僕を気遣ってくれたのかなと思う。
二人でそんな会話をしていると…
マーチン:やぁやぁ、二人ともこんばんは
僕らの目の前に黒いローブを来たマーチンさんが立っていた。
レイン:お、マーチン嬢、ばんわ!
リョウマ:マーチンさんこんばんは
レイン:マーチン嬢もクエストいく?久しぶりに三人でいこーぜ!
マーチン:あぁ、行ける!では、行こうかね
リョウマ:あ!ちょっと待って装備が!装備がー!
僕を置いて行く二人に慌てて声をかけるのであった……。
家に着くと僕は一目散に階段を上がり自室に戻る。
「さてと、では、早速SS装備確定チケットを引きますか」
僕はスマホを取り出し、EIにログインする。
プレゼント画面からチケットを入手し、今度はチケットガチャ画面からガチャをする。
「頼むぜー!槍だったらいいけど、防具でも御の字だぜ!」
僕のキャラ、リョウマはランサーなので槍か鎌しか装備出来ない。つまるところ剣とか杖が出てもランサーである以上、装備は出来ないのだ。
槍出ますように…槍出ますように…
画面が虹色に光る。
激レアGET
そんな文字の後に出てきた絵は…………。
《妖刀 黑珱》
ん?妖刀?
「剣じゃねぇかー!」
思わず一人でツッコミを入れる。
あんなに招待頑張って剣とか………くそぅ。
そんな時にフレンドチャットにチケットが入った。
レイン:ばんわ~!リョウマ
リョウマ:……………………
レイン:ど、どうした!リョウマ?なんかあったのか?
リョウマ:たった今…招待特典のSS装備確定チケット使って爆死したとこだよ…
レイン:あちゃー!槍出なかったのかー、それはご愁傷様で
リョウマ:剣だったよ…
レイン:そっか、まぁ、ソルジャーとかやる場合に使えばいいじゃん、あんまり落ち込むなよ?
リョウマ:あぁ、レインありがとう
レイン:いえいえ
リョウマ:そう言えばEIの公式サイト見たか?またアップデートくるらしいぞ
レイン:あぁ、見た。次はなにがアップデートするのか詳しくは書いてなかったけどな?
この前のアップデートでレベルの上限解放、二次職業の追加、師弟システムとかなり盛り沢山の内容だったから、正直アップデートするところはないんじゃないかと思う。
レイン:リョウマ今、暇か?暇なら一緒にクエストにでも行かないか?
リョウマ:あぁ、いいよ。ならいつもの酒場で集合で!
レイン:了解
僕はレインと待ち合わせるべく、いつもの酒場…王都グラン・カルロリムの酒場に向かうのだった。
暫く酒場で待っていると、ようやく白い軽装備の銀髪のイケメンがやってきた。
レイン:おまたせ!リョウマそう言えばさっきゲットした剣見せてくれよ?
リョウマ:あぁ、ちょっと待ってな
僕は装備ホルダーに先程手に入れた《妖刀 黑珱》をセットする。
レイン:ほほぅ、鞘は赤なんだな、刀身も見せてくれよ
僕は鞘から抜いた。
リョウマ:刀身が黒いな?
レイン:あぁ、てかさこの剣かっこいいな?
リョウマ:だな!ハズレ剣だと思ってたけど、結構気に入ったわ
レイン:そか、良かったな
後で思えば…ガチャで爆死した僕を気遣ってくれたのかなと思う。
二人でそんな会話をしていると…
マーチン:やぁやぁ、二人ともこんばんは
僕らの目の前に黒いローブを来たマーチンさんが立っていた。
レイン:お、マーチン嬢、ばんわ!
リョウマ:マーチンさんこんばんは
レイン:マーチン嬢もクエストいく?久しぶりに三人でいこーぜ!
マーチン:あぁ、行ける!では、行こうかね
リョウマ:あ!ちょっと待って装備が!装備がー!
僕を置いて行く二人に慌てて声をかけるのであった……。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる